システムエンジニア – ルートテック|ビジネスライフとキャリアを応援する情報メディア https://www.seraku.co.jp/tectec-note Mon, 02 Sep 2024 07:23:18 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.9 システムエンジニアとプログラマーの違いについて徹底解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/difference_seandprogrammer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/difference_seandprogrammer/#respond Fri, 28 Jul 2023 06:57:38 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=17972 はじめに

IT業界における業種に「システムエンジニア」と「プログラマー」があります。パッと業種名を聞いて、同じ職業なのでは……? と疑問視される方も多いのではないでしょうか。システムエンジニアとプログラマーは似て非なるものなのか? について、それぞれの違いとともに職業としての将来性などを理解していくことで、就職における道標になれば幸いです。

システムエンジニアとプログラマーの違いとは?

それぞれ一言で大きく言い表すと、システムエンジニアは「システム開発を含む開発工程全体に携わる」ことでプログラマーは「プログラミング言語を使ってシステム開発を行う」という違いでしょう。双方がタッグを組むことによって、初めてひとつの成果物が完成すると言っても過言ではありません。では、システムエンジニアとプログラマーの根本的な違いについて見ていきましょう。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(略称:SE)の役割は、クライアントの要望をヒアリングし、開発するための仕様書を作成するなど、システム開発を含む開発工程全体に携わることです。「システムエンジニア」という総称は和製英語であり、海外ではシステム工学の専門的なことを指すため、日本でいうシステムエンジニアとはまったく別の意味を持ちます。

プログラマー(PG)

プログラマー(略称:PG)の役割は、システムエンジニアが作成した仕様書をもとに「プログラム言語」で具現化することです。分かりやすく言えば、わたしたちの身近にあるLINEやInstagram、YouTubeなどといったスマホアプリの作動はさまざまなプログラミングによって動作しているのです。

ソフトウェアエンジニアとは違うの?

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの違いについて、それぞれソフトウェア開発に関わる点では共通します。ソフトウェアエンジニアもプログラマーと変わりはありませんが、“ソフトウェア”に限定されており、各種機器のアプリケーションなどを制御するソフトウェアにおける設計から開発までの工程を担当します。つまり、プログラマーはあくまでもプログラム(コード)を書くことが専門としており、ソフトウェア開発における工程の一つであると言えます。

それぞれの仕事内容って?

同一視されやすいシステムエンジニアとプログラマーの仕事内容には明確な違いがあります。仕様書作成など、システム開発を含む開発工程全体に携わる工程が「システムエンジニア」の仕事であるのに対し、プログラミング言語を使ってシステム開発を行う工程が「プログラマー」の仕事です。それぞれの仕事内容を理解することで、自分に合うかどうか自己分析に役立てていきましょう。

システム開発工程のイメージ図

システムエンジニアの場合

システムエンジニアは、要件定義から始まり、詳細設計までの流れを担います。つまりシステムにおける開発の一切に携わる仕事です。企業によってはプログラマー関連の仕事を兼任する場合もあります。

 1.要求分析・要件定義

クライアントの業務における環境や要望をヒアリングし、それをもとに予算に合わせた内容を調整して、開発期間とともにシステム開発に必要な範囲などの要件を決定します。

2.基本(外部)設計

上記の要件定義をもとに設計をどのような仕様にするかについて検討し、機能および構成を設計します。

3.詳細(内部)設計

基本(外部)設計で決めた機能や構成を実装するための工程です。プログラマーに引き継ぐため、機能仕様書やデータフロー図といった専門的な設計書を作成します。

プログラマーの場合

プログラマーは、開発から結合テストまでの流れを担います。仕様書をもとにシステムが作動するために具現化することが仕事です。プログラミングがうまく組めない場合、システムエンジニアと連携してシステム上のバグを見つけながら修正することがあります。

1.開発

仕様書をもとにプログラム言語でプログラミングし、開発していきます。使われる言語は主にJava、C言語、PHP、HTML/CSS、Rubyなどがあります。システムの種類によってプログラム言語が使い分けられるので、高度な知識を必要とするのです。

 2.単体テスト

単体テストは別名で「UT工程(Unit Test)」と呼ばれています。開発の工程で構成したメソッドや関数など、個々の小さな単位ごとのプログラムが正常に作動できているかどうかを確認するための工程です。

3.結合テスト

結合テストは別名で「CT工程(Combined Test)」と呼ばれています。複数のモジュール(単位)を組み合わせて行うテストのことを言います。単体テストで確認したシステム同士を組み合わせて、実際に動作するかをチェックする工程です。

気になる将来性(キャリアパス)は?

両方の気になるキャリアパスについて違いとともにどのような職種なのかを理解していくことで、自分の将来に対するビジョンを描けるでしょう。以下で詳しく説明しますので、見ていきましょう。

システムエンジニアの場合

マネジメント系や専門とするスペシャリストを目指す選択肢があります。IT技術は常にアップデートされていくため、高い目標とともに新技術への学習意欲がある人に適しています。
とくに、責任感のあるプロジェクトを総括するための能力が必要になるでしょう。システムエンジニアからのキャリアパスの例として以下の3つが挙げられます。

1.プロジェクトリーダー

「プロジェクトリーダー」はシステム開発における現場責任者とも言える立ち位置にあります。チームメンバーをまとめたり、急なトラブルに対するフォローをしたりと現場で作業するチームメンバーを管理します。常にリーダーシップや人間性の高さが問われる職種です。

2.プロジェクトマネージャー

「プロジェクトマネージャー」はシステム開発におけるプロジェクト全体の進行管理や予算から納期までの一切の責任を負います。チームを上手に率いるためのリーダーシップやトラブルへの問題解決能力が問われる職種です。

3.ITアーキテクト

「ITアーキテクト」はシステムの骨格を構造するシステム開発にとって、なくてはならない職種です。企業における経営戦略やビジネスプロセスをベースとしたITシステムの設計や構築などの役割を担います。検討・提案、仕組みから運用、保守要件までの仕事を高度な能力で作業します。通称「ITの建築家」とも言える立ち位置です。

プログラマーの場合

プログラミング能力を活かして、プログラマーからシステムエンジニアへの道を選択する人もいるようです。システム開発に携わるには、マネジメント業務に必要なコミュニケーション能力を必要とするでしょう。とくに人と関わるのが好きな人に適していると言えます。プログラマーからのキャリアアップの例として以下の2つが挙げられます。

1.システムエンジニア

5年目以上のキャリアから目指す人も多く、システム開発におけるすべての工程を担当する職種です。技術面で培ってきた経験をもとにプログラマーの工程を理解しているため、システムエンジニアという職種を選択する人もいるようです。

2.フルスタックエンジニア

「フルスタックエンジニア」は特定の職種ではなく、さまざまな能力を兼ね備えたITエンジニアのことを指し、通称「マルチエンジニア」とも呼ばれることがあります。あらゆる分野において精通するようなスペシャリストです。一つの工程に留まらず、さまざまな工程に携わるため、より高い知識と能力で活躍ができる優秀な人材を求められます。

それぞれ求められる能力とは

システムエンジニアとプログラマーには、幅広い分野で精通するようなプログラミング言語知識や、開発プロジェクトを進行するための論理的思考力などが必要不可欠です。またチームを円滑にまとめるコミュニケーション能力とともに、常に新しい知識や業界のトレンドなどアンテナを張っていく姿勢が必要になるでしょう。

システムエンジニアとしての能力と資格

システムエンジニアがより活躍していくためには、共通する能力以外にどのような能力が必要になるのかについて説明します。それとともに必要不可欠な資格について、以下の図を参考にしてみてください。

