客先常駐 – ルートテック|ビジネスライフとキャリアを応援する情報メディア https://www.seraku.co.jp/tectec-note Wed, 21 Feb 2024 05:48:32 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.9 客先常駐(SES)は地獄? 楽しい現場との違いは?エンジニアあるあるを見てみよう! https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-1_ses/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-1_ses/#respond Fri, 11 Jun 2021 01:40:39 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=5738
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はじめに

派遣先に常駐し、エンジニアとしての業務をおこなう客先常駐(SES)エンジニア。客先常駐という働き方にはネガティブな印象が強いようですが、本当にネガティブなことばかりでしょうか。デメリットを感じる理由と、メリットもあることを知り、客先常駐という働き方について考えましょう。

この記事は動画でも紹介しています。合わせてご覧ください。

客先常駐(SES)エンジニアはやばい・やめとけと言われる理由

客先常駐(SES)と検索すると、「地獄」だとか「やばい」「やめとけ」などのワードが出てきます。そこまで言われる理由は一体どこにあるのでしょう。
孤独、不安などの原因となる要因を知り、客先常駐(SES)がマイナスイメージとなる理由について考えていきましょう。

上流工程に関われず辛い

客先常駐(SES)エンジニアとして働いていると、上流工程に関われないことが辛いと感じる人が多いようです。多くの企業では上流工程を常駐先企業の社員がおこない、客先常駐(SES)エンジニアは下流工程を担当する傾向があるためです。

下流工程ばかりでは、エンジニアとしてのスキルアップがなかなか見込めないこと、上流工程に関わるチャンスを得づらいこと、こういった職域への不安から仕事へのやりがいを失い、現状を辛いと感じてしまいます。

帰属意識が持てない

自社での交流イベントや勉強会の仕組みが整っていない会社の場合、働いている時間の大半を常駐先で過ごす客先常駐(SES)エンジニアにとって、たまに自社に戻った時など雰囲気に馴染めないこともあります。人間関係が構築できておらず、常駐先での悩みごとや困りごとなどの相談先も明確でない時など解消の術がありません。

また、自分の居場所が見つからない疎外感や孤独感は、積み重なると大きなストレスになります。このようにコミュニケーションの取りづらい環境と、社内の仕組みが整っていないことが、自社への帰属意識が低くなる理由となります。

将来性が見込めず辞めたい

客先常駐(SES)エンジニアの業務のなかでも、運用などの単純作業やルーティーン作業は将来的にAIまたはRPAに代用される可能性があると言われていることから、ITエンジニアとしての将来性が見込めないと考えている人も多いです。

お客様先に常駐していることで、企業によっては自社からの評価がされにくく、年収が上がりづらいことや、キャリアの将来性が見込めず辞めたいと考えるきっかけにもなるようです。客先常駐(SES)エンジニアの仕事自体がなくなることはなくても、スキルアップが常駐先企業の依頼内容に依存することや評価制度が整っていない企業では、給料の上がりにくさからモチベーションの維持が難しくなります。

クビのリスクがありストレス

エンジニアは常に人材不足でありながら、プロジェクトには大量の人材が必要です。大量の人材を集めるためには企業側のコストがかさむため、費用を抑えるために若手の人材が求められます。

コスト抑制のために若手エンジニアにばかり声がかかり、若手ではなくITスキルが低い人はなかなかプロジェクトに指名されなくなっています。客先常駐(SES)エンジニアは、トレーニングの機会が少なくスキルアップが難しいというのに、スキルが低いとプロジェクトが決まらず、このままクビになってしまうかもしれないという不安や矛盾が、「やばい」と言われてしまう理由です。実際にはクビになるケースは考えづらいですが、常駐先を撤退になるケースがあるため、そのような憶測を呼びます。

客先常駐(SES)エンジニアの地獄な現場の特徴は?

