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プログラミング入門初心者向けレベルからの学習ガイド

2020年01月28日
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はじめに

2020年から学校教育においてプログラミングが必修科目になるなど、ITの知識が基礎学力となる時代になりました。今までITとは関係がなかった業界もITを組み入れることを避けられなくなっており、プログラミングは、現在の私たちの暮らしに密接に関わっていると言えます。ITは今後もますます生活の中に浸透し、パソコンを立ち上げていなくともインターネット接続し、モニタリングや自動運転可能な家電や電子機器も増えてきています。

時代の流れを受けてプログラミングを学ぼうと考える人もいるのではないでしょうか。今回は、そんなプログラミング初心者に向けて主にWeb領域のプログラミング学習法を紹介していきます。

プログラミング入門

プログラミング入門

まずは、プログラミングの概要やプログラミングを始める上で必要となる知識などを解説していきます。また、プログラミングを学ぶことによってどのようなことができるようになるのか、どのような職につけるようになるのかも紹介していきますので、合わせて参考にしてくださいね。

プログラミングとは

プログラミングは、人間が意図したようにコンピューターを動かすために、コンピューターが理解できる言語で指示を出すことです。ソフトウェアは、場合によってアプリケーションやプログラムと呼ばれることもあります。

コンピューターに指示を出すには、人間の使う言語を、コンピューターが理解できる「機械語」と呼ばれる言語に変換しなくてはなりません。そこで必要となるのが「プログラミング言語」です。
プログラミング言語は、人間の言語をコンピューターが理解できるように変換する役割を担っています。プログラミング言語は、現在200以上の種類があり、人間のニーズによって新しいものが生まれているのです。プログラミング言語は、正確にコンピューターに指示を伝えるために、規則的でシンプルな文法で構成されています。

ここでは主にWeb領域について説明します。Webのプログラミング言語は「フロントエンド言語」と「サーバーサイド言語」という2つのカテゴリーに分けられます。まずはフロントエンド言語について紹介していきましょう。

フロントエンド言語とは

フロントエンド言語は、Webサイト上の表面的な部分、すなわちユーザーが見たり使ったりする部分を作成するのに使われるプログラミング言語です。フロントエンド言語に分類されるのは次の3つです。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

HTMLは、Webページに表示される要素について書き出すプログラミング言語です。この場合の要素は、文字や画像などはもちろん、リンクや見出しなどのWebサイトの基礎のようなものを指します。HTMLは、Webページを自由にプログラミングしたいなら必須とも言えるプログラミング言語です。HTMLだけでもWebサイトとしての機能は果たしていますが、これだけでは文字だけの質素なサイトになってしまいます。

そこで登場するのがCSSです。CSSは、HTMLで書き出した要素にデザインやスタイルを加えていくために使用するプログラミング言語です。文字や背景のデザインやカラー、レイアウトなどの設定などを担っています。このCSSを追加することによって、サイトの見やすさは格段に上がり、ユーザーにとっても使いやすくなります。

JavaScriptは、Webサイト上での複雑な機能を動かすためのプログラミング言語です。
Webサイトを見ているときに、表示された広告の画像がコロコロと切り替わっていくのを見たことがあるのではないでしょうか?そのような人の目を惹く仕掛けを作るほか、ユーザーの利便性を高めるために使われているのがJavaScriptです。

この3つのフロントエンド言語は、自分で作ったコードがWeb上でどのように表示されているのかをすぐに目で見て確認できることから、初心者の方でも学びやすい言語となっています。

サーバーサイド言語とは

次に、サーバーサイド言語について紹介していきましょう。サーバーサイド言語は、サービスを提供するサーバー側で動くシステムを支えています。代表的なものが次の4つです。

サーバーサイドのプログラミング言語

  • Ruby
  • Python
  • PHP
  • Java

この4つの他にも様々な言語があります。プログラミング言語はそれぞれに異なった需要や将来性、習得のしやすさがあります。プログラミング言語によって、実現したい動作に対する記述の仕方や動きが変わります。プログラミングを学ぼうと考えている人は、自分がプログラミングを習得してからやりたいことをもとに、どの言語を学ぶのかを決めると良いでしょう。