システムエンジニアが必要な資格
基本情報技術者試験IT技術に必要な基本的知識・技能、かつ実践的なスキルを身につけられる。
システムアーキテクト試験情報システムや組み込みシステムの設計など、上流工程に携わりたい人向け。
応用情報技術者試験基本情報技術者試験のワンランク上の資格。技術に伴い、管理から経営まで幅広い分野を学べる。
ORACLE MASTER基本的なSQLやスキルとともにデータベース知識を学ぶ。ステップアップ型のため、プラチナから順に取得する必要がある。
Linux技術認定試験IT技術者ならではの能力を身につけられ、様々なアプリケーション開発に携わりたい人向け。

1.プロジェクト管理能力

提案から納期までの進捗を管理しながら、クライアントを中心にプロジェクト全体を円滑に進めるための能力です。スケジュール管理も同時に兼ね備える必要があり、状況に応じてクライアントと連携してプロジェクトを進行していく必要があります。直面する問題や課題を解決し、円滑に進行するため、常に「プロジェクト管理能力」が求められます。

 2.文章作成能力

システムエンジニアは技術だけでなく、クライアントのイメージに合わせた要望を的確な文章で伝える必要があります。文章作成に「文才」そのものは必要ありませんが、クライアントがITの知識に疎い場合、IT専門用語などをただ並べて書くだけでは内容が分かりにくいでしょう。常にエンジニアのプロとして、クライアントに寄り添った文章を意識した「文章作成能力」が求められます。

3.コミュニケーション能力

クライアントとの打ち合わせに欠かせないのが「コミュニケーション能力」です。システム開発においてはクライアントが要望する内容を聞き出し、それを実現させるには高いコミュニケーション能力を必要とするでしょう。同時にヒアリングの能力も兼ね備える必要があります。

4.論理的思考力

システム開発を行う上でクライアントの意図をくみ取り、チームに要望を的確に伝えるためには論理的な思考力が必要不可欠です。大規模な開発に携わる際、論理的な思考で構造して行かねば破綻してしまう恐れがあり、エンジニア個人のセンスだけではできないでしょう。物事を整理しながら問題解決への筋道を立てるなど、システムエンジニアは常に「論理的思考力」が求められるのです。

プログラマーとしての能力と資格

プログラマーがより活躍していくためには、どのような能力が必要になるのかについて説明します。それとともに必要不可欠な資格について、以下の図を参考にしてみてください。

プログラマーが必要な資格
基本情報技術者試験IT技術に必要な基本的知識・技能、かつ実践的なスキルを身につけられる。
C言語プログラミング能力認定試験IT技術で最も普及しているC言語を学ぶことができる。この資格を取得することでプログラムの能力が身につく。
PHP技術者認定試験初級と上級に分類されており基礎のPHP開発におけるプロセスを学ぶことができる。上級の試験では実務で必要な知識が問われる。
Oracle Certified Java Programmer初心者向けの資格で未経験からでもチャレンジしやすい試験。Javaアプリケーション開発に関わる基本的知識を身につけられる。
Ruby技術認定試験多くのクライアントが必須とするオブジェクト指向言語をもとに基礎知識と応用力を学ぶ。Rubyベースのシステム開発するのに役立つ。

 1.プログラミング能力

プログラマーはさまざまなプログラミング言語を専門としている職種です。開発するシステムの分野に応じて、求められる能力のレベルも異なります。一定の能力だけではさまざまな分野のシステム開発に携わることは難しいでしょう。活躍の場を広げるために、常にプログラマーのプロとして幅広いプログラミング言語を取得し、さらなる「プログラミング能力」を高めていく必要があります。

2.アルゴリズムを作成する能力

「アルゴリズム」とはプログラミングをする上で、何らかの問題を解決する際の作業手順や計算方法のことを指します。問題は簡単には解決できるわけではありません。「高速である」「汎用性が高い」「可読性が高い」この三拍子がそろってこそ、効率よく、質の高いプログラムを作れるのです。今後、あらゆる場面で複雑な問題や課題に直面する際に、「アルゴリズムを作成する能力」が生産性向上を図ると言っても過言ではありません。

3.優れたデバッグ能力

デバッグとはプログラム上で、バグ(不具合)が発見したときに修正することを指します。プログラマーとして、都度、バグの原因を考えながら、的確に修正点を突き止めていく「デバッグ能力」が求められるでしょう。

4.コミュニケーション能力

黙々とプログラミングするイメージが強いプログラマーは、実はシステムエンジニア同様に「コミュニケーション能力」を必要とします。開発には一人でできるものではなく、他のプログラマーやデザイナーなどプロジェクトに関わるメンバーと連携することがほとんどです。クライアントの要望をもとにスムーズに実装していくため、常に綿密なコミュニケーションで進めていく重要な能力だと言えます。

まとめ

システムエンジニアとプログラマーの違いについて理解いただけたでしょうか? どちらも将来性(キャリアパス)として優劣はなく、かつ幅広い仕事層で活躍が望めます。自分が目指したい分野を自己分析するなど、キャリアデザインをしっかりと練っていく必要があるでしょう。システム開発における要となれるよう、ぜひ、必須な能力や資格を身につけてください。

最後のチェックポイント

  • システムエンジニアは「システム開発を含む開発工程全体に携わる」職業である
  • プログラマーは「プログラミング言語を使ってシステム開発」を行う職業である
  • システムエンジニアは要件定義から詳細設計までの工程を担う
  • プログラマーは開発から結合テストまでの工程を担う
  • システムエンジニアの将来性は主にマネジメント系やスペシャリストがほとんどである
  • プログラマーの将来性は主にプログラミング知識を活かしたシステムエンジニアがほとんどである
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【ERP関連】人事知識・経験を活かした転職の方向性とは? https://www.seraku.co.jp/tectec-note/recruit/personnelaffairs_career/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/recruit/personnelaffairs_career/#respond Fri, 31 Mar 2023 00:58:19 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=14986 はじめに

人事は専門職であるため転職しやすい職種であり、同時にキャリアアップも望める職種です。同じ人事職への転職、または他職種への転職などの選択肢があり、目指すところによって求められる経験やスキルは変わります。
この記事では、人事経験を活かした転職についてご紹介します。

人事の役割とは

企業の経営資源には、大きく分けて「人・物・金・情報」の4つがあります。人事はこの内の「人」に関する部分を担っており「人材をいかに適切に配置し活用するか」といった、適切な人材計画の推進が人事の役割と言えるでしょう。業務範囲は幅広く、採用活動や労務管理、人材育成(教育・研修)、人事制度(評価基準の制定など)などを行います。

人事におけるキャリアパスのパターン

人事におけるキャリアパスには、どのようなものがあるでしょうか。採用や研修のスペシャリストや、経営路線への関わりなど、主なパターンを簡単にご紹介します。

キャリアパスのパターン例
経営関係者/HRBP(HRビジネスパートナー)新卒採用の担当から始まり、経験を積んで採用計画や研修計画の立案・実施に関わり、経営関係者やHRBP(HRビジネスパートナー)を目指していく
採用のスペシャリスト「リクルーター」採用担当から始まり、経験を積みながら採用業務と採用計画の立案を兼任する、採用のスペシャリストを目指していく
研修のプロフェッショナル新卒などの研修担当から始まり、研修計画の立案や実施に関わりながら、研修のプロを目指していく
労務の業務知識を学び、キャリアを拡張する給与計算などの事務職から知識と経験をつけて、労務相談・労災トラブル対応などを経て、経理や財務などにも関わり、企業経営に関わっていく
労務のスペシャリスト/社会保険労務士労務担当として経験を積み、労務のスペシャリストを目指して社会保険労務士の資格取得を目指す。または社会保険労務士事務所に入所・独立などで労務の専門家になる

