職種紹介 – ルートテック|ビジネスライフとキャリアを応援する情報メディア https://www.seraku.co.jp/tectec-note Wed, 16 Jul 2025 06:35:41 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.9 転職活動は働きながら?辞めてから?派遣でつなぐ場合はどうする? https://www.seraku.co.jp/tectec-note/recruit/jobchange_working/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/recruit/jobchange_working/#respond Thu, 06 Apr 2023 01:28:19 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=15104 はじめに

厚生労働省が発表した「令和2年転職者実態調査の概況」によると、転職活動を経て離職に至るまでの期間は1カ月以上3カ月未満が多いとされています。
効率良く転職するためにこの記事では転職活動のメリットや注意点をご紹介していますので、転職活動に悩まれている方はご参考ください。

転職活動は働きながら?辞めてから?

転職活動は働きながらするべきか仕事を辞めてからするべきか迷われている方も多いでしょう。以下からそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので自分にあった方法を選んでください。

仕事を辞めてから転職活動する場合

仕事を辞めてしまうと収入が途絶えてしまうため、焦りから無理をしたり疲れたりして次の就職先を妥協してしまう可能性があります。自分が何をしたいかわからなくなる場合もあるでしょう。
しかし、まとまった時間を確保できるため資格取得やスキルアップに励めます。企業が希望する入社日にも合わせられるので転職先からも歓迎されやすいでしょう。

働きながら転職活動する場合

時間を割きにくいことが働きながら転職活動をするデメリットです。求人情報や企業情報などを収集しにくかったり、応募企業と面接スケジュールや入社日の調整を行ったりする必要があります。
ただし、収入面が安定しているため離職期間中の焦りが生じにくく、納得がいくまで転職活動に臨めるというメリットもあります。

第二新卒や若手は「働きながら転職活動」するやり方がオススメ

どちらがいいか迷っている方や第二新卒・若手の方には働きながら転職活動することをオススメします。とくに、第二新卒・若手の場合は就職期間が短いので、ブランク期間ができると就業意欲が低いと評価される可能性があるためです。
また、社会人経験が浅いと離職自体が周囲の人から反対に遭いやすく、自分の希望通りに転職活動を行えない場合もあります。

派遣で働きながら転職活動をする場合はどうする?

次の転職先が決まるまでの間つなぎとして派遣で働くことも可能ですが、正社員としての就職先を探している場合は短期派遣を選びましょう。
派遣は辞めたいときに辞められる仕事ではありませんので、雇用期間を残しての退職は職場に迷惑をかけたりトラブルに発展したりする可能性があります。派遣期間は「辞めやすさ」を重視して選びましょう。

働きながら転職活動する際の注意点

仕事をしながら転職活動中にやってはいけない・注意した方がいい事例を「しないこと」「怠らないこと」「忘れないこと」の3つに分けてご紹介します。

【やってはいけないこと】①転職活動状況を周りの人へ話す

極力家族以外には転職活動をしている話はしないようにしましょう。誰がどこでつながっているかわかりませんので、今の職場にあなたの転職活動状況が伝わってしまうことも考えられます。職場が忙しくて人手不足な状態であれば転職をさせないように引き止められてしまうかもしれませんので、退職まで黙っておくのが得策でしょう。

【やってはいけないこと】②社内端末からの転職活動

社内ネットワークは管理者が情報を閲覧する場合があるため、転職活動が職場にバレることもあります。社内端末や社内Wi-Fiを使って求人検索や求人応募を行うことは控えましょう。
また、企業のアドレスや電話番号で求人登録したり、社内端末から転職関連の電話やメールをしたり、社内共有カレンダーに転職活動の情報を入れたりしないようにも気を付けましょう。

【やってはいけないこと】③転職活動をSNSで発信

転職活動状況をSNSで発信するのは控えましょう。とくに、実名でSNS登録している場合は知り合いに知られてしまい職場にバレるケースがあります。
本人だけでなく家族や友人のSNSから情報がもれる可能性もあるため、あなたの転職活動を知っている人には情報をもらさないように協力してもらいましょう。

【怠ってはいけないこと】①転職準備

転職活動では下記のようにやるべきことが多くあるため、時間配分が大切です。

  1. 自己分析・キャリア分析
  2. 求人検索
  3. 履歴書・職務経歴書の作成、面接対策
  4. 面接日の調整、オンラインの場合は面接場所の確保
  5. 選考結果待ちの時間

転職活動期間をきちんと計算してスケジュールが狂わないように注意しましょう。

【怠ってはいけないこと】②転職エージェントとの連携

転職エージェントを利用する際は企業名が不明な求人には気を付けましょう。応募した求人が現職の求人や現職に関わりのある企業という可能性もありますので、転職エージェントには対象から外してほしい企業を伝えておくことが肝心です。
また、転職エージェントからの支援を目的として転職サイトに登録する場合は、職場の人事に発見されないように「企業からのスカウト機能」をオフにすることをオススメします。

【忘れてはいけないこと】①異動のタイミングを考える

転職活動中に異動が発生すると転職活動自体が進みませんので、あらかじめ異動の可能性や時期を予測する必要があります。
また、異動直後の退職報告は周囲に迷惑をかけてしまうため異動願いを出さないことはもちろん、職場の異動時期に被らないように配慮する必要があります。

【忘れてはいけないこと】②自社の就業規則を読む

自社の就業規則を読んで、退職までの期間がどれくらいかかるか把握しておきましょう。
内定後は入社日の調整や退職手続きがありますので、きちんとスケジュールを組む必要があります。
1~3カ月前に退職届の提出を求める企業は多いですが、きちんと自社の就業規則を確認しておきましょう。退職手続きに手間取り入社日が延期になると、内定を取り消される可能性があります。

まとめ

働きながらにせよ辞めてからにせよ転職活動は「期間がどれくらいかかるか?」、「内定後いつから働けるか?」などをあらかじめ考えておく必要があります。「しんどい転職活動」ではなく、自分にあったやり方で無理なく行ってください。

最後のチェックポイント

  • 仕事を辞めてからの転職活動は資格取得やスキルアップに励める
  • 働きながらの転職活動は収入面が安定している
  • つなぎ派遣は雇用期間に注意する
  • 社内端末からの転職活動をしない
  • 転職活動状況をSNSで発信しない
  • 退職までの期間がどれくらいかかるか把握しておく
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顧客の強い味方プリセールスの魅力とは?仕事内容やキャリアパスと将来性について https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_presales/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_presales/#respond Tue, 28 Dec 2021 00:00:45 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=7490 はじめに

「プリセールス」という職種があるのをご存知でしょうか? この記事では「プリセールス」の由来や仕事内容について解説するとともに、キャリアパス・将来性なども紹介します。活かせる資格や適性にも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

プリセールスとは?

プリセールスとは?

プリセールスとは自社の製品やサービスの導入をクライアントへ提案する際に、営業担当に同行し技術面からサポートする職種です。ITの技術的な知識をベースに専門家として分かりやすく説明し、成約に寄与する役割を担います。例えば営業支援ツール「Salesforce」や人事システム「COMPANY®」は、多機能がゆえにクライアントは導入後のメリット・デメリットをイメージしづらいものです。そうした場合、サービス内容に熟知したプリセールスが同行することにより解決を図ります。専門性の高いIT業界ならではの仕事と言えます。

プリセールスの由来とは

そもそも「プリセールス」とはどういう意味なのでしょうか? プリセールスの「プリ」は英語の「pre」に由来します。「以前の、前の」という意味を持つ接頭語です。つまりセール=成約の前段階に関わる職種という認識になります。よく耳にする「プレセールス=本番のセールの前に行うセール」と同じ使われ方です。日本語としてはプレセールスで浸透していますが、本来の英語の発音に近いのは「プリ」です。プリセールスは外資系でも職種名として使われていますので、本来のプリが採用されたといったところでしょう。

プリセールス=エンジニア?

プリセールスは営業職なのでしょうか? プリセールス=営業と考える人も少なくないようですが、正確にはプリセールス=エンジニアです。
営業もプリセールスも製品やサービスの導入・販売について、クライアントに責任を負う立場であることに違いはありません。ただ、営業とプリセールスとでは重きを置かれるポイントが異なります。企業によって多少の違いはありますが、営業は売上目標の数字が課せられ商談の成約からクロージングまでを担います。一方、プリセールスエンジニアが担う仕事は商談におけるクライアントへの提案に特化します。成約・導入に至るまでの営業のサポートをエンジニアとしての技術的知見をもって行うのが「プリセールス」です。

気になるプリセールスの仕事内容とは

気になるプリセールスの仕事内容とは

プリセールスエンジニアの仕事内容をひとことで表すと「IT知識で営業をサポートする」になります。営業は自社の製品やサービスについてはある程度は説明することができます。しかし技術的に熟知しているまでは至りません。一方でクライアントは、本当に課題解決につながるのか、もっと適した製品があるのではないかなど、より広い視点での情報を欲します。導入メリットをうまく伝え、いかに的確に質疑応答をこなせるかがプリセールスの力の見せ所です。セールスという名称がつく職種ですが、技術的な知識・知見がないと務まらない仕事と言えるでしょう。

プリセールスの主な業務の流れ

以下ではプリセールスの主な業務の流れについて(1)自社製品やサービスの紹介(2)クライアントの要望ヒアリング(3)自社製品やサービスのレクチャー(4)課題に対し解決策の提案(5)今後のサービス導入支援という順を追って、具体的に見ていきます。

自社製品やサービスの紹介

まず自社ではどのような製品やサービスを取り扱っているのかを、クライアントに分かりやすく紹介していきます。営業担当に同行する形になりますので、どこまでを営業が話しどこからプリセールスにバトンタッチするかなど事前に打ち合わせしておきます。営業担当は自社製品についてあまねく把握しているわけではありません。例えば初めて対応するクライアントの場合、自社の事業の説明から製品・サービスの概要までを営業が担い、その後詳細についてはプリセールスが触れるといった流れが一般的でしょう。

クライアントの要望ヒアリング

クライアントはどういう製品やサービスを要望しているのか、導入するにあたっての不安や疑問点などをヒアリングしていくのが次の段階です。基本的には営業担当が話を進めていきますが、抜け漏れがないかなどに注意しフォローします。提案するうえで必要なこと、特に技術的な事項は率先して確認していきます。クライアントの要望をその背景なども含め、深掘りして上手に聞き出すことが提案においては何より重要です。

自社製品やサービスのレクチャー

クライアントの要望に対し、それに見合う製品とサービスについて説明していきます。最初におこなった自社製品やサービスの紹介のなかで課題にフィットし、解決につながりそうなものをより詳しく案内します。また、IT関連の説明ではどうしても専門的な用語が多くなります。クライアントはITに詳しい人ばかりではありませんので、専門的な知識を活かしつつも、なるべく平易な言葉・表現を使うようにすることが肝要です。

課題に対し解決策の提案

自社製品やサービスのレクチャーと合わせ、クライアントが抱える課題の解決に導入することでどうつながるかも明瞭に伝えることが大切です。クライアントは課題に対する解決策の提案を求めているのであって、製品やサービスの導入が目的ではありません。話がレクチャーに偏らないよう課題解決策を提案できるようバランスのとれた提案を行うようにします。

今後のサービス導入支援

クライアントにとって、サービス導入は終わりではなく、そこからが始まりです。そのため導入してからのサポート支援についてもきちっと言及する必要があります。特に技術的ノウハウの提供などテクニカルな内容についてはプリセールスからの案内がクライアントに安心感を与え、より一層の信頼を築きます。

似ているようで違う?他種類のセールスとは?

プリセールスと似通った職種にポストセールス、セールスエンジニアがあります。プリセールスとどう違うのか見ていきましょう。
「ポストセールス」は外資系の企業で業務を細分化している場合に、登場する職種です。ポストセールスの「ポスト」は英語の「post」に由来します。「次の・後ろの」という意味を持つ接頭語です。プリセールスが成約までを担当するのに対し、受注後に特化して技術面で営業をサポートするのがポストセールスです。導入支援やトラブル対応などが主な仕事内容となります。
一方、セールスエンジニアは、プリセールスからポストセールスへ引き継ぐことなくすべてを担う職種を指します。仕事は多岐にわたりますが、提案時からクライアントと綿密に接することで関係性を構築し、アップセルやクロスセルにつながりやすいというメリットもあります。

つまらない?きつい?プリセールスの実態と極意

つまらない?きつい?プリセールスの実態と極意

プリセールスの仕事については「つまらない」「きつい」という声も散見されます。プリセールスはきついのか?つまらないのか?その理由を追求しながら、「おもしろい」と思えるようになる極意についても説明していきます。

つまらない2つの理由

プリセールスはつまらないと感じる理由として、考えられるのは以下の2つが挙げられます。

自社のプリセールスの評価が低い

自分の会社におけるプリセールスへの評価をどう感じていますか?もし低いポジションに見られていると感じるのであれば、それがつまらないと思う理由のひとつかもしれません。
プリセールスは、会社に直接利益をもたらす重要な仕事です。営業的な側面・エンジニアとしての側面の両者を持ち合わせていないと務まりません。しかし人によっては中途半端なポジションと思っているケースもあります。この場合、解決策としては、プリセールスの価値を理解しているIT分野に特化した企業や技術力のある企業へ転職するのをおすすめします。

何でも屋にされている気がする

雑多な相談を受けるため、何でも屋にされている気がしてつまらないと感じるケースです。「営業+技術」のスキルを合わせ持つプリセールスが陥る典型的な悩みです。新規クライアントなのでとにかく同行して欲しい、トラブルに発展しかねないので同席してもらいたいなど、会社や同僚には評価されているが、その分、必要以上に時間を取られ本来の仕事に注力できなくなることがあります。
解決策としては、他の人に振って自分でやる仕事を減らすことが重要です。頼られると断れないという人柄の方が多いように思われますが、自分がパンクしてしまっては元も子もないと認識しましょう。

きついと思う3つの理由

プリセールスはつまらないに加えて「きつい」とも言われています。続いてはその理由について3つ挙げてみました。順に見ていきましょう。

IT知識がない顧客への説明が難しい

IT用語には英語をそのままカタカナ表記にしたものが多いです。また基礎的な知識をある程度持ち合わせていないと理解できない内容も少なくありません。それらをITの知識がないクライアントへかみ砕いて分かりやすく説明するのは非常に骨の折れる作業です。何度も同じ内容を説明することになったりすると確かにきついですが、プリセールスとしての腕の見せどころでもあります。

営業と技術のスキルが必要

プリセールスには営業担当以上に、営業と技術両方のスキルが求められます。幅広い製品の細やかな知識や新たな技術など日々身につけ覚えていくには相応の時間と労力を必要とします。しかし、このことは何もプリセールスに限ったことではありません。エンジニアとしてキャリアを重ねていく場合には、どのような職種のエンジニアにも共通することであり、不可避です。

売上目標となる数字に課せられるノルマ

企業によりますが、プリセールスにも営業と同様に売上目標の数字が課せられる場合があります。顧客が納得し成約するまでをプリセールスの目標とすることで、売上を意識しより積極的な提案活動につながると考える会社もあるからです。会社として売上を追求するのは当たり前のことですが、人によっては売上ノルマのプレッシャーをきついと感じることもあるでしょう。

プリセールス3つの極意

「つまらない」「きつい」と感じる理由について見てきましたが、プリセールスとしての仕事が「おもしろい」と思うのはどういうところでしょうか?以下ではプリセールスの極意を3つ挙げながらプリセールスの仕事の面白さややり甲斐について解説していきます。

顧客との信頼性を高める

プリセールスの役割は営業の技術面でのサポートですが、クライアントへのきめ細やかな案内や質疑応答を行なっていくことで良い関係性が生まれます。そして、抱える悩みを解決することで大きな信頼へとつながります。クライアントから信頼され、また感謝されることはプリセールス職として大きな自信と満足につながるはずです。

「営業+技術」の二刀流を実現

問い合わせる内容によって違う担当者に連絡を取るのはクライアントにとって煩わしいものです。その点、プリセールスは営業+技術のスキルを持ち合わせています。総合的に考えてクライアントの要望に沿ったサービス提案が可能なためやり取りする先は一ヶ所で済みます。自分にとっても営業+技術の二刀流で仕事をすることで顧客目線に立った提案をすることができ、最善の提案をすることが可能となるため仕事の面白さへと波及することでしょう。

プリセールスとしての本質を極める

プリセールスのメインとなるミッションはこれまで述べてきたとおり、営業への技術的サポートによる案件の成約です。クライアントへどの製品を提案し、どのような段取りを踏んでアプローチしていくか、毎回が新しいチャレンジです。この過程に面白さを感じることこそがプリセールスの一番大きな極意と言えそうです。クライアントにとって、プリセールスの存在は製品やサービスの「技術顧問」でもあると言えます。

プリセールスに活かせる資格/適性とは

プリセールスに活かせる資格/適性とは

以下ではプリセールスの仕事に活かせる資格、プリセールスという仕事に向いている人はどんなタイプかといった適性についてご紹介します。

活かせる資格

プリセールスとして仕事をするために必要な資格は基本ありませんが、以下のような資格を取得することで更なる能力を身につけプリセールスに活かすことは可能です。また、キャリアパスを考えた場合に有益と思われる資格も存在しますので、併せて見ていきましょう。

ITパスポート

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験1~4のレベルの一番下、レベル1にあたる国家試験です。対象は広くITを利活用するすべての社会人・学生が想定されています。自身の知識レベルがどの程度か把握したいという場合には受験してみるのも良いですが、エンジニアであるプリセールスには物足りない内容です。取得した後はより上位の基本情報・応用情報技術者を目指しましょう。

基本情報技術者試験

IPAの情報技術者試験におけるエンジニアに向けた初歩の資格です。エンジニアとして必要な基本的知識を幅広く問われる内容となっています。ITパスポートのひとつ上のレベル2という難易度に設定されていますが、中身は大きく異なります。企業によってはエンジニアに取得を課している資格でもあります。エンジニアとしてキャリア形成を目指す場合は取得しておきたい資格です。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報処理技術者試験の上のレベルに位置する資格です。基本情報処理技術者試験に合格した後、次の資格を考える際に一番に取得すべき資格です。この試験に合格することにより、さらに上のレベルである高度区分試験の午前Ⅰ試験が免除になるというメリットもあります。プリセールスからのキャリアアップを考える際にも有用な資格と言えます。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

多くの企業で使われているWord、Excel、PowerPointなどのマイクロソフトオフィス製品に関する認定資格です。クライアントの課題解決を図る提案では、こうしたオフィスソフトとの連携を考慮に入れる必要が生じる場合もあります。合格認定はグローバルに適用されますので、取得しておくとプラスに働くでしょう。

PMP

PMPとはプロジェクトマネジメント・プロフェッショナルの略で、アメリカのプロジェクトマネジメント協会が主催する国際資格です。プロジェクトの立ち上げ・計画・実行・監視コントロール・終結について問われます。IPAの主催する試験にもプロジェクトマネジメントに関するものはありますが、Salesforceなど海外の製品を扱うことが多い場合はPMPの取得を考えても良いでしょう。

TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、教育試験サービス(ETS)が運営する英語によるコミュニケーション能力を図る試験です。試験にはいくつか種類がありますが、一般的に「TOEIC Listening & Reading Test」をTOEICと呼んでいます。プリセールスが扱う製品やサービスは海外のベンダーのものも数多くあります。ドキュメント類は日本語もありますが、最新の製品情報やトラブルシューティングに関わる内容などは英文のみで提供されていることもあります。TOEICで読解力をつけておくことはプリセールスの業務にも大変役立ちます。

向いている人の適性

プリセールスという仕事への適性について見ていきましょう。向いているのはどのような性格・タイプの人なのか解説していきます。

人と接するのが楽しく、コミュニケーションスキルに長けている

プリセールスは人に説明するのが仕事です。人と接することに楽しさを感じる人は適性があると言えます。当然、コミュニケーションスキルも求められます。人と打ち解けるのが上手い、人に分かりやすく説明することが得意といったタイプがプリセールスに向いている人と考えられます。

常に学びのチャンスを掴み、向上心がある

プリセールスにITに関する知識は欠かせません。それは一度、学べば終わりではなく常にアップデートが必要なものです。IT業界はまさに日進月歩の世界です。日々登場する新しい技術やサービスをキャッチアップし、向上心をもって知識の吸収に臨めるタイプでなければプリセールスとしての仕事は務まらないと言っても過言ではないでしょう。

頭をフル回転し、アクティブに実行できる

クライアントとの質疑応答では正確かつ臨機応変な回答が求められます。相手の言わんとすることを察し、成約につながるような応対が行える柔軟な思考の持ち主はプリセールスに打って付けです。