客先常駐(SES)エンジニアの現場は地獄だと言われているようですが、地獄とまで言われてしまう特徴にはどのようなことがあるのでしょう。人間関係や仕事量と給与のバランスなど主なポイントを3つにまとめました。自分の状況と比べ客観的に見ていきましょう。

現場でひとり放置されて地獄

客先常駐(SES)エンジニアにありがちな「地獄」は、常駐先の現場でひとり放置され、何をしたらいいかもわからず時間だけが経過してしまう状況です。先輩エンジニアと一緒に来ていても、自分だけ放置されるというケースも珍しくありません。

放置されてしまうと仕事どころか、スキルアップも見込めません。戦力外として扱われると、仕事に対するモチベーションも急降下してしまうでしょう。誰にも指示を貰えず待っているだけの時間はまさに地獄かもしれません。

とくに問題とされることは、高いスキルをもったエンジニアが、契約時の行き違いにより期待されていた内容と本人に伝わっている内容が異なり、一人で全て任されてしまった結果、放置されてしまうケースです。できることがたくさんあるからこそ何から手を付けていいかわからず、次の指示が来るまで待機してしまうようです。

また、新人の頃は先輩エンジニアと同行しますが、ここでもコミュニケーション不足や、先輩エンジニアの指導力不足などにより、仕事が割り当てられないことも起こりえます。何もせず待つ時間は、戦力外と扱われる不安や憤りなど、仕事のモチベーションも下げてしまい地獄と感じてしまいます。

常駐先の人間関係が悪く心身が疲弊

常駐先の人間関係問題は、高確率で大きな負担となってのしかかってきます。自分ではどうすることもできない人間関係は、どうにかしてスルーができればいいのですが、意図せず巻き込まれてしまい、ストレスで心身ともに疲弊し、鬱になってしまいそうだという悩みも多いです。

客先常駐(SES)エンジニアは常駐先を自分で選ぶことができないため、自社に上手く相談できなかった場合、たどり着いた先の人間関係が劣悪な状態でも我慢するか辞めるかしか方法がありません。まさに「常駐先ガチャ」と言っても過言ではなさそうです。

人間関係に悩んだらストレスで仕事を辞めたい!ストレスに敏感な人の特徴とすぐにできる解消法人間関係で仕事辞めたい! 対処法や円滑にする秘訣を紹介⇐こちら2つの記事を読んでみてください。もしかすると現状を改善できるかもしれません。

仕事量と給与が合わない

将来性が見込めないという部分で少し触れましたが、年収が低いことも客先常駐(SES)エンジニアの現場が地獄と言われている理由のひとつです。

常駐先と自社の2つの業務をひとりでこなすため、仕事量が多くなる客先常駐(SES)エンジニア。仕事量の多さの割に年収が低く、企業によっては賞与がないケースもあるようです。管理職になるとますます仕事量は増えるものの、企業によっては収入がほとんど上がりません。仕事量と収入のバランスが悪すぎるため、仕事へのやりがいはどんどん削られていくなどの状態を起こす組織構造にも問題があります。

客先常駐(SES)エンジニアの楽しいと感じる現場の特徴は?

地獄などと表現されてしまう客先常駐(SES)エンジニアの現場ですが、楽しいと感じる現場も存在します。常駐先の人間関係、スキルアップ環境、評価制度の3つの内容から楽しいと感じる現場の特徴を見てみましょう。

スキルアップできる環境が整っている

上流工程の仕事は基本的に常駐先の社員がおこなうため、下流工程ばかりになりスキルアップが難しいということが客先常駐(SES)エンジニアにありがちなことです。しかし、なかには重要な仕事を任せてもらえ、スキルアップのチャンスが用意されている環境の常駐先もあるようです。

仕事をしながらスキルアップができるかもしれない環境となれば、仕事へのモチベーションもアップするでしょう。自身の成長が期待できる環境におかれることで、仕事が楽しいと感じるのは至極当然の結果です。

気の合う常駐先のメンバーに恵まれる

身体面だけではなくメンタル面で大きな影響を受けるのが人間関係の問題でしょう。常駐先の人間関係がよい環境であれば、仕事への向き合い方も自ずと変化していきます。

常駐先の人間関係に恵まれ、気の合う仲間と仕事ができる環境におかれれば、仕事は楽しくなります。仕事でわからないことを相談したり気軽に話ができたりする環境は、モチベーションアップにもつながるため、仕事の効率アップやスキルアップにもよい影響を与えます。

