営業 – ルートテック|ビジネスライフとキャリアを応援する情報メディア https://www.seraku.co.jp/tectec-note Fri, 02 May 2025 03:14:28 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.9 フリーランス営業の秘けつとは?スキルアップや注意点も解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/freelance/bp-freelance-sales-techniques/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/freelance/bp-freelance-sales-techniques/#respond Fri, 02 May 2025 03:14:25 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=36739 はじめに
  • フリーランスにとって営業は最も重要な業務のひとつ
  • 効果的な営業経路には、知人や取引先からの紹介、SNSの活用、仲介業者からの紹介などがある
  • 営業活動の前に、ポートフォリオや名刺、基本情報の整理を行う
  • 営業効果をあげるスキルには、コミュニケーション力、プレゼンテーションスキル、傾聴力、自己分析力がある
  • 営業を成功させるためには、人脈を大切にし、信頼と実績を積み重ね、諦めずに方法を変えて挑み続けることが重要

フリーランスを始めた、もしくはこれから始めようと考えている方にとって、案件の確保はおおきな不安材料かもしれません。この記事では、フリーランスの営業方法から効果的なアイテム、営業効果をあげるスキルなど、フリーランスが継続して収入を安定させるためのポイントを紹介します。

フリーランスにとって営業が重要な理由

フリーランスにとって最も重要な業務が営業だといっても過言ではありません。営業による案件獲得が収入に直結し、将来的に継続可能な事業体系を構築する基盤になるからです。
営業活動を通じて、クライアントとの信頼関係を築き、長期的な契約につなげることで、安定した収入と自由な働き方を実現できます。

フリーランスが効果的に営業を進めるには

以下のグラフは、他のフリーランスがどのような営業経路で案件を獲得しているかを表しています。多くのフリーランスが、知人を介して案件を獲得しており、人脈の重要性がわかります。また、SNSなどの発信や広告活動も有効です。自分にできる案件獲得方法の参考にしましょう。

フリーランス-営業H3v1

参考:内閣官房新しい資本主義実現会議事務局・公正取引委員会・厚生労働省・中小企業庁|令和4年度フリーランス実態調査結果

フリーランスの具体的な営業方法

ここからは、フリーランスがどのような営業方法を活用しているか、具体例を紹介します。

友人や知人に相談

案件獲得手段として最も多いのが、友人や知人からの紹介です。人柄を理解している人を介することで、信頼が担保され、スキルや技術をアピールするだけで案件が獲得しやすくなります。業界や業種にこだわらず、さまざまな人に相談してみましょう。思いもよらない縁が生まれる可能性があります。

取引先からの紹介

取引先からの紹介も、技術力の担保があるため、案件を獲得しやすい方法です。取引先との関係を良好にし、満足してもらえる仕事を提供することで、「この人なら任せても大丈夫」と思ってもらえます。紹介案件は信頼度が高く、案件獲得にもつながりやすいため、積極的に活用しましょう。

SNSの活用

不特定多数への情報発信も有効な営業方法といえます。FacebookやX(旧Twitter)、Instagramやブログなどを定期的に更新することで、興味をもった人からの依頼や問い合わせが期待できます。また、自社サイトの開設も、社会的信用度の向上につながるでしょう。

企業へ直接営業メールを送る

ターゲットとなる企業に直接営業する方法です。断られたりメールの返信がなかったりすることもありますが、挫けないことが大切です。相手のニーズを理解した提案内容を心がけましょう。
メール例文では、突然のメールへのおわびから始め、名のり、過去の実績例を紹介し、御社の○○分野で何ができるかを簡潔にアピールします。ホームページやSNSのアドレスも記載しましょう。

クラウドソーシングの利用

クラウドソーシングとは、業務を依頼したい人と受けたい人をつなぐオンラインのマッチングプラットフォームです。企業が業務内容を登録し、それを見た個人が自分のスキルや技術を活かせる業務に応募します。その後、業務委託契約を結ぶことで、案件を獲得できます。営業が不得手でも、案件獲得しやすいので活用しましょう。

フリーランスエージェント利用

フリーランスエージェントとは、営業や事務手続きを代行してくれるサービスです。営業の苦手なフリーランスにとって、企業の仲介と案件紹介、条件交渉や契約締結を手助けしてくれるため便利です。さらに、煩雑な事務手続きを代行してもらうことで、業務に集中できるメリットもあります。

セミナーやコミュニティ参加

フリーランスが営業する上で、人脈形成は非常に重要です。業界のセミナーや同業種のコミュニティに参加することで、情報収集ができるだけでなく、同じ分野の人々と交流することで人脈が広がり、新たなビジネスチャンスの可能性があります。

チラシ配布や広告活動

チラシは、企業だけでなく個人の目に留まり、興味をもってもらえる可能性があります。たとえば、「パソコン教室をやります」というチラシを、許可をとったカラオケボックスのフリースペースに置くことで、家族連れから高齢層までアピールでき、地域密着型の営業方法として有効です。どこに人の縁があるかはわからないため、広い視野をもつことが大切です。

営業活動に効果的なアイテム

実際に営業を行うまでに準備しておきたいアイテムを紹介します。知名度をあげたりトラブルを防止したりと、効率的に営業するために役立ちます。

  • ポートフォリオ
  • 名刺
  • 時給や単価など基本情報

ポートフォリオ

ポートフォリオは、自分の実績を視覚的にまとめた資料のことです。成果や経験を集約し、実績やスキルをアピールする効果があります。営業時に見やすくまとめたポートフォリオを提示することで、技術力やスキル、経験値を理解してもらいやすく、相手に信頼感を与えることができます。作成して効率的な営業に活かしましょう。

名刺

ビジネスにおいて自分の顔となるのが名刺です。最初の接点となる重要なアイテムといえます。表面には住所、氏名、連絡先のほかに、SNSのアドレスを入れるのも効果的です。さらに裏面には、簡潔に自分のアピールポイントを表現しましょう。上手に裏面を活用することで、相手の記憶に残りやすくする効果があります。

時給や単価など基本情報

自分の業務に応じて、時給や成果物の単価を事前に設定しておきましょう。案件によって報酬形態が異なるため、柔軟に対応できるよう準備しておくことが重要です。これは案件獲得時の重要な指針になるため、正しい自己評価が求められます。また、単価や支払期日、契約期間などの契約条件を明確にするための資料を作成することで、透明性を保つことができ、円滑な契約が可能になります。

営業効果をあげるスキル

営業効果をあげるために身につけておきたいスキルを紹介します。どれもビジネススキルの基本ですが、フリーランスとして各スキルをどのように活かせるかも解説します。

  • コミュニケーション力
  • プレゼンテーションスキル
  • 傾聴力
  • 自己分析力

コミュニケーション力

営業にとって必須のスキルがコミュニケーション力です。フリーランスは、多くの人々と関わることで職種を継続できるため、的確で効率的なコミュニケーションは欠かせません。相手の立場に立って信頼関係を築くことが重要となります。