キャリアアップ転職するためには

キャリアアップを目的とした転職は「人事職から人事職への転職」または「人事経験を活かせる他職種への転職」の二つに大きく分けられます。その際、以下のような経験があると、転職時に有利となる可能性があります。

  • 人事部や関係各所との調整・交渉経験
  • 人事としての企画構築経験
  • 幅広い人事業務経験
  • 人事を含むマネジメント経験
  • マネージャーなどの管理職経験

上記の他にも、業務をこなしながら他部署の知識を積極的に吸収したり、企業の経営戦略を理解したりと、積極的に知識やスキルを蓄えに動けることも重要と言えるでしょう。

人事職への転職の場合

人事職から人事職への転職理由は、現状の業務範囲や待遇への不満から待遇改善を求める、といったものが多くあります。経験年数によって度合いが変わるものの、同じ人事であれば経験を活かせるため、人事経験者が転職する場合の王道とも言えます。
転職の際は、現職または前職の経験が重要です。人事は専門職でもあるため、他社でも通用する業務経験として、有利に転職できる可能性があります。勤怠管理や福利厚生の手続きなど汎用性が高い業務経験を積んでいる人が、これに該当します。しかし、自社でしか通用しない業務もあるので、自身の業務内容を確認しておくと良いでしょう。

他職種への転職の場合

人事職から他職種への転職では、人事経験や知識を活かしたコンサルタント職や、ERP関連職などへの転職でキャリアアップを目指すパターンがあります。直接人事に関わるような職ではなく、目指す職種によって必要なことは変わりますが、どちらも人事経験と知識が重要です。コンサルタント職への転職を例に挙げると「人事制度の構築について会社経営や組織を広い視点で見られる」「案件をスムーズに処理できるスキルを持っている」といった人は、有利に転職できる可能性があります。
ERPパッケージ導入においても、人事経験者の知識やスキルが求められる職があるため、目指す転職先で「どのように人事知識や経験が求められるのか」といったことを確認しておくと良いでしょう。

人事知識や経験を持ったエンジニアが求められている?

企業競争力を高めるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために、企業はレガシーシステム(過去に構築された、技術や仕組みの古いシステム)からの脱却を必要としています。なぜなら、レガシーシステムでは「昨今の多様化したワークスタイルに対応しきれない」という問題点があるからです。
『COMPANY®』などのERPシステムを活用すれば、リアルタイムの情報把握が可能となり、さまざまなワークスタイルに対応できます。また、勤怠・労務・給与計算などのさまざまな人事業務も一元管理が可能です。個々で管理する手間が省けるため、業務効率・生産性の向上やスピーディーな経営判断、人事業務の属人化解消につながり、業務の負担軽減にも有効と言えるでしょう。
ここからは人事経験が活かせるERP関連職を3つ、ご紹介いたします。

例1:テストエンジニア

こちらは、人事システム『COMPANY®』の勤怠・給与計算テスト、運用テスト、エビデンス作成などを行う職種です。主な業務はCOMPANY®の新規導入・運用保守によるテスト・検証です。
人事システムなどの仕様変更では、検証の目的やテスト範囲を明確に把握し理解する必要があるため、人事経験や知識が重要になります。人事システムの理解や認識をお客様と共有することで、サービスの品質向上に貢献できるでしょう。
興味がある方はこちら|テストエンジニア(面接確約)

例2:設定(開発)エンジニア

こちらは、COMPANY®の要件定義や設計に基づいた調査・システム設定、勤怠・給与計算などを行う職種です。COMPANY®の新規導入・運用保守による設定や開発が主な業務となり、Webサービスの開発やテストケース作成をお任せする場合もあります。
COMPANY®には多様な機能があり、法改正や新しい人事制度に合わせて機能を選択・対応していく必要があります。人事の経験や知識を活かして対応することで、お客様のお悩みを解決し、業務の効率化などに貢献できるでしょう。
興味がある方はこちら|設定(開発)エンジニア(面接確約)

例3:要件定義・設計エンジニア

お客様先で基幹業務を担う人事部などと連携しながら、お客様のお悩み・ご要望をヒアリングし、COMPANY®で実現する方法の提案・設計を行う職種です。主な業務はCOMPANY®の新規導入・運用保守による要件定義・設計であり、各部署と連携しながら進めることでお客様のお悩みや課題を解決へと導きます。
人事における悩みなどを理解し、それに合わせた解決策を提案していくことで、スムーズな業務改善や課題解決に貢献できるでしょう。
興味がある方はこちら|要件定義・設計エンジニア(面接確約)

まとめ

人事経験者のキャリアアップ転職は、人事経験や知識・スキルをどれだけ蓄えているか、といったことが重要です。同じ人事職への転職であっても、自社独自の業務に関わっていた場合は、他職種への転職同様に経験と知識を活かせるかどうかが転職の鍵となるでしょう。
現状ではDX化のため、さまざまな企業が人事経験・知識を持ったIT人材を求めるようにもなりました。経験を活かした新しいことへの挑戦に興味がある方は、IT人事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

最後のチェックポイント

  • 人事の業務は幅広く、適切な人材計画を推進する役割がある
  • 人事職は専門職のため、経験と知識があれば転職が有利になりやすい
  • 同じ人事職への転職でも、自社独自の業務がないかの確認が大切
  • 他職種への転職では、求められる知識や経験が何かを確認しておこう
  • 人事経験はIT業界でも必要とされ、求められている
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システムエンジニア(SE)の 仕事内容って?平均年収や必要スキルを紹介 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_about/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_about/#respond Tue, 31 Aug 2021 08:55:55 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6541 はじめに

IT業界において、最もニーズの高い職種はエンジニアです。ひとくちにエンジニアと言っても、実際にはさまざまな仕事があります。その中でもSE(システムエンジニア、以下SEと記載)は、システム開発全般にわたって大きく関わる重要な仕事を担っています。SEはクライアントから要望をヒアリングし、システムの設計図を作る職種です。その呼び方は一般的にSE(エスイー)と略す場合が多く、システム構築の要となる必要不可欠な存在です。

この記事は動画でも紹介しています。合わせてご覧ください。

SE(システムエンジニア)とは

SE(システムエンジニア)とは

前述の通り、SEはクライアントから要望をヒアリングし、システムの設計図を作るという、システム開発に関わる重要な仕事を担当する職種です。また、SEはIT化、DX化を推進する社会において欠かせない存在ですが、近年人材不足が問題となっています。この項ではSEの仕事内容を詳しくご説明します。詳しくみていきましょう。

SE(システムエンジニア)の仕事内容

SEはシステム開発において、顧客の要求に沿った仕様の策定やシステムの設計を担当します。その際、予算、人員、進捗管理などのプロジェクト管理も担うでしょう。上流工程と呼ばれるこれらの仕事は、大きく要件定義、基本設計、詳細設計、テスト、保守運用の5つに分けられます。一般的にSEはプログラミングや開発は担当しませんが、システム設計をするにあたってプログラミングの知識はあった方がよいでしょう。

システムエンジニアの仕事内容をわかりやすく具体的に説明!やりがいや仕事の流れ・種類についての記事ではSEの詳しい仕事内容や種類などを解説しています。チェックしてみてください。

要件定義

要件定義とは、システム開発に必要な機能や要求をわかりやすくまとめていく作業のことです。開発をはじめる前の段階でおこなうもので、開発の基本となるものです。まず、顧客から必要な要件をヒアリングし、要望を整理・検討します。そしてどのようにそれを解決するかという、システムに要求する基本的な内容を決めていくのが一連の流れです。