将来性を考える、プリセールスのキャリアパス

将来性を考える、プリセールスのキャリアパス

プリセールスという職種に将来性はあるのでしょうか? またキャリアパスについてどのような選択肢があるのでしょうか? 以下具体的に見ていきましょう。

キャリアパス2つの選択肢

営業を技術面でサポートするプリセールスとしてのキャリアはどのように活かしていくことができるのでしょうか? セールスマネージャー、プロジェクトリーダーという2方向のキャリアパスを解説します。

セールスマネージャーへの転身

プリセールスは様々な製品を取り扱うニーズの高い職種です。エンジニアとしてのキャリアを積む将来も考えられますが、セールスマネージャーへの転身という道もあります。セールスマネージャーは販売戦略や営業メンバーの育成などを担う営業部門の上位職です。さらなるキャリアアップを図り、経営陣に加わることも可能なポジションです。

プロジェクトリーダーとして活躍

エンジニアとしてキャリア形成を図るのであれば、プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指すのも良いでしょう。プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーは開発案件の進行をマネジメントしていく職種、ITコンサルタントは企業に経営的な視点からIT投資の提案を行う職種です。
DX化が叫ばれるなか、将来的にあらゆる企業においてITが普及していきます。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー・ITコンサルタントといった職種への需要は今後ますます高まっていくことでしょう。

プリセールスが期待される将来性

最後に、プリセールスの気になる将来性はどうなのか、どういう風に期待されているのかについて見ていきましょう。

IT企業からの需要が高い

プリセールスは元々提案フェーズに沿って専門の担当を置く外資系企業から派生した職種です。それが多くの企業で認知されてきたのは提案業務の高度化・複雑化にあると言えます。今後もこの傾向が変わることはなく、伸びていくとともにプリセールスもまた多くの企業から期待され、やってみる価値のある仕事です。IT企業からの高いニーズのあるプリセールスは需要の高いポジションと言えるでしょう。

将来の選択肢が広がる

プリセールスとして「営業+エンジニア」のスキルを磨いていくことで、将来のキャリアパスはその幅が大きく広がります。IT企業が欲する多様なスキルを保有し経験もあるプリセールスは文字通り有望な人材です。

まとめ

DX化の波を受け、IT業界には追い風が吹き続けています。そんななかプリセールスの需要や市場価値は今後も高まり、さらに人材も増えていくものと考えられます。常にITスキルやコミュニケーションスキルを高める意識があることでクライアントの満足度を上げ、成約につなげていく喜びを感じられるはずです。IT業界への就職・転職を考えている人におすすめできる、やってみる価値のある仕事と言えます。

最後のチェックポイント

  • プリセールスとは営業担当に同行し、技術面からサポートする職種
  • 製品やサービスの紹介、要望のヒアリング、提案などが主な仕事内容
  • 営業+技術のスキルが求められる
  • 人に説明するのが好きで、知識の習得に貪欲な人が向いている
  • 将来的な需要も高くチャレンジする価値のある職種
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Webマーケターとは?仕事内容/スキル・資格/未経験から目指すには? https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_webmarketer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_webmarketer/#respond Wed, 24 Nov 2021 01:17:50 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=7119 はじめに
  • Webマーケターとは、Webでマーケティングを行う専門家のこと
  • Webマーケターには未経験からでもなれる
  • 将来性があり、年収も高い傾向にある
  • WebマーケティングではPDCAサイクルを回すことが大切

そもそもWebマーケティングとは?

Webマーケティングとは、インターネットを介して行うマーケティングのことです。
従来、マーケティングとは「企業が新しい市場を創り出すための活動(売れるための仕組みづくり)」を指していました。

一方、2024年に日本マーケティング協会が刷新したマーケティングの定義では、企業の持続可能性・社会貢献の重要性および、顧客・ステークホルダー・社会との共創の必要性を説いています。
従って、次世代マーケターには、CSRやSDGsの知識・顧客や社会と共に価値を創造していくスキルなどが必要です。

Webマーケターとは?

Webマーケターとは、インターネットを介してマーケティングの活動を行う人々・職種のことです。Webマーケターの役割は、商品やサービスの認知拡大および、販売促進です。

基本的に、Webマーケターの業務は多岐にわたります。
一般的に、日々の業務では、下記の表にまとめたようなPDCAサイクルを回していきます。

WebマーケターのPDCAサイクル
Plan(企画)
Webマーケティングの戦略を立てる
例:
・市場分析
・競合分析
・ターゲット
・ペルソナの策定
・Webマーケティング戦略策定
・Webコンテンツ設計
・企画
Do(実行)
計画に基づき施策を実行する
例:
・Web広告の出稿
・SNS・自社サイトなどへ投稿・宣伝
・メールマガジンの配信
Check(評価)
実行した結果を振り返り評価する
例:
・効果測定の実施
・アクセス解析の実施
Action(改善)
評価結果を踏まえて改善策を考える
例:
・コンテンツの修正
・改善案の実施

Webマーケターは将来性が高い職種?

総務省が発表している「情報通信白書」によると、今後もインターネットの利用者は増え続ける見通しです。
そのため、SNSやWeb広告などからの集客に力を入れる企業は年々増加しており、施策ができるWebマーケターの需要は高いといえます。

参考:総務省|令和6年版 情報通信白書

Webマーケターの年収はどれくらい?

厚生労働省は、Webマーケターを「企画・調査事務員」に分類したうえで、労働時間や賃金の統計データを算出しています。

それによると、企画・調査事務員の全国の平均年収は、690.7万円でした。こちらのデータは、令和6年賃金構造基本統計調査の結果を厚生労働省が加工して算出したものです。
なお、厚生労働省は、Webマーケターの給与水準が比較的高いとしたうえで、残業時間の多さにも言及しています。

job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|Webマーケティング(ネット広告・販売促進) – 職業詳細

Webディレクターとの違い

Webマーケターと混同しやすい職種に、Webディレクターがあります。
以下では、違いを簡単に説明します。

  • Webマーケター:インターネットで商品やサービスを売るためにマーケティング活動を行う人々・職種
  • Webディレクター:Webサイトを制作するうえで、全体をまとめる人々・職種

Webディレクターの役割は、企画から制作・運用までを指揮・管理することです。また、顧客・Webライター・画像制作者などとの連携能力やコミュニケーション能力も求められます。
業務内容やスキルの一部は共通していますが、WebディレクターはWebサイト制作における責任者であり、Webマーケターとは役割が異なります。

Webマーケターの仕事内容

以下では、Webマーケターの仕事内容をご紹介します。

リスティング広告の運用

リスティング広告とは、検索エンジンで検索したときのワードに合わせて表示される広告のことです。
リスティング広告の最終目的は、ユーザからの購入・問い合わせ・資料請求といった企業が求めるアクション(CV:コンバージョン)へとつなげることです。

従って、リスティング広告は検索エンジンで競合他社よりも上位表示させる必要があります。

SEOの改善

SEO(Search Engine Optimization)は、日本語で「検索エンジン最適化」のことです。検索エンジンで検索したときに自社サイトやリスティング広告を上位表示させるための施策です。

たとえば、自社が広告事業を展開している場合は「リスティング広告」「インターネット広告」などのワードで上位表示されるように施策します。

LPの最適化

LPとはランディングページの略称であり、Web広告や検索結果などから、ユーザが最初にアクセスするページのことです。
以下のようにLPには広義の定義と狭義の定義があります。

  • 広義の定義

    Webサイトへの入り口となるページ全般のこと

  • 狭義の定義

    資料請求、購入、問い合わせなど、CV(コンバージョン)へつなげることに特化したページのこと

WebマーケティングにおけるLPは、主に狭義の定義で用いられることが多いです。
そのため、一般的にはCVにつながるページの改善をLPの最適化といいます。

SNSの運用

SNSとは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称です。代表的なSNSには、X(旧:Twitter)・Instagram・Facebookなどがあります。

SNSは、自社のターゲットに合わせて情報発信ができると、集客効果や認知度の向上につながります。
一方、不適切な投稿から炎上に発展することもありますので、日頃から炎上対策についても考えておかなければなりません。

Webマーケターの担当領域

事業会社と代理店ではWebマーケターの担当領域が異なります。
以下では、一般的なWebマーケターの仕事の流れや、両者の違いを解説します。

Webマーケターの一般的な仕事の流れ

一般的に、Webマーケターの仕事の流れは、1.調査・分析2.設計・企画3.施策・制作に大別されます。
以下では、Webマーケターの仕事内容を簡単にまとめました。

  1. 調査・分析

    自社の強み・顧客が求めているもの・社会の動向・競合の強みなどをリサーチして、分析する

  2. 設計・企画

    見込み客をターゲットにしてペルソナ(自社商品やサービスの利用を想定して設定した架空の人物・顧客像)やキーワードの策定を行う

  3. 施策・制作

    設計・企画段階で決定した施策や、コンテンツの制作・運用などを行う工程。改善点があれば問題を洗い出して継続的に運用していく

事業会社に勤めているWebマーケターの場合

事業会社とは、営利目的で経済活動を行う企業(自社で商品やサービスを開発・提供している企業)のことです。

事業会社におけるWebマーケターは、「Webマーケターの仕事の流れ」の項目で紹介した、調査・分析から施策・制作まで幅広く担当することが多いです。商品やサービスのプロジェクトや業務に関わる人が他部署にいる場合は、スケジュールの調整・高いコミュニケーション能力などが求められます。

事業会社のWebマーケターは、自社プロジェクトのWebマーケティングで培ったノウハウが蓄積しやすく、PDCAを回しやすいのがメリットです。

代理店に勤めているWebマーケターの場合

代理店とは、クライアントの要望に応じてサービスや商品を開発・提供している企業のことです。代理店におけるWebマーケターの役割は、事業規模ごとに異なります。

なかには、業務の担当領域を細分化している企業も多く、専門性を高めやすいのが特徴です。

Webマーケターに必要なスキル

以下では、Webマーケターに必要なスキルをご紹介します。

データ分析力

従来のマーケティングと異なり、Webマーケティングでは、施策実行後にほとんどの結果が数値で表されます。そのため、Webマーケターには、さまざまなデータ分析力が求められます。

また、分析結果が著しくないときには、別の角度からアプローチできるスキルも必要です。
たとえば、CVにつながりにくい場合は、PV(閲覧数)や滞在時間などに問題があるかもしれません。他には、競合分析を行うことで、自社の弱みや改善点が見つかる場合もあります。

マーケティングの知識をITへ活用できるスキル

インターネットを介してマーケティングの活動を行うWebマーケターには、マーケティングの知識および、IT知識が必要です。また、マーケティングの知識をIT分野へ活用できるスキルも求められます。
たとえば、ソーシャルリスニングもその1つです。
ソーシャルリスニングとは、インターネットに投稿されている消費者の声を収集するマーケティングの手法のことです。従来のマーケティングでは、アンケート調査やインタビュー調査の結果を基にして消費者のニーズを分析していました。

しかし、昨今では消費者自らがインターネット(掲示板・SNS・ブログなど)へさまざまな意見や感想を書き込んでいます。
そのため、従来よりもリアルで幅広い消費者のニーズを分析できるようになりました。

加えて、ソーシャルリスニングは市場調査や消費者のニーズだけでなく、SNS投稿への反応を分析する際にも用いられます。従って、炎上対策や自社への評価を知る手段としても有効です。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、物事を整理・分類しながら矛盾なく構築する思考法のことです。また、論理的思考力が高まると問題解決能力も高まり、不測の事態にも適応しやすくなります。

さまざまな角度からデータ分析を行うWebマーケターにも、論理的思考力が必要です。
たとえば、データから現在のコンテンツの状況や、今後の商品やサービスの売れ行きなどを分析・改善する際は、事実や根拠に基づいて施策や対処法を考えなければなりません。

論理的思考力は早急に身に付くものではありませんが、トレーニング次第で高めることは可能です。まずは、ロジックツリーやMECEなどのフレームワークから試してみることをオススメします。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、次世代Webマーケターに求められるスキルの一つです。
2024年に刷新されたマーケティングの定義でも、顧客やステークホルダー(利害関係者)との協働スキルが重視されています。協働するには、綿密なコミュニケーションを取れる能力が必要です。

コミュニケーション能力を高めるには、アサーションスキル・論理的思考力・非言語能力なども同時に高める必要があります。
アサーションとは、相手を尊重しつつ自分の意見を主張するコミュニケーション手法のことです。また、非言語とは表情や身振り手振りなど、言語以外で交わすコミュニケーションを指します。

学習能力

Webマーケターには、学習能力が必要です。
学習能力とは、新しい知識やスキルを習得してそれを活かす能力のことです。

たとえば、Webマーケターが求められる学習能力の1つに、新しい施策やツールへの順応性があります。
また、時代や社会情勢に応じて、顧客のニーズに対応できるよう、都度マーケティング戦略を変えていける知識やスキルが求められます。

Webマーケターに向いている人の特徴

以下では、Webマーケターに向いている人の特徴をご紹介します。

変化に強くて知識やスキルをアップデートできる人

Webマーケターは変化に強い人や好奇心が旺盛な人ほど向いています。

また、Webマーケターには学習能力が求められますので、知識やスキルをアップデートすることに抵抗がない方や流行に敏感な方にもオススメです。

忍耐強く分析が得意な人

忍耐強い方や分析が得意な方はWebマーケターに向いています。
先述したように、Webマーケティングでは、さまざまなデータ分析を行い、分析結果に適した施策を行います。

一方で、Webマーケティングの施策には正解がありません。施策が軌道に乗るまでは、何度も仮説を立てなおしたり検証を繰り返したりすることも珍しくありませんので、忍耐力は必要です。

多角的な視点に立って考察できる人

消費者・顧客のニーズに応えるには、多角的な視点から物事を分析できるスキルが重要です。
多角的な視点を持つことで視座が高まり、今までは気づかなかった問題点や解決策が見つかりやすくなります。

また、他者の意見や価値観を認められると、消費者や顧客との関係も円滑になりやすいです。多角的な視点を持つには、普段からあらゆることに興味を持ち、世間の動向や流行を把握しておきましょう。

SDGsやCSRへの知識や理解がある人

2024年に刷新されたマーケティングの定義では、持続可能性(SDGs)や社会貢献・企業の社会的責任(CSR)の重要性にも言及されています。そのため、今後はとくに、SDGsやCSRなどへの知識や理解が必要になってきます。

SDGsの目標は、国や企業(のなかの一人ひとり)が協力して、環境保護や貧困などを解決していくことです。対して、CSRとは、国際社会をより良いものにするために企業が担う社会責務のことです。また、企業がCSRに取り組むことでSDGsの目標達成につながると考えられています。

未経験からWebマーケターになるには?

以下では、未経験者がWebマーケターを目指す方法について解説します。

資格取得を目指す

Webマーケターを目指すうえで、必須の資格はとくにありません。
しかし、未経験からWebマーケターを目指す方や知識・スキルを向上させたい方には資格取得をオススメします。
以下では、Webマーケターに役立つ資格を表にまとめましたので、ご参考になさってください。

資格名対象者
Webアナリスト検定Web解析の基本を身に付けたい方
Internet Marketing Analyst(IMA)検定Webマーケティングの基礎を学びたい方
ウェブ解析士認定Web解析のスキルを身に付けたい方
マーケティング・ビジネス実務検定マーケティングにおける幅広い知識と理論を身に付けたい方
ネットマーケティング検定Webマーケティングの基本を体系的に習得したい方
Web検定 Webリテラシー(Webアソシエイト)Web全般業務におけるリテラシーを身に付けたい方
統計検定データを客観的に判断できる能力を身に付けたい方
ITパスポート試験ITに関する基礎知識を身に付けたい方
Googleアナリティクス認定資格Googleアナリティクスの習熟度を客観的に判断してもらいたい方
Google広告の認定資格(検索広告・ディスプレイ広告など)Google 広告に関する基礎や上級知識があることを客観的に判断してもらいたい方
ネットショップ実務士(ネットショップ検定)ネットショップの全体像を把握したい方
ビジネス著作権検定著作権の知識を身に付けてWebマーケティングで活用したい方

自分でブログやSNSを運用する

個人でもブログやSNSを運用しているうちに、Webマーケティングのスキルを身に付けることが可能です。

たとえば、アクセス解析やPV数などを把握することで、ユーザのニーズに沿ったコンテンツがどういったものかイメージしやすくなります。

Webマーケティングスクールを活用する

Webマーケティングスクールへ通って、知識やスキルを習得する方法があります。Webマーケティングスクールの利点は、独学で勉強するのが不安な方や、Webマーケターへの転職を希望している未経験者でも安心して利用できることです。

また、講師全員が現役のWebマーケターのスクールもありますので、実践的なWebマーケティング戦略や実務を身に着けたい方にはオススメです。

就業中の会社でWebマーケター部門への異動願いを出す

Webマーケティング部門がある企業に就業している方は、そちらの部門へ異動申請するのも一つの手段です。Webマーケティング分野への異動が難しい方は、営業職や広報職への異動も視野に入れてみましょう。

営業職や広報職においても、ターゲットの選定やアプローチ方法などはWebマーケティングと共通している部分があります。

副業でWebマーケターの経験を積む

現職を続けながら、副業でWebマーケターとしての経験を積むという方法もあります。
以下では、未経験者におすすめのものを4つご紹介します。

  1. SEOマーケティング
  2. SNSマーケティング
  3. 広告運用代行(クライアントの代わりにWeb広告を運用すること)
  4. ブログ運営

Webマーケターのキャリアアップ方法は?

以下では、Webマーケターのキャリアアップ方法の一例をご紹介します。

代理店から事業会社への転職を検討する

Webマーケターのなかには、代理店から事業会社へ転職する方もいます。

とくに、自身のスキルの向上やキャリアアップを目指している方にはオススメです。
一般的に、事業会社では代理店よりも業務量は増える傾向にありますが、今まで見えなかった企業の課題に気づくことができます。

起業することやフリーランスになることを検討する

Webマーケターのスキルを身につけたあとに、起業したりフリーランスになったりする方もいます。
働き方や裁量が自分で選べるのはメリットですが、リスク管理も必要です。

一方で、Webマーケティング業界は、年々人材不足が問題視されています。スキルや実力に自信があれば、独立後も需要があります。

まとめ

Webマーケターとは、Webでマーケティングを行う専門家のことです。業務範囲は、データ解析・SEOの改善・リスティング広告の運用など多岐にわたります。

未経験者でもWebマーケターにはなれますが、事前に基本的な知識やスキルを身に付けておくことが大切です。
また、事業会社と代理店では業務の担当領域に大きな差が出る場合もあるため、どちらが自分に合っているかよく考えましょう。

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https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_webmarketer/feed/ 0
一般事務とは?仕事内容/給料/必要スキル/向いている人 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/aoubt_general-secretary/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/aoubt_general-secretary/#respond Fri, 29 Oct 2021 08:22:15 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6947 はじめに

一般事務への就職や転職を希望する場合、仕事内容や他の事務職との違い、未経験者でも雇用してもらえるかなど、気になることも多いでしょう。自身のスキルや特性、資格などがどのように活用できるか考えるためにも、一般事務の仕事についてしっかり把握しましょう。

一般事務とは

一般事務とは

事務職とひとことで言っても、一般事務以外にも営業事務や経理事務・医療事務など、さまざまな事務職が存在します。一般事務は他の事務職と何が違うのでしょう。
仕事内容や一般事務のメリット・デメリットなどを交え、一般事務の仕事についてお話していきます。

主な仕事内容

一般事務は事務作業全般を担い、具体的な仕事内容は以下のようになります。

電話・メール対応自分宛ての電話やメールも含め、所属する部署や会社の代表あてにかかってきた電話やメールの対応や取り次ぎをおこないます。
データ収集・入力顧客情報や部署の売上データなどを、パソコンを使って入力していきます。指示があればデータや資料作成などに使うさまざまなデータの収集もおこないます。
書類作成見積書や請求書をはじめ、会議の議事録や決算書類、社内外への案内など、さまざまな種類の書類作成をおこないます。社内フォーマットを使って必要な情報を入力することもあります。
ファイリングまざまな資料や作成した書類などを、誰が見てもわかりやすく、探しやすいように分類・整理整頓をおこない、ファイルに収めます。書類によっては保管期限が定められているものや管理に注意が必要なものもあり、いかに間違えないように見やすく整理・保存できるかが重要になります。
伝票処理・整理入出金や売上・仕入れ・振替など、会社で必要となるお金やモノの流れを、それぞれにあった伝票に入力し、整理します。
消耗品管理・発注文房具や備品などの消耗品の在庫管理や、パソコン・コピー機などのOA機器の管理をおこないます。定期的に在庫確認をし、不足している消耗品・備品があれば発注します。不具合のある機器があればメンテナンス依頼をします。
郵便物・FAXの管理会社に届いた郵便物を、それぞれの部署ごとに仕分けて届けます。自社から発送する郵便物をとりまとめ郵便局に出しに行くこともあります。
窓口・来客応対来客や取引先相手など、会社に来られた方への対応をおこないます。指定されている会議室や待合スペースに案内したり、飲み物を出したりすることもあるでしょう。使用する会議室の準備や使用後の後片付けなども業務に入ります。

一般事務のメリット/デメリット

一般事務として働く場合、メリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょう。業務におけるいい点・悪い点を知っていれば、就活時の志望動機にも反映できるでしょう。

メリット

一般事務の仕事はルーチンワークとし確立していることが多いため、時間内にこなせるよう自分で調整すれば定時に帰ることが出来ます。繁忙期やトラブル対応など特別な理由がない限り基本的に残業はありませんので、自由な時間が多くなります。
また、専門性の高い業務や知識が必要になることが少ないため、未経験者の人でもはじめやすい点もポイントです。
求人募集も多いため、働きながらビジネスマナーやパソコンのスキルを習得したり高めたりできる点も魅力と言えそうです。

デメリット

一般事務の仕事におけるデメリットは、ルーチンワークになっているせいで、仕事が退屈だと感じたりつまらないと感じたりすることも多いようです。単調な業務が続くとつまらなすぎて逆に仕事がきついと感じるかもしれません。
また、一般事務がおこなう業務は会社に対する直接的な数字に直結することがほぼありません。そのため会社から評価されづらいこともデメリットとしてあげられます。

営業事務との違い

一般事務と他の事務職との違いは、仕事で関わる対象の違いです。
一般事務は会社全体に関わる事務を一手に引き受けますが、営業事務などの場合は、営業担当者や所属する部署に対するサポート業務がメインとなるのです。他にも経理事務は会社の「お金」に関する部分を軸とした業務になりますし、医療事務の場合は病院受付や会計業務、患者さんや医療スタッフへの対応など、医療現場で必要となる業務を担当することになります。
このように業務を細分化しているため、いろいろな事務職が存在するのです。

【雇用別】一般事務の気になる給料は?