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションは自己アピールと相手のニーズを満たす提案を効果的に伝えるスキルです。何ができるかを考え、自分のスキルや技術で活用できる内容を伝えます。論理的な資料作成や説得力のある話し方を習得して、的確に伝えることがポイントになります。

傾聴力

フリーランスは、相手が何を求めているのかを正しく理解する必要があります。自己アピールに注視するあまり、どれほど高いスキルや技術をもっていても、相手のニーズと合わなければ案件は獲得できません。相手の話に耳を傾け、質疑応答を繰り返しながらニーズを把握して、自分にできることを考えましょう。

自己分析力

営業効果をあげるためには、正しい自己分析が重要です。営業を繰り返す中で上手くいったこと、いかなかったことを把握し、自分の強みや弱みを理解することで、営業方法の課題や営業戦略の問題点を把握できます。改善策を検討し実行することで、より効果的な営業活動が可能になります。

フリーランスが営業を成功させるポイント

フリーランスを継続するために営業は必須です。営業を行う際の注意点から対策までを紹介します。

  • 人脈を大切にする
  • 信頼と実績を積み重ねる
  • 自分本位な営業は避ける
  • 第一印象の重要性を知る
  • 複数の営業方法を同時に行う
  • 諦めずに方法を変えながら挑み続ける

人脈を大切にする

人脈はフリーランスにとって最大の資産です。人との出会いや縁を大切にし、真摯に向き合っていくことが肝要です。積極的に交流の場に参加し、新たな人脈づくりを意識しましょう。

信頼と実績を積み重ねる

時間や約束を守り、質の高い仕事を提供することで信頼と実績を重ねていくことが重要です。この案件は任せて大丈夫と安心してもらえることで、再契約や紹介案件へとつながります。その結果、営業に係る労力が少なくて済むようになるでしょう。

自分本位な営業は避ける

どれほど自分のスキルや技術、できることをアピールしても案件獲得につながらない場合もあります。自分本位の営業は避け、相手の求めることと自分のできることの一致点を見極めましょう。相手の視点に立って考える姿勢が重要です。

第一印象の重要性を知る

初対面の印象がその後の関係性に大きな影響を与えます。フリーランスだから何でも自由というわけではありません。礼儀正しく、清潔感のある身だしなみや立ち振る舞いはビジネスの基本と認識しましょう。

複数の営業方法を同時に行う

営業手段はさまざまあり、自分にとって不得意なものや業種によって異なる場合もあるでしょう。しかし、複数の方法を同時に行うことで、多方面へのアクションが可能になり、案件獲得の確率をあげることができます。自分にあった方法を見つけましょう。

諦めずに方法を変えながら挑み続ける

営業はすぐに効果が期待できない場合もあります。そこで諦めてしまっては、フリーランスとして継続できなくなってしまい、収入にも影響します。営業とは、失敗を恐れずに、さまざまな方法を試しながら、諦めずに挑み続けることで収入の安定につなげることです。

まとめ

フリーランスにとって、最も苦労する業務は営業かもしれません。苦手な方は営業代行を活用するのも選択肢の一つですが、自分に合った営業方法を試行錯誤しながら見つけていくことが、継続的な仕事の獲得と収入の安定につながります。本記事がその参考になれば幸いです。

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プレゼンテーションのコツ!話し方や資料作成やり方まとめ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/presentation_tips/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/presentation_tips/#respond Wed, 25 Oct 2023 01:46:58 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=20689 はじめに
  • プレゼン相手の属性を見極め、適切な内容を組み立てよう
  • 話の構成を作るにはPREP法を活用するとよい
  • 結論から先に話し、次にその理由を述べる
  • スライドはなるべくシンプルし、情報を詰め込みすぎないようにする
  • スライド作成にはPowerPointなどのアプリを活用しよう
  • プレゼン中は大きな声ではっきりと、相手の目を見て話そう

プレゼンテーション成功のコツ:心構え

この記事を読んでいる人の中には、プレゼンテーションの事前準備や当日の発表の仕方ばかりに気を取られている方もいらっしゃることでしょう。しかし、プレゼンテーションは発表して聞いてもらう相手が必ずいるものです。準備ばかりに気を取られる前に、まずは相手のことを知っておきましょう。

話す相手のことを知ろう

プレゼンをおこなう相手はどういった属性の方々なのでしょうか。取引先への営業だったり、社内プレゼンの場だったり、講演会だったり、さまざまなシチュエーションがあるでしょう。それぞれの場面で、話を聞いてもらう相手の属性はまったく異なります。とくに講演会では、プレゼンの相手は今日はじめて会う人です。専門用語は使わず、かみ砕いた言葉を使うといった配慮が必要です。つまり、相手に合わせてプレゼンでの言葉を変える必要があります。

まずは最初に「プレゼンは相手に理解してもらうもの」であることを心に留めておきましょう。相手の属性に合わせて資料を工夫したり、事前に心構えをしたりなど、できることはあります。

プレゼンテーション成功のコツ:事前準備

プレゼンを成功させるには、事前準備が肝要です。構成を事前に練ったり、資料を作成・準備したりとやることは多岐にわたります。

たとえば、話す速度は1分で約300字が適切です。もしプレゼンに10分与えられている場合、文字にして3200字を話さなければなりません。これだけでもいかに事前準備が重要かわかるものです。次項で事前準備のやり方を解説します。

話す内容の構成を練ろう

プレゼンにおいて話の構成を考えることは、もっとも重要なポイントのひとつです。とくにプレゼンの構成を考えるにはコツが必要です。次にコツをいくつかあげてみます。

  • 導入

    冒頭で自己紹介やアイスブレイクのようなひきつけ・つかみの話をする

  • 本題

    次に本題に入るが、まず結論を先に話すように意識する

  • 理由

    次に、先ほどの結論に至った理由を述べる。このとき、根拠のある数字や具体性のある体験談などを述べて説得力を持たせるとよい

  • まとめ

    最後にこれまで話したことをまとめ、締めくくる

冒頭では、話の導入として自分の自己紹介やアイスブレイクとして最近あった出来事やちょっとした話を簡単に述べて、聞き手との心の距離を縮めましょう。

次に本題に入りますが、まず結論を先に話しましょう。普段の何気ない会話のような、思いつきをどんどん口にして結論を急がない話し方では、聞き手に「結局何がいいたいのかわからない」という印象を与えてしまうため、不向きです。プレゼンでは「これから何について話すか」を冒頭で明確に伝え、聞き手の興味と集中力を引きだすことがポイントです。

