PSIRT
ピーサート
PSIRTについて
PSIRT（Product Security Incident Response Team）は、自社で提供する製品やサービスのセキュリティに関する諸対応を担う組織です。
主な役割は、製品・サービスに潜む脆弱性を事前に発見・分析・修正を行うことです。また、製品やサービスのセキュリティに関する問合せ対応も遂行します。
製造物の作りに欠陥があり人体や財産に損害が発生した際に製造物責任法という法律があり、こちらは損害発生後の対応として適用されます。
PSIRTの類似語
CSIRT（Computer Security Incident Response Team）：PSIRTが顧客向けサービスへの対応を行うのに対し、CSIRTは主に企業・組織に対する自社のIT系備品にセキュリティインシデントが発生した場合に対応を行うことが主になります。
- ・FSIRT（Factory Security Incident Response Team）：
工場稼働の安定や効率化の妨げになる脅威に対応する組織です。生産性や品質の向上を目指すほか、サイバー攻撃やマルウェアから工場を守る役割を持っています。
PSIRTフレームワークについて
組織や企業がCSIRTやPSIRTを使用する際の機能構築、維持、拡張の支援を目的としてFIRSTが作成したテキストガイドです。
さまざまな使用例、機能、サービス、成果などが提示されており、運営のトレーニングや新規サービスの開発などに使用されます。