基本設計

次の段階が基本設計になります。顧客にヒアリングして要件定義した内容をもとに、顧客のニーズを実現するためのシステム設計をおこなう段階です。まずは業務の流れを洗い出し、次にシステムにどのような機能を持たせるか、表示方法や操作などのUIはどうするのか、などといった基本仕様を決めていきます。

詳細設計

次に進むのが詳細設計です。実際にどのような手法・技術を利用してシステムを実現するかを具体的に取り決めていく段階です。より具体的な、実際にシステムを構築するエンジニアに向けての詳細を作ります。この次の段階であるプログラミングに効率よく取りかかれるような設計をするためには、プログラミングの知識も含め、開発全般に関する豊富な経験が必要と言えるでしょう。設計書の完成後、プログラマーに業務を渡します。

テスト

完成したシステムがきちんと動作するか確認する段階です。設計書通りに稼働するか、不具合や不備・ミスがないか、動作確認テストを入念におこないます。設計書や要件に沿ったシステムであるかどうかもチェックが必要です。テスト実施とフィードバックを繰り返し、リリースできるものに仕上げていきます。

運用・保守

開発が終わり納品したシステムはそれで終わりではありません。リリース後も運用・保守という仕事があります。運用はシステム改修やアップデートなど、システムに変更があったときに対応する仕事です。保守はシステムが問題なく稼働するよう各種データを適用したり、障害がおきたときに適切に処理したりする仕事です。

SE(システムエンジニア)の1日の流れ

エンジニアというと激務というイメージが強いかもしれませんが、今はそうでもなく、定時で帰れる日も多いようです。あるSEの1日の流れをみていきましょう。

8時半
出社。メール確認、タスク調整
昨日の退社後に来ているメールを確認し調整が必要なものがないか、トラブルの発生や優先度を変えて対応するタスクの発生がないかなどを確認します。

9時
朝のチームミーティング。1日の業務確認

10時
設計書の作成など資料作成

12時
昼休憩

13時 メール確認
緊急対応が必要な仕事が発生していないか、遅れているタスクがないか全体の進捗を確認します。

13時半
移動

14時半 顧客訪問
客先にて打ち合わせ

16時半
帰社、議事録作成

17時
夕方のチームミーティング。進捗報告、課題の共有

18時
変更点を調整し設計書修正と資料作成のため残業

20時
関係各所へメールで連絡調整・翌日の作業を確認し退社

SEを含むエンジニアはどうしても突発的な対応が起こるため、現在でも他の職業と比較して残業は多めでしょう。
エンジニアは激務!?1日のスケジュールを大公開!の記事では、実際にエンジニアとして働いている方々の1日のスケジュールを紹介しています。あわせてご覧ください。

プログラマーとの違い

SEとは、顧客から要望をヒアリングし、顧客の課題解決のためにシステム設計をおこなう職種です。また、プログラム完成後のテストやシステム稼働後の運用・保守もSEの職務範囲です。プログラマーとは、SEが作成した仕様書にしたがってプログラムコードを書く職種になります。小規模な企業の場合は、SEがプログラマーの仕事も兼務することもありますが、一般的には別の職業です。

この記事ではさらに詳しく、プログラマーとは?未経験からなるには?仕事内容や役に立つ資格を解説しています。是非チェックしてみてください。

社内SEとは

社内SEとは、自社内のシステムまわりを幅広く担当する職種です。大きな企業ではチームで担当する場合も多いですが、小さな企業だと1人で幅広い業務を担当することになりパソコンの何でも屋さんといった立ち位置になることも少なくありません。主に社内のインフラ整備、社内におけるパソコンの設定全般、システム関連の保守・運用や社員サポートを担当します。また、経営視点をもってシステム改善に取り組むこともあるでしょう。

客先常駐エンジニア(SES)とは

社内SEが自社内のシステム関連を担当するのに対し、SESではクライアント企業に常駐してシステム開発を担当します。ITエンジニアを労働力として企業に提供する契約・労働形態がSESです。その特性上、プロジェクトごとに常駐する企業が変わります。異なる現場を経験できるため、スキルアップやキャリアアップにつながりやすい傾向があるでしょう。

客先常駐(SES)は地獄? 楽しい現場との違いは?エンジニアあるあるを見てみよう!の記事では、客先常駐(SES)について詳しくご説明しています。参考になさってください。

SE(システムエンジニア)になるメリット

SE(システムエンジニア)になるメリット

従来はプログラマーなどの下流工程からステップアップして目指すものでしたが、現在は教育制度や職場環境も整ってきており、新卒や未経験からでもSEを募集する企業が増加しました。働き方改革で残業が減ったり職場環境が良くなったりといった好条件がそろっているので、女性の職業としても人気が高まっています。

SE(システムエンジニア)の平均年収は?

厚労省の賃金構造基本統計調査によると、2019年のSEの平均年齢は38.8歳で、平均年収は568.9万円です。もともとIT業界は慢性的に人手不足の傾向にあります。そのうえ、近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)の需要が高まり、人材不足は深刻です。そのため、他業種の平均と比べても高い給与水準にあるのです。AIやビッグデータ、クラウドといった最先端の技術的知見を身につけたり、マネジメント力に磨きをかけたりするなど、スキルアップ・キャリアアップでさらに年収を上げることも十分に可能と言えます。

参考:独立行政法人統計センター|政府統計の総合窓口(e-Stat)

キャリアアップにつながる

SEとして経験を重ねスキルを磨くことによりキャリアアップが狙えます。具体的には、下流から上流工程を経験し、上述したようにマネジメント力を磨くことで市場価値が上がり、プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)のポジションへステップアップが可能となります。得意とする分野を作り、その分野のスペシャリストを目指すことも可能です。またITコンサルなど、別分野への挑戦も狙えるでしょう。

初級から上級まで、SEに必要な資格をシステムエンジニアになるには資格なしはまずい?難易度別に取得メリットも解説の記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

多岐にわたるITエンジニアの仕事

ITエンジニアにとって、実際に必要となる技術領域は得意分野によって分かれます。個々の開発においては、その分野ごとの最新かつ高度な知識が必要になり、職種もさまざまです。ここでは代表的なエンジニアの職種を紹介します。

  • インフラ系
  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • Web系
  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • ソフトウェア開発
  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • 運用エンジニア
  • その他
  • プロジェクトマネージャー(PM)
  • プロジェクトリーダー(PL)
  • データアナリスト
  • データサイエンティスト
  • ITコンサルタント
  • セールスエンジニア
  • テストエンジニア

SE(システムエンジニア)に必要なスキル

SE(システムエンジニア)に必要なスキル

SEの仕事はまず顧客の要望やニーズをくみ取り、要件定義を行うところから始まります。そして、要件をシステムの設計図へと落とし込み、顧客とプログラマーの双方とやり取りを重ねながら、システムの完成に向けてプロジェクトをスムーズに進めることがその最たる仕事です。以上のような業務内容から考えると、SEには次のようなスキルが求められます。

コミュニケーション力

SEは顧客と自社の開発メンバーの間に立ち、システム開発が顧客の望む形で進むように尽力します。そのための重要なスキルはコミュニケーション力です。開発メンバーには、顧客からヒアリングした内容を要求仕様書・設計書という形で言語化し、抜け漏れや認識の行き違いが生じないようきちっと伝える必要があります。その一方で、顧客に対してはエンジニアの言葉で説明しても、技術的バックグラウンドが無いため、うまく通じないケースもあるでしょう。顧客が理解でき、納得が行くようにうまく説明する必要があります。コミュニケーション力は、SEにとって最も重要なスキルと言っても過言ではないでしょう。