その次に、この結論に至った理由を話します。その際、根拠のある数値データを引用したり、具体的な体験談を話したりすると、説得力を持たせられます。

最後に、これまで話してきたことのまとめを述べて終了です。

フレームワークを活用しよう

フレームワークとは、いわゆる「考え方の型」で、さまざまなフレームワークが知られています。その中でもプレゼンに適したフレームワークがPREP法です。前項で述べたような話の構成を作るときに向いています。

PREP法は、次の型に従って文章を作成します。

  • PREP法について

    Point :要点・結論 → Reason :理由 → Example:具体例・事例・データ → Point :要点・結論の順番で文章を作成する

  • 例文

    プレゼンではPREP法が使えます。(Point :要点・結論)
    なぜならPREP法を使って文章を作ることで、説得力がつくからです。(Reason :理由)
    私はプレゼンでの話す内容に困っていたとき、PREP法を知って構成を組み立てなおし、当日は成功いたしました。(Example:具体例・事例・データ)
    このように、PREP法はプレゼンに役立つフレームワークといえます。(Point :要点・結論)

ほかにもいくつかプレゼンに使えるフレームワークがあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。

資料やスライドを作成しよう

話す内容を決めたら、次はプレゼン用のスライドを作成しましょう。スライドにはついつい文字を盛りだくさんに入れたくなるものですが、スライドのまとめ方にもコツがあります。スライドの作成では、下記にあげるポイントに注意しましょう。

  • スライドはなるべくシンプルにしよう
  • スライド1枚目はタイトルページにする
  • 1スライドにつき1テーマとする
  • 見出しを見ただけでスライドの内容が把握できるように心がける
  • 文字はある程度大きくする必要がある。見出し18ポイント以上・本文14~18ポイント程度を目安にしよう
  • スライドに使用する色は同系色が基本となる。使う色の種類は3種類までにするとより見やすくなる
  • インターネットで見本を探して参考にするのもよい

印刷して配る資料と違って、プレゼンでは前を向いて画面を見て、プレゼンターの発言とともにスライドを見なければなりません。したがって、1スライドで1テーマとなるよう心がけ、見出しだけでもある程度内容を把握できるようにするのが望ましいです。

文字の大きさも、パソコンやスマホで作成しているときと、当日画面に映し出したときでは見え方が異なるため、プレゼンに適した文字サイズは覚えておくとよいでしょう。

また、見やすさの配慮としては、スライドに使用する色にも気をつけ、同系色・3色までを使用するとより見やすくなります。難しいと思う方は、インターネットで見本を探したり、資料作成に使うアプリのテンプレートを使用したりするとよいでしょう。最適な色が用意されており、大変便利です。

■情報量が多すぎてわかりにくいスライドの例

情報量が多すぎるスライドの一例

■適切な情報量で見やすいスライドの例

適切な情報量のスライドの一例

PowerPointなどのアプリを使おう

プレゼン用のスライドを作成するアプリとして有名なのが、パワポの略称で親しまれるPowerPointです。ほかにもKeynote、Googleスライドなどがあります。これらはスライドを作るのに特化したアプリで、多彩なデザインを利用することが可能です。また、プレゼンの最中におけるスライド操作にも特化しており、簡単にスライドを操作できるようになっています。前述した通り、テンプレートとして美しいデザインも多数用意されているので、できればプレゼン用アプリを使用してスライドを作成しましょう。

プレゼンテーション成功のコツ:話し方

プレゼンで話す内容の作り方は前項で述べましたが、ここでは発声など話すスキルについて解説します。プレゼンでは小さな声でぼそぼそ話すより、相手を見てはっきり大きな声で話す方が伝わるものです。当然のことのようにも思えますが、実際にやってみるとなかなか上手にできないものです。気をつけるべき話し方のポイントを次項で確認していきましょう。

伝えるための話し方

  • 大きな声ではっきり話そう
  • 相手の目を見よう。聞き手が複数いる場合は、まんべんなく聞き手に言葉を届けるつもりで順番に相手の目を見るとよい
  • プレゼン中は常に笑顔を心がけよう
  • 話す内容のメモを手元におくのもよい
  • あまりにも難しい専門用語は使わず、わかりやすい言葉にいいかえよう
  • 考えながら話すときに出がちな「えー」「あー」といった声はなるべくなくす
  • 早口になりすぎないように話す

プレゼン中は、座席の最後列の方にまで届けるつもりではっきりと大きな声で話しましょう。また、目を見て話すことは会話の基本ですが、プレゼンでも同じです。聞き手が複数いる場合は、まんべんなく言葉を届けるつもりで順番に相手の目を見ていくとよいでしょう。

常に笑顔で話すことも大事です。緊張して真顔になりがちですが、それでは聞き手もつられて固くなってしまいます。意識的に笑顔を心がけましょう。どうしても緊張してしまう場合は、話す内容をまとめたメモの持参も手です。

プレゼンでは、あまりにも難しい専門用語は使わず、できるだけわかりやすい言葉で説明しましょう。これもメモに記入しておくと難しい言葉遣いを避けられるでしょう。

考えながら話すときに出がちな「えー」「あー」といった声のことをフィラーといいますが、プレゼンにおいてはフィラーを使わない方が聞き取りやすいです。また、早口になりすぎないようにも気をつけましょう。緊張や焦りがあると早口になりがちですが、あまりにも早口だと聞き手がついていけません。相手に伝わるよう、少しゆっくりと話すようにしましょう。

話し方の改善・対策

プレゼンでは笑顔を絶やさず、「えー」「あー」などの声をできる限りなくし、早口にならないようにと前項で説明しました。事前に練習すると効果的ですが、さらに効果をあげるための対策があります。

  • スマホなどで発表の様子を録画し、あとで見返してみる
  • プレゼンの練習を人に見てもらう

発表の様子を一度、録画して自分で見てみましょう。事前に想像していた以上に、下を向いていたり、早口になりすぎていたりすることが手に取るようにわかります。改善点が理解できたら、もう一度録画して見返してみると、最初との違いがわかり、モチベーションもアップします。

同様に、協力者にプレゼンを見てもらうのもよいでしょう。自分だけでは気づかなかった点を指摘してもらえる可能性があります。

プレゼンテーション成功のコツ:そのほか

プレゼンにおけるその他のコツや気をつけた方がよい事柄を紹介します。

  • 清潔感のある身だしなみを心がける
  • 自分の言葉で話す
  • 聞き手に問いかけてみる

清潔感のある身だしなみは対面の場での基本的なマナーです。今一度、自分の身なりがふさわしいものか確認しましょう。

また、これまでプレゼンでの話し方の技法を中心に解説してきましたが、大切なのは自分の言葉で話すことです。誰かの受け売りだけで固めたプレゼンでは聞き手の心に響きません。自分で考えて出てきた言葉でプレゼンすることを心がけましょう。