【雇用別】一般事務の気になる給料は?

一般事務の給料はどれぐらいになるのか気になる人も多いでしょう。

  • アルバイト/パート
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 正社員

上記4つの雇用形態別給与額を見ていきましょう。

アルバイト・パート

一般事務の求人は、アルバイトやパートの募集もあります。募集している会社の規模や立地・条件にもよりますが、未経験でも時給1,000~1,400円程度が相場のようです。
あまり高くない時給ではありますが、スキルアップや仕事に対する姿勢が認められれば、時給アップの可能性も出てくるでしょう。契約社員や正社員にステップアップできるケースもあります。

契約社員

契約社員の一般事務での給料は、月収180,000~200,000円程度が相場のようです。会社の規模などによって変動もありますが200,000円前後と考えておくといいでしょう。
アルバイト・パートと同じく契約社員の場合も、勤続年数・仕事に対する能力など条件次第で給料アップを狙うことも可能です。求人情報のなかに正社員登用ありと明記されている職場を探すことも重要です。

派遣社員

一般事務の求人では、派遣社員に対する募集が目立ちます。正社員よりも低コストで雇用でき、経験者の応募が多いことが理由です。
平均的な給料は時給1,200~1,500円程度が相場のようです。正社員より給料の水準は低くなってしまいますし、ボーナスなどもありませんので、長く働くとなると待遇面が気になるかもしれません。
しかし、派遣社員の場合は派遣会社との給与交渉が可能です。スキルや職場での評価が期待できるのであれば給与交渉をしたり、時給が高い別の派遣会社へ移ったりするなどの選択肢もあります。

正社員

一般事務職で正社員として働く場合、給料の相場は、160,000~200,000円前後になります。
業務の成果が目に見えにくく評価されづらいので、収入アップを目指すことは難しいかもしれません。
パソコンや使用するソフトなどのスキルアップや資格取得からはじめ、他の事務職でも活用できるスキルを習得することがオススメです。エキスパート分野をもつことで、同僚との差別化が図れます。専門性を高めていくことが高待遇へのチャンスにつながります。

一般事務に必要なスキル・おすすめ資格

一般事務に必要なスキル・おすすめ資格

一般事務に必要となるスキルや、もっていると有利になるオススメの資格にはどのようなものがあるのでしょう。
一般事務職を希望する際、履歴書や職務経歴書にも記入でき、有利になるスキルや資格について紹介します。

求められるスキル

デスクワークで必要となるパソコン操作・Word・Excelのスキルを高めておくといいでしょう。パソコン操作に関するスキルだけでなく各種ソフトを使いこなす能力は仕事の幅を広げ、就職・転職の際にも優遇される可能性があります。
他にはビジネスマナーの習得もオススメです。会社の顔として来客対応や電話対応をおこなう一般事務職では、基本的なビジネスマナー(敬語や所作・ビジネス会話など)を身に着けておくといいでしょう。

おすすめの資格

一般事務職において、必ず取得しておかなければいけない資格はありません。しかし、もっていると役立つ資格がありますので紹介します。

  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
    一般事務でよく使われるソフト「Microsoft Office」の、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookに関するスキルを証明する資格です。パソコンスキルが一定以上ある証明になります。
  • 日商PC 2級
    Word・Excel・PowerPointを使い、文書作成やデータ活用、プレゼン資料作成などの知識や実技があることを証明する資格です。2級以上の取得を目指すといいでしょう。
  • 日商簿記 2級
    簿記とは、会社などで発生するお金に関する記録や計算・整理などをおこなう方法を指します。一般事務の業務で必須になるわけではありませんが、業務内容次第ではもっていると有利になる資格です。実務で活かすためには2級以上の取得を目指すといいでしょう。
  • 秘書検定 準1級
    秘書検定も直接的に一般事務で必要になる資格ではありません。しかし秘書検定資格を所持していれば、マネジメントスキルやビジネスマナーに対する高度なスキル・知識を有していることが証明できます。強みとして使うのであれば準1級を目指すといいですが、2級以上でも実務に役立つレベルと判断されます。
  • 文書情報管理士
    「文書情報管理士」は、文書管理のエキスパートであることを証明する資格です。職場で使われる文書や帳簿・伝票・資料などを適切に保存する技術や、それぞれの規格・法律に対する知識や知見があるという証明になります。まずは2級取得からはじめるといいでしょう。
  • ITパスポート
    ITに関する正しい知識や理解をもち、実務に有効活用できるだけのスキルを有していることを証明する国家資格です。合格率が40~50%と高く、パソコンのスキルがある程度あれば取得しやすいでしょう。

ある一般事務職の一日

ある一般事務職の一日

一般事務の仕事内容を理解するためには、一日の仕事の流れを知ることもオススメです。一般事務の仕事内容を簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

一日の流れを見てみよう!

8:45 出社
メールチェックや今日の予定を確認。

9:00 始業
書類作成・データ入力などのデスクワーク。合間に電話応対や各担当・部署への取り次ぎなども行います。

12:00 お昼休憩
同僚と一緒に食事に出たり、休憩室でお弁当を食べたりしながら1時間ゆっくりと休息を取ります。

13:00 午後業務開始
午前中の業務の続きや、会議や打ち合わせの準備。郵便物の仕分けや発送業務、資料のコピーや取引先へのFAXなどもおこない、合間に電話・来客対応もこなします。

17:30 業務終了
翌日の業務やスケジュールの確認、本日分の日報を作成。急ぎの資料作成などがある場合は残業をすることもありますが、基本は定時退社です。

18:00 退社

一般事務に向いている人

一般事務に向いている人

一般事務に向いている人の特徴を4つ紹介します。就職・転職を希望している方はぜひ参考にしてみてください。

コミュニケーションが好きな人

会社全体のサポート役となる一般事務職では、人とのコミュニケーションが多くなります。社員とのコミュニケーションに加え、会社の顔としての顧客対応もおこないます。人当たりがよく、コミュニケーション能力の高い、ポジティブに仕事を推進できる人は、どんな会社でも歓迎されます。

サポートが好きな人

一般事務の業務は主に裏方の仕事となります。あまり目立つことはなく縁の下の力持ち的な存在となるでしょうが、自分が先頭に立って動くよりも後方支援として誰かをサポートすることが好きな人には向いています。人やモノの間が円滑に運ぶよう手助けすることが好き・得意な人にオススメの職種です。

地道に作業できる人

一般事務に限らず、事務職は地道にコツコツとこなしていく作業が多くなります。大量の書類整理やデータ入力など、細かくて地味な作業も苦にならないと思える人は向いているでしょう。長時間同じ作業をしても飽きず丁寧に作業ができる人は事務職の適性があります。逆に飽き性な人は向いていないかもしれません。

細かいことにもよく気が付く人

普段から細かな点に気が付き、作業がしやすいように整理整頓に気を配れたり、周囲への気遣いができたりする人には事務職の適性があります。効率よく業務が進められるでしょう。また、社内の人間関係に配慮し、円滑なコミュニケーションをとることで、頼れる裏方と認識されるでしょう。

一般事務への就職・転職は難しい?

一般事務への就職・転職は難しい?

一般事務職への就職・転職を考えている場合、その難易度がどの程度なのかは気になるところでしょう。実際のところどうなのかを解説して行きます。

新卒・未経験での中途採用もOK!

一般事務は新卒や中途採用などの求人も多く、未経験者でも受け入れてくれることから、間口が広いと言われています。事務職と聞くと女性ばかりの職場をイメージするかもしれませんが、現場での採用に際して性差はほとんどありません。男性もどんどんエントリーしてみるといいでしょう。

一般事務になるには、業務に活かせる資格取得の勉強をし、Word・Excel・メールの送受信などパソコン操作をマスターするなどの基本をおさえておくことが大切です。また、周囲との円滑なコミュニケーションが取れることも重要視されます。

まとめ

さまざまな事務職があるなかで、一般事務にスポットをあてて紹介してきました。仕事内容や他の事務職との違い、メリットやデメリットはおわかりいただけたでしょうか。
一般事務職に向いている人の特性や、持っておくと有利になるスキル・資格を把握しておくことは、就職・転職活動に活かせるはずです。自身の特性やスキル・資格が一般事務でどのように活用できるかを考えてみてください。強みがわかればどのようにアピールすればいいかが見えてくるでしょう。
一般事務に就職・転職するためこの記事を参考にしてみてください。

最後のチェックポイント

  • 一般事務は会社全体に関わる事務作業全般を担当する大切な職種
  • 自分で仕事のペースを作れて残業も少ないので自由な時間が多い
  • 業務の成果がわかりにくく評価がされづらい
  • 雇用形態で給料の額は変わるが月収の相場は20万円前後
  • PC操作やWord・Excelなど基本操作を身につけておくべき
  • 事務の業務に楽しみ・やりがいを見いだせる人に向いている
  • 社の内外に対する高いコミュニケーション能力が求められる
  • 求人は新卒・中途・未経験・性差関係なくチャンスが多い
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ヘルプデスクはやめとけ?仕事内容/将来性・年収/未経験でもなれる? https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/help-desk/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/help-desk/#respond Wed, 27 Oct 2021 08:57:02 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6882 はじめに

ヘルプデスクという職種についてご紹介します。その仕事内容、魅力・必要なスキル、将来性やキャリアパス、未経験でも就業可能かなどを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ヘルプデスクとは

ヘルプデスクとは

ヘルプデスクとは一般的に、社員や顧客などからの問い合わせに対して、受け答えを行う業務または部門を指します。
以下ではIT系のヘルプデスクについてその仕事内容を見ていきます。

仕事内容の種類

IT系のヘルプデスクは、ユーザーが利用しているパソコンやソフトウェアに関する質問やトラブル対応が主な仕事内容となります。
大きく分けて、ユーザーが自社の社員の場合は社内ヘルプデスク、自社製品やサービスの顧客の場合は社外ヘルプデスクと呼ばれます。

社内ヘルプデスク

社内ヘルプデスクは自社の社員からの問い合わせについて対応を行います。
企業ではさまざまなIT機器、ソフトウェアを利用しています。PC・タブレット・スマホなどのハードウェア、WordやExcelといった事務系のソフトウェア、メールやチャットなどのコミュニケーションツールなどが代表的なものと言えるでしょう。こうした機器やソフトウェアには何がしかのトラブルがつきものです。またそもそも使い方がわからないといったこともあるでしょう。そうしたケースに操作方法を案内したり、障害を解消したり、必要によりベンダーへの問い合わせを行ったりするのが社内ヘルプデスクの主な役割となります。

社外ヘルプデスク

社外ヘルプデスクは自社製品やサービスを利用している顧客からの問い合わせについて対応を行います。
社内ヘルプデスクの場合は社内で利用しているさまざまな機器やソフトウェアに関する問い合わせが届きますが、社外ヘルプデスクの場合は自社製品に限られます。またBtoBの場合は企業から、BtoCの場合は一般ユーザーに対する応答となります。
自社の商品やサービスですのでトラブル対応等のマニュアルも整備されていますが、マニュアル化されていないケースなどについては調査をしたり、二次窓口へエスカレーションしたりといった対応も行います。
なお以前は電話やメールで対応することの多かったヘルプデスクですが、ここ数年はチャットシステムを利用したり、チャットボットによる自動対応などの仕組みを導入したりしている企業も増えています。

ヘルプデスクやめとけ!きついと言われるワケ

ヘルプデスクやめとけ!きついと言われるワケ

ヘルプデスクについては、底辺の仕事、キツい疲れる、やめておけといった声がしばしば聞かれます。なぜそういったマイナスのイメージがあるのでしょうか?その理由について見ていきましょう。

クレーマー対応でストレス

ヘルプデスクの仕事はユーザー対応です。色々なユーザーからの問い合わせに対応するため、クレーマーのような人にも当たることでしょう。一度きりならまだしも、なかには1日に何度も連日でといったケースも考えられます。日々クレーマー対応に追われると、どんな人でもストレスが溜まってしまいます。眠ればさっと忘れてしまうタイプの方は大丈夫かもしれませんが、気に病むタイプの方には厳しい職種と言えるかもしれません。

専門知識が追い付かない

IT分野の技術進展は日々凄まじいものがあります。対応する範囲の広いヘルプデスクにとって関連する知識をすべてアップデートするのは、日々業務対応に追われる中では困難です。
そうすると場合によっては問い合わせをしてきたユーザーの方が詳しいといったことも起こり得ます。業務に必要だが、知識の習得に時間が割けないといったジレンマを感じることも少なからずあるでしょう。

対応が長引けば残業になることも

トラブルはすぐに解決するものから、時間を要するものまで千差万別です。時間を要しても問題のないケースであれば良いのですが、火急のトラブルだった場合は、ずっとその問い合わせに付きっきりになることもあります。もちろん対応が長引いてしまえば残業にもなってしまいます。マニュアル通りに対応し定時に仕事を終えるという目論見でヘルプデスク職に就いたものの、残業続きになるといったことも十分に考えられます。

ヘルプデスクのやりがい/魅力は?

負の側面が取り上げられがちなヘルプデスクですが、やりがいや魅力が全くないわけではありません。
具体的になにがあるのか、以下ではヘルプデスクの仕事を通じて味わえるやりがいや魅力、培うことのできる知識等について見ていきましょう。

問題解決し直接、感謝される喜び

ヘルプデスクの仕事は簡潔に言えば困っている人を助ける仕事です。困りごとが解決すれば感謝されます。その感謝は直接ヘルプデスクの応対者に届きます。
感謝されることに人はやりがいを感じます。また自分の知識が人の役に立ったという思いは仕事に対するモチベーションにもつながることでしょう。

基本的で幅広い技術知識が身に付く

トラブルの原因はひとつではなく、複合的な要素が絡んでいることもよくあります。ソフトウェア単体の問題と思われていたものが、他のソフトウェアやPCとの相性の問題であったり、個人のPCではなくネットワークの障害であったり、可能性はいくつも考えられます。それらをひとつひとつクリアしていくことが求められるため、結果的に幅広い技術知識が身についていきます。

深刻なトラブルに対応できた時の達成感

問い合わせの内容には深刻であったり、困難であったり、また急を要するものもあります。そうした難題・難局を自分の力で解決に導くことができれば、その先には大きな達成感があります。達成感を味わえる仕事はありそうで実際にはなかなか無いものです。それが待っていればやってくると考えれば、ヘルプデスクは魅力的な職種と言えるでしょう。

ヘルプデスク職に向いている人の特徴

ヘルプデスクに向いている人はどのようなタイプの人でしょうか?その特徴をみていきましょう。

コミュニケーション能力が高い

どのようなビジネスにおいても必要不可欠となるのがコミュニケーション能力ですが、ヘルプデスクの仕事ではその重要性は非常に高まります。
ヘルプデスクは通常、ユーザーと顔を合わせての対応はしません。電話やメール・チャットなどの音声やテキストメッセージによるやりとりがその大半を占めます。そうしたなかで、トラブル内容を会話しながら把握していくためにはコミュニケーション能力の高さが何より求められるというわけです。

臨機応変に対応ができる

ヘルプデスクにはマニュアルやこれまでの問い合わせと回答をまとめたQA集のような資料があるのが一般的です。それらを活用すれば解決する問題も多い一方で、似通った症状ながら同じように解決しないケースも発生します。そういったケースではマニュアル等に縛られない対応が必要なこともあります。臨機応変な対応が出来る人もヘルプデスク職に向いている人の特徴と言えます。

相手の立場になって考えられる人

ヘルプデスクには自分では解決できず、困り果てた状態で問い合わせしてくる人も少なくありません。トラブルを解決できればそれに越したことはありませんが、状況によっては数日要する場合もあります。そうした際に例えば、相手がやりたいことを聞き出し代替案を提示することができれば、いったん乗り切れるといったこともあり得ます。相手の立場になって物事を考えられる人もヘルプデスク職に適性があると言えそうです。

ヘルプデスク必要なスキル/資格とは

ヘルプデスク必要なスキル/資格とは

ヘルプデスクに必要なスキルとあると役立つ資格を紹介します。どういった内容なのか順に見ていきましょう。

必要なスキル

ヘルプデスクに必要なスキルについて、PCの基本的な操作、ヒアリング力、英語のスキル、製品やサービスの深い知識の4つを挙げてみました。

PCの基本的な操作

ヘルプデスクはPCを用いて作業をすることが基本です。ユーザーとの応対内容の記録などの業務にも使用しますが、ユーザーの操作を自身のPCで同じように操作して挙動の確認や再現を行う場合もあります。標準的なWindowsのPCについては一通り操作できるようにしておきましょう。

ヒアリング力

ヘルプデスクに適性のあるタイプとしてコミュニケーション能力が高いという点を挙げましたが、そのなかでもヘルプデスクにとってはヒアリング力が何より重要です。
何らかのトラブルを抱えた人がヘルプデスクに問い合わせてきます。技術的なことに疎い方、感情がたかぶっている方、なかには理不尽なクレームをぶつけてくる方もいたりします。
そうした状況においては、落ち着いて丁寧に相手の話を聞くことがまずは大切です。相手が何を求めているかをしっかりと理解するためのヒアリング力が何より求められるのはそのためです。

英語のスキル

企業によっては外国人がユーザーとなるケースもあります。そのためヘルプデスクの採用条件として英語のスキルを求められる場合もあります。
また英語が必須でない場合でも英語が話せると重宝され、仕事の幅が広がったり収入アップにつながったりするケースも十分に考えられます。

製品やサービスの深い知識

ヘルプデスクに担当する製品やサービスの知識があるのは当然です。求められるのはそれらに付随するより深い業務知識や関連知識です。
例えば経理システムのヘルプデスクであれば、簿記の知識やBS/PLといった決算の知識などです。それら持ち合わせていないと、経理担当者からの問い合わせ内容を十分に理解し的確な回答するのはなかなか厳しいでしょう。

あると役立つ資格

ヘルプデスクの業務を行うにあたって必須の資格はありません。とは言え、業務の内容やサポート対象によっては資格を保有しておくことでアドバンテージが生まれたり、採用されやすくなったりすることもあります。あると役立つ代表的な資格を紹介しますので参考にしてみてください。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。世界的に行われている資格試験であり、世界共通のため合格認定は世界で適用されます。Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookについて製品のバージョンごとに試験が用意されています。
多くの企業でマイクロソフトオフィス製品は利用されていますので、ヘルプデスクにとって取得する価値は高い資格と言えます。

ITパスポート

ITを利活用する者に限らず、全ての社会人が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験1〜4のレベルの一番下、レベル1に当たる試験です。ヘルプデスクに必要なITに関する基礎的な知識を網羅的に問われる試験になります。ITに関する知識が乏しいと感じる場合は、まずはこの試験で自身のレベルを測ってみることをおすすめします。

ITIL foundation

ITIL foundation(アイティルファンデーション)は「ITサービスマネジメント及びITILに関する基礎知識を保有していること」を証明する英国政府認定の公的資格になります。
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)とは、ITサービスマネジメントにおける成功事例をまとめた書籍群を意味します。この事例を採用しシステム運用業務を行う企業が増加していることもあってその価値が評価されています。システム運用管理の一番初歩的な資格として、有効期限もなく試験も比較的容易なこともありますので、取得を検討してみるのも良いでしょう。

基本情報技術者試験

IPAの情報技術者試験において、エンジニアを対象とした資格のなかでまず取得すべき資格です。国家試験でありエンジニアに必要な基本的知識を幅広く問われる内容となっています。
難易度はITパスポートのひとつ上のレベル2ですが、エンジニアに向けた登竜門の試験でもあり難易度は一挙に上がります。IT業界でより高いレベルを目指すならぜひ取得しておきたい資格でしょう。

TOEIC

TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、教育試験サービス(ETS)が実施している英語によるコミュニケーション能力を評価する試験です。テストの種類はいくつかありますが、一般的には「TOEIC Listening & Reading Test」をTOEICと呼んでいます。リスニング約45分とリーディング75分のマークシート方式によるテストで満点は990点です。
英語による会話はありませんが、試験で取り上げられる単語やフレーズは実際のビジネス現場で使われているものが数多く含まれています。ヘルプデスクは英語力を活かせるポジションも多いため、相応の得点を取得しておくと自身の英語力の証明につながります。

ヘルプデスクに将来性はあるの?

