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社員インタビュー

#インタビュー#キャリア

インフラの仕事で、人々の暮らしを支える。

YOSHIKI.K

首都圏本部 第1事業部 ITインフラ部 2課2022年 新卒入社

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生活に不可欠なネットワーク環境の構築。

大手通信会社が提供するさまざまな通信の、大元となるネットワークの運用と構築。それが私の現在の仕事です。例えば、新宿と大手町をつなぐ大規模なルーターがあったとして、そのエリアの通信量が増えてきたら、ルーターを増強して、通信量のキャパを増やします。こうして日々通信量を分析しながら、最適なネット環境の整備を行っています。

また、みなさんもときどき耳にするであろう「通信障害」が起きたときの復旧も、私たちの役割の一つです。常駐先で扱うネットワークは規模が大きいので、1回の通信障害で人々に及ぼす影響も大きくなります。だからとにかく、速やかに復旧させることが重要。ネットワークの構築や復旧作業においては、その作業が及ぼす影響の有無を確認することも大切です。影響が大きいものは、深夜帯、ネットを使う人が少ない時間で作業することもあります。

通信量から、人々の生活が見える。

もともとPCなどの機器をさわるのが好きだったことが、就活時にIT業界への興味につながりました。家の通信環境をベストにするために工夫したり、ネットが遅いときはその原因を調べて改善したり、自分でいろいろ考えるのが面白くて。

ただ就活当時は、具体的な方向性までは決まっていませんでした。インフラが好きなのか、アプリ開発がやりたいのか、曖昧な状態で分野を絞るよりも、まずは広く挑戦してみて、そこから自分の興味が深まる場所を見つけていきたかったんです。その点でセラクは、広い分野で活躍している人が多く、分野間での交流もある。自分のキャリア観と合っていると感じて、入社を決めました。

実際に入社してから、研修者向けのテスト環境を構築する研修がすごく楽しくて、「自分はこの分野が好きなんだ」と自覚しました。そして今ありがたいことに、その研修の延長線上のような仕事ができているので、とてもやりがいを感じています。

通信会社での仕事は、ネットワークの動向を知れるのが醍醐味です。例えば、夜中はネット利用者が少なくて昼間は増えるとか、16時頃から通信量が増えて深夜1時くらいまで上がり続けるとか。あらゆる地点でどのくらい通信が行われているのか、それを可視化したグラフを確認できるので、1日、1週間の通信量に、人々の生活が反映されていることが視覚的に分かる。通信を通して人の営みを感じられることが面白いですね。

お客さまの反応を、いかに先回りできるか。

運用・構築業務は、基本的にはマニュアルに則って行いますが、その通りに進まないことも多々あります。例えば、既存マニュアルが古くて今の運用方法に適していなかったり、そもそも前例がない案件でマニュアルがなかったり。そんなときはお客さまと一緒に、運用フローを見直して課題を洗い出し、修正していくことになります。

最近では、チームで制作したマニュアルをお客さまに提案することも。資料作成から提案までを私が主導することも多くなってきて、自身の成長を感じています。運用業務に都度対応するだけでなく、今後はこんなフローで進めていってはどうか、というプラスアルファの提案をすることで、お客さまからも徐々に信頼を寄せていただけたらなと思っています。

提案にあたって意識しているのは、お客さまからもらうであろう意見や指摘を予測して、準備段階でなるべくクリアにすることです。今のお客さまとはラフに意見交換ができる関係性ですが、セラクの他のプロジェクトでは、こちらがプレゼンを行い、お客さまからレビューをいただくという場合もあるそうです。自分がいつかそのような環境になったとき、お客さまの疑問や不安を事前に解消できるようになっていたい。だから今の職場でも、あり得る指摘や意見を前もって予測する癖をつけて、しっかり備えてから提案することを大事にしています。

マニュアルを使う立場から、つくる立場へ。

今後はゼロからのマニュアル作成に携わっていきたいです。現在は、提供されたマニュアルに沿ってネットワークの構築や運用を行っていますが、マニュアルの制作部隊に対して「この設定違いませんか?」「本当に合ってますか?」と問い合わせをすることも多いんです。そういうやりとりをしているうちに、自分でつくりたいという気持ちがだんだん強くなってきて。幸いなことに、今後マニュアル作成業務にアサインするかも、というお話を上司からいただいているので、時が来たときに活躍できるよう勉強しているところです。

具体的には、自分が持っているCCNAという資格の一つ上位、CCNPという資格をめざしています。資格の勉強に関しては、「情熱大学」をはじめとしたセラクの資格取得制度を大いに活用させてもらっています。さまざまな講座が開かれている中で、忙しいときはオンラインで耳だけ参加もOKというカジュアルさがありがたいですし、私の場合は本を読むより人の話を聞く方が頭に入ります。

また、同じ志の社員がいるのも刺激になります。この学習環境を活かして知識を積み、仕事で経験を積み、大きく成長していきたいです。

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