こちらは上級者テクニックですが、余裕があるようなら、プレゼン中に「あなたは〇〇を知っていますか?」というように聞き手に話しかけるのもよいでしょう。プレゼンではプレゼンターが話し続ける形になるため、一方通行のコミュニケーションのようになりがちです。聞き手に問いかけることで、参加意識をより強く持ってもらえます。

まとめ

プレゼンは成功させるコツがあります。プレゼンをおこなう相手の属性を知り、適切な内容を組み立てるのが肝心です。また、結論から先に話し、次にその理由を述べるようにしましょう。そのためにはPREP法を活用するとよいでしょう。プレゼンで使用するスライド作成にはPowerPointなどのアプリが便利です。スライドはなるべくシンプルにすることを心がけ、情報を詰め込みすぎないようにしましょう。プレゼン中は意外と表情が硬くなったり、声が小さくなったりするものです。大きな声ではっきりと、相手の目を見て話すように心がけましょう。

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SPIN話法とは?ヒアリング重視の営業スキルを解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/spin_talk/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/spin_talk/#respond Wed, 07 Jun 2023 06:37:03 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=16880 はじめに

営業をはじめとするビジネスの場面で、相手の本音がわからなくて困った経験はありませんか?ヒアリング力を重要視するSPIN話法は、相手の潜在ニーズを掘り起こすことが可能です。ビジネスだけでなく日常生活にも使えるSPIN話法について今回はわかりやすく解説します。

SPIN話法とは

読み方は「スピンわほう」です。顧客の潜在ニーズを引き出す営業方法です。イギリスの行動心理学者のニール・ラッカム氏が考案しました。IBMをはじめ、世界中の有名企業で取り入れられているフレームワークです。従来の、いわゆるセールストークは押しつけ感があって敬遠されがちなので、ヒアリング力を使うSPIN話法が有効です。

SPIN話法の4つの質問

Situation (状況質問)、Problem(問題質問)、Implication (示唆質問)、Need-payoff (解決質問)、これら4つの質問の頭文字を取ってSPIN話法と言います。

SPIN話法の4つの質問の説明図

Situation Questions(状況質問)

相手の状況を把握するための質問です。事前のリサーチをして端的に済ませ、だらだらと聞かないようにするのがポイントです。

状況質問の例文

○○の管理にはどのようなサービスを利用していますか?

○○の担当者は何人いますか?

Problem Questions(問題質問)

クライアントが問題点に気付くような質問をします。掘り起こした潜在ニーズをクライアントが自らの口から言うように誘導します。

問題質問の例文

利用しているサービスの容量は十分ですか?

現在のやり方で何か困っていることはありませんか?

Implication Questions(示唆質問)

その問題がどのようなトラブルを引き起こすか、解決の必要性を感じてもらうための質問です。解決すべき問題点が明らかになっていても結論を急がないのが重要です。クライアントが自ら解決の必要性に気付くように質問します。

示唆質問の例文

今使用しているサービスを使い続けることで業務改善のタイミングを逃してはいませんか?

従来のセールストークでは顧客に押しつけ感を与えてしまいませんか?

Need-payoff Questions(解決質問)

問題意識を持つことができたクライアントに対し、解決策を質問の形で提案します。間接的に営業に結びつけるのがポイントです。

解決質問の例文

これまでにない特長を持つ弊社の○○というサービスならそれらの問題を解決できると思いませんか?

弊社の○○を利用すれば業務効率化が図れるのではないでしょうか?

SPIN話法の具体例

SPIN話法は営業をはじめとするビジネスの場面だけでなく、日常生活の中までさまざまに応用することができます。

IT系の営業の場合

COMPANY®というERPシステムをセールスしたい場合の例文です。

IT系の営業の場合
Situation Questions
(状況質問)
人事システムは何をお使いですか?
Problem Questions
(問題質問)
基幹システムだと各部門のデータがバラバラで使いにくさはありませんか?
Implication Questions
(示唆質問)
データの一元管理ができればスピーディーな経営判断につなげることができるのでは?
Need-payoff Questions
(解決質問)
COMPANY®のようなERPシステムを使うことでそれらは解決できるのでは?

アパレル系の場合

ストレッチ素材のリクルートスーツを販売したい場合の例文です。

アパレル系の場合
Situation Questions
(状況質問)
リクルートスーツをお探しですか?
Problem Questions
(問題質問)
スーツは動きにくく窮屈だと感じることはありませんか?
Implication Questions
(示唆質問)
窮屈だとストレスになってしまって面接のときに実力を発揮できないのでは?
Need-payoff Questions
(解決質問)
ストレッチ素材を使ったスーツなら疲れにくいのでは?

家庭の場合

家族旅行を提案したい場合の例文です。

家庭の場合
Situation Questions
(状況質問)
最近元気がないようだけどどうしたの?
Problem Questions
(問題質問)
ストレスがたまっていると仕事にも影響が出るのでは?
Implication Questions
(示唆質問)
仕事に影響が出たら査定に響くのでは?
Need-payoff Questions
(解決質問)
旅行に出かければ心身ともにリフレッシュできるのでは?

ヒアリングの重要性・アフターケアも忘れずに

従来のセールストークでは、いかに上手く話すかという点に重きが置かれていました。SPIN話法で最も重要なのはヒアリング力です。Situation ・Problem・Implication・Need-payoffの4つの質問にそってヒアリングを行うことで、顧客への商談が行ないやすくなります。
また、営業は契約が成立したら終了ではありません。信頼関係を継続させるための、ヒアリング力を活かしたアフターフォローが大切です。販売した製品やサービスの利用状況などを定期的に確認しましょう。

まとめ

従来のセールストークには押しつけ感があるという欠点がありました。SPIN話法ではヒアリングに重点を置き、相手の困りごとや潜在ニーズを自然に引き出します。この方法はビジネスの場面だけでなく日常会話にも活かすことができます。円滑な人間関係を築くためにSPIN話法を活用してみてはいかがでしょうか。

最後のチェックポイント

  • SPIN話法とはヒアリング力を活かした営業スキル
  • セールストークを押し付けることなく相手の潜在ニーズを掘り起こす
  • 状況質問、問題質問、示唆質問、解決質問の4種類の質問を行う
  • 質問することよりも聞く力が大切
  • 日常生活に活かすこともできる
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営業とはどんな仕事?営業職の定義と種類をわかりやすく紹介 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about-sales/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about-sales/#respond Wed, 21 Oct 2020 00:19:36 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=4152 はじめに

多くの企業で設けられている「営業職」。営業の仕事といえば、商品やサービスを販売するというイメージも強そうですが、他にもさまざまな仕事があります。今回は営業職を目指す人にむけた、営業職の仕事内容や仕事の流れを紹介します。

営業とはどんな仕事?定義は?