さまざまな業務がシステム化されるなか、そのサポート役のヘルプデスクのニーズが衰えることはないでしょう。しかしヘルプデスク職に将来性はあるのかという問いには、なかなか明るい回答をしづらいというのが正直なこところです。ヘルプデスクの将来性については、次の3点がよく取り沙汰されます。

  1. 高度な専門技術は必要ないため専門性を磨きにくい
  2. 他のIT系の職種に比べ年収は低め
  3. 若い人材やAIを活用した自動応答にとって代わられる懸念がある

次のステップ、キャリアパスを考えておくことは必要でしょう。

ヘルプデスクの気になる年収

ヘルプデスクの年収については未経験の場合300万円程度、経験者の場合も450万円程度が相場と言えそうです。
一般的にサポート業務は、運用費を顧客から別途もらう場合を除きコストとして扱われることが多いため、高い年収を望みづらい傾向にあります。
ただし外国語での対応が可能など希少性の高い人材になれば、より高い収入を提示される可能性もあります。

ヘルプデスクのキャリアパスは?

ヘルプデスクから目指すことが可能なキャリアパスを紹介します。
ひとつは社内SEです。企業によっては社内SEとヘルプデスクの線引きがあまり無い場合もありますが、一般的に社内SEの仕事は自社システムの開発・運用・保守になります。ユーザーのアカウントやソフトウェアライセンスの管理、PCやネットワーク機器などIT資産の保守・導入・入れ替え等も担います。情報システム部門の業務を思い浮かべると最も近いでしょう。
もうひとつはエンジニア/プログラマーへの道です。ヘルプデスクの仕事に比較的近い社内SEよりもかなりハードルは上がりますが、ITの基本的な知識をベースに研鑽を積みスキル・知見を高めていけば、キャリアパスとなりえるでしょう。

未経験からでもヘルプデスクになれるの?

未経験からでもヘルプデスクになれるの?

ヘルプデスクに必要なスキル・適性などを紹介きてきましたが、未経験からでもヘルプデスク職へ就くことはできるのでしょうか?求人の動向なども含め見ていきましょう。

未経験からでも転職可能!

ヘルプデスクについては未経験でも十分に転職可能です。ヘルプデスクの募集を見ると「未経験者可」の求人も数多く見つかります。WebデザイナーやエンジニアといったIT業界の他の職種に比べて未経験者への門戸は広いと言えます。
通常、入社後にヘルプデスクとして必要な研修も行われます。とは言え、PCや代表的なオフィスアプリなどはある程度使えることが前提です。上記でお伝えした必要なスキルは最低限身に付けておき、志望動機において自身の保有するスキルを活かしたいといった内容を記載しアピールするのが良いでしょう。

まとめ

さまざま業界でDX化が進むなか、IT人材の不足もありヘルプデスクの需要は右肩上がりです。未経験でも比較的採用されやすい職種でもあります。
一方でキャリアパスや年収アップという点では、他のIT系の職種に比べ見劣りする部分もあります。自身のキャリア形成について考えたうえで、より専門性の高い職種へのステップアップも視野に入れておくことが肝要でしょう。

最後のチェックポイント

  • ヘルプデスクは社員や顧客などからの問い合わせに対して受け答えを行う職種
  • 社内ヘルプデスクと社外ヘルプデスクに分けられる
  • コミュニケーション能力が高く、臨機応変に相手の立場になって考える人が向いている
  • PCや扱う製品・サービスの知識はもちろん、ヒアリング力、場合により英語力も必要
  • 必要なスキルを身につけていれば未経験でも転職可能
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Webディレクターとは?仕事内容や将来性と必要スキルや知識、向いている人の特徴など徹底解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_webdirector/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_webdirector/#respond Wed, 27 Oct 2021 08:21:40 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6917 はじめに

Web制作に関わるさまざまな職種のひとつにWebディレクターがあります。その仕事内容はどのようなものでしょうか。向いている人の特徴、どういった知識・スキルが必要か、あると便利な資格などについて解説します。

Webディレクターとは

Webディレクターとは

WebディレクターはWebの制作・運営において、プロジェクトを管理・進行する役割を担う職種です。
いらないのではないか?なくなるのではないか?といった声もありますが、決してそんなことはありません。クライアントの窓口となり、制作現場の責任者としてチームをまとめ進行管理をしていく、大変ではありますが無くてはならない仕事です。
なお、Webディレクターは和製英語のため、英語表記はWeb masterとするのが適当です。

Webディレクターの仕事内容

制作現場の総監督とも言えるWebディレクターですが、大きく二つの種類に分かれます。開発ディレクターと運用ディレクターです。
開発ディレクターは、新規サイト構築時にどのようなサイトにするかを決め、本番リリースまでを担います。一方運用ディレクターは、リリースされた後のサイトの改善や継続運用を行います。一般的に開発ディレクターの方が競合調査やサイト設計が必要となるため、より広域かつ専門的な知識が必要となってきます。
以下では両者を包括してその仕事内容を紹介します。

企画・提案

Webディレクターの仕事はまずクライアントの要望や意向をきちっと把握することから始まります。そしてヒアリングの結果を踏まえ内容を精査し提案を行います。提案にあたっては課題解決がキーとなります。ECサイトの改修を例にすると、単純に売り上げを伸ばしたいのか、新規顧客を獲得したいのか、その目指すところによって提案内容は変わってきます。サイトの訪問者に対してどのように情報を見せていくか、ワイヤーフレームの作成を通じて情報設計をするのもWebディレクターの仕事です。

プロジェクト管理

制作するWebサイトの仕様が固まった段階でリリースに向けた精緻なスケジュールを引きます。WBS(Work Breakdown Structure) やガントチャートなどのタスク管理ツールを使い作成するのが一般的です。デザインやコーディングといったタスクをプロジェクトメンバー(デザイナーやコーダー)に振り分け、遅滞なく制作が進むようスケジュール管理を行います。スケジュールには顧客サイドのタスク(素材や原稿の提供、プレビューなど)も盛り込みそごがないように握って(合意して)おくことが肝要です。
ある程度のバッファは見つつ、ここまでに間に合わなければリリースに遅延が生じるといったデッドラインを設けます。何かトラブルが生じた際には関係者と綿密にやりとりをして、解決を図り円滑な進行を目指します。

運用・更新

Webディレクターは制作したサイトの日々の更新や集客のための施策を行います。
定例の更新については、顧客から掲載内容が届きステージングサイトに掲載・確認の後、指定された期日・時間に本番公開します。一方集客のための施策については、Webで提供しているサービスに、より多くの訪問者を集め利用・購入を促進するための活動であるWebマーケティングを担います。実現すべきゴールに対してKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)を設定しPDCAを回して、サイトをブラッシュアップしていくといったような作業もあります。

Webディレクターの年収

Webディレクターの年収は30代の平均で462万円、全年齢での平均年収は442万円となっています。ただ実際にはスキルや経験に応じて年収が決まるため、年齢に関係なく人によって大きく開きがあります。フリーランスとして複数社の案件を受け持ち稼ぐ人もいます。大手エージェントがフリーランス向けに紹介している1案件あたりの相場は、人月50〜80万円ほどです。大規模サイトのWebディレクターを担えるほどの実績や経験があれば1000万程度稼ぐ人もいます。

Webディレクターはなくなる?

Webディレクターはサイトの方向性やプロジェクト管理を行うという重要な役割を担っています。その将来性に不安を抱く方もいらっしゃいますが、こうした仕事は決して無くなりません。
とは言え、クライアントからの問い合わせに明瞭に回答ができない、連絡が滞るようではWebディレクターとしては失格です。ただの伝言係は不要ですので、相手方に「直接担当者と話がしたい」と言われてしまうのが関の山でしょう。そうならないためには最新の技術動向をキャッチし、知識・スキルを高めるなど、常に学ぶ姿勢を忘れないよう努めることが必要です。

Webディレクターになるには

Webディレクターになるには

未経験からWebディレクターとして活躍することは可能です。ただWebに関する広範な知識が必要で、かつプロジェクトを管理進行していくという業務の特性上、新卒に対する求人はあまり期待できません。
Web業界で長い実務経験がある人のキャリアパスのひとつ、あるいはWeb業界以外でプロジェクトリーダーやマネージャー経験がある人が転職してWebディレクターになるといった道筋が順当と言えそうです。

必要なスキル・知識

Webディレクターに必須のスキル・知識について、Web・UI/UX・マーケティング・管理・コミュニケーションという切り口で紹介します。

Webに関する知識

Webディレクターの主な業務はディレクションや進行管理になります。そのため自ら手を動かして、デザインしたりコーディングをしたりすることは通常ありません。とはいえ、Webサイトを作るための基本的な技術に関する知識がないと、デザイナーやコーダーに対して依頼しディレクションすることは不可能です。Webに関する幅広い知識・知見がWebディレクターには必要だと認識しておきましょう。

UI/UXに関する知識

UI(ユーザーインターフェース)デザインにはサイトの用途により求められるものが異なりますし、またトレンドもあります。ただしその基本はユーザーにとっての使い易さであり、UX(ユーザーエクスペリエンス)を高めるための要素です。どのような感情を喚起させるかはサイトの目的とも直結します。
サイトの情報設計を担うのはWebディレクターの仕事です。設計を行う上で、ユーザーに効果的に情報を届けるためのUI/UXに関する知識は欠かすことはできないものと言えます。

マーケティングの知識

Webサイトをユーザーとの大きな接点・チャネルにする企業にとって、サイトへの集客手段は大変重要なものです。
集客のためにどのような要素を組み込む必要があるか、どのように分析し手立てを打っていくかといったWebマーケティングの知識がWebディレクターには求められます。

管理スキル

Webサイトには顧客サイド・制作サイドと多くの人が関与します。インフラは別の会社が管理をしていたり、制作サイドでも外部の会社に再委託したりする場合は尚更です。
関係する人が複数人に及ぶなか、無理なく納期に向けたスケジュールを管理・調整するのは想像以上に大変です。Webディレクターは、こうした人、データ類、そして何よりスケジュールの管理を担います。
管理スキルはWebディレクターの根幹となるスキルです。

コミュニケーションスキル

Webディレクターはその仕事柄、関係各署との調整・交渉が頻繁に発生します。どのような仕事にもコミュニケーションスキルは欠かせませんが、Webディレクターには取り分け重要なスキルとなります。顧客満足度の高い成果物を生み出すためには、顧客との円滑なコミュニケーションがポイントです。
やりとりする内容から判断し、メール・チャットなど適切なツールを使用することも肝要です。ビジネスでは言った言わないといった出来事が生じることも少なくありません。テキストとしてエビデンスをきちっと残すこともコミュニケーションスキルのひとつです。

あると便利な資格

Webディレクターとなるための資格は特にありません。以下では、仕事をしていくうえで必要な知識を体系的に学ぶのに有効なおすすめの資格を紹介します。

Webディレクター試験

Webディレクションの業務については個々人の経験やスキルが問われますが、その一方で、指標となる基準を設け評価しようという意図のもと生まれたのがWebディレクター試験です。
Web制作におけるWebディレクターの役割である、分析・企画から、情報設計、集客施策、そして進行管理まで幅広くその知識を問われる試験となっています。

難易度初心者からでも合格可能
合格率65.6%(2021年3月31日現在)
受験者数2,895名(2021年3月31日現在)
費用11,000円(税込)
※教育機関や団体受験の割引あり
試験日随時
学習方法公式テキスト、公式問題集、動画配信
合格基準正解率70%以上
オンライン受験の可否可(CBT方式)
学習時間の目安30~50時間程度
資格有効期限2年間
公式サイトhttps://webken.jp/direction/
運営団体株式会社ボーンデジタル

Webリテラシー試験

「Webアソシエイト」の資格を取得することができるのがWebリテラシー試験です。
Webに関わる仕事を担うデザイナー・ディレクター・プロデューサーという主要な3職種に重要な知識が問われる試験です。

難易度基礎知識のある人向け
合格率61.6%(2021年3月31日時点)
受験者数8,660名(2021年3月31日時点)
費用11,000円(税込)
試験日随時
学習方法公式テキスト、公式問題集
合格基準正解率70%以上
オンライン受験の可否可(CBT方式)
資格有効期限2年間
学習時間の目安15~20時間程度
公式サイトhttps://webken.jp/literacy/
運営団体株式会社ボーンデジタル

ネットマーケティング検定

ネットマーケティング検定は、インターネットマーケティングや関連する知識が問われる民間資格です。マーケティングを行う側に立った、体系的・網羅的な知識を取得するための検定です。

難易度初心者からでも合格可能
合格率85.9%
受験者数8,084名(2021年3月31日時点)
費用6,000円(税込)
試験日年2回(8月、2月)
学習方法公式テキスト、過去問題集
合格基準得点率70%以上
オンライン受験の可否
学習時間の目安15時間程度
公式サイトhttps://www.sikaku.gr.jp/nm/
運営団体株式会社サーティファイ

Webディレクターに向いている人の特徴

Webディレクターに向いている人の特徴

自身がWebディレクターに適性があるか、それとも向いていないか、判断するためのポイントを4つ紹介します。

問題解決能力が高い

Web制作においては必ずと言って良いほど何がしか問題が発生します。スケジュールの遅延、仕様のそご、追加要件など、それらが重なって発生することもあります。感情的になったり、落ち込んだりする人も散見されるような場面です。そうした際には、冷静で論理的な思考が重要となります。何を優先すべきか、どう交渉すべきか、課題解決の方法を考え提案をおこなうことが好きな人はWebディレクターに向いていると言えるでしょう。

気が付く人

Webディレクターには非常にさまざまな仕事が舞い込みます。そのなかには細かなチェックなど神経を使う仕事も少なくありません。そうした作業を面倒がらずに行える人はWebディレクターに向いています。また制作スタッフの監督者という立場でもあるため、他者のタスクを管理することにもなります。メンバーの様子がなんだか普段と違う、些細なミスが多いなど、ちょっとした変化に敏感な人も適性があると言えそうです。

新しいものを利用することが好き

IT業界は日進月歩の世界です。Webに関してもその例にもれません。2~3年前のトレンドがもう古い状態になることも十分あります。最新のトレンドを取り入れることが重要なわけではありませんが、以前は実現が難しかったことができるようになり、そのことが顧客への提案につながることも考えられます。
日々最新の情報をキャッチアップし、その理解や習得に前向きに取り組める人はWebディレクター向きです。

新しい発想を生み出すことが出来る

Webディレクターにとって発想力はその人の特徴、抜きん出た力と成り得ます。発想は人とのコミュニケーションのなかから生まれるケースも多々あります。コミュニケーション能力を問われるWebディレクターですが、さらにそこから新しい企画やアイディアを生み出すことのできる人は、適性が高い人と言えそうです。

まとめ

Web制作・運営において、Webディレクター無くしてプロジェクトの円滑な進行は成り立ちません。経験豊富で柔軟な応対ができるWebディレクターは、どんなプロジェクトでも重宝され引く手あまたです。
DX化が進展するなかWeb制作の需要は増すばかりです。相応の知識とスキルは求められますが、能力次第で高収入も狙えるWebディレクターはこの先も有望な職種と言えるでしょう。

最後のチェックポイント

  • WebディレクターはWeb制作・運営において管理・進行を担う職種
  • 開発ディレクターと運用ディレクターの2つに大別される
  • Webに関する広い知識に加え顧客窓口としてのコミュニケーション力も必要
  • よく気が付き、新しいもの・発想が好きな、問題解決能力がある人が向いている
  • スキルや経験に応じて年収が決まるので高収入を狙うこともできる
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営業事務のここが知りたい!仕事内容や志望動機/キャリアプランとは? https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_salesadministration/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_salesadministration/#respond Wed, 27 Oct 2021 08:16:53 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6896 はじめに

営業担当者をサポートする存在である営業事務の仕事内容や、一般事務との違いなどをご存知でしょうか。この記事では営業事務に向いている人の特性や、求められる資質やスキルにはどのようなものがあるかについて紹介します。営業事務の仕事に興味のある未経験の人や、営業事務経験者の人が今後について考えるための参考にしてみてください。

営業事務とは?

営業事務とは?

事務の仕事にはいろいろな種類があり、それぞれに仕事内容が異なります。営業事務の主な仕事内容は、営業担当者のサポートがメインです。営業事務は営業担当者を影で支える裏方的な存在です。
営業担当のサポート役として、営業事務の主な仕事内容とともにどのような業務を行うのかについて紹介しながら、一般般事務との違いについてもお話していきます。

営業事務の主な仕事内容とは?

営業事務は営業担当者をサポートするための社内業務と、顧客対応などの社外対応、これら2つの軸を元に業務を行います。携わる仕事内容を簡単に説明すると以下のようになります。

業務内容概要
メール対応営業担当者に代わりメールチェックを行い、内容に応じた返信を行います。
書類作成およびデータ処理見積書や請求書の作成、営業担当者の指示に応じた資料作成やデータ入力などを行います。Word・Excel・PowerPoint・Accessを使用するため、ソフトに対する知識やスキルが必要になります。
来客応対営業担当者に代わり社内外の人と交渉や調整を行います。また営業担当者が不在の場合は、来客対応も任されます。
出荷管理・顧客管理・電話営業担当者の業務に必要となる製品や商品の出荷管理・顧客管理、電話対応などの社外対応を行います。
納品・在庫管理・受発注伝票処理や受注処理、納品が問題なく行われているかの在庫管理も行います。営業担当者から指示があれば電話やメールなどで発注対応も行います。
ファイリング営業担当者が取引の際に使用する書類を整理整頓します。見積書や納品書など、決められた保存期間があるものの管理や、クライアント別・内容別に整理し、誰でも探しやすくわかりやすいように整理します。
その他サポート業務営業担当者のスケジュール確認やタスクの確認、それらにおける優先順位決めなどのサポート業務。備品管理や受発注システムを用いた購買管理、郵便物の発送、仕分けなど、一般事務がおこなう業務を請け負うこともあります。

一般事務(OA事務)との違いは?