学ぶことのメリット

プログラミングを学ぶことで、一体どのようなメリットがあるのか気になりますよね。プログラミングの知識を習得していれば、今後の人材としての価値も上がることでしょう。プログラミングを学ぶメリットは次の5つです。

  • 自分の人材としての市場価値が上がる
  • 高収入を狙うことができる
  • 場所を選ばずに仕事ができる
  • 自分の好きな時間に仕事ができる
  • 副業として取り組めるようになる

自分の人材としての市場価値が上がる

現在、IT技術は進歩していますが、エンジニア不足が深刻だと叫ばれています。就職・転職の際に、プログラミングの技術を持っていることをアピールできれば、人材としての価値は高まります。
エンジニアが不足している今だからこそプログラミングを学ぶことは、自分の価値を高めるチャンスになるのです。

高収入を狙うことができる

習得するプログラミング言語によって年収も変動します。種類によっては、高収入を狙えることもあるでしょう。これも、エンジニアの人材不足が大きく関わっています。需要に対してエンジニアが少ないので、多くの報酬を出してでもエンジニアを確保したいという企業が増えていることが、高収入を狙える要因と言えるでしょう。

場所を選ばずに仕事ができる

プログラミングは、パソコンさえあれば作業ができるので、在宅ワークやリモートワークとしても取り組むことができます。雇用形態や各企業の制度によって違いますが、プログラミングの仕事自体は場所を問わず対応することができます。働き方を選ぶことでオフィスに縛られることなく仕事をすることも可能です。

自分の好きな時間に仕事ができる

場所と同じく、仕事をする時間も自分で決められるようになる可能性があります。高評価を得られるプログラマーは目的としていた成果物を高いクオリティーで納品することができる人です。更に短時間で無駄なく、バグがないプログラミングができると評価が高まります。まずはスキルを磨き、多くの企業から求められる人材になりましょう。そうすることで、エンジニアの確保のために、フレックス制や、出勤日の融通など自分の希望通りに働くことを許可してくれる企業もありますし、フリーランスとして働くことで好きな時間に仕事をすることも可能となります。

副業として取り組めるようになる

プログラミングを習得することで、本業以外にも副業として取り組み、収入を増やすことができます。ITエンジニアは慢性的な人材不足のため、仕事を依頼できる人材を探している企業はたくさんあります。そうしたニーズに対応することでより多くの経験を積み、本業に経験値を還元することも可能です。

プログラミングは難しい?

「プログラミングは難しいのでは?」と言う考えを持つ方も多いと思います。難しいと感じる理由としては、「英数字が羅列されていて複雑に見える」というものや、「そもそも、どのプログラミング言語を学べばいいのかわからない」という意見があります。どのプログラミング言語を学ぶのかは、自分がプログラミングで何をしたいかによって決めるのが一番良いです。

例えば、写真や絵を共有するWebサイトを作ってみたいと言う方は、HTMLとCSSを学ぶのが良いですね。そのサイトから写真や絵を購入できるようにしたいという方は、JavaScriptを追加で学ぶと良いでしょう。
スマホアプリを作ってみたいと言う方には、RubyやJavaなどを学ぶことをおすすめします。
このように、どのプログラミング言語を学ぶか決めるときは、まず学んだ後どのように活かしたいか目的を明確にしてみましょう。

プログラミングが難しいと感じるのには、「複雑で、専門知識がないとできない」というイメージが大きく影響しているように思います。誰もが最初は初めてですし、一つ一つ学んでコードを書き、経験を積むことが需要です。エラーの起こりづらいプログラミングをする方法や短時間で処理が完結する方法など、できることが増えていくと学ぶことも楽しくなります。習得すればするほど給料や仕事の面白さに返ってくることが実感できるでしょう。知識は、何度も挑戦していくうちに身についてきます。