正当に評価されやりがいが生まれる

仕事が楽しいと感じる要素には、正当な評価がされるかどうかも鍵となります。たとえつまらないと感じるような下流工程の作業ばかりでも、まじめにコツコツとこなしているならば、相当の評価が与えられるべきです。正しい評価を受けることは、仕事へのやりがいやモチベーションのアップへとつながります。

仕事へのやりがいを強く感じられるようになれば、仕事が楽しいと感じ、さらに評価されるようになりたいと努力もでき、好循環が生まれます。

客先常駐(SES)エンジニアとして働くメリットはある?

ネガティブなイメージが根強い客先常駐(SES)エンジニアの仕事ですが、それでも客先常駐(SES)エンジニアとして働くメリットはあるのでしょうか。視点を変え、客先常駐だからこそのメリットをご紹介します。実はあなたも当てはまるかもしれません。確認してみましょう。

大手企業で働ける

派遣されるプロジェクトや企業はさまざまで、なかには有名大企業で働くこともありえます。通常の就職活動では到底手が届かない大企業やメガベンチャーなどでも働ける可能性があることは、客先常駐(SES)エンジニアだからこそのメリットと言えます。

将来的に大手企業やメガベンチャーなどでエンジニアとして働くことを視野に入れるのであれば、このようなチャンスを逃さず、常駐先でのスキルをアピールし、将来へもつなげていけます。

さまざまな企業のシステムが知れる

大企業やメガベンチャーなどで働けるチャンスがあるというメリットと同じく、さまざまな企業で働くことも客先常駐(SES)エンジニアの大きなメリットと言えます。

ひとつに留まることなく、いろいろな企業へ出向くことで新しいシステムを体験し、それぞれに対応できるスキルが身につけられます。同じ工程であっても、常駐先次第でやることが変化することも珍しくありません。行く先々で得た経験をしっかりと習得し、エンジニアとしてのスキルアップを目指せます。

人脈が広がる

さまざまな職場への常駐は、多くの人との出会いにもつながります。人との出会いの多さも客先常駐エンジニアのメリットと言えるでしょう。たくさんの人と出会うことで、それぞれの仕事のやり方や仕事に対する考え方を学ぶチャンスが与えられます。

新たな人脈を築いていくことで、今後のキャリアアップにも大きな影響を与える可能性も出てきます。人と人とのつながりを大切にすることは、将来の可能性を広げるチャンスとも言えます。

まとめ

客先常駐(SES)エンジニアにはネガティブな声が多いため、不安に感じることもあるかもしれません。しかしデメリットやネガティブなことがある反面、必ずメリットやポジティブなことも存在します。物事のひとつの側面だけを見るのではなく、両方の角度から見て考えることで、仕事への向き合い方や考え方も変わります。

ご自身が客先常駐(SES)エンジニアとして働く上で、より楽しく不満のない仕事環境の特徴とは何かを考えながら、メリットやデメリットを吟味してみてください。

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あなたの客先常駐(SES)企業は大丈夫?優良企業の特長を紹介 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-2_ses/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-2_ses/#respond Fri, 11 Jun 2021 01:30:03 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=5756
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はじめに

たとえエンジニアの仕事が自分に合っていても、勤務先の企業に不満があれば前向きに働くことはできません。この記事では客先常駐(SES)企業として、 優良企業の定義とその特長を紹介します。自分の現状を客観的に把握するため、ぜひ参考にしてください。

優良な客先常駐(SES)企業の定義とは

「優良企業」と言ってもその切り口や捉え方はさまざまです。とはいえ、ある程度の共通認識や思い浮かべるイメージはあるでしょう。優良な客先常駐(SES)企業の定義としてどんなものがあるか、まずは確認しておきましょう。

社員が生き生きと働いている

最も大切なのは「社員が生き生きと働いている」ということです。企業は人が集まってできています。もし社員が辛そうに働いていれば、とても優良な企業とは言えません。社員が仕事に対して生き生きと取り組むことで、社内が活性化し成果も上がります。それが事業の発展や、企業としての成長にもつながるのです。

