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黒セラク

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黒セラク④
「セラクの研修期間は短い?」の噂

「セラクの研修って短いらしいよ」
SNSや口コミでそんな声が上がるたびに、私たちもドキッとします。

たしかに、研修期間は約2か月。最近ではほかの会社と比べ“短い”という印象を持たれるかもしれません。
でも、その時間で必要なことをどこまで届けられるか、配属後にどう支えるか。そこに私たちの教育の本気があります。

今回は、実際に研修を受けた若手エンジニアと、その教育担当の対談をお届けします。
良いことばかりじゃないからこそ、伝えたいことがあります。

「セラクの研修って短いらしいよ」
SNSや口コミでそんな声が上がるたびに、私たちもドキッとします。

たしかに、研修期間は約2か月。最近ではほかの会社と比べ“短い”という印象を持たれるかもしれません。
でも、その時間で必要なことをどこまで届けられるか、配属後にどう支えるか。そこに私たちの教育の本気があります。

今回は、実際に研修を受けた若手エンジニアと、その教育担当の対談をお届けします。
良いことばかりじゃないからこそ、伝えたいことがあります。

【 QUESTION 】

研修が2か月って、短くないですか?

B

研修を受けていた当時は、そこまで「短いな」とは感じていなかったんです。内容も実践的でしたし、わりと集中して取り組めたので。
でも、常駐先に出てから「あの部分、もう少し時間をかけてやっておきたかったな…」と感じましたね。

A

なるほど。どんなときにそう思ったのかな?

B

常駐先お客様先で初めて触れるツールやインフラ環境に直面したときですね。研修で扱っていた内容と100%一致するわけじゃないので、「あの仕組み、もうちょっと深く理解しておけば良かった」と。

A

それ、実は多くのエンジニアが配属後に感じるポイントです。だからこそ、私たちは“完璧に教え切る”よりも、“現場で応用が利くベースを作る”という考えでプログラムを構成しています。
ただ・・・

B

ただ?

A

正直に言うと、実際の業務に完全に即した研修を組むのは難しいというのが本音。現場ごとに使う技術も求められる知識も違うので、どうしても限界があるんですよね。
さらに、技術のトレンドが次々変わるので、常に最新の情報を追いながら内容をアップデートするのも大きな負担なんです。

A

それに加えて、研修生の覚えるスピードや理解度もさまざま。「このくらいで理解できるだろう」と思っていた部分が、人によっては壁になっていたりもする。そこをどう柔軟に対応していくかは、今後の改善点だと思っています。

B

たしかに、僕自身も「これは大丈夫だろう」と思っていたところでつまずいた経験があります。
現場ではその差が如実に出るので、もう少し時間をかけて段階的に深掘りする仕組みがあってもいいかもしれないと思いました。

A

そうなんです。いまの研修も「できる限りの最善」ではありますが、完璧な形とは思っていません。現場の声や配属後のフィードバックをもとに、もっと“実務との接続”を強くしていく必要があると感じています。

B

でも、少なくとも研修で土台ができていたから、「知らないことでも調べて解決する力」は身についたと感じてます。そこは、すごくありがたかったです。

A

そう言ってもらえるのはうれしいですね。私たちも、2カ月という限られた中で“使える学び”を届けるのは最低限の責任だと思ってやっています。でも、まだまだ改善できる余地はある。これからも現場とつながりながら、アップデートを続けていきたいですね。

【 ANSWER 】

2カ月で現場に出られる力を育てるために設計していますが、
より良い研修にするための見直しは常に続けています。

【 QUESTION 】

研修中、ほったらかしにされるの?

B

正直、研修が始まる前は「大人数でやるなら、ついていけない人は置いてかれるんじゃないかな」って少し心配でした。
でも実際は、結構個別に見てもらえた印象です。

A

それはよかったです。研修って“全員が同じペースで進む”わけではないので、特に後半は進み具合に差が出やすいんです。

B

実際に、わからない部分が出たとき、講師の方がタイミングを見て声をかけてくれたのはすごく助かりました。「質問してもいいんだ」って空気があったのも大きかったです。

A

講師陣には“困っていそうな人に先に気づく”ことを意識してもらっています。たとえ本人が質問できなくても、こちらから寄り添えるように。
研修って“教える場”というより、“支える場”だと思っています。

B

それに、他の研修生みんなで同じゴールに向かって頑張っているので、モチベーションも保てたし、みんなで分からない部分を教え合うような雰囲気が自然と出来ていた気がします。

A

私たち教育担当はもちろん“教える立場”なんですが、それ以上に「伴走者」でありたいと思っています。
「前に立って引っ張る」というより、「隣を走って、必要なときに手を貸す」存在でいたいんです。

B

まさに“放っておかれていない”と感じました。自分のペースで取り組める安心感がありましたね。

【 ANSWER 】

研修の進み度合いは人によってまちまちです。
だからこそ、個別対応を中心に、最大限のサポートをしています。

【 QUESTION 】

実際に常駐先に出たら、
研修の内容は役に立たないんじゃないですか?

B

実際に常駐先に出てみて感じたのは、「あれ、研修でやった内容とちょっと違うぞ」ってことでした。
環境や使うツール、進め方が現場ごとにバラバラで、最初は戸惑いました。

A

はい、それは私たちも常に課題だと思っている部分です。
研修で扱うのは“共通するベース”の部分。でも、現場では必ずしもそのまま使うわけではないので、「この資格は現場じゃ使わない」なんてことも正直あります。

B

でも、現場で困ったとき、先輩や教育担当のサポートがすごく手厚かったんですよね。質問したらすぐに返事が来たり、手順を一緒に確認してくれたり。細かく面談を組んでくれたり。

A

研修で全てをカバーできるわけではないからこそ、現場に出てからのサポート体制が重要なんです。
困ったときに一人で悩ませない。それが、配属後も育成が続いていると私たちが考えている理由です。

B

はい、正直「現場に出たら終わり」みたいな不安があったんですが、むしろ「ここからが本番なんだな」って思えました。

【 ANSWER 】

確かに、実際に使用しない資格やスキルもあります。
でも、常駐先で困ったときはしっかり手助けします。

【アフタートーク】

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