サイバーセキュリティ戦略本部

サイバーセキュリティ戦略本部

サイバーセキュリティセンリャクホンブ

サイバーセキュリティ戦略本部について

サイバーセキュリティ戦略本部とは、サイバー戦略と呼ばれる「サイバーセキュリティに関する基本的な計画」を作り、閣議決定をする組織です。
サイバーセキュリティ基本法（平成26年法律第104号）という法律に基づき3年ごとに閣議決定します。世界規模で広がるサイバー空間でのサイバー攻撃や情報漏洩などのリスクに対し、国民・国家の安全と安心の確保や社会経済の発展を目的としています。

内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）について

内閣サイバーセキュリティセンター（NISC：National center of Incident readiness and Strategy for Cybersecurity）は、日本国内での情報セキュリティ対策を推進するため日本国政府が内閣官房に設置した組織です。振り込め詐欺や不正アクセスによる情報流出などといったサイバー攻撃に対し、政府機関や国民を守るために不正な動きの監視、分析を行うほか、インターネット利用者に対して注意喚起を呼び掛ける役割も担っています。

サイバーセキュリティ戦略本部の背景

元々IT関係の法律は「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」がありましたが、大企業や官庁などのウイルス感染や政府機関へのサイバー攻撃が増加していきました。
それにより、個人情報漏洩などサイバー攻撃の巧妙化や大規模化が進行したため、セキュリティ戦略の強化が必要となり「サイバーセキュリティ基本法」が制定されます。そのセキュリティ戦略のガイドラインを具体的に定め、施策するためにサイバーセキュリティ戦略本部が発足しました。