プログラミング言語を学びたいけど、どれを学べばいいかわからないこともあるでしょう。こんな方のためにプログラミング言語の選び方や学習すべきおすすめプログラム言語ランキングなど詳しくはこちらのプログラミング言語の選び方と今学習すべきおすすめ言語ランキング【最新】の記事を参考にしてみてください。

おすすめの学習方法

おすすめの学習方法

プログラミングを勉強したい人が増えるに従って、サポートするサービスも充実してきています。プログラミング学習を無料で提供しているサイトなどが増え、誰でも簡単に学べるような時代になりました。
ここからは、おすすめのプログラミング学習法を紹介していきます。

独学で学ぶ

自分の空き時間に独学でプログラミングを学びたいと考えている方は、まずはプログラミング学習サイトを利用するか、本を読んで勉強する方法がおすすめです。

現在は、無料で利用できるプログラミング学習サイトも増えてきています。プロのエンジニアの方が、動画などを使ってレクチャーしてくれるので、初心者の方でも取り組みやすいです。

無料サイトで学ぶ

無料で利用できるプログラミング学習サイトを2つ紹介します。

1.Progate

Progate

Progateは、プログラミングのための環境構築をする必要はないので、準備をしなくてもプログラミングが学べるサイトです。基礎知識の部分は無料で利用できるので、初心者が独学で学ぶには、まずProgateを使うことをおすすめします。ちなみにProgateには月額980円の有料プランもあり、加入すればさらに実践的な内容の学習ができます。

2.ドットインストール

ドットインストール

ドットインストールは、動画を教材にしてプログラミング学習を進めていくサイトです。
Progateと同じく、基礎知識の項目は無料で利用することができます。また、有料プランも用意されており、全ての教材が解放されるとともに、Webアプリケーションの作り方を学べるようになります。
プログラミングの環境を構築する必要があるので、実践に近い状態でプログラミングを学ぶことができます。

本で学ぶ

本には、プログラミングの総合的な知識や、各分野に特化した知識をまとめたものが多くあります。自分の学びたいプログラミング言語についてまとめた本や、コードを書くコツについて書かれた本など、自分の目的や弱点に合わせた本選びをしてみましょう。プログラミング学習におすすめの本をいくつか紹介します。

『エンジニアの成長戦略』

エンジニアの成長戦略

匠習作 著

エンジニア初心者におすすめできる本です。
これからエンジニアとしてどのように成長していくか、どのように生き残っていくかといった情報が書かれています。

『インフラエンジニアの教科書』

インフラエンジニアの教科書

佐野裕 著

インフラエンジニアを目指す方にはおすすめの本です。
LINE社に所属している現役のインフラエンジニアが、ITインフラの基礎から運用まで幅広く解説している本です。

インフラとは、インフラストラクチャーの略で、ITにおけるインフラは、パソコンやサーバーなど、情報システムを運用するための土台となる設備などのことを言います。

『デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本』

デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本

技術評論社

タイトルの通り、HTMLやCSSをこれから始めようと考えている方に向けた本です。コードの入力の方法や手順などが丁寧に解説されています。Webページを一から作成したいと考えている人はこの本を読んでみましょう。

『たのしい開発 スタートアップRuby』

たのしい開発 スタートアップRuby

技術評論社

RubyとRuby on Railsの使い方や学び方が書かれた本です。初心者として初めてRubyを学ぶ人はもちろん、ある程度Rubyを使える人が、さらにレベルアップをさせたいというときにも役に立つ内容も書かれているので、Rubyを使う人は読んでおきたい一冊です。

『Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』

Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

森巧尚 著

Pythonを学ぶのにはぴったりの本です。イラストを交えた分かりやすい解説がされているので、実際にパソコンを動かしながら読むことをおすすめします。

『PHPの絵本』

(株)アンク

PHPを学ぶ上で、初心者がつまづきやすい部分をわかりやすく解説しています。イラストがあることによって、文章のみでの解説にある難しさやとっつきにくさが、取り払われています。PHPの入門編としてはぴったりの一冊です。