また社内の風通しの良さもとても重要です。誰かに我慢を強いることなく、お互いに対等な関係できちんと意見が言い合えること、意思疎通がしっかりと図れていること、こういった職場環境は社員のモチベーションに大きく影響します。

ここで働き続けたいと思える

「ここで働き続けたいと思える」ということも欠かせません。そのためには休みをきちんと取ることができ、残業も多すぎないことが大切です。労働時間が長すぎると心身の健康を保つことができず、働き続けることは難しいでしょう。

最近では長時間労働を是正しようとする動きもありますが、実際にはまだまだという職場も多いはずです。そういった労働環境では人材が定着せず、良い組織作りが難しくなります。プライベートの時間をきちんと確保し、ワークライフバランスの取れた働き方ができることは、優良企業の条件と言えそうです。

優良な客先常駐(SES)企業の特長5つ

次に、優良な客先常駐(SES)企業の具体的な特長を見ていきましょう。安定性や取引先数など主なポイントを5つにまとめたので、自分の勤務先にいくつ当てはまるか確認してみてください。

会社基盤が安定している

会社基盤が安定しているということは、優良企業の大きな特長です。例えば、上場していて継続的な利益を出しているようなら、安定した基盤があると言えるでしょう。

業績が安定していれば社員に対しても還元できるため、給与や賞与などに反映されやすくなります。社員はリストラなどの不安もなく、腰を据えて働くことができます。そういう意味で、前述した「働き続けたいと思える」という定義を満たすでしょう。企業の安定性は新しい取り組みや働き方にもゆとりを生み、社内の良い循環につながります。

取引先が多い(案件が多い)

客先常駐(SES)企業としては、取引先が多いことも優良企業の特長です。社員はクライアントに常駐して一定期間働き、さまざまな企業やプロジェクトで業務に取り組みます。そのため、取引先の多さや、案件が豊富にあることは重要です。仕事が無ければ常駐することもできません。

エンドユーザーと直接取引のある企業は、中間マージンが発生しないため利益も当然大きくなります。それに、元請けできるだけの技術力、営業力がある証でもあり、信頼性の高い企業と言えるでしょう。

福利厚生がしっかりしている

優良企業かどうかを考える際に、福利厚生の充実度は良い目安になります。なぜなら社員の働きやすさに直結するからです。福利厚生とは給与以外の報酬・サービスを指しますが、特に独自で取り入れている制度には、その企業の考え方や社員に対する姿勢が表れます。

例えば住宅手当や家族手当などは経済的なサポートになりますし、休暇制度が充実していれば社員の健康やモチベーションにつながります。また、資格取得支援や海外研修、eラーニング受講など、教育・スキルアップ制度が整っていることもポイントです。どんな福利厚生を用意しているかは、社員を大切に考えているかどうかの一つの指標になります。

評価制度が確立されている

「どんなに頑張っても正当に評価されない」企業では、社員は生き生きと働けませんし、長く働き続けたいとも思えません。評価制度がしっかり確立されていることは、優良な企業の大切な特長です。

定期的な面談やフィードバックの機会があり、評価基準や給与体系がオープンに共有されていることが望ましいでしょう。そうすれば目標設定もしやすく、継続的なスキルアップにつながります。また、社内表彰や社員交流などのイベントが充実していることもモチベーションに大きく影響するはずです。

自社サービスを持っている

客先常駐(SES)企業が自社サービスを持っていることは、優良企業としての大きな特長となります。基本的にクライアントからの案件を受注して常駐することになりますが、会社独自でサービスを開発している場合、自社で収益を確保することができるからです。

5年先、10年先といった将来性を考えた場合、いつまでも受託できる案件があるとは限りません。二次請け、三次請けの仕事しかなければ先細りの可能性もあります。自社サービスがあれば技術力の証明にもなるため、営業の面でも有利です。加えて、自社内で開発に回せる資金力があることも示せるでしょう。