営業とはどんな仕事?

営業とはどのような仕事をするのか。商品やサービスを売り込むことが基本となる営業の仕事ですが、一体どのような業務が行われているのでしょう。また、何かを売るという点で似ていると考えられる、販売職と営業職の違いについても気になるところです。

  • 営業の定義
  • 営業と販売の違い
  • コンサルディング営業

ここではこれら3つのテーマを元に、営業の仕事についてお話していきます。

営業の定義とは何か

営業という仕事の定義は、会社に利益をあげることです。

会社の利益を上げるために、自社で提供するサービスや製造している商品を販売したり、クライアントが求めている情報などを提供したりして、契約を結ぶことが営業職のメインの仕事です。

利益を上げるために、どのような企業に出向き、どのようなアプローチで営業をかけるのか。売り込みをするだけではなく、売るためのリサーチや企画作成なども営業が一手に引き受けます。

さらにはクライアントへのアポイントを取るなどのスケジュール調整、人間関係を円滑にするための交際など、かなりマルチタスクに活動します。

営業と販売の違いは?

製品やサービス、情報などを「販売」するというイメージから、営業職と販売職は似ている、同じような仕事ではないかと考える人もいます。しかし多くの企業で営業職と販売職の部署が分けられている点から、似て非なる職種であることが見えてきます。

営業と販売。ふたつの大きな違いは顧客に対する接し方です。営業は商品などを「売り込む」ことがメインで、販売は買いたいと考えている人に「対応する」ことがメインになります。

この違いには同じ物を売る仕事でも、顧客の「購買意欲」が異なるところにポイントがあります。購入したいと検討しているレベルなのか、購入することを目的としているのかと考えればイメージしやすくなることでしょう。

コンサルティング営業とは?

通常の営業職とコンサルティング営業は何が異なるのでしょう。通常の営業でもコンサルティング営業でも、自社に利益をあげるというゴール地点は共通しています。

通常の営業の場合、自社製品やサービスを販売すれば一旦ゴールを迎えますが、コンサルティング営業の場合はゴールが少し異なります。顧客が抱えている問題解決や目的・目標をクリアするために、自社・他社に関わらず適切な製品やサービスを用い、顧客が抱えている問題を解決することがコンサルティング営業のゴール地点なのです。

もう少しわかりやすく説明すると、自社製品やサービスを売り込むことが「販売」なのか「手段」なのかが、2つの異なる部分です。

営業の仕事内容と流れ

営業の仕事内容と流れ

営業の仕事についてわかってきたところで、営業の仕事内容や仕事の流れを見てみましょう。自社製品やサービスを売り込むことだけが仕事ではなく、さまざまな業務の上で営業の仕事が成り立っていることをぜひ知っておいてください。

アプローチ先の検討・決定

営業の最初の仕事は、製品やサービスを売り込むためのアプローチ先の検討をおこなうことです。アプローチ先が決まれば、今度はどのような営業をおこなうかも検討し決めていきます。同じ製品やサービスを売り込むにしても、顧客ごとに求められることや、問題・課題が微妙に異なるからです。

無計画にいきあたりばったりの営業をしていては、無駄足を踏んでしまいかねません。仕事の効率を下げてしまわないように計画を立て、効率よく仕事をすることが重要になります。

顧客の抱える問題や課題に対し、自社製品やサービスが解決方法になるかどうかがアプローチ先を決めるポイントとなるでしょう。

営業活動・商談・見積もり

営業先も決まりアポイントが取れたら、次は実際に商品やサービスを売るための商談に入ります。このとき必要になるのは、商品やサービスに関する資料や見積書です。

どれほど素晴らしいものでも、中身がわからなければ必要かどうかがわかりません。またどれほど素晴らしい製品やサービスでも、予算の折り合いがつかないものを購入することは難しいでしょう。だからといって営業する側も、採算度外視で販売することもできません。

営業は顧客の話にしっかりと耳を傾けて、何が求められているのかや、顧客が抱えている課題や問題・予算などを見極めながら、両者の考えをすり合わせていきます。

受注・手配

顧客とのすり合わせが滞りなく完了し、商品やサービスの受注が完了したからといって、営業の仕事はそこで終わるわけではありません。

顧客の希望を確認しながら、製品やサービスをどのように手配するかも営業の大切な役割です。売ったら終わりではなく、これからも継続して取引ができるようにするためにも、顧客へのサポートやコミュニケーションが必須となります。

関連する部署などがあれば、連携を取りながらできるだけ顧客の希望に沿ったスケジュール調整をおこなうことも、営業に課せられる仕事です。

納品・請求

受注後、営業は問題なく製品やサービスが納品されたかどうか確認をおこない、トラブルがあれば速やかに各所に確認を取ったり対応したりする仕事もあります。納品が済んだからといっても油断はできません。

納品完了が確認できれば、請求書を作成し、顧客との契約通りに請求業務をおこないます。

契約時に顧客と請求のタイミングや請求方法、支払期日・支払い方法などを確認しておくことも営業の仕事です。加えてきちんと期日までに入金されているかどうかを把握しておくことも、営業の業務だと考えておいてください。

アフターフォロー

一連の業務が終了すると営業の役割は一段落します。しかしそこで仕事が終わるわけではなく、顧客へのアフターフォローも、営業が担う重要な業務です。

商品やサービスを提供したあとも、不具合やトラブルがあれば迅速に対応していきます。アフターフォローをいかに迅速に丁寧にできるかで、顧客との今後の信頼関係も変化していくでしょう。

顧客との関係性が優良であれば、新たな製品やサービスの営業もしやすくなりますので、アフターフォローにも力を入れていく必要があります。

営業職の種類

営業職にはいくつかの種類が存在します。顧客の特性や売り込む製品・サービスによって営業の形は変化するため、細分化されていきます。

  • 法人営業
  • 個人営業
  • 新規営業
  • ルート営業
  • 内勤営業(インサイドセールス)
  • 外勤営業(アウトサイドセールス)

さまざまな営業の種類の中から、今回は上記6つの営業について紹介します。

法人営業(BtoBビジネス)

企業などの法人に対して営業活動をおこなう「法人営業」は、企業との取引となるため、取り扱う製品やサービスの規模が大きくなったり、契約金額などが高額になったりすることは珍しくありません。

企業側を納得させる理論的な営業が法人営業の要となります。企業の抱える問題や課題は規模が大きいことも珍しくないため、理論的かつ合理的なアプローチが営業時の肝となるでしょう。

根拠のあるアプローチをおこなうためには、リサーチ力やプレゼンスキルが問われるでしょう。もちろんプレゼンなどに関する資料作成も重要な要素となります。マーケティングやデータ収集を丁寧におこない、企業にあった営業活動で、問題解決へのサポートをしていきます。