『スッキリわかるJava入門 第2版』

スッキリわかるJava入門 第2版

中山清喬・国本大悟 著

エンジニアの勉強本として利用されているシリーズのJava編です。初心者向けに書かれており、Javaのコンセプトなどがしっかり理解できる内容です。

『本気で始めるiPhoneアプリ作り』

本気で始めるiPhoneアプリ作り

西磨翁 著

iOSアプリ開発に強い言語であるSwiftの入門書です。Swiftでアプリを開発するためのエディターであるXcodeのインストールから操作方法、コードの文法など、必要な情報を網羅した本です。

講座で学ぶ

プログラミングを学ぶには、プログラミングスクールに通って講座を受けるという方法もあります。エンジニア志望で転職を考えている方は、講座を受講して本格的に学んだ方が良いでしょう。転職に成功すれば、受講料が無料になるスクールも存在します。ただし、受講条件が設けられているところがほとんどですので、スクールを受講する前には、無料の説明会などに参加しておきましょう。それでは、おすすめのプログラミングスクールを10個紹介していきます。

侍エンジニア塾

侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は、オンラインかつマンツーマンでの講座を受けることができるプログラミングスクールです。有料ですが、それぞれの目的に合わせてオリジナルでコースを組み立てることができ、しっかりとプログラミングを身に付けることができます。

無料PHPスクール

無料PHPスクール

無料PHPスクールは、授業初日に7万円~10万円の預かり金を支払う必要がありますが、転職成功時に返還されるので、実質無料で受けられるプログラミングスクールです。PHPを専門に学びたいという方におすすめのスクールです。

ポテパンキャンプ

ポテパンキャンプ

ポテパンキャンプは、Ruby on Railsに特化したプログラミングスクールです。10万円~30万円で受講でき、転職に成功すると全額キャッシュバックされます。キャッシュバックされる選抜クラスは、完全初心者というよりは、プログラミングの基礎をある程度学んだ人に向けたクラスです。

テクトレ

完全無料のプログラミングスクール「テクトレ」はコンピューターの基礎からIT業界への転職ノウハウを教えてくれるITスクールです。一部上場のIT企業が親会社として運営していることから、企業が求めている人材像を把握したうえで、必要な学びを提供してくれます。
事前の知識は必要なく、完全初心者におすすめのスクールです。

様々な学習方法を紹介してきましたが、東京の新宿で無料スクールを開催されている所もありますので、ぜひ受講していただき、自身の可能性を拓くと良いでしょう。詳しくはこちらの無料でプログラミングを学べる新宿のスクールについての記事を参考にしてみてください。

まとめ

プログラミングを学ぼうと考えている初心者の方に向けた、プログラミング学習法などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。プログラミングを学ぶには、自分の目標を立ててから取り組むことをおすすめします。

プログラミングができるエンジニアは、この先も重宝されることは間違い無いでしょう。独学で学ぶもよし、講座を受けるのもよし、自分に合った学び方でプログラミングを習得して、自分のキャリアを上げるチャンスを掴みましょう。

最後のチェックポイント

  • プログラミングはコンピューターを動かすための指示
  • 目的に合わせたプログラミング言語を選ぼう
  • プログラミングは挑戦を続けるのが大事
  • 無料で学べるサイトを活用しよう
  • 本格的に学びたいならスクールの受講がおすすめ
update2025
何が起こるかわからない。
あらゆる予測は覆る。
私たちはそれを思い知った。
じゃあこれからどう生きるか。
セラクは、チャレンジを選ぶ。
まず見据えるのは5年後。
見えないからこそ、
自ら突き進む強さを。
読めないからこそ、
荒波を超える柔軟さを。
未来を変えられるのは
今の自分だけだから。
2025年を、アップデートしよう。
ここから。