【 QUESTION 】
上場企業の年収ランキング下位って
本当ですか?
B
答えにくいものにこそ答えようというのが「黒セラク」ですから!
A
気合い入れていきます!
B
I Tエンジニアといえば、人材不足で待遇も良いはず。なのにセラクには給料が低いという噂が…。
A
求職者の方が不安に思うのは当然ですね。
B
結論からお答えすると、年収ランキングが低いのは本当です。ただ理由も明確です。
A
お願いします。
B
「若手社員が多いから」です。I T業界って高収入のイメージがあるかもしれませんけど、それは実力がついて市場価値が高くなればのことで…。
A
どの業界も同じですね。
B
セラクは比較的売り上げに繋がりにくい、若手も取り組みやすい仕事も請け負っていて、未経験の方にも経験を積んでもらっています。
A
そうすると、どうしても利益が削られていく。
B
そう、そして結果的に平均給与は下がってしまう。これが低いと言われる理由です。
A
私自身、現場にいた時は、 確かにもう少し高くてもいいなって思っていたんです。
B
ほう。
A
でも経営の視点を持つと、現実のどこにどんなお金がかかっているかが見えてきます。
B
仕組みを知れば、納得した?
A
今はそう思いますね。やっぱり上の人たちが技術力を磨いて、未経験の方たちをカバーできるくらい利益を出さないと、結局、給料の底上げはできないんです。
B
逆に一人ひとりががんばれば、みんなで上がっていくことができる。
A
はい。
B
私も、思っていたより少なかったというのは実はありましたよ。
A
そうですか!
B
イメージですね。もっとキラキラしているはずなのに…というか。実際友人に、システムエンジニア(S E)だったらもうちょっともらえるんじゃないと言われたこともあります。
A
あー、それはSEの捉え方もありそうですね。
B
そうなんです。セラクの技術職はインフラエンジニアが中心で、誤解されやすいSEとはやや意味合いが異なります。一般的にシステムの仕事をしていたら、すべてSEと思っている人は多いですよね。
A
実際のI T業界では、SEはシステムの設計や構築を行う職種。
B
当然ながらセラクでもSEになる為に求めるスキルや経験のレベルも高いですし、そもそも多くいる職種でもないので、SEを擁している企業もかなり限られています。
A
最初の話に戻るようですけど、希少人材だから給料も高い。というわけですね。
B
はい。だからSEと比べると、違って当然だったんです。
【 ANSWER 】
ビジネス構造上、低くなってしまうのが現状です。
【 QUESTION 】
昇給やボーナスがないのですか?
A
スタートの金額が低いにしても、昇給すれば満足度は上がりますが。
B
これもずばりお答えすると、ボーナスは基本的に毎年あります。
昇給は個人の貢献度や成果によって決まります。
A
「基本的に」と言うのは、業績が大きく悪化したり、よほど大きなトラブルを起こしたりしたら、当然ボーナスは出ないこともあると。
B
ごく稀ですけどね。
昇給に関しては、個人の成果やプロジェクトの成功などが基準となっているので、成果や昇進内容によって年収はそれなりにアップします。
A
ボーナスに関しては、私自身は入社して5年間、出なかったことはないです。
B
私も査定する側ですけど、出さなかったことないです。それにセラクは、ボーナスを可能な限り下げないという姿勢。査定結果で下がっていると総務からもなんでって言われちゃうんですよ。
A
額の高さだとどうでしょう?
B
制度が変わったばかりなのでこれからどうなるかはまだ分かり切っておらず、あくまでも例ですが、昇進や成果によっては3年目に70万円の年収アップが可能になったんです。
A
勤続年数はそれほど重視されず、どれだけ成果を出したか重点ということですね。
B
実績だと、昇給は大体、1万円前後ぐらい。ボーナスは基本給の約1.2ヶ月分がベースです。
A
特にITスキルゼロスタートの方が、入社当初から大幅に昇給するのはビジネス構造上どうしても難しい。だから短い期間で辞めてしまうと、昇給しなかったという印象になっていたかも。
B
制度が変わったことで、努力と実績が直接的に評価され、報酬に結びつくというより分かりやすい昇給・ボーナスの仕組みになったんですね。
A
定期昇給と昇進昇給どちらがいいのか…これ、また別のテーマとして語れそうですね(笑)
【 ANSWER 】
昇給もボーナスも、基本的に毎年あります。
【 QUESTION 】
評価が不透明なんじゃないですか?
B
セラクは基本的に常駐勤務なので、評価が見えづらい。だからがんばっても給料に反映されないんじゃないかということですね。
A
これは正直、そう感じる人もいるだろうなって思います。実際に私自身も感じていましたし。
B
同じくです。不透明というか、曖昧な部分が多かったというか。
A
曖昧な理由は色々あるんですが、常駐型だからこその難しさも、やはりあります。
B
私は評価する際、常駐先でのメンバーの様子を、できる限り常駐先のお客さまから集めるようにしています。
A
評価側も努力していますよね。
B
ただ様々なお客さまや仕事がある中で、お客さまの評価軸も違えば、セラク内で比較する対象がいないというのも、納得感が薄れてしまう要因かと。
A
相対評価が難しい。
B
なので今仕組みから変えるべく、評価制度の改定に取り組んでいます。
A
2023年から新制度が導入されましたね。改定のポイントは?
B
大きな部分だと、これまで評価側に委ねられていた査定基準を、まずは均一化していくこと。絶対評価を組み込もうとしていますね。
A
メンバーと上司が目標を一緒に設定するようにもなりました。
B
そう、目標の達成度も上司と一緒に振り返って、その結果が評価になる。納得感は前よりかなり強いはずです。
A
評価側のスキルアップも必要ですし、制度自体もまだまだトライアンドエラーですが、大きな変化だと感じています。
B
これからですよね。身が引き締まります!
【 ANSWER 】
透明化を図るべく制度を改定中。
【 QUESTION 】
副業は禁止ですか?
B
答えとしては、原則禁止です。理由は明確で、一番大きいのはセキュリティ問題。
A
私たちが扱う情報って、それこそ国防関係とかも入ってきますもんね。
B
はい。だから情報漏洩のリスクが少しでもあれば、基本的にNGです。
A
お客さまも多岐に渡るので、一律OKですとは言いづらい。
B
ただいろんな状況があると思うので、相談には乗っています。実際1%くらいはやっている方がいますよ。
A
どんな内容が多いんですか?
B
私の知る限りだと、芸能関係ですね。
A
へぇ!
B
個人的には副業というキャリアの広がりも認めた上で、それでもセラクに所属することを選んでくれる。そういう本当の自由が認められる会社になれば良いなとは思いますけどね。
A
社内ベンチャーとか。
B
ああ、確かに。そういう制度があっても良いですよね。
A
提案してみますか!
【 ANSWER 】
セキュリティ面から、原則禁止です。
【アフタートーク】
B
「セラクは給料が低い?」の噂、納得していただけただろうか。
A
給料って、一人のがんばりだけで増えていくものではないじゃないですか。
B
はい。
A
私たちも含めて、セラクみんなで上げていこうよって前向きにやって行けたら良いなと、改めて思いました。
B
そうですね。評価制度も含めて、給料をもっと良くしたい気持ちは、役員レベルでも強く持っていますから。
最初からなかなかディープな話題ですね。