コラム詳細

SalesforceとAPI連携できる おすすめのAppExchange9選(前編)【セラクCCC推薦】

2023年04月13日

  • Salesforce
  • 使い方

はじめに

Salesforceは、AppExchangeアプリなどの外部のツールとAPI連携することで、データの集約、生産性の向上など、さらなる業務の効率化を実現できます。この記事では、AppExchangeアプリの中で、セラクCCCのカスタマーサクセス部門で対応している中の、おすすめアプリを9つピックアップし、前編・後編に分けてご紹介します。

 

セラクCCCのカスタマーサクセス部門で対応している、おすすめのアプリ9選

この記事では、前編として【販売管理】系と、【ダッシュボード】系のAppExchangeアプリをご紹介します。
次の後編の記事では、【便利機能】【IT運用管理】【名刺管理】で役立つAppExchangeアプリをご紹介します。

 

【販売管理】系アプリ

(1)SVF Cloud for Salesforce(帳票作成)
SVF Cloud for Salesforceは請求書、見積書、納品書をはじめ様々な帳票をより美しく、緻密に設計し、出力できるアプリケーションです。今まで使っていた帳票をPDFで取り込み、これまでのフォーマットを活かしながら、各セクションや利用用途に合わせたオリジナルの帳票を作成できます。専用の無料アドオン機能を活用して、Excel上でSalesforceの帳票を設計することも可能です。
帳票の作成はミリ単位での微調整が重要です。また1レコードでのプレビュー回数や、帳票出力するごとにポイントを消費するため、あらかじめ年間の帳票出力枚数を想定したプランの選定が必要です。セラクCCCではお客様のニーズに合わせた帳票の設計、細かな印刷設定や導入などを支援しています。

 

(2)Smart Report Meister(帳票作成)
Smart Report Meisterはシンプルな帳票作成、出力を簡単に行うことができます。Salesforce内で完結できるネイティブアプリケーションのため、外部サーバとの連携は不要です。
Smart Report Meisterの操作はいたってシンプル。初期設定→レイアウト作成→出力設定というわずか3ステップの作業でSalesforceのデータ項目をドラッグ・ドロップで簡単に配置でき、プログラミングの知識がなくてもユーザ自ら帳票を作成できます。SVF Cloud for Salesforceと同様にSalesforceのデータと帳票をマッピングして出力することが可能です。デザイン調整や項目のリレーションが少ないため、作り込みたいならSVF Cloud for Salesforce、コストを抑えて簡単に使いたいならSmart Report Meisterと、業務、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。セラクCCCでは、Salesforceのデータとのマッピングやデザイン調整など、お客様のニーズに合わせた帳票の設計を支援しています。

 

(3)freee for Salesforce(会計ソフト連携)
freeeとは中規模法人から個人事業主まで、幅広く利用されているクラウド会計ソフトです。
freee for Salesforceはfreeeの会計情報とSalesforceの顧客情報を連携できます。請求書や支払先の情報が自動連携されるため、営業部門と経理部門が、リアルタイムで状況を把握できるようになります。
例えば、Salesforceの営業情報(商談状況)をfreeeと連携することで、クライアントの入金確認や入出金の仕分け入力もSalesforce上で簡単に作業できます。逆にfreee上でもSalesforce内の顧客情報に対して見積書や請求書を作成することも可能です。また、freeeのP/L(損益計算書)をSalesforceのダッシュボードで表示させ、経営の状況を可視化することも可能です。その結果、営業担当が経理に確認するフローが省け、業務効率化に役立つアプリケーションです。セラクCCCでは、freeeとSalesforceがスムーズに連携できるよう、設計、設定をサポートしています。

 

【ダッシュボード】系アプリ

(4)今日から使えるサクセスダッシュボードLightning Experience版
今日から使えるサクセスダッシュボードは、AppExchangeから無料でインストールできるアプリケーションです。汎用性の高い12種類のダッシュボードと164個のレポートが使える他、8つのカスタム項目、ワークフロールールとワークフロー項目自動更新がパッケージされています。ダッシュボードをゼロから全て作成しなくても、ログイン状況確認、データ蓄積、入力状況、Chatterのコメント、投稿数、コメント状況確認、ランキングなど、導入初期に確認したい指標が簡単に取得できるようになっています。
また、営業支援を主用途としたダッシュボードが充実しているのもこのアプリの特徴の一つです。商談マネジメント、活動マネジメント、異常値確認、顧客分析などで構成されており、分析や業務改善を効率的に行うことができます。多少カスタマイズする必要がありますが、その名の通り、インストールしてからすぐに、ダッシュボードを使い始めることができます。
セラクCCCでは、ご要望をヒアリングし、お客様にあったカスタマイズの提案をしています。

 

(5)MotionBoard Cloud for Salesforce
MotionBoard Cloud for SalesforceはSalesforceのデータをより分かりやすく、思い通りにビジュアル化できます。ダッシュボードやレポートで表現が難しいオブジェクト表を作成したり、違う軸のグラフを一つにまとめるときに便利で、ダッシュボードの進化版ともいえるアプリケーションです。わかりやすさを追求したUIとニーズの多い業務・業種向けのテンプレートが豊富に用意されているので、データの扱いに慣れていない人でも利用しやすいのが特徴です。
データの表現・可視化機能に優れ、社内に散在するデータを1つにまとめられるので、効率的なレポート作成が可能です。セラクCCCでは、レポートの項目設計からデータの精査、分析を支援しています。

 

まとめ

Salesforceの標準機能にAppExchangeアプリを導入することで、優れた機能がさらに強化され、業務の向上に繋げることができます。今やSalesforce単体でのみ使用するというのはレアケースともいえます。どのアプリを導入するかは、現状の課題を調査し、標準機能で解決できないか検討した上で決定する必要があります。まずはSandboxに必要なAppExchangeアプリをインストールし、要件に合っているか、導入して課題がクリアになるかを検証したうえで、業務効率化に役立つアプリ導入をご検討ください。
セラクCCCでは、300名(23年5月時点)を超える専門コンサルタントがSalesforceの定着・活用推進におけるカスタマーサクセスパートナーとして支援しております。AppExchange導入支援も数多く実績があり、お客様のご要望に合わせたツールの選定や、機能の設定、検証、レクチャーを行っております。お客様の業務課題に合わせたアプリ導入を、セラクCCCのカスタマーサクセスチームがサポートいたします。

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