ヒアリング力

システム開発においては、その前段階として、顧客のニーズや課題を把握することが最も大切です。課題の理解が浅いと、システム開発の方向性のズレが発生します。開発が進むほど軌道修正は大変になるでしょう。たとえば顧客から「処理時間を短くしたい」という要望があった場合、それをそのまま要件とし、プログラマーに伝えるのは問題があります。その理由を掘り下げていくことが肝要です。実は処理時間が問題ではなく、別の要素を解決する必要があったといったケースもよく見受けられます。顧客の要望の根源的な理由をヒアリングし把握することこそが、課題解決の根幹と言えます。

論理的思考力

プログラムとはロジカルに動作するものです。顧客の要望を整理し、どのようにその内容を要件定義ならびに設計に落とし込むかはSEの腕に掛かっています。そのためには論理的思考力が欠かせません。顧客の要望に対して十分に思考が練られないまま開発を進めてしまうと問題が発生します。要望はかなえているものの、ちょっとした改修にも大きな変更を要し、汎用性のないプログラムが出来上がってしまうでしょう。また、実行に時間がかかる、タイムラグが生じるといった、無駄の多い冗長なプログラムになってしまうことも懸念されます。

マネジメント力

開発案件はタイトなスケジュールであることが多いものです。プロジェクトマネージャーやリーダーがいる場合は、それぞれの連携を図りながら遅滞なく開発が進むように現場を取り仕切る力が求められます。開発メンバーの人的マネジメントも重要なSEの仕事です。特定のメンバーにのみ負担がかかっていないかをウォッチする、社内で回らない場合は外部のリソースの活用も検討するなど、細やかかつ柔軟な対応が必要になってきます。

IT基礎力・技術力

顧客の要望やニーズを実現するために、どのような手法が最適かの判断を行い提案することもSEには求められます。たとえば、Webベースのシステムにするのか、アプリ化した方がよいのかといった技術的な側面から、自社サーバーを活用するのか、クラウド化した方が納期・コスト面で優位なのかといった点まで、ITに関する広範な知識と経験が必要になってきます。

業務スキル

企業からの受託案件においては、人事、経理、営業など、さまざまな業務を対象としたシステム開発の依頼があります。こうした業務は企業が異なっても共通する部分があります。SEが顧客サイドの業務に関する知見を蓄えることで、業務にも明るいSEとして、信頼を得ることにつながるでしょう。

どんな人が向いている

どんな人が向いている

パソコンの前に座ってプログラムを書いていくプログラマーと異なり、SEは人と会って話をすることが多い職種です。そのためSEは、人によって向き不向きがはっきり分かれる職種と言えるでしょう。では、どんな人がSEに向いているのかを見て行きましょう。

理系・文系どちらが良い?

SEは理系の方が活躍できる職種であることは確かです。業務を進めていくなかで、IT分野、特にプログラミングに関する知識はどうしても要となるためです。そのような中で、文系であってもヒアリング力や交渉力を活かして活躍しているSEも数多くいます。プログラムに関して最低限のことは理解しておく必要がありますが、実際に手を動かしてプログラミングをする必要がない場合、SEが細かな部分まで知っている必要はありません。プログラマーとうまくコミュニケーションを図り進行する形で、十分に埋め合わせは可能です。

探求心がある

IT業界は日進月歩です。日々新しいテクノロジーが生まれ、また技術のトレンドも移り変わって行きます。自社でサーバーを持つ形態からクラウドへ。主流のデバイスがPCからスマートフォンへ。さまざまなものがネットワークでつながるIoT、AIを用いたビックデータの解析など、挙げ出したらキリがないほどにさまざまな技術が創造され、そしてこの先も続いて行きます。そうした状況に面白さを感じ、情報感度が高く、探求心のある人は、SEに向いていると言えるでしょう。

相手の目線に立って考えられる

SEは顧客が抱える業務上の問題に対してシステム開発を通じて解決することが最終的な目的となります。そのためには、顧客やユーザ目線で物事を考えられることが重要です。なぜ顧客はこのシステムを開発しようと考えたのか、このシステムはユーザが使いやすいものとなっているか、といった視点を常に持ち、業務を遂行できるかが肝となります。顧客からヒアリングした内容をもとに、自分がもし顧客やユーザの立場であればどうしたいと思うか、自分ごととして捉えることが、よりよいシステム開発につながります。

まとめ

SEとは、経験を積んだエンジニアがシステム構築の全体像を把握しながらシステムの要件定義を行い、基本・詳細設計を行う職種です。
培える経験や知見は、開発案件に必要不可欠なものであり、その先にはPLやPMへのステップアップ、収入アップが望めます。近年、働き方改革で労働条件も好転しつつあり、さらに働きやすい環境へと変わっている状況もSEを目指す上では見逃せないところです。IT人材不足が叫ばれる中、SEはますます必要とされる職種になるでしょう。

最後のチェックポイント

  • SEは、開発の設計図を作る上流工程の仕事をするエンジニア
  • 要件定義、基本設計、詳細設計が主な業務
  • 他業種より平均年収が高い傾向あり
  • 業務を遂行するうえで、何よりコミュニケーション力が求められる
  • 文系でもSEとして活躍できる素地はある
  • プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーになれば収入アップ可能
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システムエンジニアの仕事内容をわかりやすく具体的に説明!やりがいや仕事の流れ・種類について https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_job_description/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_job_description/#respond Fri, 27 Aug 2021 08:10:24 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6369 はじめに

システムエンジニア(SE)と聞いて、どのような仕事内容をイメージされますか?
以下ではシステムエンジニアの仕事の流れ、やりがいやキャリアパスについて解説します。
また、システムエンジニアを巡る昨今の市場動向を踏まえ、未経験からシステムエンジニアを目指す方への具体的な道筋などもご案内します。

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容とはどのようなものでしょうか?開発案件が、一般消費者を対象としたもの(to C)か、ビジネス向けのもの(to B)かによって、必要なスキルや仕事の手順も若干変わってきます。
to Cは皆さんが普段よく目にするようなネットショップなどがその典型例です。一方、to Bは同じモノを売る仕組みであっても、代理店向けの受発注システムであったり、在庫管理システムであったりします。人事管理や社内教育のシステムもto Bと言えるでしょう。
今回は主にto Bの仕事内容について、具体例をあげながら、わかりやすく解説してみたいと思います。

要件分析

要件分析とは、システム開発の一番初期の段階において、顧客がそのシステムに求めていることを明確化する工程を指します。ここでミスが生じると、まったく別物のシステムが出来上がってしまう恐れがありますので、注意が必要です。できる限り時間をかけ、そごが発生しないように十分にヒアリングし確認することが肝要です。
顧客との相互理解がポイントとなることから、経験豊富なシステムエンジニアが担当する場合が多いです。

要件定義

要件定義とは、顧客からヒアリングした要望をもとに、実装する機能等をまとめていく作業を指します。このステップで決定すべき事項としては、例えば次のようなものがあります。

  • システムの概要
  • 業務フロー
  • 機能一覧
  • 性能およびセキュリティ
  • 導入・移行計画
  • スケジュール

先々で不整合が生じた場合などは、要件定義に立ち返って確認を行うこともあります。

基本設計

基本設計とは、要件定義の内容をもとに機能ごとに、外部仕様を取り決めて行く工程です。具体例としては、次のような項目が該当します。

  • 画面構成
  • 帳票レイアウト
  • 画面遷移
  • データベース
  • 各種コード

画面の表示方法・操作方法・保存先や連動先なども上記項目に含まれます。基本設計を仕上げることで、求められるシステムの機能が、個々の画面やデータベースと結びつき、関連性が把握しやすくなります。主に中堅から経験豊富なシステムエンジニアが担当することが多い工程です。