個人営業(BtoCビジネス)

対個人に営業を行う「個人営業」の場合、営業をおこなう相手が直接購入する相手となります。そのため担当者と決済者が異なるケースの多い対企業よりも、顧客と近い距離でスムーズに営業活動をおこなえるでしょう。うまく行けば、営業に行ったその日に契約が成立することもあるかもしれません。

業務の進め方は、取り扱う製品やサービスによって異なり、法人営業と同じく電話でのアポイント取りや飛び込みの営業で訪問するケースもあります。購買意欲をもって店舗に来店された顧客に対し営業活動をおこなう場合も出てきます。後者は不動産や金融商品などをイメージするといいでしょう。

新規営業

新規営業とは言葉の見た目通り、まったく取引を行ったことがない企業や顧客への営業活動をおこなうスタイルの営業方法です。取引の前例がないため、まずはアポイントを取るところから業務はスタートします。このアポイント取りが、新規営業の第一の難関となるでしょう。

新規営業の多くは、リサーチをした企業へ電話でアポイントを取ったり、直接訪問(飛び込み営業)したりしながら、新規の顧客を開拓していきます。

営業をかける顧客・企業については、事前に入念なリサーチとアプローチに対する会議などをおこなって決定していく場合と、とくに決まりを作らずに決められたエリア内でローラー作戦のように電話や訪問をおこなうなど、営業のやり方はさまざまです。

ルート営業

ルート営業は、すでに顧客との取引実績のあることが前提となります。消耗品のように繰り返し発注されるような製品や、季節で変動するもの、定期的に交換する必要がある製品などを主に取り扱うケースが多いでしょう。

すでに顧客との関係性が確立していることから、新規営業よりも楽なイメージをもつかもしれません。しかしすでに関係性が成立しているからこそ、関係性を維持するための努力も必要です。常に顧客の状態を把握し、何かあれば素早くフォローできる体制を作っておかなくてはなりません。

内勤営業(インサイドセールス)

営業職といえば、自社の製品やサービスを売り込むために企業や顧客のもとへ出向くイメージがあるかもしれません。ですが営業職の中には、「内勤」という言葉のつく営業もあります。

内勤営業は「内勤」という言葉どおりの意味をもっており、社外に出ることはなく社内で営業の仕事をおこないます。架電によるテレアポやメールによるアポイントなどになります。時にはMA(マーケティングオートメーション)の一環として見込み客の育成を行うこともあります。

内勤営業の取り扱う商品や職種をわかりやすく説明すると、不動産業や銀行・証券会社などの金融業がイメージしやすいでしょうか。ブライダル業界や旅行業界なども同じく、社内に居ながら自社の製品やサービスを来店した顧客に売り込むため、内勤営業と呼ばれています。

来店する顧客をカウンター越しに営業活動することから、「カウンターセールス」と呼ばることもあるようです。

外勤営業(アウトサイドセールス)

外勤営業は、自社の製品やサービスを売り込むために企業や顧客のもとへ出向く、いわゆる外回りとも呼ばれています。昔ながらの営業のイメージはこれに当たると思います。

外勤営業は先に述べたルート営業として取引先を回ることもあれば、新規営業として飛び込みのセールスをすることもあります。外回りというくらいですから長距離を移動することもあり、体力が必要になりますが、デスクワークで社内に籠るよりも体を動かす方が好きな人には向いている職種になります。

ちなみに、ローラー作戦といった地域の端から端までをくまなく飛び込みで営業するという会社もあります。一方、SalesforceなどのCRMツールを導入している会社では、顧客の情報をタイムリーに取得できるため、内勤営業と連携して外勤営業にホットな情報を共有し外回りの商談に活かすなど、手当たり次第の飛び込み営業をするよりも効率的に営業活動を行っている会社もあります。

業種別による営業の種類

営業は業種によっても様々な種類があります。その中から4つの業種の営業について簡単に紹介します。

メーカー営業

メーカー営業は自社で作られた製品を売ることが仕事になります。主にBtoBのビジネスであり、得意先も法人が多い傾向にあります。メーカーはBtoCでは?と思う方もいるかもしれませんが、メーカーが直接消費者に販売することは稀で基本はメーカーから小売店や卸問屋に製品を卸すことが主流になります。例えば、食品メーカーがスーパーやコンビニに卸すようなことです。そのため、メーカー営業は新規営業とルート営業を行います。

商社営業

商社営業はメーカーの作った製品を仕入れて販売することが仕事になります。例えば、消費財メーカーが全ての小売店と直接やり取りをして製品を卸していたら手間とコストがとてもかかりますし、新規開拓するのにも膨大な時間と労力をかけることになります。そのため、多くのメーカーは商社に手数料を支払い製品の販売と原材料の調達をお願いしています。商社営業は、様々な製品を扱いますので幅広い販売網や原材料調達のネットワークを持っています。

不動産営業

不動産営業は、一般的なイメージとして、マンション、アパート、戸建てなどの不動産を個人や法人に販売したり賃貸契約をしたりすることが主な仕事になりますが、その内容は様々です。例えば、不動産販売会社の営業では、マンションや戸建てなどの新築物件を販売する仕事になります。不動産賃貸会社の営業では、住宅を貸したい人と借りたい人の仲介をする仕事になります。リフォーム会社の営業では、お住まいの物件の修繕を行う仕事になります。

OEM営業

OEM営業のOEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略称です。馴染みのない言葉ですが、他社のブランド製品を製造することです。例えば、海外ブランドの服やコンビニなどに並ぶプライベートブランド、スマートフォンなどがOEMの代表例になります。そのため、OEM営業は需要のありそうなブランドの会社に営業をし、製造を請負います。時にはクライアントと共にキャラクターデザインやグッズの方向性を考えるなど、クリエイティブな面もあります。

特殊な営業職の種類

営業は製品やサービスを売るために、営業活動を行うイメージが強いですが、そのほかのものを売る営業もありますので、そういった営業の仕事を2つ紹介します。

広告営業

広告営業はアカウントプランナーと名刺に記載されていることもあります。メディア(媒体)の掲載枠を、クライアントに売る仕事になります。そのため、自社のメディア(オウンドメディア)を売るために営業活動をする場合と、代理店として他社のメディアをクライアントに売る場合とがあります。

クライアントの商品やサービス情報をメディアに掲載することで認知度や売上のアップを狙います。広告営業は商品やサービスの魅力を理解し、ターゲットとマッチングさせる「場」としてメディアを選定します。メディアは新聞、雑誌、テレビ、ラジオといったマスメディアやインターネット、SNS、看板、交通機関などが挙げられます。