営業事務と一般事務の大きな違いは、請け負う業務の対象が異なる点です。
営業事務は営業部門や営業担当者に密接した業務を行うため、基本的には営業担当者からの指示で仕事を行います。一般事務においては、営業部門に限らず、依頼された社内業務全般を請け負います。書類のファイリングや電話応対、資料作成などこなしていく業務は多岐にわたり、庶務や経理が行うような業務を担当することもあります。

営業事務の男女比率

事務の仕事は女性の仕事という風潮があります。しかし営業事務職への応募に対する男女比に大差はなく、営業事務職を目指す男性は一定数存在します。ただし、女性が多い環境で働くことが圧倒的なため、孤独感やコミュニケーション面でのストレスが出てくるかもしれません。
営業職を経験している男性が営業事務に就いて活躍するケースもあります。営業担当者が営業事務全般において何をすべきなのかや、求めるニーズをいち早く組みとれるため、率先的に先回りしてサポートに徹することができるからです。

営業事務に適している人の特徴

営業事務に適している人の特徴

営業担当者との連携がうまく取れるスキルがあれば営業成績にも反映していきます。取り扱っている製品・商品、取引先相手によっては英語の知識のある人材が重要視されるケースもあるようです。
営業事務に適している人の特徴を見ながら、やりがいや目標などについても考えてみましょう。

辞めたい、きつい!営業事務向いてない?あるある事例

様々な局面でトラブルに遭うことにより、自分には向いていないだろうかと不安に思うこともあるでしょう。「きつい」「辞めたい」と思ってしまう背景にはどんなことがあるのか、営業事務担当者が抱える「あるある」問題について、見ていきます。

時間とのスピードに追われ、忙しすぎる

営業事務は幅広い業務を同時に進行させなければなりません。繁忙期などはわずかな休息を取ることも難しいケースもあるでしょう。
限られた時間にこなさなければならない業務も多いため、1つ1つの作業を正確にかつスピーディにこなすスキルが問われます。突然の電話・来客対応などが飛び込んでくることもあり、自分のペースで仕事ができないことは悩みのタネになりそうです。

顧客と営業の板挟みになる

営業担当者と顧客の間に入り業務を行うことがある営業事務は、両者の板挟みになってしまうことも珍しくないようです。
顧客と営業担当者、両者の意見がかみ合わなければトラブルに発展するケースも起こりえます。原則として顧客の意見を優先しますが、営業担当者の立場も考慮しながらうまく調整し、臨機応変に振る舞えるスキルが必要になります。

仕事量が多く覚えるのに苦労する

営業担当者をサポートするためには、自社が取り扱う製品やサービスに対する深い知識や理解が必要になります。取り扱う数が多い場合は、相応の知識が必要になるでしょう。
大量で幅広い業務に対応できる情報や知識を身につけるためには、相当な苦労を要します。

営業マンと事務担当者とのパワーバランスがきつい

営業担当者のなかには、営業のほうが格上だという意識をもつ人も少なくないため、パワーバランスが崩れ、きついと感じることもあるようです。
ミスが起きれば営業担当者から頭ごなしに叱責されることや、事務担当者が顧客からのクレームを受けている際、営業担当者が助け舟を出してくれないなどが、ストレスの要因のようです。

営業事務向いている、やりがいと目標

営業事務職は仕事量の多さや多忙を極める点からつらいと思われがちですが、営業事務の業務を極めていくにつれ、「楽しい」と感じられるやりがいや目標について以下で詳細を解説していきます。

会社に貢献することで、やりがいが生まれる

営業担当者をサポートすることで会社の売上に貢献できる点を考えると、営業事務の仕事は大変やりがいがあると言えます。チームの一員として働くことで、会社への貢献を肌で感じられます。
自分の働きで会社の製品やサービスが評価されると体感できれば、仕事するのが楽しいと感じられ、より一層、やりがいを得られるでしょう。

スキルアップすることで自信につながる

営業事務職では基本的にPCスキルが必須となります。
データ入力や見積書・請求書、顧客に提出する資料やプレゼン資料の作成などを繰り返しておこなうことで、WordやExcel、PowerPointのスキルが向上します。顧客対応や各所への調整業務などを行っていくことで、コミュニケーション能力やマネジメントスキルも磨かれていくでしょう。
働きながらスキルアップできるため、ご自身への自信につながっていきます。さらにスキルアップしようとすればやりがいも見つかります。

売上目標を達成でき、楽しさを感じる

営業担当者の営業成績をアップしたり、営業部内の売上目標を達成させたりするためには、営業事務担当者が作成する書類やサポートが必要不可欠です。
わかりやすく整理された資料や、プレゼン書類などを用意するために行った努力は、売上アップや目標達成という形で数値化・可視化されるため、仕事への意欲や楽しさを感じられるようになります。

持っておくと強みになる。営業事務に必要な資格とスキルとは

持っておくと強みになる。営業事務に必要な資格とスキルとは

営業事務職の強みになる資格やスキルには何があるのでしょう。必須とする資格を取得することで、どのような強みが得られるかについても紹介します。営業事務としての強みをもつことで求人幅も広がり、効果的な志望動機としてもつながるでしょう。

必要な資格

MOSマイクロソフトオフィススペシャリスト

資格内容マイクロソフト社が認定する世界共通の資格試験です。Word、Excel、PowerPoint、AccessといったOffice製品の実技資格です。
取得する資格Word、Excel、PowerPoint、Access
Outlook
レベル・スペシャリストレベル(一般レベル)
・エキスパートレベル(上級レベル)
※Word、Excelのみ
強み営業事務で日常的に使用する機会の多い、マイクロソフトオフィスのアプリケーションツールを使いこなせることがアピールできる。より速く、よりわかりやすい資料の作成を得意とすれば、強みとしてアピールができる。

日商簿記

資格内容見積書や請求書の作成に役立つ日商簿記は、収支の流れや内訳を理解し、管理・整理できるスキルの証明になります。
取得する資格事務の実務を行うには、2級以上は取得しておきたい。
レベル合格率
1級:10%程度
2級:26%程度
3級:43%程度
初級:43%程度
強み2級以上であれば営業事務だけではなく、経理事務としても働けるだけの実力がアピール可能です。

TOEIC

資格内容一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施する、英語でのコミュニケーション能力を評価する世界標準の英語検定試験です。
取得する資格700点~895点程度獲得できれば、商社・外資系でも遜色なく働くけます。最低でも600点程度獲得を目指しましょう。
レベル600点以上
難易度: 普通
英検:2級~準1級レベル
強み外資系企業では英語力が確かなアピールポイントになります。営業担当者に代わり海外の顧客への対応も可能であることがアピールできます。

秘書検定

資格内容公益財団法人実務技能検定協会が実施している検定試験です。ビジネスマナーをベースとした気遣いや振る舞い、話し方や態度など、社会人として必要不可欠な知識を身についているかを判定します。効率的なスケジュール管理や仕事のこなし方まで判定基準としてチェックされます。
取得する資格3級~1級。2級以上の取得がオススメ。
レベル合格率
3級:63.7%
2級:62.0%
準1級:38.4%
1級:34.5%
第127回 試験結果より
強み営業担当者のスケジュール管理や、顧客管理・対応をおこなう営業事務職には強みになる資格です。ビジネスマナーを有している点や、マネジメント業務が可能であることがアピールできます。

詳細情報はサイトをご確認ください。
参考:実務技能検定協会|ビジネス系検定

ビジネス・キャリア検定

資格内容厚生労働省が推奨している「職業能力評価基準」を準拠し作成された検定試験が「ビジネス・キャリア検定」です。
取得する資格BASIC級~1級
検定分野(部門)
・人事、人材開発
・労務管理
・企業法務
・総務
・経理
・財務管理
・経営戦略
・経営情報システム
・営業
・マーケティング
・ロジスティクス管理
・ロジスティクス・オペレーション
・生産管理プランニング
・生産管理オペレーション
レベル1級:実務経験10年程度で部長やディレクター相当のレベル
2級:実務経験5年程度で課長やマネージャー相当のレベル
3級:実務経験3年程度で係長やリーダー相当のレベル
BASIC級:学生、求職者、内定者、新人のレベル
強みほとんどの事務職系の仕事をカバーできる試験のため、希望する分野でのレベルアップにいいでしょう。営業事務に関する知識だけでなく、専門的知識も取得していれば、多岐にわたる業務が可能であることをアピールできるでしょう。

求められるスキル

営業事務職の業務では、コミュニケーション能力やPCスキル、事務処理能力に加え、マルチタスクへの対応力などが求められます。これらのスキルは職務経歴書にも書けますので、積極的にスキルアップしていきましょう。

コミュニケーション能力

社内外を問わず無理なく円滑に対応し仕事を進めていくためには、コミュニケーション能力の高さが求められます。
交渉や調整に必要なことは相手の話をしっかりと聞き、理解しながら進行していくことです。誠意を持って相手の気持ちを考えながら受け答えができれば、自身の強みとなり、評価につながります。

PCスキル

営業事務の仕事ではPCを使用し、Word・Excel・PowerPoint・Accessなどを駆使して作業を行います。
数字をメインとしたデータ入力や営業実績の記録、請求書や納品書、プレゼンや顧客に渡す資料作成、データの集計など幅広い仕事をPCで行います。大量の仕事を時間内にこなすことも求められますので、効率よく作業できるようなPCのスキルは必須となるでしょう。

事務処理能力

事務処理能力とは、デスクワークでおこなわれる作業の処理能力を意味します。
営業事務の仕事は営業全般だけでなく、他部署からの業務も請け負うことがあります。多岐にわたる業務を正確かつ手際よくこなす能力が求められます。
事務処理能力が高ければ仕事の効率は格段にアップするでしょう。

マルチタスクへの対応力

マルチタスクとは、異なる複数の作業を同時に、もしくは短期間・短時間で並行しておこなうことを意味します。営業事務はやるべき仕事が多岐にわたる上に、同時進行で進めていかなければならないことも多数存在します。
間違いなくスピーディに業務をこなさなければならないことが多いため、マルチタスクへの対応力が求められるのです。

営業事務職に転職するには?

営業事務職に転職するには?

営業事務の仕事に転職したい場合、志望動機はどのように書けばいいのでしょう。これまで自身が培ってきた業務経験やスキルが、営業事務職に転職した時にどのように活かしていくのかについて解説していきます。営業事務職への求人にエントリーしたい場合の参考にしてみてください。

職務経歴書で自己PRする

ご自身が企業の採用ニーズにマッチした人材であることを採用担当者に判断してもらうためには、職務経歴書に書く「志望動機」や「志望理由」で積極的にアピールすることが重要だと言えます。
職務経歴書を書く際、自身の強みになる業務経験などの実績とともに志望理由や目標と応募先企業への思いをアピールするための自己PRポイントを紹介します。

職務経歴と実績について

職務経歴書には、今までにどのような業務を経験してきたかや、どのような実績があるのかを積極的にアピールしていきましょう。営業事務職に活かせる経験があれば必ず書き込むようにしてください。職務経歴書に書かれた実績から採用担当者に必要な人材だと判断してもらうことが目的だからです。
未経験や実績が少ないなどの場合においても、営業事務に必要となるスキルや資格をアピールしましょう。コミュニケーション能力や事務処理能力の高さ、PCスキルのレベルをはじめ、電話応対やビジネスマナーの有無なども、必要な人材かどうかを判断する材料になるでしょう。

自分の強みについて

営業事務職に必要なスキルや、MOS・簿記・秘書検定のような資格があれば、ご自身の強みとしてアピールが可能です。コミュニケーション能力のどういうところを得意としているのかを深く掘り下げて、具体的にアピールすることがポイントです。また、タスクを確実に期日厳守でこなせるスケジュール管理やリスク管理に基づいて目標やミッションを達成するマネジメントが得意などの特技もアピールポイントにつながります。
ご自身の強みを採用後にどのように活かしていきたいかなども答えられるように準備しておくといいでしょう。強みを活かしてやりたいことと、企業の採用ニーズとがマッチすれば必要な人材であると判断してもらえる可能性もアップします。

目標と応募先への思い

採用された際に、ご自身の強みを採用先企業でどのように活かしたいかを伝える際には、今後の目標やなぜ応募先企業で働きたいと思ったのかも一緒にアピールすることが大切です。
企業の採用ニーズにマッチした人材だと判断してもらうためには、応募先に対する事前リサーチをしっかりとおこなうことが重要です。
企業の求めるもの、目指すもの・目指す先が理解できていなければ、ご自身の強みや目標、応募先への思いも薄っぺらなものになってしまいます。しっかりとリサーチし、伝える思いを熟考してから挑んでください。

キャリアプランの重要性

キャリアプランの重要性

営業事務として働き続けるのか、転職を考えるのか。今後のご自身の人生を考えるとき、キャリアプランの可視化が有効です。その際には、5年後・10年後のご自身の姿を想像してみてください。望む年収や給料はどれぐらいなのか、達成させるためにはどのようなスキルや行動が必要かを洗い出すことが重要です。その結果から逆算し、いつまでに何をすればいいかの計画を立て、1つずつ実行していきましょう。

雇用形態を変える

キャリアプランを立てる際、雇用形態についても考えることでしょう。転職を希望している場合は、正社員登用制度の雇用形態がしっかりしている企業への挑戦をおすすめします。
将来性のある職場で正社員として働ければ、安定感が得られるでしょう。新たな目標ができたり、キャリアプランの変更を考えたとき、安定した雇用のなかで働くことで選択肢を増やせるでしょう。

スキルを極め、営業事務のスペシャリストになる

営業事務の仕事にやりがいを感じていたり、将来的にも継続していきたいと考えていたりするのであれば、今あるスキルを高めたり新たなスキルを習得したりして、営業事務のスペシャリストを目指してみてはいかがでしょう。
ご自身の能力やスキル、強みを高めることで、企業にとって必要不可欠な存在に近づける可能性が高まります。正社員として長く必要とされる人材になることは、キャリアプランの実現に近づけます。

キャリアチェンジに挑戦する

営業事務以外の職種にキャリアチェンジする選択肢もあります。まったくの未経験の業界や職種へ転職するのか、業種か職種のどちらかだけを変更するのか、どのような選択をすればよりキャリアップできるのか、じっくりと考えてみてください。
営業事務の仕事は幅広い分野にかかわるため、積み上げた経験はまったく別の業種や職種でも活かせます。キャリアチェンジをうまく利用して、ご自身が望む年収や給料が得られる転職活動を目指しましょう。

営業事務職に就きたい!向いている人は?

営業事務職に就きたい!向いている人は?

営業事務職に携わる人材を求めている企業では、どのような人材を求めているのでしょう。また、自分が営業事務の仕事に適しているかどうかや、向いているかどうかについてもさまざまな角度から見ていきましょう。

正確性、責任感が強く、積極的である

営業事務の仕事に向いている人の特徴として、正確性があること、責任感が強いこと、積極的であることがあげられます。
顧客情報の管理業務や、会社の売上にかかわる見積書・請求書などの作成は、ミスがないように十分、注意を払う必要があります。ミスを起こさないようにしようと心がける責任感の強さや、慎重さ・正確性が求められます。
問題点をそのままにせず、わからないことは確認をし、ミスやトラブルを起こさないための改善策を出すなどを踏まえた「積極性」が重要な要素として求められます。

高いコミュニケーション能力

営業事務は社内外問わず、多種多様な人と連携しながら、業務をこなしていかねばなりません。そのため、仕事を円滑に進められるだけの高いコミュニケーション能力が求められます。
直接的な会話だけではなく、メールや書類などの文章・電話などの顔が見えないやり取りにもうまく対応し、相手の言葉や気持ちが理解できる能力は営業事務担当者として欠かせない強みになります。周囲と積極的にコミュニケーションを取ることで、職場の潤滑油的な存在にもなり、チームワークの結束も高まるでしょう。

裏方で人や仕事をサポートするのが好き

裏方で人や仕事をサポートすることが好きな人にこそ営業事務の仕事は向いています。
営業担当者がスムーズに問題なく営業活動を行えるように、陰ながらサポートをおこないます。サポート次第では営業担当者の成績に影響を与えることもあるようです。縁の下の力持ち的な存在で、人を支え伸ばすことで満足感を得られるタイプの人には向いているでしょう。

計画の立案や調整することを得意としている

営業事務の仕事では、計画的に物事を進行していくことを得意とし、立てた計画を確実に実行できる几帳面さが求められます。
些細な作業でも効率よく仕事が進められる計画を立てることで、ムダを省き余裕のある作業がおこなえます。余裕が出ても油断せず確認業務を丁寧に行う几帳面さがあれば、さらにミスを減らし仕事のスピードアップも図れるでしょう。

まとめ

営業担当者の仕事をサポートする縁の下の力持ち的な存在、営業事務の仕事についておわかりいただけたでしょうか?営業事務の仕事は幅広く仕事量も多いですし、覚えることも多く大変かもしれません。しかし働きながらスキルアップができる魅力もあります。
デスクワークをやったことがない未経験の人には、最初の取っ掛かりとして営業事務へ挑戦することがオススメです。営業事務経験者の人は、コミュニケーション力や事務作業・交渉力などを活かし、他の仕事にもチャレンジしてみてはいかがでしょう。強みを活かすことでキャリアアップすることも可能です。

最後のチェックポイント

  • 営業事務の仕事は営業担当者を支えるサポート業務
  • 裏方仕事や人を影で支えることが好きな人に向いている
  • 対人での業務が多いためコミュニケーション能力の高さが必要
  • 作業の多くがPCを使用するためPCスキルは必要になる
  • 仕事量や覚えることが多いが、成果が形として見えるためやりがいがある
  • 同時進行で複数の業務を遂行できるマルチタスクへの対応力も重要
  • 未経験でも働きながらスキルアップが可能。
  • 経験者は培ったスキルや強みを活かせばキャリアップも可能
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データアナリストとは?向いている人や未経験からなるための資格・将来性・データサイエンティストとの違いについて https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data_analyst/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data_analyst/#respond Wed, 27 Oct 2021 02:28:41 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6858 はじめに

データアナリストと聞いてどんな仕事を思い浮かべますか? 何をしているのかイメージできない、データサイエンティストとの違いは?という方も多いかと思います。
本記事では、データアナリストとはどんな職種か、データアナリストになるための必要なスキル・経験・資格・将来性などを詳しく解説します。

データアナリストとは

データアナリストとは

データアナリストとはその言葉のとおり「データの分析を行う者」を指します。
目的に応じたデータや情報を収集・解析し、得られた結果から顧客の行動やニーズ、将来的な展望などを予測します。自社やクライアント企業の経営課題の解決に向けたコンサルやシステム構築などを行うスペシャリストです。

データアナリストの仕事って?

データアナリストの仕事って?

似通った名前の職種にデータサイエンティストがあります。データアナリストとデータサイエンティストはどう違うのでしょうか?
一般社団法人データサイエンティスト協会によると、データサイエンティストとは次のように定義されています。

データサイエンティストとは、データサイエンス力、データエンジニアリング力を ベースにデータから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナル

データアナリストとデータサイエンティストはビックデータを解析する点は同じです。データアナリストは、データマイニング(大量のデータを統計学や人工知能などの分析手法を用いて「知識」を取り出す手法のこと)を行い、得られた結果をどう活かすかにより、コンサル派生のアナリストとデータエンジニアリング派生のアナリストの2種類に分かれます。一方、データサイエンティストはそれらを全てできる上位職を言います。以下では2種類のアナリストについて、それぞれの特徴を紹介します。

コンサル型データアナリスト

コンサル型データアナリストの業務は、まずクライアントにヒアリングを行い要望や課題を把握し、その課題に対して仮説を立案することから始まります。仮説はビックデータから切り出した情報の加工・解析を通じて検証します。得られた結果をもとに、課題解決に向けた戦略提案や現場施策のコンサルティングを行います。さらに施策後の検証などにも携わります。
論理的思考力や仮説思考、マーケティングに対する知識などコンサルティング寄りのスキルが求められる職種と言えるでしょう。

エンジニア型データアナリスト

エンジニア型データアナリストは、課題解決のためシステムの構築や改善などを行うのがメインの業務になります。その前段階としてコンサル型データアナリストと同様にビックデータの解析を行います。解析にあたっては分析モデルによる統計分析やBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを利用します。また、より高度な解析を行うため機械学習を用いることもあります。よりエンジニア色の強い職種と言えます。

データアナリストとデータサイエンティスト

データアナリストの就業企業

データアナリストはIT系の企業で働いていると思われがちですが、実際はさまざまな業種で活躍しています。以下では、クライアントワーク・インハウスという区分で就業企業について解説します。

クライアントワーク

クライアントの課題解決を行うクライアントワークを業務とする企業での就業です。具体的には、コンサルティングファーム・マーケティング会社・Web制作会社・アドテクノロジー会社などになります。
自前でデータ解析の人材やノウハウを持たないクライアント企業から依頼を受け、問題解決にあたります。
複数クライアントの様々な課題に向き合うため、アナリストとしての経験を積みやすいと言えます。事業内容にこだわらず、多くの案件に携わりたいという人に向いた働き方です。

インハウス

インハウスとは組織内・社内といった意味の英語ですが、自社の商品やサービスについて自前でデータ解析を行っている企業での就業がこれに当たります。例えば、金融・証券・製造・医療・各種研究機関や大学などで、各分野の専門性に沿ったデータアナリストが活躍しています。金融商品の取引に関わるデータ、医療データ、研究データなど、秘匿性の高いデータを保有している場合などでは、組織内のデータアナリストが独自の分析モデルなどを用いた解析を行なっている場合も多々あります。
一つの企業や案件に腰を据えてじっくり向き合いたいという人に向いた働き方です。

データアナリストになるには

データアナリストになるには

さまざまな業務をこなすデータアナリストには、多様なスキル・知識・経験が必要となります。また緻密かつロジカルな思考が求められるため本人の適性も重要となってきます。以下では求められるスキルや知識のほか、取得すると役立つ資格について代表的なものをご紹介します。

データアナリストに求められるスキルや知識

IT全般の知識を持ち合わせていることはデータアナリストにとっては基本です。その上で、統計学・データベース・プログラミング言語・分析ツール・論理的思考力といった知識やスキルが求められます。

統計学の基礎

データの分析を行うために第一に必要な知識は統計学の基礎です。
例えば、UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善、顧客の分類・ターゲティング、KPI(重要業績評価指標)設計、広告配信の最適化など、あらゆる場面でデータの解析が行われますが、それに使われる分析モデルは、アソシエーション分析・クラスター分析・回帰分析といった統計の手法です。そのため統計学を学ぶ上で欠かせない確率・統計・微分積分・線形代数は必須といえるでしょう
また、データ集計や可視化、検定手法、サンプルの抽出方法判定などのスキルも統計学を学ぶことで習得できます。