まとめ

以上、優良な客先常駐(SES)企業の定義と特長について紹介しました。今の勤務先と照らし合わせて、当てはまるものがいくつあったでしょうか? もし当てはまるものが無い、あるいはほとんど当てはまらなかった場合は、今より良い職場があるかもしれません。まずは客観的に自分の現状を把握し、これからのキャリアを考えてみましょう。

将来的なキャリアを検討する際には、「今のSES企業がベスト?理想の将来につながるキャリアを描くには」の記事もぜひご覧ください。

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今のSES企業がベスト?理想の将来につながるキャリアを描くには https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-3_ses/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-3_ses/#respond Fri, 11 Jun 2021 01:20:25 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=5767
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はじめに

客先常駐(SES)エンジニアとして働く上で、キャリアの壁にぶつかり、今のままで本当にいいのだろうかと思うことはないでしょうか。

今のSES企業が本当にベストなのか。もっと良い選択は他に無いのか。ぶつかるキャリアの壁とキャリアアップのための選択肢を見ながら、ぜひ今後のキャリアの参考にしてみてください。

客先常駐(SES)エンジニアのぶつかるキャリアの壁

客先常駐(SES)エンジニアとして働くなかで、避けては通れないキャリアの壁。客先常駐という労働形態、経験・スキル、所属企業の制度など様々な壁があり、客先常駐(SES)エンジニアは悩みが尽きません。

ここでは客先常駐(SES)エンジニアがぶつかる「キャリアの壁」から派生する、よくある4つの悩みについて詳しく見ていきましょう。

業務内容が限定的になる

キャリアにおいて、これまでどの工程でどのような業務を経験してきたのかはスキルを証明する重要な要素となります。

ここでは、客先常駐(SES)エンジニアの業務内容に関する2つの問題を見ていきましょう。

上流工程に携われない

客先常駐(SES)エンジニアは、ルーチンワークや単純作業に携われる機会は多くあっても、要件定義や設計といった上流工程から携われることはあまりありません。

これはSESにおける商流にも影響を受けますが、一般的にクライアント先の正社員や一次請け企業が顧客折衝を含めた要件定義や設計などの上流工程を行い、二次請け、三次請け企業に所属するエンジニアが下流工程となるルーチンワークや単純作業を行う役割分担が原因となっています。

一定の経験や技術力をもったエンジニアであれば、これに限ったことではありませんが、経験の浅いエンジニアや商流の深い企業に属するエンジニアは誰にでもできるような作業ばかりを担当し、スキルアップができないと悩む人が多くいます。

どんなに向上心があって、勉強熱心なエンジニアであっても、簡単な作業ばかりを任されていては、実務経験を伴ったスキルアップにも限界があり、モチベーションを維持し続けることは困難でしょう。

経験を積める技術領域が狭い

さまざまな企業で業務ができることから、大手企業の技術やノウハウが学べる客先常駐(SES)エンジニアですが、所属企業の取引先や案件のバリエーションがどれくらいあるかによって経験できる業務内容が左右されます。

所属企業によっては携われる業務内容が限定的で経験を積める範囲が狭く、同技術領域内でのキャリアアップやインフラからシステム開発など技術領域をまたいだキャリアアップが難しい可能性があります。

限定された領域で経験を積み続け、業務の幅を広げることができなかった場合、将来的に転職を視野に入れた時に、限られたスキル・経験の中で自分の希望や条件を満たす転職先を見つけることは難しいかもしれません。

また、独学で広いスキルを習得できていたとしても、一般的に実務経験も重要視される傾向があるため、ここでも実務経験の狭さがキャリアの壁となって立ちふさがります。

正当に評価されない

客先常駐(SES)エンジニアのキャリアの壁として、評価の非正当性が問題としてあげられます。

正しい評価は自分の今後の方向性や何をすべきかを判断する大きな指針となり、待遇にも反映されます。そのため評価の正当性はキャリアを作っていく上で重要なポイントであると考える人も多いでしょう。

ここでは正当に評価されない問題を見ていきましょう。

評価基準があいまい

客先常駐(SES)エンジニアが技術力を正当に評価されないと感じる理由には、明確な評価基準がない点が問題としてあげられます。

そもそも評価者が常駐先の現場にいないため、評価制度によっては、技術力や業務実績、顧客評価などの定性的な指標では評価されにくく、勤続年数など定量的で自身の努力ではコントロールしにくい指標で評価されることも珍しくありません。

