ワールドカフェ
読み方:ワールドカフェ
ワールドカフェとは
ワールドカフェとは、リラックスした雰囲気のもと行う対話型の討論手法です。あらかじめ提示されたテーマのもと、画期的なアイデアを出すために討論することを目的としています。ワールドカフェの特徴は、参加者をいくつかのグループに分け、茶菓子を用意し茶話会のように気軽な意見交換をすることです。ワールドカフェは、提示されたテーマについてグループごとに気軽な雰囲気でディスカッションします。参加者ができる限り多くの意見を吸収するために、各テーブルの討論内容を引き継ぐテーブルホストを除いて、グループメンバーを入れ替えることが基本です。
ワールドカフェを実施するメリット
- ・開催するにあたって、準備に要するコストが少ない
ワールドカフェの実施までに必要な事前準備は、場所の手配やリラックスした雰囲気を演出するために必要なものの用意のみです。事前の資料準備やプレゼンテーションを行う必要がないため、運営に対する負担が少ないです。
- ・自由度が高く、積極的に発言できる
ワールドカフェでは、一般的な会議より少人数で、自由にリラックスした雰囲気で討論を行います。その特徴から、通常の会議よりも積極的に発言しやすい傾向があります。
- ・意見交換が活発化する
少人数によるディスカッション形式なので参加者全員が発言の機会を得られやすく、活発な意見交換の場として広く活用されています。メンバーチェンジして再度ディスカッションすることで、より多様な意見を共有する方法が一般的です。
ワールドカフェで討論する際の注意点
- ・結論を急いで無理に出さない
ワールドカフェは、自由な討論で意見交換をすることに意味があります。結論を出すよりも参加者一人ひとりの意見を尊重することが重要です。
- ・紙やペン、タブレット機器などの道具を用いて意見をまとめ、参加者の意見を目に見える形で残す
ワールドカフェでは、討論で新たな意見を吸収することが最終目的です。討論で出されたアイデアを分かりやすく整理するため、参加者の意見を紙やペン、タブレット機器などの道具でまとめ、目に見える形で残し共有することが重要となります。