データベース

データアナリストにとってデータベースは切っても切れない存在です。膨大かつ多種多様なデータはデータベースで管理され、データアナリストはそこからデータを抽出し解析に用います。リレーショナルデータベースで扱う構造化データの理解やレプリケーション(複製(レプリカ)を作ること)などの知識はもちろん、データベース操作言語であるSQLは必ず使えるようにしておきましょう。

プログラミング言語

データアナリストはプログラマーのようにプログラムを書くことがメインの職種ではありません。しかし統計解析や機械学習・ディープラーニング(深層学習)で使用されるプログラミング言語については押さえておく必要があります。
PythonとRが代表的な言語です。いずれもデータ解析に使えるライブラリ・パッケージが豊富に含まれています。

分析ツール

データの分析にはデータの抽出と可視化が必要です。Webサイト上のデータを手軽に抽出できるWebスクレイピングツールを使いこなせると良いでしょう。PythonやRubyといった言語でプログラミングすることなくWebスクレイピングが容易に行えます。
TableauなどのBIツールがデータ可視化ツールになります。データを可視化することをデータビジュアライゼーションと呼びますが、数字や文字列のデータをグラフィカルに表現することを指します。具体的にはグラフ・チャートやマップなどです。
いずれも効率よくビッグデータを分析するには欠かせないツールです。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

データの分析を行う目的は課題解決です。そのため物事を論理的に考える論理的思考力(ロジカルシンキング)はデータアナリストにとって非常に重要となる能力です。ロジカルシンキングには確立されたトレーニング方法もありますので、苦手に感じる人は試してみましょう。
また、ロジカルシンキングはビジネスパーソンにとっても重要なスキルのため、活用できるフレームワーク(枠組み・考え方)がいくつもあります。ロジックツリー・PEST分析・3C分析など、その対象に応じて最適なフレームワークを利用できるようにしておくのも良いでしょう。

取得すると役立つ資格

データアナリストになるために必要な資格はありません。ただ、コンサル型・エンジニア型いずれの場合もビッグデータの解析は必ず行うため、統計学やデータベースに関する知識は必須です。知識があることの証明のため、またはより上位の業務へのステップアップのために資格の取得は有効でしょう。以下ではデータアナリストに役立つ資格について具体的に紹介します。

統計検定

統計学をどう学べばよいか悩む人は多いでしょう。そこで役立つのが「統計検定」です。統計に関する知識や活用力が評価される全国統一の試験です。基礎から学ぶ4級から、より専門的な1級まであります。
データアナリストには、多種多様なデータについて解析し課題解決のための方策を導き出す力が必要ですが、そのベースには統計が大きく関与します。まずは基礎学習から進め、大学基礎課程レベルの2級取得を目指すと良いでしょう。

OSS-DB技術者認定資格

「オープンソースデータベース(OSS-DB)技術者認定資格」は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが主催するオープンソースデータベースに関する知識・技能を認定する民間資格です。SilverとGoldの二つのレベルがあります。
基準のRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)を「PostgreSQL(略称:ポスグレ)」とし、オープンソースデータベースに関する知識・運用管理・性能監視・チューニング・障害対応について問われます。
近年データベースは、オラクルなどの有償のデータベースではなく、無償で利用可能なオープンソースのデータベースを導入するケースが増えています。そうした状況に即した実用性の高い資格と言えます。

情報処理技術者試験

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催しているのが「情報処理技術者試験」です。種類やレベルが分かれていますが、いずれも国家資格になります。
IPAでは基本情報処理技術者試験をレベル:基本とし、その上の応用的知識と技能の習得を測る試験として応用情報技術者試験をレベル:応用と位置付けています。
いずれもエンジニアの登竜門と言える試験ですので、まずは基本情報処理技術者試験に合格し、次に応用情報技術者試験へと進み、データアナリストを目指す場合は、次に挙げるデータベーススペシャリストを取得すると良いでしょう。

データベーススペシャリスト

「データベーススペシャリスト試験」は、IPAの主催する情報処理技術者試験のレベルにおいて「高度」に分類される試験です。
データアナリストはその業務において必ずデータベースを操作します。高品質のデータベースを企画し、要件定義・開発、運用・保守するための知識・実践能力を問われる本試験は、データアナリストにとって最適な試験と言えます。

ORACLE-MASTER

「ORACLE MASTER」はオラクル社の「Oracle Database」の管理スキルを証明する資格です。Bronze・Silver・Gold・Platinumと4つのレベルがあります。Silver以上は世界共通の資格となります。
データベースに関しては、無料で利用可能なオープンソースのソフトウェアが数多くありますが、オラクル社の製品はまだまだ市場で大きなシェアを占めています。多くの企業で導入されていることもあり、同製品を扱える資格を持ち合わせていることはアドバンテージとなるでしょう。

未経験から目指すには、転職は厳しい?

ITに関する基本知識はもちろん、多様な経験やデータ解析の技術やスキルなど、身につけるべきものが非常に多いのがデータアナリストの特徴です。そのため未経験者可の求人でも若い人材を求める傾向にあります。エンジニアから経験を積みキャリアチェンジすることが望ましいでしょう。
コンサル型データアナリストであればロジカルシンキングや提案力といったスキルを身につける。エンジニア型データアナリストであれば、PythonやRを使って機械学習・ディープラーニング(深層学習)の実装経験を積むなど、ステップアップに向け努めるのが得策です。

新卒から挑戦するために必要なこと

新卒で即データアナリストになるのは非常に難しいです。とはいえ、大学でデータ分析を行なっていたなどの専門性があれば可能性も無くはありません。
そのためには学生のうちに、上述したようなスキル・知識を身につけていくことが大切です。理数系であれば、統計やプログラム言語・情報処理技術について学び、確かな知識を身につけておくことで、就職活動にも有利に働くと言えます。

データアナリストに向いている人とは

データアナリストは比較的向き不向きが如実に現れる職種と言えます。求められるスキルや知識にもあるとおり、数学や統計学といった分野に深い興味があることがまず素地となります。その上で、緻密な作業が早く正確にできることが望まれます。どのようなデータを組み合わせるか、統計モデルの選択などの場面では、気づきやひらめきといった資質も重要になってきます。
すべてがそろった人材はなかなかいないとは思いますが、以上のようなタイプの人はデータアナリストに適性があると言えるでしょう。

データアナリストの将来性

データアナリストの将来性

DX化が叫ばれる中、IT人材、特に高度AI人材の不足が大いに懸念されています。そんな中データアナリストの需要も今後ますます増えることが予想されます。その背景には、世の中のさまざまなモノがデータとして扱われ、それらがコストをかけず容易に収集しやすくなったこと、機械学習をはじめとした最先端の解析が行えるようになったことが挙げられます。
年収についても個人の能力次第で上を目指せるため、データアナリストの将来性は非常に明るいと言えるでしょう。

まとめ

データアナリストを目指す場合は、どんな企業に就業するか?どの領域のデータアナリストになりたいか?を自分の持つスキルや経験などに照らし合わせて考えてみましょう。優秀なデータアナリストになれば破格の収入も見込めるなど、経済面でも大変魅力的な職種です。数年の下積みを覚悟すれば、未経験者や新卒者にもデータアナリストになる望みはあります。
需要もますます増え続ける将来性の高いデータアナリストは、まさに挑戦する価値のある職種と言えます。

最後のチェックポイント

  • データアナリストはデータを収集・解析し、課題の解決に向けたコンサルやシステム構築などを行う専門家
  • コンサル型とエンジニア型の2種類に分けられる
  • 統計学/データベース/プログラミング言語などの知識が求められる
  • 緻密な作業を早く正確に行えるなど適性も問われる
  • 将来性もあり、高収入も見込める魅力的な職種
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インフラエンジニアとは?仕事内容や年収、将来性、未経験でもなるために役立つ資格をわかりやすく解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/infrastructure_engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/infrastructure_engineer/#respond Fri, 24 Sep 2021 00:27:36 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6683 はじめに

ひとくちにエンジニアといっても様々な職種があります。ここでは、システム開発・運用の基盤を担う、インフラエンジニアという職種について解説します。インフラエンジニアに興味がある、目指してみたいという方は、参考にしてみてください。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは

昨今のITサービスは、ユーザーが利用するPCやスマートフォンなどのクライアント単体では完結しません。必ずネットワークとつながりサーバーとやり取りします。こうしたサービスの基盤となる部分を担当するのがインフラエンジニアです。インフラ系エンジニアとも言います。

以下では、インフラエンジニアの特徴をわかりやすく紹介します。

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニア

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニア

インフラエンジニアのなかでも、さらに職種が分かれます。サーバーエンジニアとネットワークエンジニアです。
サーバーエンジニアは、サーバー機器の選定とその立ち上げを担います。サーバーをどのような用途で使用するかにより、OS・メモリ・ハードディスク容量などのスペックを決め、システムに最適なサーバー構成を用意するのがその役割です。
一方、ネットワークエンジニアの担う分野は、サーバーやその他機器を含むネットワーク全体の設計と環境構築です。社内・社外からのアクセスをどのように制御するか、認証・セキュリティ面の検討も行います。不具合が発生した場合でもサービスがダウンしないようにネットワーク構成を構築するのがネットワークエンジニアの役割です。
なお、サーバーのクラウド化、仮想化がアマゾンAWS(Amazon Web Services)やマイクロソフトAzureといったIaaS(Infrastructure-as-a-Service)の登場により一般的となってきた現在においては、両者の明確な線引きはなくなりつつあると言えます。

開発エンジニアとの違い

システムを実際に構築するのが開発エンジニアです。
サーバー側で動作するシステムを開発するエンジニアは、RUBYやJAVAといった言語でプログラミングを行いますが、前提としてそうした言語が動作するための環境が必要となります。その環境を用意するのがインフラエンジニアというわけです。

システムエンジニアとの違い

システム開発の際に設計図を作るのがシステムエンジニアです。システムエンジニアは主に、システムの要件定義から詳細設計までの開発の上流工程を担います。そして、その詳細設計をもとに開発エンジニアがプログラミングを行います。
インフラエンジニアと開発エンジニアとの関係性をまとめると、インフラエンジニアはITシステムの環境(基盤)を構築し、システムエンジニアはその環境(基盤)で動くシステムの設計図を作成します。そして開発エンジニは設計図をもとにプログラミングでシステムを構築する役割分担になります。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容はどのようなものでしょうか?
さまざまな業務を担うインフラエンジニアですが、以下では「設計」「構築」「運用」という3つの工程に分けて見ていきます。

設計

システム開発は、顧客の要望をヒアリングし要件定義を行うところから始まります。
この要件定義には、プログラムで実現するソフト面以外にも、サーバーやネットワークなどのハード面の要件も含まれます。どの程度の規模のシステムかによって、サーバーのスペックや台数が変わってきます。また、提供されるサービスによって、冗長化や負荷分散といった点も考慮する必要があります。設計段階においては、顧客から提示される予算も勘案しつつ、より良いプランを設計することが求められます。

構築

設計されたインフラを実際に作り上げていく段階です。
例えばサーバーひとつとっても、WEBサーバーやDB(データベース)サーバーとでは用途が異なりますので、それぞれに応じたアプリケーションをインストールしていく必要があります。またWEBサーバーが複数台になる場合は、負荷分散のためのロードバランサーを設置、セキュリティのためのファイヤーウォールなども構築していきます。ネットワークに関しても、スイッチやルーターなどを配し、社内外からの通信を設計どおりに制御するための構築作業を行います。
こうした作業は従前であれば物理的にサーバーをラックに置いたり、配線を施したりする必要がありましたが、クラウドが主流となった現在では、PCからの操作のみで行えるようになってきています。

運用

インフラエンジニアの仕事は、システム開発を終え、サービスがローンチしたら終了ではありません。構築したインフラが正常に動いているかは常に確認しておく必要があります。
死活監視のソフトウェアで稼働状況を継続的にチェックし、必要があれば改修を行います。例えば、アクセスが想定以上に多くシステムに負荷がかかっている、あるいは特定時間にアクセスが集中するといった状況が発生している場合には、負荷分散の方法を変える、サーバーを増強するといった対策を打つことになります。

インフラエンジニアの将来性と年収

インフラエンジニアの将来性と年収

さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)化が叫ばれるなか、どのようなシステムにおいても、必要となってくるのがインフラです。そのためインフラエンジニアに対しては旺盛な需要があります。
では、インフラエンジニアの魅力とは何でしょうか? 詳しく見ていきましょう。

活躍の場が広がる

従来はサーバーなどのITインフラについては自前で整えるのが標準的でした。しかし現在は、インターネット環境の進展によりクラウド利用が一般化してきています。ITインフラを自前の環境(オンプレミス)からクラウド上に構築するIaaS(Infrastructure-as-a-Service)であるAWSやAzureに移行するケースも増えています。クラウドの環境を整えるのはインフラエンジニアの仕事です。
また仮想化手法として「コンテナ」という技術もメジャー化しつつあります。仮想マシンを構築せず、もとのOS環境は共通で利用し、アプリやライブラリ・ミドルウエアなどを、別々に隔離された「コンテナ」というエリアを設け管理するという手法です。
コンテナのデファクトスタンダードな技術であるDockerでは、サーバーなどの各種環境設定やミドルウェアのインストール情報はコード化して管理されます。IaC(Infrastracture as Code)と呼ばれるコード化されたファイルによる環境の共有ができ、デプロイ(開発したアプリの配置・展開)の自動化などのメリットもあることから、コンテナは効率良くスピーディーにシステム開発を行うためのインフラとなりつつあります。
こうした進化が顕著なインフラ分野において、インフラエンジニアの活躍の場は、今後ますます広がっていくものと予想されます。

IT技術を支えるインフラエンジニア

多くの業界で業務のシステム化が行われています。その数はDX化の波を受け増加の一途をたどっています。その結果、運用・保守の人材は慢性的に不足しています。この流れは今後ますます加速していくことでしょう。こうしたIT技術を支えているのが、まさにインフラエンジニアであることからも、その将来性に期待は高まっています。

インフラエンジニアの年収は? 高年収を狙える?

エンジニアは専門性も高く、資格を取得することでキャリアアップ、さらに収入アップも図れる職種といえます。IT関連企業のエンジニアで中堅人材レベルの平均年収は約592万円と言われています。一般的な平均年収の433万円よりも多いようです。
その中でもインフラエンジニアはシステムの基盤を支えるという点で、無くてはならない人材です。さらにクラウドやコンテナといった新しい技術を習得することで、その価値は一層高まります。
またキャリアパスとして、プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーや、企業のIT戦略に関わるITコンサルタントといった方向に進むこともできます。自己研さんを重ねることで高年収を狙える職種と言えるでしょう。

参考:経済産業省|IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)
参考:国税庁|令和2年分 民間給与実態統計調査

インフラエンジニアに向いている人の特徴

インフラエンジニアに向いている人の特徴

どのような人がインフラエンジニアに向いているでしょうか? インフラエンジニアに適性のある人の特徴を3つ取り上げます。

用意周到な性格の人

インフラにはトラブルがつきものです。運用していくなかで、予期しない出来事は起こりえます。さまざまな可能性を考慮し、事前に手を打っておけるかどうかはインフラエンジニアの腕にかかっています。
普段から慎重で用意周到な性格の人は念のために対策しておくことをいとわないので、インフラエンジニアに非常に向いていると言えます。

機械いじりが好きな人

サーバー、ルーター・スイッチなどのネットワーク機器、それらをつなぐケーブルなど、インフラの世界は機械であふれています。
昨今は、PCから画面上の操作で構築を行うケースも多いですが、それは実際に機器を設置し配線を行っていくことの代替にほかなりません。実際の機器の組み立てを迷うことなく順序だって行える人、機械いじりが好き・得意な人は、インフラエンジニアに適性があると言えそうです。

縁の下の力持ち的な存在になりたい人

インフラエンジニアの仕事は、システムの基盤を用意することです。プログラマーが作るプログラム、それを元に動く画面といったような表に見える派手な部分はあまりありません。とはいえ、プログラムがきちっと動作するのは、インフラあってこそ可能です。
こうした裏方の仕事、縁の下の力持ち的な存在に魅力を感じる人は、インフラエンジニア向きと言えそうです。

インフラエンジニアになるには 未経験でも大丈夫?

インフラエンジニアなるには 未経験でも大丈夫?

エンジニアに対する求人は引き続き旺盛です。人材不足が常態化している状況と言えるでしょう。
インフラエンジニアもクラウド化が進むなか、その仕事はますます増えており、ニーズは高まる一方です。そのため、専門性の高い職種ながら、未経験の場合でもその門戸は広い傾向にあります。

必要な知識を身につける

インフラエンジニアには、ITネットワーク関連の幅広い知識が必要になります。各種プロトコルやOSI基本参照モデルの1〜7層といったネットワークに関する基礎はもちろん、冗長化、セキュリティなど、身につけなければいけない知識は多岐に渡ります。
こうした知識は一朝一夕には習得できませんが、以下では未経験者・初学者に最適な基礎学習法についてご紹介します。

ネットワークに関する知識

ネットワークに関しては、多くの学習書が発刊されています。その中からまずは、「ネットワークの基礎」といった書籍を1冊読んでみましょう。
ネットワークについては専門用語も多く、また内容もロジカルです。ITインフラに関する知識をほとんど持っていない状態の場合、まずは基礎的な知識を固め、そこから徐々に専門的な内容を習得していくのが良いでしょう。

サーバーに関する知識

サーバーに関してはまずはOSについて学習しましょう。サーバーOSは大きく分けて、Linux系・Unix系・Windows Serverの3種類があります。続いて、WEBサーバー・APサーバー、DBサーバーなどで使用するミドルウエアについても学んでいくと良いでしょう。
クラウドが一般化した現在では、手元のPCから簡単にサーバーを構築することができます。無料で使えるサービスもありますので、机上の学習のほかに、実際にサーバーを立ち上げてみるといった経験を積むのも有効な学習法です。

未経験に役立つ資格を紹介

インフラエンジニアになるために特別な資格は必要ありません。ただ、インフラエンジニアとして取得すると役に立つ資格はあります。特に未経験者の場合、これまでの職務経歴からご自身の技量を示すことができないため、資格による知識と技術力の提示はとても有効だと言えます。

以下、インフラエンジニアとして取得すると良い主な資格をご紹介します。

・基本情報技術者試験/応用情報技術者試験
情報処理に関する国家資格です。基本情報技術者試験はITエンジニアとして必要になる基礎的な知識や技能を身につけていることを証明する資格です。コンピュータが動く基本的なしくみから、OS、データベース、WEB、ネットワーク、セキュリティなどの基礎知識の習得に加え、システムやソフトウェアの開発工程やその中で検討すべき点についても理解することができます。さらに、企業経営やプロジェクトマネジメントまで出題範囲がとても広範囲になります。
基本情報技術者試験に合格した人が、次に目指す試験として位置づけられているのが応用情報技術者試験です。こちらも技術からプロジェクトマネジメント、経営まで出題範囲は幅広く、合格するにはより深い知識が必要となります。

・CCNA/CCNP
コンピュータネットワーク機器の大手企業Cisco(シスコ)による認定資格です。CCNA(Cisco Certified Network Associate)はネットワークエンジニアの基本的なスキルを認定するもので世界共通基準のネットワーク分野では最も有名な資格と言えます。CCNPはCCNAより難易度が高く、上位資格に位置付けられています。両者とも世界共通基準の資格であり、取得すればネットワークエンジニアとしての基本スキルが備わっている証明になります。

・LPIC/LinuC
どちらもLinux技術者としての技術力を認定する民間資格です。LPICは以前から運用されているLinuxの国際資格となっており、LinuCは2018年から始まった日本市場に最適化したLinuxの資格です。取得すればLinuxシステムの構築や運用だけでなく、クラウドシステムやアプリケーション開発に携わるために、必要なスキルを有した技術者であることの証明ができます。

・AWS 認定資格
Amazonが提供するAWS(Amazon Web Service)というクラウドサーバーの認定資格です。基礎レベル、アソシエイト、プロフェッショナルの3段階に分かれており、この資格を持っていればAWSの専門知識を持っていることを証明できます。

・Microsoft Azure認定資格
マイクロソフト社の認定資格であるMCP(Microsoft Certification Program)のひとつであり、Azureに関する知識やスキルを認定する資格です。そのうちAzure Fundamentalsは、クラウドサービスの基礎知識や概念、Azureのサービスに関する一般的なテクノロジーの概念についての知識・スキルを有することを証明する資格です。ほぼすべてのAzure認定資格の基礎となる資格となっています。

インフラエンジニアはきつい?やめとけって本当?