エンジニアとして技術力向上に努め、素晴らしい業務実績をあげてもそれが正当に評価されなければ、何をどう努力すべきか分からず、悩みを抱えてしまうでしょう。

相談できる人がいない

将来を見据えエンジニアとして生計を立てて行くとなると、どのような技術力を身につけるべきなのかと考えることもあるでしょう。しかし客先常駐(SES)エンジニアの場合、企業へひとりで出向いていることも多く、相談できる相手が身近にいないことが悩みの種になります。

自社の同僚や上司と会う機会がない、常駐先の社員との接点やコミュニケーション不足などから相談する相手が見つからず、キャリアアップがしたくてもどうすればいいかわからなくなるのでしょう。

相談できる相手がいなければ、キャリアアップするために何をすべきか、どうすべきか、自分ひとりの力で考えるほかありません。そのため思い描く道筋がわからず、前に進めないことも起こるのでしょう。

それではなぜ客先常駐(SES)エンジニアは相談できる人がいないのかを見ていきましょう。

先輩や同僚とのつながりがない

自社に勤務していれば、上司や先輩にスキルアップのフォローをしてもらうことも可能でしょう。同僚とのつながりから今後何をすべきかなどの相談や情報交換もできます。

しかし客先常駐(SES)エンジニアは、ひとりで常駐先企業へ出向き、先輩や同僚が同じ現場にいないことも珍しくありません。

自社の社員との関係性がうまく取れており、相談できる相手がいればいいのですが、実際は頼れる人もおらず、今後の目標となるロールモデルを見つけることも容易ではありません。

キャリア相談をできる仕組みがない

相談相手が居ない客先常駐(SES)エンジニアは、スキルアップだけでなく、今後のキャリアについて相談できる相手も見つからず、客観的な視点で自身の進むべき道とやるべきことを明確にすることに苦労します。

自社の人に相談をしたいと考えたものの、先輩や同僚と悩みを相談できるほどの関係性を築けておらず、技術に詳しくない自社の営業担当ぐらいにしかつながりがないことも珍しくありません。

また、自社のなかに、スキルアップやキャリア相談ができるような仕組みやフォロー体制が整っていない企業も多く、相談したくても相談できないという状況を生み出している一因となっています。

壁を乗り越えるための選択肢

客先常駐(SES)エンジニアが超えたくても超えることが難しい「キャリアの壁」ですが、方法次第で超えることも可能です。限られた時間を工夫して勉強し、資格取得を目指したり、所属する企業を変更したりと、キャリアの壁を超える方法にはいくつかの選択肢があります。ここでは次の2つの選択肢について、どのようなメリットがあるのかを解説していきましょう。

資格をとった場合

客先常駐(SES)エンジニアとして業務をこなしながら、限られた時間をやりくりし、希望する資格取得ができた場合はどのようなメリットがあるのでしょう。

資格があることでキャリアアップをするにあたり有利になります。資格は客先常駐(SES)エンジニアで働く上の評価基準にもなる場合がありますので、可能であれば早い段階で資格取得を目指しておくとメリットも多くなります。

また、資格取得をすることで、一定の知識が身につくと同時にスキルを保有していることを証明することができます。そうなれば、任される領域が増え、業務の幅が広がる可能性が高まります。

なにより大きなメリットとして、資格取得をできたことが自信につながり、前向きになれることもあげられるでしょう。

所属企業を変えた場合

現在、日本には10,000社以上のSES企業が存在します。そのなかから、自分にあったキャリアアップが実現できる所属企業を探してみてはいかがでしょう。

客先常駐(SES)エンジニアが所属企業を変更することで得られるメリットをご紹介します。現状の自分と比較し、将来の自分を想像しながら参考にしてみてください。

目指したいキャリアに合った常駐先で働ける

所属企業を変えることで得られるメリットの一つは、自分のキャリアアップに合わせた常駐先で勤務ができる可能性があることです。

キャリアアップの支援制度が整った企業では、エンジニアのスキル・経験や実現したいキャリアの方向性を最大限に考慮し、現在のスキルだけで判断せずに常駐先を決定します。

そのためには多様な案件を保有していることがポイントとなりますが、取引先や案件のバリエーションの豊富さはその企業の信頼性や営業力を証明し、優良企業であるとも考えられます。