広告営業は様々なメディアを扱うことになりますので、どのメディアが最適なのか常に時代の流行にアンテナを張る必要があります。また、代理店の場合は様々なメデイア関係者とつながりを持てる社交性も必要です。その上で、クライアントの商品やサービスとターゲットをマッチングできる考察力・分析力も求められます。こういったことをやりがいと感じられる人は向いているかもしれません。

SES営業

SES営業のSESとは「System Engineering Service」の略称です。SES営業は、SE(システムエンジニア)、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアといったインフラエンジニア、WEBエンジニアなどのITエンジニアをクライアントに提供する仕事になります。

SES営業は、クライアントの不足している人材を提供するサービスを営業活動しています。そのため、派遣営業と似ていますがSESは準委任契約という契約形態で成果物ではなく労働時間による報酬になるため厳密には派遣とは異なります。

経済産業省が発表したDXレポートでは、IT関連のエンジニアが大幅に不足すると予想されています。それを裏付けるようにITエンジニア不足に悩む企業は多くあります。そのため、SESの需要は今後もまだまだ伸びていくと予想されます。

SES営業は人材を扱う仕事のため、コミュニケーション能力はもちろん、多少精神的にもタフな人が向いていると思われます。

SES営業の仕事に興味のある方はこちらの社員インタビューも参考にどうぞ。

営業職はきつい?女性も多い?向いている人とは

営業職は「きつい」や「男性が多い」というイメージがありますが、最近では、働き方改革もありワークライフバランスを実現している人もいますし、多くの女性も活躍されています。そんな営業職に向いている人の特徴をまとめます。

コミュニケーション能力

営業職の基本能力として必須なのがコミュニケーション能力です。基本的には営業の仕事は対話がメインになりますので、そこでの会話の内容や対応がその商談の勝敗を左右します。そのため、相手の欲しい情報を把握し、それをわかりやすく、正確に伝え、相手がその情報を正しく認識できるための「伝える力」がコミュニケーション能力になります。

ちなみに、コミュニケーション能力の中には調整力も含まれます。営業は様々なステークホルダーと対話をして仕事を進行していくこともあります。その際に関係各所の調整を行うことも営業の大切な仕事になるからです。

ヒアリング力&分析力

コミュニケーション能力を最大限に伸ばすために必要なのがヒアリング力と分析力です。ヒアリング力はただ聞くだけではなく課題を抽出する又は発見できる力です。そしてその課題を抽出し、解決に至るまでに必要なのが分析力になります。

分析力には、ロジカルシンキングが必須です。定性的な判断だけでなく定量的なデータを元に課題を抽出し、課題解決の道筋又はそのエビデンスとして論述できる必要があるからです。

印象力&信頼力

これまでに述べたコミュニケーション力、ヒアリング力や分析力を持っている方はすでに営業職に向いていると言っても過言ではありません。ただ、よりそれらを活かすためには印象力と信頼力が必要です。極端なことを言うと、コミュニケーション力、ヒアリング力&分析力に自信がない方でもこの印象力と信頼力があればそれだけで営業職に向いていると言えます。

印象力は見た目や動作、言葉遣いなどからの印象になります。第一印象は対話の最初の関門です。第一印象で好感を持たれるとその後の商談成約率もアップしますので、とても大切になります。そして、製品もしくはサービスを購入するには信頼を得ることが重要です。そのため、営業は顧客との対話を重ねる中でこの信頼を高めることが必須になります。

ちなみにこれらはその人の見た目や話し方、所作、性格などからの印象により形成されていくもので「人間力」と称されることもあります。結局営業は対話が基本になりますのでその人の人柄も重要になります。

営業職は複数の種類があり分類の切り口もさまざまであることを見てきました。情報収集をした上で「やっぱり営業職には向いていない」と感じた方はこちらの記事も参考にどうぞ。記事を読むことで営業職からIT業界へのキャリアチェンジを考えてみてはいかがでしょう。

まとめ

営業職といっても、いくつかの種類に分けられており、それぞれに営業スタイルが異なります。根本的なゴールは、「会社に利益をもたらすために営業活動をおこなうこと」に変わりはありません。顧客へのアプローチのやり方や考え方などが異なるだけです。

それぞれの営業種類によって、求められるスキルなども異なります。しかしどの営業分野でも、顧客の話をしっかり聞き、適切な製品やサービスが提供できるよう務めることを怠らなければ、基本的には問題ありません。

未経験者でも経験者でも、経験を積みながら成長できる営業職。もし興味があればこの記事を参考に、転職・就職への選択肢にいれてみてはいかがでしょう。

最後のチェックポイント

  • 営業職にはさまざまな種類がある
  • 顧客の特性や扱う製品などによって営業の形は変化する
  • 営業職と販売職は似ているが、顧客の購買意欲が異なる
  • 製品やサービスを売り込むだけが営業の仕事ではない
  • 顧客の選び方やアプローチの仕方を考えることからスタート
  • 資料作成やプレゼン能力の高さも売上アップにつながる
  • アフターフォローなど納品後の業務も重要
  • 未経験者でも挑戦できる点が営業職の魅力
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営業に向いてない人の性格5個と営業をやめたい時の乗り越え方 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/sales-not-suitable/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/sales-not-suitable/#respond Wed, 21 Oct 2020 00:15:19 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=4177 はじめに

ビジネスはお客様に価値を提供することによって成り立ちます。その最前線、お客様の窓口になるのが営業という仕事です。

営業がいないとビジネスが成り立たないと言っても過言ではないほど要の職種ですが、一方で、営業に向いてないと感じる人も数多くいます。

ここでは、そんな風に感じる人の主な性格と、辞めたいと感じたときの乗り越え方について紹介いたします。

その他にも、営業辞めたいは甘えではない!営業職がストレスを感じる理由の記事もございます。こちらも是非チェックしてみてください。

営業に向いてない主な性格と判断法

営業に向いてない主な性格と判断法

営業職に向いていないと感じる人の主な性格を挙げると、大きく分けて次の5つです。自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

未経験でもこれまでの経験を活かしてIT業界で活躍できる職種がいくつかあります。営業経験を活かしたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

初対面の人が苦手

ビジネスを拡大していく上で、新規のお客様を獲得するのは非常に重要です。そのためには、新しい会社に出向き、初対面の方と話をする必要があります。

会ったことの無い人と話をするのは、誰しも緊張するものですが、緊張の度合いがとても大きな場合、前日に眠れなかったり、当日お腹が痛くなったりなど、身体に不調として現れます。そんな人は営業職に向いているとは言い難いでしょう。

人と話したり話を聞くのが苦手

営業職は最終的には自社の商品やサービスを販売するのが仕事ですが、その前提として、お客様の現況や抱えている課題などを聞き出す必要があります。

また、永く関係性を築いていく上でも、話をしたり、聞いたりといったコミュニケーションは必須でしょう。

相手との相性もあるでしょうが、どうしても上手く話が運べない、話がかみ合わないようなことが多い場合は、営業職にはあまり向いていないかもしれません。

身だしなみに気を遣うのが苦手

あなたがお客様だとして、営業に来た人が、ピシッとネクタイを締め、シワひとつないスーツ姿だった場合と、よれたネクタイに、着古したなんと無く小汚い印象の服装だった場合と、どちらに好印象を持つでしょうか?

