株式会社セラク（東京都新宿区、代表取締役：宮崎⿓⼰、東証一部上場（証券コード6199）、以下「当社」）は、日本マイクロソフト株式会社(以下「日本マイクロソフト」）が提供する「クラウド＆AI人材育成プログラム」を活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション) の推進を担うMicrosoft Azure技術者を年間200名以上育成する取り組みを開始致しましたので、お知らせします。 日本マイクロソフトが提供するMicrosoft Azureは、世界規模の巨大なネットワークに対し、アプリケーションを自在に構築、管理、デプロイすることができるITインフラ環境を含めたクラウドプラットフォームです。2018年度におけるクラウドサービス市場全体の規模は約1兆9,422億円であり、2023年度には4兆4,754億円まで拡大することが見込まれている（※MM総研調べ）など、自社内にハードウェアを保有するオンプレミス環境で運用していた既存システムのクラウド移行が多くの企業で本格化し始めたことや、Microsoft Azureを使ったDX領域のソリューションが増加していることから、構築や運用の実務を行うMicrosoft Azure技術者の活躍の場が拡大しています。 一方当社では、最先端の農業ITサービスである「みどりクラウド」をMicrosoft Azure上に構築し、同時に日本マイクロソフトと共同で技術的な知見やノウハウの蓄積に取り組んできました。また、当社では「みどりクラウド」以外にも、IoTクラウドサポートセンター事業、サイバーセキュリティ事業、ITインフラ事業等においてMicrosoft Azureでの技術開発に取り組んでいることから、今回の取り組みを推進することで、より事業成長が加速し顧客企業のDX推進に貢献できるものと考えています。 当社は、日本マイクロソフト社の掲げる「テクノロジーを通じて社会変革に貢献する」というミッションに賛同し、その実現に向けてテクノロジーの社会実装を担う人材を育成し、クラウド環境でのITインフラ構築やサイバーセキュリティ、データサイエンス、AI、IoTといったソリューション事業の展開を進めてまいります。 以上 なお、本プレスリリースについて、日本マイクロソフト株式会社よりエンドースメントを頂いております。 この度の株式会社セラク様による、クラウド&AI人材育成プログラムを活用した積極的な人材育成の取り組みを心より歓迎いたします。本プログラムの活用により、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に必要とされる人材育成が加速されることを確信しております。今後も日本マイクロソフトは、株式会社セラク様との強力な連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進に貢献してまいります。 日本マイクロソフト株式会社執行役員 チーフラーニング オフィサー プロフェッショナルスキル開発本部長伊藤 かつら この度の株式会社セラク様による、クラウド&AI人材育成プログラムへのご参加を心より歓迎いたします。本プログラムによる人材育成が、株式会社セラク様の農業支援IoTサービス「みどりクラウド」をはじめとする、Microsoft Azureを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)事業の発展につながっていくことを期待しております。また、日本マイクロソフトのパートナーとしてのビジネス協業をご支援してまいります。 日本マイクロソフト株式会社執行役員 コーポレートソリューション事業本部長三上 智子 ■当社事業の「みどりクラウド」と「ファームクラウド」について 「みどりクラウド」は、機器を購入して電源を入れるだけですぐに導入することができる農業IoTサービスです。現在、圃場への設置機器である「みどりボックス」、スマートフォンやパソコンで取得したデータを分析・閲覧・通知する「みどりモニタ」、農作業の記録・管理を簡単にするサービス農作業記録サービス「みどりノート」に加え、機器制御オプションやデータ解析による栽培支援サービスを提供しており、全国2,000箇所以上でご利用いただいています。また、みどりクラウドの技術や実績をもとに開発した「ファームクラウド」は、畜産分野においてより精密な環境管理を実現しています。 ■株式会社セラクについて 株式会社セラクは、IT技術教育（⼈材育成）によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業（DX事業）、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業（SI事業）と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。 ■本件のお問い合わせ先 株式会社セラク 経営戦略室 広報/IR担当 TEL:03-3227-2321