自分のキャリアにあった専門性やスキルが身につく

獲得したいスキル、経験したい技術領域の方向にあわせ、専門性の高い技術指導などをおこなう企業もあります。

このような所属企業に変わることで、今後のキャリアに適した専門性や高いスキルを身につけることもできます。

やりたいことが実現でき、キャリアアップを望めるのであれば、仕事へのモチベーションがアップし、帰属意識の向上にもつながるでしょう。

様々なスキル・経験をもったエンジニアとのつながりができる

様々なスキル・経験をもったエンジニアが所属する企業や、1,000名以上のエンジニアを抱える企業等に転職することで、自分を取り囲む環境にも大きな変化が起こることでしょう。

自社の多くのエンジニアとのつながりができ、さまざまなエンジニアの話を聞くことは、視野を広げることにもつながります。視野が広がることで今まで抱えていた悩みや問題を解決でき、今後のキャリアにプラスとなる影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

また、自分の思い描くキャリアプランのロールモデルとなるエンジニアが見つかる可能性も高くなります。多くの人と刺激しあえることも大きなメリットになるでしょう。

ワークライフバランスが取れる

客先常駐(SES)エンジニアの働く環境はまだまだ改善されなくてはならない部分も多く、ワークライフバランスが取れずに苦しんでいる人もいるでしょう。このような問題も所属するSES企業を変えることで、問題解決に近づくかもしれません。

優良なSES企業の場合、福利厚生の充実や残業を抑止し有給取得を推奨する風土を作るなど、エンジニアが働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいるため、プライベートとの両立も可能になります。

プライベートが充実しているからこそ、仕事の効率やパフォーマンスが向上します。結果ワークライフバランスの取れた働き方ができるでしょう。

まとめ

今のSES企業がベストなのか、客先常駐(SES)エンジニアのぶつかるキャリアの壁と理想のキャリアを描くための選択肢について紹介しました。現状が本当にベストなのかどうか、この記事を参考にして今一度考えてみてはいかがでしょう。

もし今よりよい環境で働きたいと思われた方は、将来のためにアクションを起こしてもいいのかもしれません。

思い描くキャリアを実現するために「SESからSESへ!やって良かった転職事例」の記事もぜひご覧ください。

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SESからSESへ!やって良かった転職事例 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-4_ses/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/feature/hrlp_4-4_ses/#respond Fri, 11 Jun 2021 01:10:42 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=5776
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はじめに

「このままでは思うようなキャリアパスを描けない」「もっとスキルアップしたい」「今の勤務先は待遇が良くない」などと日々感じているエンジニアは多いでしょう。しかしいざ転職に踏み切るとなると、少しの勇気が必要です。

この記事では、SES企業からSES企業へ転職して成功した2名の事例を紹介します。実際に転職して良かったという体験談を通じて、自分の転職を具体的にイメージするきっかけにしてください。

設計から携われるようになり経験値をゲット

一人目はSさんの転職事例を紹介します。待遇やスキルアップができないことに不満を抱えていた方が、転職して満足のいく働き方ができるようになった事例です。同様の不満を持っているエンジニアは多いのではないでしょうか。ここでは転職前の課題、転職のきっかけ、転職によって解決できたことの順に見ていきましょう。

転職前の課題

もともとネットワークの設計を手掛けたいという思いを持っていました。しかし以前勤めていた企業では、あらかじめ設計されたものを構築するのみで、上流工程に関わるチャンスがありませんでした。そのため、自分の思い描くキャリアパスが実現できないと感じていました。

また、社内制度や待遇などに対する不満もあり、今後もこの会社で働き続けていいのだろうか、自分にとってもっと良い環境はないだろうか、という思いが日に日に強くなっていました。