答えは明白でしょう。

営業は第一印象、見た目が大切です。

普段から身だしなみに気を遣うのが苦手、服装に無頓着な人は営業職には不向きと言わざるを得ません。

計画を立ててすぐ実行するのが苦手

お願いしたこと、質問したことに、すぐに反応があると気持ちがいいものです。お客様も同じです。反応が早い人は好印象につながります。

逆にもたもたしていると、せっかく仕事をいただけても、うまく進行することができずに、場合によっては、案件自体がご破算になってしまうことにもなりかねません。

仕事に限らず、普段から計画をするのが苦手、スケジュールに沿って進めることが不得意な人は、営業職としては難がありそうです。

マメに連絡をするのが苦手

仕事はスケジュール通りに進むのが当然望ましいのですが、不測の事態が生じたりして、遅滞することも往々にあります。

そんなときお客様は、その遅れているという情報が欲しかったりします。

スケジュールの遅滞自体が良くないことですが、そのことをきちっとタイムリーに報告してくれるなど、とにかくマメに連絡してくれる営業をお客様は好みます。

スケジュール通りにうまく進まなかったところがあっても、営業の対応が良いことでまた発注をいただけるなど、かえって信頼にもつながることもあります。

連絡・報告が往々にして後手になる傾向がある人は、営業職としては不適ですので、あらためる必要があるでしょう。

営業に向いてない・やめたいと感じた時の乗り換え方

営業に向いてない・やめたいと感じた時の乗り換え方

自分は営業職に向いていない、やめたいと感じた時には、どのように乗り越えれば良いのでしょうか?

有効と思われる方法を3点、ご紹介いたします。

成績の良い営業マンの真似をしてみる

結果を出している営業マンと自分の何が違うのか、一度客観的に観察してみましょう。少なからず違いが見つかるはずです。

そして、例えば、要件の切り出し方、あいづちの打ち方、言葉の抑揚などを、一つ一つ真似してみましょう。

その結果、お客様の反応や営業成績が変わってくる可能性もあります。真似をする事は決して恥ずかしいことではありません。

スポーツ選手や職人さんもまず、最初は上手な人の真似から始めます。このことは営業職にも十分に当てはまります。

営業がうまくいかない原因を分析する

自分の営業活動の何がうまく作用していないのか、営業プロセスを細分化して一つ一つ検証してみるのも良いでしょう。

基本はできているにもかかわらず、途中のちょっとしたプロセスでミスを犯していることも十分に考えられます。

例えば、値段の交渉が不得意で、そこでつまづいてしまっているだけかもしれません。

その要因を解消することで、今までうまくいかなかったことが嘘のように、良い方向へ転がっていく可能性があります。

先輩や同僚に営業トークを練習してもらう

先輩や同僚にお願いをして、営業をしている場面のシミュレーションを行い、営業トークを練習させてもらうのもひとつの方法です。

先輩や同僚をお客様に見立て、普段自分が話をしている様を見てもらいましょう。馴れ合わず、実際のお客様のつもりで行うことがポイントです。

ちょっとした言葉遣いや態度など、普段自分だけでは気がつかなかった点を指摘されることによって、次の営業に活かすことができることでしょう。

それでも向いていないと感じる時は?

それでも向いていないと感じる時は?

上述したような乗り越え方を試してみても、それでも自分は営業職に向いていないと感じるときは、以下に挙げるような対処・対策を考えてみましょう。

業界を変える

同じ営業職と言っても、業界によってはいわゆるルートセールスと言って、既存のお客様を回って、定型的な業務をこなしていくような仕事もあります。

新規顧客の開拓に喜びを感じる人にはつまらなく感じるかもしれませんが、新しい人との接触にストレスを感じるタイプの方には向いています。

IT業界では未経験から活躍できる職種がいくつかあります。その中で初級ITエンジニアがおすすめです。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

商材を変える

商品・サービスを販売するのが営業職ですから、自社の商材に自信がある、もっと言えば惚れ込んでいる必要があると言えます。

営業職が向いていないと自身では感じているかもしれませんが、もしかしたら自社の商材をお客様に勧めることに抵抗感、躊躇があるのかもしれません。

そんな場合は、別の商品・サービスを扱ってみることによって、営業成績が大きく伸びる可能性もあります。

売り方を変える

セールスの仕方には、定石があります。

テレビの通販番組や、インターネットで展開されている販売手法をよく観察すると、テレビやインターネットがなかった時代から培われてきたセールスの手法が今でも利用されています。

いずれも人の心理を巧みに利用したものですが、効果はてきめんです。

自分は営業職に向いていないと断定する前に、そうした手法をぜひ試してみましょう。単に売り方が悪く、結果が出ていなかっただけかもしれません。

職種を変えて社内異動/転職する

色々と試した結果、それでもどうしてもうまくいかない場合は、営業職以外の職種にキャリアチェンジするのも1つの方法です。

初級ITエンジニアは比較的早く活躍ができるようになるのでキャリアアップにおすすめです。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

同じ会社のなかで、社内異動をすることが可能な制度などがあれば、検討してみましょう。それが難しい場合は、転職して心機一転、新たな職種にチャレンジしてみることも良いと思います。

人には少なからず適材適所があります。営業職に固執せず、自身の能力をより発揮できる場所へ移ることによって、今までの悩みが解消することも十分に考えられます。

IT業界で元営業職が活躍できるおすすめの職種を紹介の記事もございます。転職したいけれど、次はどの業界が良いのか迷っている方は是非参考にしてみてください。

まとめ

営業職は会社にとってビジネスの要の職種です。花形と感じる人がいる一方、ノルマ等に苦しむ人がいるのもまた事実です。

その人個人の向き不向きもありますが、テクニックでカバーできる点も数多くあります。とは言え、我慢をして心身に不調をきたすのも決して良いことではありません。

この記事を参考に、改めて自身の営業職としての適性を見極め、より良い道を模索してみましょう。

最後のチェックポイント

  • 営業職には人によって向き不向きがある
  • お客様の求める営業職像に自身がマッチしているかをチェック
  • 最初は上手く行かなくても訓練を積めば十分に改善は可能
  • それでも上手く行かないときは、業界や商材を変えてみる手も
  • 営業職に固執せず、他の適職を探す選択肢もある
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