インフラエンジニアは、ITシステム開発の基盤となるインフラ構築を担う要の職種です。DX化が進むなか、需要もさらに高まり、忙しいという印象も根付いているため仕事に忙殺されてきついからやめとけという情報を目にしますが、実際はどうなのでしょうか?現役のインフラエンジニアに聞いてみましょう。

顔アイコン

ITエンジニア教育担当:しん

保有資格
  • CCNA
所属団体
  • 株式会社セラク

CCNAを取得。IT業界に15年間以上携わっている。ITエンジニア未経験で株式会社セラク入社。CCNAを取得し、インフラエンジニアとして複数のお客様先でネットワーク、サーバーの運用業務を担当。10年の実務経験の後、その高いコミュニケーション力や経験を買われITエンジニアとして活躍する意識や考え方から知識・スキルまでをサポート管理業務を担当。

現在は新人の初期教育を主に従事。未経験から活躍できるITエンジニアを育てる実績を持つ。

仕事がきついって本当ですか?

一昔前は、エンジニアは「きつい」という印象がありましたが、今はそうは思わないですね。自身の能力と案件の難易度や量によってきついと感じる度合いも個人差がありますが、常にきついと感じることは無いと思います。また自分自身が成長することで「きつい」状況を改善できる対応力も身に付けることができます。
経験を積み、能力が上がっても案件がたまたま重なったり、トラブルになったりなどで一時的にきつくなることはありますが、それが定常的に続くことは私の経験ではありません。私の勤務する会社では、工数管理をしっかり行っていますし、チームで対応するため一人に案件が集中することもなく柔軟に案件を振り分けられるのでワークライフバランスを実現できている人も多いです。

やりがいはありますか?

インフラエンジニアは、縁の下の力持ちとよく表現されます。本当にその通りで、IT化が進みITシステム無しでは生活ができなくなってきています。ITシステムやサービスを利用することができるのは、基盤であるインフラがあってのことです。そしてそのITシステムやサービスの基盤を構築し運用しているのはインフラエンジニアなのです。
社会的に影響力のあるシステムやサービスに携われていることを実感できたとき、例えばお客様の喜ぶ顔を目の当たりにしたり、感謝されたとき、テレビやネットニュースで話題になったりしたときはとてもやりがいを感じます。

未経験でも本当に活躍できますか?

もちろんです。はじめは誰しも未経験です。私も最初にITエンジニアに囲まれた時は飛び交う用語がわからず「ここは外国か」と思うような状態からのスタートでした。(笑)研修環境が整っている会社に入ればさらに安心です。

必要な専門知識は研修にてしっかり学び、その中でCCNAなどの技術資格を取得すればプロジェクトメンバーとしてアサインされやすくなります。必要な知識やスキルは現場で仕事をすることを通じてその後も身に付きます。仕事は一人でするわけではないのでコミュニケーション力もとても大切になってきます。人と関わりたい、IT業界で働きたいと考えている人で、やる気と継続力を持つことで活躍できると思います。実際に弊社では未経験でもITインフラエンジニアとして活躍されている人が多くいます。

まとめ

インフラエンジニアは、システム開発の基盤となるインフラ構築を担う要の職種です。
DX化がさまざまな業界で叫ばれるなか、ITシステムの数が多くなれば多くなるほど、インフラ人材は不足していきます。インフラエンジニアへの求人と活躍の場は今後ますます増加していきそうです。

未経験でも活躍できる場はありますので、この職種に興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

インフラエンジニアに興味のある方は、こちらからエントリーしてみてください。カジュアル面談で職種の気になるところの詳細をお伝えしますので、どんな些細なことでも構いません。お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

最後のチェックポイント

  • インフラエンジニアは、システムの基盤となるサーバー・ネットワークに関わる職種
  • 仕事内容は、インフラの設計・構築・保守の3つ
  • 将来性が高く高年収も狙える職種
  • 人手不足から未経験者にもその門戸は広い
  • 資格取得は必須ではないが、ITネットワーク関連の幅広い知識が必要
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カスタマーサクセスとは何か?意味や目的をわかりやすく解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_customer_success/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about_customer_success/#respond Wed, 22 Sep 2021 04:47:53 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6656 はじめに

カスタマーサクセスとは自社のサービスや製品を顧客に売るだけではなく、利用してもらうなかで、顧客を成長や成功へと導くための概念の事です。カスタマーサクセスの基礎的な知識を得ることで、積極的に顧客にかかわるとはどういうことか、顧客にとっての成功とは何かを理解でき、ひいては自社の発展にもつながるでしょう。

カスタマーサクセスとは何か?

カスタマーサクセスとは何か?

カスタマーサクセスとは、顧客の成功と自社の収益の両立を目指すマーケティングの概念です。
顧客の要望を満たすだけのサポートではなく、能動的に顧客に働きかけ、自社のサービスや製品による成功に導くことを目的としているのです。
要約すると以下の意味があります。

  1. 顧客に対する価値の提供
  2. 企業の取組や役割・職種

本記事では企業の取組や役割・職種の項目を中心とした解説をおこないます。

意味や目的

カスタマーサクセスのゴールは、自社のサービスや製品を通じた顧客の成功や成長です。顧客の話を聞いてから受動的に動くのではなく、こちらから能動的・積極的にアドバイスやサポートをおこなうことが重要です。
カスタマーサクセスは、販売・契約をして終わりというものではありません。顧客の成功体験を目的とするからこそ、顧客を大事にした姿勢が大切なのです。
ホスピタリティがあってこそ、カスタマーサクセスは成立します。顧客との関係性の維持や新たな利益の創出にもつながり、双方にとっての大きなメリットを目指します。

カスタマーサポートや営業との違い

「カスタマーサクセス」と「カスタマーサポート」この2つの言葉には似た印象を受けますが根本的な違いがあります。自分のとるアクションが受動的であるか能動的であるかです。
前述しましたが、カスタマーサクセスは自分から積極的に顧客に働きかけ、成功・成長に導くことがポイントです。つまり「能動的」なものです。
一方で、カスタマーサポートは問い合わせ対応やクレーム処理といった「受動的」なサポートをおこないます。

また、営業とカスタマーサクセスの違いについても気になる方は多いでしょう。
おおまかにいうと、従来の営業という仕事の中にカスタマーサクセスは含まれていました。しかし、顧客への能動的なアクションが重要視されるようになった昨今、カスタマーサクセスという専門職種が誕生したと考えてよいでしょう。

注目されるようになった経緯

注目されるようになった経緯

カスタマーサクセスが注目されるようになった背景はどのようなものだったのでしょう。
元々カスタマーサクセスはアメリカを中心に広がりました。欧米にとどまらず、日本国内へも広がりを見せています。現在、日本でのマーケティングモデルとしても重要視されはじめているのです。
注目されるようになった理由には、これら4つがあげられます。

  • 市場の成熟
  • サブスクリプション形態の広がり
  • CRM(顧客関係管理)ツールの普及
  • 他社サービスとの差別化の必要性

以下で詳しくみていきましょう。

市場の成熟

グローバル化が進み、経済の国際化も飛躍的に進化を遂げてきました。簡単に情報が手に入るようになり、世界中のどこでも同じような製品を作れるようになりました。どこで誰が作っても同じであれば、優位性が維持しづらくなることは明白です。
その結果、買い手側には多くの選択肢ができたものの、売り手側は競争が増え苦しい思いをすることになりました。なぜなら、新しいものが開発されてもすぐに真似されてしまい個々の差別化が難しくなったためです。だからこそ、販売した後まで続く能動的なサポートが重要となり、カスタマーサクセスという考え方に注目が集まるのでしょう。

サブスクリプション形態の広がり

世の中の品物に対する意識は所有から利用へと変わっています。売り切ることが原則であった従来のビジネスモデルは、決まった料金を支払って一定期間利用できるサブスクリプション型サービスへ変化しつつあります。
いかに解約をされずに継続利用してもらえるかが、サブスクリプション型ビジネスの重要なポイントとなるでしょう。
そこで近年、「The Model」という営業手法が注目されています。
営業活動を「マーケティング」「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」の4つの段階に分割し、質と密度をあげることで売上の増加を図り、成功したのです。
サブスクリプション型ビジネスへの移行、それに伴った営業形態の変化が、カスタマーサクセスに注目が集まる理由です。

CRM(顧客関係管理)ツールの普及

CRM(Customer Relationship Management)とは顧客関係管理と訳されます。「企業と顧客の関係性を管理」するマーケティングの考え方・手法です。
システム環境の向上により、この手法に用いるツール自体を指す言葉にも使われるようになりました。
「The Model」のような新しいビジネスモデルでは、どのような状態を成功とするのか、目標とする指標は何なのかをしっかりと落とし込んで活動をすることが大切なポイントです。
CRMという考え方は設定した指標を可視化し、営業活動の促進に寄与します。

CRMツールとは

CRMツールとは、顧客データを総合的に管理し分析・アプローチへとつなげる過程を、可視化し効率的に行うための機能を持つさまざまなツールの総称です。たとえば、営業支援ツールでは、顧客情報や取引内容などを営業チームで共有し可視化することで、担当以外でも顧客対応が可能となります。商談においてもスピーディーな提案ができるメリットもあります。
CRMツールは、企業活動の目的や活動内容にあわせて、クラウドサービスやツールを連携させることにより、企業独自の有効で効率的な顧客との関係性向上に役立てることができるでしょう。
代表的なCRMツールを以下でご紹介します。

Salesforce

営業支援ツールの代表といえるSalesforceでは、Sales Cloudを利用し徹底した顧客・取引先の管理により、顧客に合わせた支援を提供できます。豊富なデータの中から商談に合わせた情報を提供したり、モバイルCRMで外出先からもデータへのアクセスや更新ができたりと、スピーディーな顧客対応が可能となります。
毎日のタスクの合理化や自動化もでき、時間的余裕のできた担当は、顧客との関係性の構築に働けるようになるでしょう。

Senses

定着支援対策に有効なツールです。メールを一斉配信できる機能を持ち、メルマガなどで顧客の定着度に合わせたサポートが可能となります。自社のサービスや製品を使いはじめたばかりのお客さまとある程度使い続けているお客さまでは、提供すべきサービスや情報も異なります。それぞれのタイミングに合わせたサポートを行うことで、顧客の定着度を上げることができるでしょう。

Zoho CRM

データ活用の利便性が高いツールで、Webマーケティングで一連の業務の効率化がはかれます。SFA(営業支援システム)と連携してCRM(顧客関係管理)内に蓄積されたデータを、関連する活動ごとに紐づけて管理できるため、営業支援に活用したり、登録された顧客にアプローチできるマーケティング手法に活用できたりします。情報の自動集計やデータの可視化がリアルタイムに行える有効なMAツールといるでしょう。
上記で紹介したCRMツールの詳細は特徴の一部を抜粋したものです。

CRMとカスタマーサクセス

顧客に積極的にアプローチし自社のサービスや製品を継続的に利用してもらうために、CRMシステムは有効に働くでしょう。
CRMは効率的かつスピーディーにデータ処理を行うだけでなく、カスタマーサクセスにとって重要な顧客の動向や状態・環境や嗜好まで、膨大なデータから分析が可能となるからです。これにより的確なタイミング・手段でマネジメントができます。
CRMの普及がカスタマーサクセスの実現に大きく貢献しているといえるでしょう。

他社サービスとの差別化の必要性

豊かになった日本の社会にはモノがあふれ、さまざまなモノが手に入るようになりました。その結果、所有(物理的価値)から、所有することで得られる満足感や喜びといった経験(心理的価値)に魅力は変化し、新たな価値を見出しはじめています。グローバル化し成熟していく市場は競争が激化しています。勝ち抜く・生き残るためには、他社サービスとの差別化が必要不可欠です。
他社のサービスとの差別化を図るには、カスタマーサクセスにより把握した顧客情報からニーズの分析をおこない、顧客が抱えている自社製品利用に関する課題や不満を把握します。把握した内容から、一人ひとりに適したアドバイスや情報を提供することで、CX(Customer Experience/顧客体験)を高めます。最新のCRMから導き出した情報を元に、よりよいCXが提供できれば、利用の継続の可能性も高まるでしょう。

カスタマーサクセスの仕事内容とは

カスタマーサクセスの仕事内容とは

カスタマーサクセスの具体的な仕事内容をご存じでしょうか。カスタマーサクセスの仕事を進める上で以下4点の重要なポイントがあります。

  • 購入・導入の促進(オンボーディング)
  • 継続受注・定着支援
  • プラスアルファの利用を促す
  • 主なKPI(重要業績評価指標)

それぞれの詳細や果たすべき役割について、カスタマーサクセスを実際に導入した事例を交えて紹介します。

購入・導入の促進(オンボーディング)

カスタマーサービス最初の段階となる導入をオンボーディングと呼びます。オンボーディングとは、利用者になったばかりの顧客を、サービスや製品を使いこなせる状態にするまでのプロセスを示す言葉です。
船や飛行機に乗っているという意味の「on-board」から派生した言葉で、顧客を乗客員に見立て、共に船出するイメージを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
どのようなサービスや製品でも顧客によってはさまざまな障害が起こる可能性があります。そのような中、いかに使いやすいと顧客に感じてもらえるかが、利用開始後のスムーズな運用へとつながる大切な支援です。
まずは、顧客の規模・業務プロセスに応じた導入支援を考えることからスタートしましょう。購入前の顧客先へ足を運び説明会の開催や、数人のユーザを交えて勉強会をおこなうことで、早い段階から問題点を把握し、自社のサービスや製品の課題が取り除けるよう導入のサポートをしていきます。

継続利用・受注・定着支援

オンボーディング(導入)が済むと、今度は継続利用・受注のために、利用開始後のフォロー・定着支援(アダプション)がはじまります。
サービスや製品を利用する上で、わからないことや疑問に感じることがないかを顧客へこまめにヒアリングします。課題があるときは改善策を考え、顧客にフィードバックすることが重要です。
自社が提供するサービスや製品を利用して、顧客が仕事を受注できるようにサポートを行うと考えるとわかりやすいかもしれません。サービスや製品の使用が定着するように支援することが最重要課題です。

プラスアルファの利用を促す

とくにサブスクリプション型サービスの利用にあたっては、定着後サービスや製品を使い続けるなかで、不満の解消やさらなる利便性を求めることがあります。そこで重要なのがプラスアルファの提案です。現状維持には小さなきっかけ作りで気づきを与え続け、顧客が抱える不満やトラブル解決には、アップセル(上位のサービスに乗り換える)や、クロスセル(別のサービスの購入をすすめる)の提案を行うなど、より高度な利用の仕方を伝えるアプローチが必要です。
顧客がサービスや製品に魅力を感じ続けることが大切です。
長期にわたって継続利用を促すためには、顧客に寄り添い続け、理解しようとする姿勢を伝える必要があるでしょう。

主なKPI

KPI(重要業績評価指標)とは、設定した目標に対しどの程度達成まで進めているかの度合いを図るための指標を意味します。英語表記にすると「Key Performance Indicator」で、「重要経営指標」や「重要業績指標」などと訳されます。
大きな目標を達成するためには段階的に成功を重ねていくことが大切です。工程数に応じ、複数のKPIが設定されていることも珍しくありません。業界のちがいや、最終的な目標によってはKPIの種類が異なります。
カスタマーサクセスにおける主要KPIはいくつかありますが、ここでは以下の4つを説明します。

  • 解約率/継続率/離脱率
  • オンボーディング完了率
  • LTV(顧客生涯価値)
  • NPS®(顧客推奨度)

これらKPIの詳細について紹介していきましょう。

解約率/継続率/離脱率

カスタマーサクセスの指標として重要になるのは、解約率・継続率・離脱率です。
解約率(チャーンレート)はサブスクリプションモデルビジネスにおいて最も重要となります。この指標は事業や利益の拡大・縮小に大きな影響を及ぼします。
次に重要となるのは、継続率(リテンションレート)です。「既存顧客維持率」とも呼ばれており、契約数に対してどれだけ継続利用してもらえているかの割合を指します。カスタマーサクセスを導入するメリットとして、自社のサービス・製品の解約を予防したり、継続率を上げたりすることがあり、解約率同様に重要な指標として扱われています。
離脱率はいくつかの指標で用いられる言葉です。解約率と同じ意味をもつ「顧客離脱率」や「契約離脱率」などをはじめ、逆に顧客の成功体験から収益が増える逆離脱率(ネガティブチャーン)としても使われています。

オンボーディング完了率

優れたサービスや製品であればあるほどオンボーディングは重要なポイントであることを前述しました。オンボーディング完了率とは導入支援が完了した顧客の割合です。これが低いほどオンボーディングが進んでおらず、解約や離脱につながるため、重要な指標となります。
オンボーディング期間中の顧客は、サービスや製品に対する関心が高い時期であり、このタイミングで理解を深めて継続利用につなげられなければ、リカバリーは厳しくなります。オンボーディングはカスタマーサクセスにおいて、最も熟練した技術を必要とする施策実施期間といえるでしょう。

LTV(顧客生涯価値)

LTV(Life Time Value/ライフタイムバリュー)とは、1顧客が取引開始から終了までの間にどれだけの利益を企業にもたらすかを表した数値です。さまざまな事情やビジネスモデルによって異なりますが、単純な計算式にすると、顧客単価×平均利用期間となります。
サブスクリプション型のサービスが提供されていく上で、どうすれば顧客が長く利用してくれるかを追求する事は不可欠です。また、顧客との関係性向上の考え方であるCRMとLTVは相性の良い指標となります。カスタマーサクセスの仕事にはLTVの考え方・指標の導入が強く推奨されます。

NPS®(顧客推奨度)

NPS® (Net Promoter Score/ネット・プロモータースコア)とは、顧客推奨度を意味します。
NPS®は、2003年にコンサルティング会社「ベイン&カンパニー」が考案した指標です。これを使用すれば、顧客が企業やブランドに対してどれくらい愛着や信頼があるかを数値化できます。顧客に対して長くなりがちな質問調査をする必要がなくなるため、重宝されています。
シンプルな調査方法で顧客ロイヤルティを測定しますが、業績と強い相関関係が得られるため、KPIとしてカスタマーサクセスの切り札にもなるでしょう。
実施する簡単なアンケートは、各設問に対して0~10点の11段階で評価をしてもらうだけのシンプルなものです。

  • 推奨者(9~10点)
  • 中立者(8~7点)
  • 批判者(6~0点)

算出された結果を元に、上記3つの回答者ごとに顧客をグループにわけ、数値化したものがNPS®の指標となります。

注:NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。詳細はこちら

カスタマーサクセス事例

カスタマーサクセスについてさまざまな角度から紹介してきました。最後のまとめとして、実際のカスタマーサクセスの事例について紹介しましょう。Salesforce(セールスフォース)と呼ばれるツールがCRMを利用し、顧客企業のカスタマーサクセスの実現に成功した事例です。ぜひ参考にしてみてください。

SALESFORCE.COM:CRM

Salesforceを導入したのは、創業から業績を伸ばし続けているとある企業でした。
Salesforceというツールを導入したことで、各部署に分散し蓄積されたデータが、社内の誰もが共有できるようになりました。また担当者が変わっても速やかに見積もりの作成や管理ができるようになったのです。
導入前は、顧客情報の伝達が滞り、担当が変わるたびに仕様が違ったり、再確認したりが必要でした。現在では顧客ごとの見積書を作成しただけで、刷新されたデータが蓄積されます。その結果、社内の正確な情報を把握できるようになりました。
CRM機能がこの企業のニーズを的確に読み取ったわかりやすい事例ではないでしょうか。Salesforceを使い続けることで、膨大なデータが自動的に管理されていき、円滑な企業活動が望めるでしょう。 社員がすべてを共有でき、可視化され透明化された経営は、社員の向上心を引出すことに一役買っているようです。

まとめ

物質的に豊かになったことで、顧客は形あるモノへの欲求から、利用したいときに利用できるサービスや、体験への欲求に大きくかじを切ることとなりました。結果、サブスクリプションビジネスはさらに加熱していくことでしょう。周囲との差別化を図るために、カスタマーサクセスは今後欠かせない営業ツールとなっていくはずです。
さまざまなサービスや製品があふれかえるなか、顧客のニーズも多様化しています。新規顧客の獲得や契約離脱してしまった顧客を取り戻すことは難しいです。だからこそカスタマーサクセスを導入して、今までよりも深くまで顧客のことを理解する努力をしましょう。顧客の成長・成功を目指して、顧客目線に立った提案と課題解決が求められています。

最後のチェックポイント

  • カスタマーサクセスとは顧客の成功と成長を導き出すマーケティング概念
  • 顧客に対し「能動的」である点がカスタマーサポートとの違い
  • 顧客の成長や成功を導き出した上で、自社の収益の両立を目指すことがカスタマーサクセス
  • サブスクリプション形態の広がりがカスタマーサクセスを求める背景にある
  • 販売したサービス・製品を売りっぱなしにせず積極的にサポートをしていく
  • 顧客が成長・成功するために必要なニーズを的確に読み取ることがカスタマーサクセス成功の鍵
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プロジェクトマネージャーとは 資格試験情報や向いてる人は?役割や必要スキル。なるには?に答えます https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/project-manager/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/project-manager/#respond Fri, 03 Sep 2021 03:36:38 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=6621 はじめに