詳細設計

詳細設計とは、内部設計とも表現され、基本設計を実現するために実装する処理の内容を取り決めていく工程です。基本設計でまとめた画面などの見た目の仕様(外部仕様)を、プログラムでどのように作り上げていくかがポイントになります。
例えば、画面ひとつにしても、スマホアプリとしてユーザー側に実装する場合と、サーバー側に実装する場合に分かれます。
このようなシステムが動作する環境に合わせた内部構造の決定も詳細設計に含まれます。基本設計と同様に、主に中堅から経験豊富なシステムエンジニアが担当することが多い工程です。

プログラミング

詳細設計をもとにプログラムを行うプログラマー主体の工程になります。システムの仕様により、Webプログラマーやアプリケーションプログラマーなどが担当します。
たとえばアプリの開発であっても、AndroidとiOSでは異なるため、それぞれ別のメンバーがアサインされます。社内のみでの対応が難しい場合は、外部のリソースを利用する場合もあります。
プログラムは複数のメンバーで進める場合が多いため、Gitなどのツールを利用して、ソース管理をしながら進行していきます。

テスト

プログラミングが仕上がるとテストに入ります。テストは単体テストと呼ばれる最小単位から、結合テスト・総合テストという大きな単位へと順に進めていきます。プログラマー自身やシステムエンジニア、プロジェクトの内容や規模によってはテストエンジニアが担当します。テスト段階でのエラーには、プログラム開発において頻出するバグ等もあり、経験則がものをいう場合も少なくありません。そのため経験豊富なシステムエンジニアはテスト工程においても非常に重宝されます。

単体テスト

単体テストとは、プログラムを構成する関数やメソッドといった単位(ユニット)で実施するテストになり、ユニットテストとも呼ばれます。ひとつの画面、ひとつの機能ごとに、想定通りに正しく動作しているかを確認・検証する工程になります。
単体テストの代表的なものとしては以下があげられます。

  • 正常系:想定している操作や入力値に対して期待どおりの結果となるかのチェック
  • 異常系:想定していない操作や入力値に対して不具合を起こさず対応できているかのチェック

それぞれテストケース(テストのパターン)を準備し実施します。
また、プログラムAからプログラムBを呼び出すような場合で、Bが未完成の場合などは、スタブと呼ぶ代替プログラムを用意しテストを行う場合もあります。

結合テスト

結合テストとは、単体テストを実施した個々のユニットを組み合わせ、うまく連携・動作するかの確認をするテストになります。結合テストは、内部結合テストと外部結合テストに分かれます。
内部結合テストでは、サブシステム(システムを構成する一要素)内の個々の機能連携を検証します。一方、外部結合テストでは、サブシステム間および他システムとの機能連携を検証します。
スマホアプリを例にあげると、アプリとサーバーを連結し、次のようなテストを行うものになります。

  • アプリで入力した内容をサーバーに送る
  • サーバーにあるデータベースから情報をアプリに呼び出す

大きなプロジェクトですと、アプリ担当・WEB担当・インフラ担当などが連携を取りながらテストを行っていく形になります。

総合テスト

総合テストとは、完成したシステム全体に対して行うテストです。システムテストとも呼ばれます。システムが要件定義で定めた機能や性能をクリアしているかを評価・検証します。単体テスト・結合テストの後に、リリースするシステムを動かすのと同じ環境でテストを実施します。
小さな単位から段階的に大きな単位でのテストを行うことで、初期段階での軽微なミスを潰し、手戻りが少なくなり、結果的にスムーズな開発へとつながります。

運用・保守

システムはリリースして完了ではありません。そこからがスタートになり、実際に利活用して行くための運用保守は欠かせません。
一般的に、保守エンジニアやヘルプデスクが担当しますが、システムの開発に携わったシステムエンジニアが運用保守を担う場合もあります。

システムエンジニアは上流工程を担う

システムの詳細設計をもとに、実際に開発(プログラミング)をするのがプログラマーです。一方システムエンジニアは主に、上述した要件分析・要件定義・基本設計・詳細設計までのいわゆる開発の上流工程を担います。
案件の規模にもよりますが、システムエンジニアが実際にプログラミングを行うことはあまりありません。ただし、プログラマーがいかに効率よく開発に取りかかれるかは、システムエンジニアの作成する上流工程の成果物に掛かっています。そのためシステムエンジニアには、プログラミングも含め、開発全般に関する豊富な経験が必要と言えるでしょう。

仕事のやりがい

仕事のやりがい

システムエンジニアは開発の一番初期の段階からすべての工程に関わって行きます。特に上流工程は、顧客がシステムに求めていることを明確化し設計図へと落とし込むため、システムの出来を大きく左右します。システム構築の要となる仕事をしているエンジニアがまさにシステムエンジニアです。その分責任は大きい仕事ですが、やりがいも大きいと言えるでしょう。

顧客の課題解決

顧客は、社内における何らかの課題を、システムを導入することで解決したいと考えています。顧客と開発メンバーの間に立ち、できる限り顧客の望む理想的な姿を実現するのがシステムエンジニアの責務です。立場としては「社外」ですが、課題を解決するという視点では、顧客とシステムエンジニアは同じ目標を掲げたチームメンバーです。
顧客の望むシステムが完成すれば、顧客満足度が上がり、高い評価を得られます。そしてチームの一員として、顧客と喜びを共有することにもつながります。

チームで目標を達成

開発はひとりでは行えません。開発チームを立ち上げ、そのメンバーと共に進めていくのが一般的です。大過なくリリースに至る開発案件は非常にまれです。多かれ少なかれ何らかの問題にぶち当たり、それを解決しながら進めていくことになります。
メンバー各人が自身の得意分野で力を発揮し完成へとまい進します。その成果はチームとしての成果であり、チームで目標を達成したと言う自信と喜びにつながります。

多業種の業務理解

要件分析では顧客企業における業務の理解が不可欠です。人事、経理、営業など、さまざまな業務を対象としたシステム開発の依頼があります。
各企業独自の決まりごとがある一方で、会社が異なっても共通する部分もあります。システムエンジニアが顧客サイドの業務に関する知見を蓄えることで、業務にも明るいシステムエンジニアとして、信頼を得ることにもつながります。また経験を積むことで多くの業種に対応できるようにもなります。

技術力やスキルを磨くことが可能

開発の現場では、千差万別さまざまな課題が発生します。中には、書籍から得た情報、講義から学んだ知識では解決できないものもあります。こうした課題に直面し、乗り越えることは、システムエンジニアとしての技術力やスキルのアップに直結します。
特に大きなプロジェクトに参画したり、いくつもの異なるプロジェクトに参加したりすることで、多種多様な技術やテクニックを学ぶことができます。

システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアからのキャリアパスにはどのようなものがあるのでしょうか。以下では、スペシャリスト、ゼネラリスト、上位職、独立、それぞれのキャリアパスについてご紹介します。

得意分野のスペシャリストとなる

テクノロジーが日々進化を遂げるなかで、IT分野のエンジニアの職種も細分化されています。エンジニアと言えば、アプリケーションを開発するためのコードを書くプログラマーのイメージがどうしても強いですが、現在は多様なエンジニアが活躍しています。インフラエンジニア(クラウドエンジニア)・IoTエンジニア・AIエンジニア・セキュリティエンジニア・データサイエンティストなどが、ここ数年の間に活躍の場が広がりました。
得意分野が見極められたら、さらに専門性の高いスペシャリストの道へ進むという選択肢があります。

