踏み台サーバ
読み方:フミダイサーバ
踏み台サーバとは
踏み台サーバとはユーザとアクセスしたいサーバへログインするための中継サーバです。「ジャンプサーバ」「Bastionサーバ」と呼称される場合もあります。
踏み台サーバの仕組み
ユーザがサーバに直接アクセスした場合、通信を盗聴されて第三者から不正アクセスやマルウェアなどによる攻撃を受け、情報漏洩をはじめとする被害が生じる恐れがあります。そこで、踏み台サーバを経由することで第三者からの攻撃を防ぎつつ、サーバへアクセスできます。また、監視対象の選択やアクセス元のアクセス時間制御、操作ログの管理も可能です。
踏み台サーバの課題と対策
クラウド・オンプレミスいずれの環境でも利用可能で、セキュリティ向上が期待できますが、踏み台サーバのパッチ適用や監視が求められるため管理が複雑になりやすい、維持費用が発生するといった課題があります。対策として低コストでセキュリティを確保できるサーバ構築技術の開発が進められています。
踏み台サーバの関連語
- プロキシサーバ
プロキシサーバとはユーザとWebサーバ間を中継するサーバです。ネットワークへのアクセス権限がないパソコンに代わって、Webサーバへリクエストを送信し、ネットワークへの接続を可能にします。プロキシサーバについてはこちらを参照ください。