X理論・Y理論
読み方:エックスリロン・ワイリロン
X理論・Y理論とは
X理論・Y理論とは、1950年代に提唱された、労働者の人間観や動機付けに関する2つの対立的理論を指します。X理論とは、労働者は本質的に自ら進んで仕事に取り組まない傾向があるという仮説です。一方、Y理論とは、労働者は自発的に仕事する性質をもつという仮説を指します。
X理論の施策例
仕事に対して消極的な労働者に意欲をもたせるため、X理論に基づいた施策を考案できます。たとえば、業績が良好な場合は、昇給・昇進という形で報酬を与えます。報酬を多く与えることで、意欲喚起に結び付けることが可能です。
Y理論の施策例
意欲的に働く労働者に対しては、Y理論に基づいた施策が効果的です。たとえば経営方針・戦略を明確に立案することにより、社員が具体的な目標を立てて、利益に直結する行動を取りやすくなることが挙げられます。