ゼネラリストとして活躍する

大きなプロジェクト全体を統括する職種を目指すのもシステムエンジニアのキャリアパスのひとつです。プロジェクトリーダー(PL)、プロジェクトマネージャー(PM)などがステップアップ先の職種になります。
システムエンジニアの役割は上流工程で作り上げた設計図をもとに、プログラマーをうまくまとめ、遅滞なく品質の高いシステムを完成させることです。プログラマーへのタスクの適切な割り振り、日々の進捗管理等はシステムエンジニアの業務となりますが、ここで培った経験は、プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーとして、プロジェクトを統括する際にも大いに役立ちます。
開発におけるチームメンバーの管理を通じマネジメント力を鍛えることによって、ゼネラリストとして活躍することも十分に可能となるでしょう。

ITコンサルタントになる

システムエンジニアで習得した技術力や経験を活かし、ITコンサルタントへ進む道もあります。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のエンジニア向けの国家資格に、ITストラテジスト試験(ST)があります。経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、製品・サービスを創出して、ビジネスを成功に導く、CIO(Chief Information Officer)やCTO(Chief Technology Officer)、ITコンサルタントに最適な試験とされています。
さまざまな業界でDX化が叫ばれるなか、経営的な側面からITに関する助言や提言をおこなうITコンサルタントの活躍の場は今後さらに広がって行きます。ITに関する広範な知見・経験を持つシステムエンジニアからITコンサルタントへの転身は、非常に優位性のある選択肢と言えるでしょう。

独立してフリーランスになる

IT業界は慢性的に人手不足なこともあり、優秀なエンジニアは引く手あまたです。社内の人材だけでは足りないという理由により、社外の人間を業務委託という形でプロジェクトに参画させるケースも多々あります。
経験豊富なシステムエンジニアは現場でも非常に重宝されます。これまでの人脈を生かして独立し、フリーランスとして活躍することも十分に可能です。

システムエンジニア業界の市場動向

システムエンジニア業界の市場動向

IT業界は革新的な製品やサービスが創造される世界的にも最先端の業界です。他業種からの参入も多く、また人手不足から他職種からの転職もしやすい環境にあります。以下ではIT業界における、システムエンジニアを取り巻く昨今の市場動向について解説します。

企業が未経験者への門戸を広げる

IT業界のなかでもエンジニアは常に人材不足です。システムエンジニアについても同様で、その解消のために各社は教育システムを確立し未経験者への門戸を開いています。
システムエンジニアへの基礎教育として、例えば、プログラミング、ネットワーク、データベースといった教育プログラムを設けていたり、習熟度に応じた社内資格を与えたりといった企業もあります。また、自己啓発支援という形で、書籍やスクール、資格受験費用の補助を行っている会社も少なくありません。

働きやすい環境に変化している

システムエンジニアと言う職種に対しては、顧客に振り回される、顧客と開発メンバーとの間で板挟みになるといったイメージもありそうです。また、スケジュールに追われ、残業続きになることも、実際のところ無くはありません。とはいえ、近年、働き方改革で労働条件も好転しつつあります。残業も減少傾向にあり、今後ますます働きやすい環境へと変わっていくことでしょう。

未経験からシステムエンジニアへ

未経験からシステムエンジニアへ

未経験からシステムエンジニアになる道はあるのでしょうか?就活、転職活動を通じて、未経験からシステムエンジニアを目指すためのポイントを紹介します。

新卒でシステムエンジニアを目指す

新卒を対象としたシステムエンジニアの求人も多く見られます。システムエンジニアと言えば、理系というイメージがあると思いますが、募集に際しては特にそのような縛りは設けていないケースも多く、文系出身者にも少なからず需要があります。
IT分野、特にプログラミングに関する知識があるに越したことはありませんが、文系であってもコミュニケーション力を活かして活躍しているシステムエンジニアも数多くいます。

プログラマーからのキャリアアップ

一般的なステップアップとして多いのは、プログラマーからキャリアアップを図りシステムエンジニアになるケースです。
机に向かってずっとプログラムを書き続けているよりも、人と会話しながら作り上げていく方が楽しいといった場合は、システムエンジニアが向いているかもしれません。プログラマーと言うバックグラウンドがあるため、技術面に強いシステムエンジニアとして、現場でも重宝されるでしょう。

未経験採用で転職する

「未経験可」という条件でシステムエンジニアを募集している会社へ転職する方法もあります。当然本人の頑張りも必要ですが、社内の教育体制がしっかりしているかなどを見極め、ここぞという企業があればチャレンジしてみるのも良いでしょう。
特にIT系の営業経験者は、素地があるため、より早くシステムエンジニアとして独り立ちできる可能性があります。営業で培ったコミュニケーション力、ドキュメント力、スケジュール管理力などが大きな力になります。

まとめ

システムエンジニアは、システム開発全般に関わり、その成否を左右する要の仕事です。さまざまなエンジニアがシステムエンジニアを経験することで、システム構築の全体の流れを覚え、さらなるキャリアアップやスキルチェンジへとつなげています。
システムエンジニアの仕事はエンジニアにとってひとつの登竜門とも言えるでしょう。

最後のチェックポイント

  • システムエンジニアは、開発の上流工程の仕事を担う
  • 要件分析・要件定義・基本設計・詳細設計までが上流工程
  • システムエンジニアの経験は、キャリアアップやスキルチェンジにも活かされる
  • 働き方改革により労働環境も改善している
  • 未経験からシステムエンジニアへの挑戦も十分に可能
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システムエンジニアにおすすめ!国家資格・ベンダー資格一覧 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_certification/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/se_certification/#respond Tue, 24 Aug 2021 08:18:29 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6348 はじめに
  • システムエンジニアになる・業務を行うにあたって資格取得は必須でない
  • 資格の取得にはスキルの証明や知識習得などさまざまなメリットがある
  • システムエンジニア向けの資格には国家資格とベンダー資格の2種類がある
  • SEにはコミュニケーション力などを磨くことや現場での経験も大切
  • 資格は担当領域やキャリアプランを踏まえて自分に合ったものを選ぶ

システムエンジニア(SE)として業務を行うにあたり、取得することでスキルの証明や向上につながる資格は多くあります。この記事では、システムエンジニアを目指したい、あるいはよりスキルアップしたいときにおすすめの資格を紹介します。

システムエンジニアに資格は必須でない

要件定義や運用・保守など、情報システムの開発に関わるさまざまな業務を行うのがシステムエンジニアです。未経験や他業種からの転職を経てシステムエンジニアになることも可能で、必ず取得しなければならない資格などはありません。しかしながら、資格を取得することで、就職・転職活動や実際の業務に役立つこともあります。

SEが資格を取得するメリット

システムエンジニアになるために、あるいはシステムエンジニアとして資格を取得するのには、以下のようなメリットがあります。

客観的なスキルの証明になる

資格を取得することで、その分野に関する知識やスキルがあることの客観的な証明になります。未経験からの就職・転職活動中であれば、希望する職種への前向きな姿勢や、実践的な能力があるというアピールにも役立ちます。

キャリアアップに有利にはたらく

企業によっては特定の資格取得を昇進・昇格の条件にしている場合もあります。そのため、合格率の低い国家資格や、海外でも通用するようなベンダー資格などは、保有しているだけでもキャリアアップに有利にはたらくことがあります。

知らなかった知識が得られる

資格の勉強をすることで、網羅的・体系的な知識の習得に役立ちます。システムエンジニアは業務が広範囲にわたり、幅広い知見が求められるため、多くの知識を得ることは現場での理解や判断の助けになります。

企業によっては資格手当の支給がある

資格を保有することで給料に手当がつくなど、資格取得が収入アップにつながることがあります。また、企業によっては積極的な資格取得を推奨し、試験代や報奨金の支給など金銭的な補助が受けられるケースもあります。

