DHCPサーバ
読み方:ディーエイチシーピーサーバ
DHCPサーバとは
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとは、ネットワーク接続に必要な情報(IPアドレス)をパソコンが起動する度に自動的に割り当てるサーバです。
DHCPサーバの特徴
IPアドレスを割り当てる際に利用可能期間を設定できるのが特徴です。なお、IPアドレスは指定された範囲内から未使用のものが割り当てられるため、毎回同じアドレスになるわけではありません。シャットダウンしたパソコンに割り当てられたIPアドレスは、DHCPサーバが回収して次に起動するパソコンへ再度割り当てます。
DHCPサーバの長所と短所
- 長所
- ・IPアドレス の手動設定が不要になる
- ・IPアドレスの管理が一元化され、管理者の負担が軽減される
- 短所
- ・固定IPが必要な場合、手動設定が必要になる
- ・トラブルの発生によってサーバダウンした場合、ネットワークが接続不能になる
DHCPサーバの関連語
- DNSサーバ
DNS(Domain Name System)サーバとは、IPアドレス(例:141.249.206.46)をドメイン名(例:aaaa.com)に、ドメイン名をIPアドレスに変換するサーバを指します。ドメイン名やIPアドレスなどの情報を記録・管理し、ブラウザのアドレスバーに入力されたURLに対応するIPアドレスを検索して、クライアントへ対応情報を送信します。DNSサーバについてはこちらを参照ください。