転職のきっかけ

転職するきっかけとなったのは、前職の常駐先で今の勤務先の社員と出会い、直接話を聞いたことでした。上記のような不満を持っていたため、社内制度や待遇の話を聞いて今の会社に魅力を感じ、転職したいと思うようになりました。ちょうどそのタイミングで紹介してもらえることになり、良い機会だと思い転職しました。

今の会社では常駐先のバリエーションが多いため、自分の希望や働き方の条件に合ったクライアントを選択できることも転職の決め手になりました。

転職で解決できたこと

転職によって、念願だったネットワークの設計に携わることができるようになりました。設計の仕事は苦戦することも多く、ときには嫌になってしまうこともありますが、それでも着実にスキルアップの手応えを感じています。また、困難を乗り越えた時の達成感は、転職したからこそ得られたものだと思います。

今の常駐先では複雑で重要なインフラに関わり、プレッシャーを感じつつも大きなやりがいを感じております。さらにリーダーを任される機会もあったため、今後のキャリアにつながる良い経験をすることができ、これからも未経験の業務にチャレンジしていける環境だと、大きな希望を感じています。

明確な評価制度と安心して働ける環境へ

二人目はMさんの転職事例を紹介します。前職では評価があいまいでキャリアパスが思い描けないことや、福利厚生などの制度が不十分なことに対して不満を抱えていました。これは一人目のSさんの悩みと重なる部分もあります。

しかし、転職後は生き生きと充実した毎日を過ごせるようになったそうです。そんなMさんの事例を見ていきましょう。

転職前の課題

システムエンジニアとして、以前は中部地方のシステム会社に在籍していました。その会社は規模が小さいこともあって明確な評価制度がなく、自分がいくら頑張っても報われない思いがありました。

会社としても、社員のモチベーションがだんだん下がってしまい、人材の定着にもつながらない状態でした。自分の努力が正当に評価されない環境では、長く働き続けられないという思いを強く持ちました。

転職のきっかけ

もともとの転職理由は地元へのUターンでした。前職では上記のような課題を感じていたため、評価制度や人事制度が明確になっている企業を、転職先として探しました。そうしなければ、環境を変えてもまた同じ壁にぶつかると思ったからです。

そして、家族旅行手当や記念日休暇などの福利厚生が充実していることや、社員の会社への帰属意識が高いこと、会社側も社員を大切に考えていることを決め手に、今の勤務先への転職を決意しました。

転職で解決できたこと

実際に転職してみると、希望通り評価制度がきちんと確立されていて、以前感じていたような不満は解消されました。明確な評価のものさしがあることで、仕事に対して満足度高く取り組めるようにもなりました。

また、社内交流が活発だったことも意外なところでした。意識調査などを通じて社員の声を拾い上げようとする姿勢があり、その結果か社員の離職率も低く、良い環境で充実した毎日を送れるようになりました。

現在、オープンソースERPパッケージの導入業務からカスタマイズ開発のプロジェクトマネジメントまで携わっています。転職によって、明確な評価制度のもと、しっかりと評価されて対応可能な業務範囲を広げて活躍できるようになったと感じています。

まとめ

今回はSES企業からSES企業へ転職して成功した2名の事例を紹介しました。どちらも転職することによって、感じていた課題や不満を解決することに成功しています。もしあなたも今の業務内容や職場環境にモヤモヤを感じているなら、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

セラクでは一緒に働く仲間を募集しています。当社には以下のようなメリットがあり、安定した環境の提供とスキルアップができる仕組みづくりをしています。

  • 上場企業で会社基盤が安定している
  • 残業が少なく、ゆとりのある生活が送れる
  • 福利厚生が整っていて、長期的に働きやすい
  • 自身のキャリアに合ったアサイン先が考慮される
  • 取引先が多く、様々な職種・業界に携わることができる
  • 教育制度が充実しているのでスキルアップしやすい
  • 様々なキャリアをもった仲間がいるため、刺激しあえる
  • 社内イベントが充実しているため、社員同士の交流を深められる

「話を聞いてみたい」「自分のやりたい仕事ができるか知りたい」など、少しでもご興味のある方はぜひお気軽にご応募ください。心よりお待ちしています。

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