SEにおすすめの資格一覧

ここからは、システムエンジニアにおすすめの資格を具体的に紹介していきます。システムエンジニア向けの資格には、大きく分けて「国家資格」と「ベンダー資格」の2種類があります。

国家資格

まずは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家資格について解説します。

ITパスポート

ITに関する基礎的な知見があることを証明できる国家資格です。エンジニアに限らず、社会人として備えておくべきITの総合的な知識を問われるため、業種や職種を問わず社会人全般、また学生の受験者も多いのが特徴です。IT系国家資格に挑戦するにあたり、最初のステップとして選択するのもよいでしょう。

詳細はこちら:【ITパスポート試験】情報処理推進機構

情報セキュリティマネジメント試験(SG)

サイバー攻撃や、それに伴う情報漏えいなどのリスクから組織を守るためのマネジメントスキルを認定する試験です。情報セキュリティに関する知識と技能の習得につながるため、企業内で情報セキュリティや個人情報の管理に携わりたい人におすすめです。また、より上位の資格取得に向けた基礎学習にもなります。

詳細はこちら:情報セキュリティマネジメント試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

基本情報技術者試験(FE)

ITエンジニアやその志望者を対象としたIPAの情報技術者試験のうち、最初に受験を推奨されている試験です。エンジニアに必要なITの知識と活用法を幅広く問われる内容となっており、出題範囲はアルゴリズムとプログラミングなどの技術的な内容をはじめ、プロジェクトマネジメントや経営戦略まで多岐にわたります。

詳細はこちら:基本情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

応用情報技術者試験(AP)

ITエンジニアのステップアップとして、基本情報技術者試験の次に挑戦するべき試験として位置付けられています。応用情報技術者には自らの力で生産性・信頼性の高いシステムを構築するだけの能力が期待されており、システム開発における技術面だけでなく、さまざまな分野での高度な知識と応用力が問われる試験です。

詳細はこちら:応用情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ITストラテジスト試験(ST)

ITストラテジストとは、ITの知識に基づき企業のIT戦略を立案・実行する専門職で、システム開発の超上流工程でプロジェクトを主導する立場にあります。試験ではITへの知見はもちろん、企業課題の明確化や業務効率化・コスト削減など、ビジネスを成功に導くための高度な専門知識・技能が問われます。

詳細はこちら:ITストラテジスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

システムアーキテクト試験(SA)

情報システム・組み込みシステム・IoTを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するための構造設計に携わる人を対象とした試験です。システムアーキテクトはシステム開発においてプロジェクトを主導する役割であるため、高い設計スキルに加えてプロジェクト全体を見通せる豊富な知識が求められます。

詳細はこちら:システムアーキテクト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクト全体を統括し、人員などの必要となるリソースを確保し、予算やスケジュールに基づいてプロジェクトの実行・管理を職務とするエンジニアを対象とした試験です。システム全般や組織運営に関する知識、コストや納期などを踏まえて人員やタスクの管理を行うマネージャーとしての能力が問われます。

詳細はこちら:プロジェクトマネージャ試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

ネットワークシステムの設計・構築・運用などに関する固有の技術、そしてネットワークシステムを利用したサービスの動向や、情報セキュリティについての知識を問われる試験です。ネットワークやサーバなどのIT基盤に関わるインフラ系エンジニアとして業務を行っている、あるいは目指している人におすすめです。

詳細はこちら:ネットワークスペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

データベーススペシャリスト試験(DB)

ビッグデータの管理やデータベースシステムに特化した試験で、データベース管理者やインフラ系エンジニア、あるいはデータサイエンティストなどを目指す人に最適といえます。膨大なデータを管理する高品質のデータベースを企画し、要件定義から開発、運用・保守までを担うための知識・実践能力を問われます。

詳細はこちら:データベーススペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報処理安全確保支援士試験

サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能とその応用力を求められる試験で、セキュリティーエンジニアやセキュリティコンサルタントを目指す人におすすめです。合格者は登録手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることが可能です。

詳細はこちら:情報処理安全確保支援士試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ベンダー資格

次に、IT関連の機器やサービスを提供している民間企業が認定するベンダー資格について解説します。

マイクロソフトオフィシャルスペシャリスト(MOS)

ExcelやWordなど、マイクロソフトオフィス製品の利用技能を認定する資格です。認知度が高く世界的に行われている資格試験であり、海外においてもスキルの証明になります。先述のExcelやWordなど5種類のソフトごとに試験があり、バージョンによっても別の試験になるため、自身の目的に合わせて選びましょう。

詳細はこちら:MOS公式サイト-マイクロソフト オフィス スペシャリスト

オラクルマスター

ORACLE MASTERはオラクル社のデータベースシステム「Oracle Database」を管理・運用するスキルが問われる資格です。Bronze・Silver・Gold・Platinumと4つのレベルがあり、Silver以上は世界共通の資格として知識の証明になります。データベースやSQLについての実践的な知識や運用スキルを身に付けたい人におすすめです。

詳細はこちら:オラクル認定資格制度|Oracle University

Cisco Certified Network Associate(CCNA)

シスコシステムズ社が実施する、ネットワークエンジニアとしての基本的なスキルを問われる試験です。ルーティングの仕組みやセキュリティの考え方など、ネットワークに関する広範囲かつ専門的な知識が求められます。また、多くの企業で利用されるシスコ社製の機器を実際に操作しながら回答する問題もあります。

詳細はこちら:シスコ認定試験–Cisco

Cisco Certified Network Professional(CCNP)

シスコ技術者認定資格であるCCNAの上位資格です。ネットワーク関連業務に携わる人の中でも上級者を対象とし、より高度で複雑なネットワーク知識と技術を問われます。CCNP認定試験にはサービスプロバイダやデータセンターなど複数の分野があり、選択した分野によっては英語での受験が必要になります。

詳細はこちら:シスコ認定試験–Cisco

Linux技術者認定試験(LPIC/LinuC)

Linux技術者としてのスキルを問われる試験では、LPICとLinuCの2つが有名です。LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、世界中で実施される国際資格のため、海外や外資系企業への転職に活かせます。LinuCは日本市場に最適化した資格で、日本国内のニーズに沿った業務を行う場合に適しているといえるでしょう。

LPICの詳細はこちら:Linux Professional Institute (LPI)
LinuCの詳細はこちら:Linux技術者認定試験LinuC|LPI-Japan

優秀なSEになるためには

システムエンジニアにとって、資格取得を見据えて知識を習得することは有意義であるといえます。しかしながら、実際の業務を遂行するうえでは、そのほかにも大切なことがあります。

資格は手段のひとつ

資格はあくまで実務に活かすための知識や技能を裏付けるものであり、資格取得そのものが目的になるのは望ましくありません。業務を円滑に進めることや顧客から信頼を得るための手段として、資格をうまく利用するように心掛けましょう。

資格以外の必要なスキルを磨こう

システムエンジニアに必要なものは技術的知見だけではありません。顧客をはじめ、プロジェクトに関わるメンバーとのコミュニケーション力、そしてマネジメント力が大切です。資格以外の必要なスキルも意識して磨いていきましょう。

現場で技術力・経験・知見を養う

実際に現場を体験することで身につくことは数多くあります。何らかの技術的なトラブルが発生したとしても、資格学習の中で示された解決策が現場でのベストな選択とは限りません。教科書で学ぶことがすべてではないことも認識しておきましょう。

まとめ

システムエンジニアに有用な資格は数多くあります。したがって、取得する資格を選択する際は、自身の担当領域や得意分野・将来のキャリアプランなどを念頭に置き、どの資格が自分にとって適切かを見極めることが重要です。SEとしてのレベルアップ、あるいはSEになるための足掛かりとして、資格取得を選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。

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