プロジェクトマネージャーとはどのような職務を行なうのでしょう。職種名が示しているように仕事の多くはマネジメントになります。本記事では、プロジェクトマネージャーの仕事内容や役割、求められるスキルなどから、プロジェクトマネージャーの将来性までを紹介します。

参考書籍もありますので、これからプロジェクトマネージャーを目指す方はぜひ参考にしてください。

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーの目標は、プロジェクトを成功まで導くことです。Web・IT業界ではPM(ピーエム)と呼ばれ、「project manager」の略称です。その単語のもつ意味の通り、プロジェクト(企画)をマネジメント(管理)する責任者のことです。
いつまでにどのレベルで完成させるのかについて、計画を立ててコントロールする役割を担います。

仕事内容から知ろう

プロジェクトマネージャーの仕事には、営業・管理職をはじめとする多種多様な役割があります。また、技術職であるシステムエンジニア(SE)を管理・監督する役割もあるため、その業務にも精通している必要があります。
プロジェクトマネージャーはオールラウンダーであることが求められるのです。

ここからは、プロジェクトマネージャーの仕事内容を知るため、代表的な4つの要素から紹介します。

プロジェクトの全体像を把握する

プロジェクトマネージャーは全体像を把握するため、プロジェクトの立ち上げ初期から参加します。準備段階から参加することで、プロジェクトのゴールが定まり、到達するための確然たる目標設定がおこなえます。

明確になった開発目的・予算・納期に対し、プロジェクトマネージャーは責任を負います。その後、システムの構造・機能に応じて予算・スケジュールの組み立て、開発メンバーの選定などをおこない、プロジェクトを遂行します。

プロジェクト進行中も目標設定に応じた軌道修正、トラブル対応などをおこない、全体の進行管理をします。プロジェクトマネージャーは常にプロジェクトの全体像を把握しておく必要があるのです。

チームメンバーの選抜から担当領域の指示

チームメンバーの選定はプロジェクトの全体像把握のために重要な仕事です。選抜の際には、そこで必要なスキルはなにか、どのような体制があると業務が進めやすいかなどを考えながらおこいます。

開発するシステムの構成要素に応じて、工数・人材の選定や人数の算出をし配置します。プロジェクト開始後はチームや個々人のフォロー、スケジュールやタスク管理をおこない、必要であればプロジェクトマネージャーが他部署と連携を取りプロジェクトのサポートをすることもあります。

プロジェクトの推進と管理

予算・スケジュールの管理、人材の調達・チームメンバーの選出、リソースの調整・調達をおこないます。また、情報の共有や調整をし、プロジェクトが円滑に進むように働きかけます。

具体的にはプロジェクトの目的や工程、スケジュールや納期などを共有します。突発的な変更が生じた場合には随時メンバーに伝え、進捗状況の管理・調整をする必要もあります。

プロジェクトマネージャーは、広く情報を把握するため外部セッションにも積極的に参加し、情報交換・収集をおこいます。

問題発見と迅速な解決

プロジェクト進行中は、突発的なトラブルやリスクの発生に懸念があります。そのためプロジェクトマネージャーはリスクの予見をおこなう必要があります。

プロジェクトのスムーズな推進のためにはトラブルを発生させないよう対策を打っておくことが大切です。

リスク発生の確率は、プロジェクトによって異なりますが、常にリスク発生の可能性を考慮し監視する必要があります。だからこそリスク管理は重要視されるのです。

現場サイドでの解決が困難な場合は、他部署との連携やクライアントとの交渉、開発部署への対応などをおこなう必要があります。これもプロジェクトマネージャーの重要な仕事です。

役割から知ろう

プロジェクトマネージャーという役職は、プロジェクト全体への重大な責任を負います。常にプロジェクト全体を見通した上で的確な意思決定を行ない、プロジェクトを完遂・成功まで導く重要な役割です。

プロジェクトマネージャーの仕事内容は多岐にわたり、すべてをこなすためには高いスキルや資質が求められます。

プロダクトマネージャー・プロジェクトリーダーとの違い

プロジェクトマネージャーは、プロダクトマネージャーやプロジェクトリーダーとよく混同されます。それぞれ目的や役割が違いますので、以下で詳しく解説します。

  • プロジェクトマネージャー
    「When(いつまで)」「How(どうやって作るのか)」を求められます。プロジェクトを完遂まで導くことがプロジェクトマネージャーの役割と責任です。
  • プロダクトマネージャー
    「What(何を作るのか)」「Why(なぜ作るのか)」を求められ、課題の発見と解決や価値創造に関して責任を持ちます。企業側の着地点をユーザー側に立ち、プロダクトという形にする役割です。
  • プロジェクトリーダー
    プロジェクトマネージャーの指示のもと、現場の担当領域での実務チームを管理する役割があります。プロジェクトマネージャーの補佐役として、現場での責任を持ちます。

求められるスキルから知ろう

プロジェクト全体の管理者として、さまざまな役割・仕事を担うプロジェクトマネージャーには、必要とされるスキルがいくつもあります。代表的なスキルは、以下の4つです。

  • リーダーシップスキル
  • マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル
  • アーキテクトスキル

これらについて、詳しく解説していきます。

リーダーシップスキル

どのようなプロジェクトにもリーダーは必要です。リーダーシップをとれる人材がいなければ、プロジェクトの遂行は困難を極めるでしょう。

リーダーシップにおいて重要とされているのは、指導力や統率力といった能力で、メンバーのコミットメントを引き出し、チームの統率・団結をはかるスキルです。

冷静かつ客観的な視点、確かな決断力や判断力、細やかな気配りでメンバーを気遣い適切なフォローができる事、などもリーダーの重要な資質ではないでしょうか。

プロジェクトマネージャーには、メンバーを惹きつけられる人間力とチームビルディング能力が不可欠となります。

マネジメントスキル

マネジメントスキルはリーダーシップと混同されがちですが、影響する対象が異なります。
リーダーシップが発揮されるのは人だけですが、マネジメントスキルはそれに加えて資材や製品、運転資金などのモノに対しても機能します。

マネジメントスキルに重要とされているのは以下の3つです。

  • アセスメントスキル(評価・査定)
    メンバーの能力を把握し、最大限のパフォーマンスを引き出すにはどうすればいいかを察知するスキルです。
  • アカウンタビリティスキル(説明責任)
    トラブルや変更などが起こった際、経緯や状況などについて詳しい説明を行ない、責任の所在を明らかにする事ができるスキルです。
  • コーチングスキル(指導)
    メンバーそれぞれに適した成長を促すフォローアップスキルです。メンバー自身が自分で考え、的確に指示を出す事が出来るように指導をおこなうスキルでもあります。

コミュニケーションスキル

社会生活にはコミュニケーションが必要不可欠です。そしてプロジェクトマネージャーの仕事は、上手にコミュニケーションをとる事が出来るかどうか?が大きく影響します。

コミュニケーションが上手く取れるとは、企画段階においてはクライアントのニーズを引き出す事に寄与します。プロジェクト進行中は、チームメンバーにクライアントの意図を浸透させることができます。

プロジェクトを推進・管理するための進捗管理や指導をおこなう上でも、コミュニケーションスキルは必須となるでしょう。

アーキテクトスキル

アーキテクト(architect)とは「構造」や「設計」などを意味します。Web・ITの現場では、高度な知識とスキルを兼ね備える「設計士」といった意味合いです。

プロジェクトマネージャーの仕事をこなすためにはシステムエンジニアの知識やスキルが必要ですが、加えてIT全般への幅広い知見をもつことも重要です。

それぞれの工程でどのような作業が行われているかを把握することで、プロジェクトの構築にも活かされるでしょう。

向いている人から知ろう

プロジェクトマネージャーは多くの知識・経験が必要となり、職種としても難易度の高いものです。

端的に言えばプロジェクトマネージャーに向いている人とは、納期までに定められた予算内でプロジェクトを完遂させられる人です。この評価基準を満たすためには多くのスキルが必要になります。

全体を把握・理解でき、的確に状況を分析・判断できる能力に加えて高い人間力が求められます。ITエンジニアとして培ってきた高いスキルや経験を活かした計画・実行力がある人材こそが、理想的なプロジェクトマネージャーだといえそうです。

プロジェクトマネージャーになるには

プロジェクトマネージャーになるには

プロジェクトマネージャーになるためにはどのようなキャリアを積めばいいのでしょう。キャリアアップとキャリアパスという2つの方法から解説します。

キャリアアップによる方法

プロジェクトマネージャーは求められるスキル・資質も実務経験も重要視される職種です。入社後すぐのような未経験者や年齢の若い人材は少数です。

システムエンジニアからのキャリアアップが一般的ですが、PG→SE→PL→PMという段階を踏んだ流れが多いため、ほとんどは30代以降のキャリアアップが主流です。

十分な経験を積んでいれば、いざという時に有利に事を運ぶ事が出来るでしょう。もちろん適正があれば20代でのプロジェクトマネージャー就任も可能です。

キャリアパスによる方法

プロジェクトマネージャーになるためには、ITエンジニアからスキルアップを重ねていくことが慣例でしたが、熟達プロセスのなかにエンジニアとしての部分的な仕事や、プロジェクトのサブリーダーの経験などがある、ITコンサルタントなどからのキャリアパスもあるようです。

プロジェクトマネージャーの課題解決力や交渉力、コミュニケーション能力・リーダーシップスキルなどは、コンサル業務でも欠くことはできません。

ITコンサルで培った知識や経験を活かせることや、モノづくりのプロセスに魅力を感じた人たちの新たなキャリアパスとして注目されはじめています。

資格・試験や本で学ぼう

資格・試験や本で学ぼう

プロジェクトマネージャーを目指す上で、何を学び、どの資格を取得するべきなのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。ここではオススメの資格や試験、書籍を紹介します。

プロジェクトマネージャー試験(PM)

プロジェクトマネジメントスキルの証明ともなる、プロジェクトマネージャー試験(Project Manager Examination/略号PM/略称プロマネ)は、人気の資格試験であるとともに、高難易度であることも知られています。

情報処理技術者試験の中でも難易度MAXとも言われ、その合格率は例年およそ13%程度を推移しています。

おすすめ読本・参考書

プロジェクトマネージャーを目指す人に向けた、資格や試験に関するオススメの書籍を3冊紹介します。ぜひ参考にしてください。

「プロジェクトマネジメント」実践講座 単行本 – 2017/1/29 伊藤 大輔 (著)

「プロジェクトマネジメント」実践講座 単行本 – 2017/1/29 伊藤 大輔 (著)の書影

プロジェクトマネジメントの基本を学ぶ上で一度は手にしたい1冊です。心得や方法論のみならず、理解・実践するための情報、資料が網羅されています。
これからプロジェクトマネージャーを目指す人に向け、3つの視点「目標設定」「計画」「実行」を、わかりやすく豊富な図解で解説しています。

PMP試験合格虎の巻 第6版対応 単行本(ソフトカバー) – 2020/12/3  落合 和雄 (著), 庄司 敏浩 (著)

PMP試験合格虎の巻 第6版対応 単行本(ソフトカバー) – 2020/12/3  落合 和雄 (著), 庄司 敏浩 (著)の書影

プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル試験(PMP)の対策本として外せないまさに「合格虎の巻」的な問題集です。
全体像を学び、復習しながら問題演習→模擬試験と進めていくことができます。記憶の定着化や苦手部分のチェックが可能な参考書です。

図解 これ以上やさしく書けない プロジェクトマネジメントのトリセツ (Panda Publishing) Kindle版 西村克己 (著)

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マネジメントやビジネス関連書籍を多数手掛けた経営コンサルタントのカリスマ・西村克己氏による、初心者のための「プロジェクトマネジメント入門」決定版です。
丁寧で細やかな解説であるにもかかわらず情報量が多すぎないため、わかりやすいことに定評があります。

プロジェクトマネジメントに対する知識がゼロでもこの1冊を読めば「失敗しないプロジェクトの進め方」が理解できる必読の1冊です。

プロジェクトマネージャーの将来性

プロジェクトマネージャーの将来性

プロジェクトマネージャーへのキャリアアップやキャリアパスを考えるとき、その将来性が気になるのではないでしょうか。
プロジェクトマネージャーの市場価値はどうなっていくのか。転職には有利なのか不利なのか。気になる部分を解説します。

プロジェクトマネージャーの市場価値は高まる

結論から言いますと、プロジェクトマネージャーの市場価値は高くなっていくでしょう。
システム開発やITコンサルティングサービスを事業としている会社は、常に優秀なプロジェクトマネージャーを求めています。プロジェクトマネージャーの力量次第で成功が左右されると言っても過言ではないからです。

しかし慢性的な人材不足が嘆かれるWeb・IT業界では当然プロジェクトマネージャーも不足しています。いくら求人を出しても応募してくれる人が少ないのです。結果、プロジェクトマネージャーの市場価値は高まります。

転職も有利

プロジェクトマネージャーの求人は増加傾向にあります。しかし、先にもお話したように、多くの企業が優秀なプロジェクトマネージャーを求めているにもかかわらず人材不足でなり手が少ない状況です。

近年、企業に属しているプロジェクトマネージャーのみならず、フリーランスのプロジェクトマネージャーもいます。優秀であればフリーランスでも多くの企業から依頼を受け、さまざまなプロジェクトに参加できる可能性があります。

雇用形態にかかわらず、プロジェクトマネージャーとしての豊富な経験は転職にも有利に働くでしょう。

まとめ

プロジェクトマネージャーは、責任も大きく仕事内容も複雑多岐にわたる大変な職種です。
しかし、責任が大きい分、プロジェクト完成時には大きなやりがいと達成感を得られる職種でもあります。将来性があり需要が高い点なども魅力で、これからプロジェクトマネージャーを目指す理由にもなるでしょう。

今回の記事を参考にして、プロジェクトマネージャーについての理解を深め、魅力を感じられたら、ぜひ挑戦してみてください。

最後のチェックポイント

  • プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの全体像を把握し推進・管理業務を行う役職
  • プロジェクトマネージャーとして求められるスキルは多い
  • プロジェクトマネージャーになるにはエンジニアからのキャリアアップが一般的だが、キャリアパスも増加しつつある
  • プロジェクトマネージャーは大変な職種だが、需要や将来性が高くやりがいもあり魅力的
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営業とはどんな仕事?営業職の定義と種類をわかりやすく紹介 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about-sales/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/about-sales/#respond Wed, 21 Oct 2020 00:19:36 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=4152 はじめに

多くの企業で設けられている「営業職」。営業の仕事といえば、商品やサービスを販売するというイメージも強そうですが、他にもさまざまな仕事があります。今回は営業職を目指す人にむけた、営業職の仕事内容や仕事の流れを紹介します。

営業とはどんな仕事?定義は?

営業とはどんな仕事?

営業とはどのような仕事をするのか。商品やサービスを売り込むことが基本となる営業の仕事ですが、一体どのような業務が行われているのでしょう。また、何かを売るという点で似ていると考えられる、販売職と営業職の違いについても気になるところです。

  • 営業の定義
  • 営業と販売の違い
  • コンサルディング営業

ここではこれら3つのテーマを元に、営業の仕事についてお話していきます。

営業の定義とは何か

営業という仕事の定義は、会社に利益をあげることです。

会社の利益を上げるために、自社で提供するサービスや製造している商品を販売したり、クライアントが求めている情報などを提供したりして、契約を結ぶことが営業職のメインの仕事です。

利益を上げるために、どのような企業に出向き、どのようなアプローチで営業をかけるのか。売り込みをするだけではなく、売るためのリサーチや企画作成なども営業が一手に引き受けます。

さらにはクライアントへのアポイントを取るなどのスケジュール調整、人間関係を円滑にするための交際など、かなりマルチタスクに活動します。

営業と販売の違いは?

製品やサービス、情報などを「販売」するというイメージから、営業職と販売職は似ている、同じような仕事ではないかと考える人もいます。しかし多くの企業で営業職と販売職の部署が分けられている点から、似て非なる職種であることが見えてきます。

営業と販売。ふたつの大きな違いは顧客に対する接し方です。営業は商品などを「売り込む」ことがメインで、販売は買いたいと考えている人に「対応する」ことがメインになります。

この違いには同じ物を売る仕事でも、顧客の「購買意欲」が異なるところにポイントがあります。購入したいと検討しているレベルなのか、購入することを目的としているのかと考えればイメージしやすくなることでしょう。

コンサルティング営業とは?

通常の営業職とコンサルティング営業は何が異なるのでしょう。通常の営業でもコンサルティング営業でも、自社に利益をあげるというゴール地点は共通しています。

通常の営業の場合、自社製品やサービスを販売すれば一旦ゴールを迎えますが、コンサルティング営業の場合はゴールが少し異なります。顧客が抱えている問題解決や目的・目標をクリアするために、自社・他社に関わらず適切な製品やサービスを用い、顧客が抱えている問題を解決することがコンサルティング営業のゴール地点なのです。

もう少しわかりやすく説明すると、自社製品やサービスを売り込むことが「販売」なのか「手段」なのかが、2つの異なる部分です。

営業の仕事内容と流れ

営業の仕事内容と流れ

営業の仕事についてわかってきたところで、営業の仕事内容や仕事の流れを見てみましょう。自社製品やサービスを売り込むことだけが仕事ではなく、さまざまな業務の上で営業の仕事が成り立っていることをぜひ知っておいてください。

アプローチ先の検討・決定

営業の最初の仕事は、製品やサービスを売り込むためのアプローチ先の検討をおこなうことです。アプローチ先が決まれば、今度はどのような営業をおこなうかも検討し決めていきます。同じ製品やサービスを売り込むにしても、顧客ごとに求められることや、問題・課題が微妙に異なるからです。

無計画にいきあたりばったりの営業をしていては、無駄足を踏んでしまいかねません。仕事の効率を下げてしまわないように計画を立て、効率よく仕事をすることが重要になります。

顧客の抱える問題や課題に対し、自社製品やサービスが解決方法になるかどうかがアプローチ先を決めるポイントとなるでしょう。

営業活動・商談・見積もり

営業先も決まりアポイントが取れたら、次は実際に商品やサービスを売るための商談に入ります。このとき必要になるのは、商品やサービスに関する資料や見積書です。

どれほど素晴らしいものでも、中身がわからなければ必要かどうかがわかりません。またどれほど素晴らしい製品やサービスでも、予算の折り合いがつかないものを購入することは難しいでしょう。だからといって営業する側も、採算度外視で販売することもできません。

営業は顧客の話にしっかりと耳を傾けて、何が求められているのかや、顧客が抱えている課題や問題・予算などを見極めながら、両者の考えをすり合わせていきます。

受注・手配

顧客とのすり合わせが滞りなく完了し、商品やサービスの受注が完了したからといって、営業の仕事はそこで終わるわけではありません。

顧客の希望を確認しながら、製品やサービスをどのように手配するかも営業の大切な役割です。売ったら終わりではなく、これからも継続して取引ができるようにするためにも、顧客へのサポートやコミュニケーションが必須となります。

関連する部署などがあれば、連携を取りながらできるだけ顧客の希望に沿ったスケジュール調整をおこなうことも、営業に課せられる仕事です。

納品・請求

受注後、営業は問題なく製品やサービスが納品されたかどうか確認をおこない、トラブルがあれば速やかに各所に確認を取ったり対応したりする仕事もあります。納品が済んだからといっても油断はできません。

納品完了が確認できれば、請求書を作成し、顧客との契約通りに請求業務をおこないます。

契約時に顧客と請求のタイミングや請求方法、支払期日・支払い方法などを確認しておくことも営業の仕事です。加えてきちんと期日までに入金されているかどうかを把握しておくことも、営業の業務だと考えておいてください。

アフターフォロー

一連の業務が終了すると営業の役割は一段落します。しかしそこで仕事が終わるわけではなく、顧客へのアフターフォローも、営業が担う重要な業務です。

商品やサービスを提供したあとも、不具合やトラブルがあれば迅速に対応していきます。アフターフォローをいかに迅速に丁寧にできるかで、顧客との今後の信頼関係も変化していくでしょう。

顧客との関係性が優良であれば、新たな製品やサービスの営業もしやすくなりますので、アフターフォローにも力を入れていく必要があります。

営業職の種類

営業職にはいくつかの種類が存在します。顧客の特性や売り込む製品・サービスによって営業の形は変化するため、細分化されていきます。

  • 法人営業
  • 個人営業
  • 新規営業
  • ルート営業
  • 内勤営業(インサイドセールス)
  • 外勤営業(アウトサイドセールス)

さまざまな営業の種類の中から、今回は上記6つの営業について紹介します。

法人営業(BtoBビジネス)

企業などの法人に対して営業活動をおこなう「法人営業」は、企業との取引となるため、取り扱う製品やサービスの規模が大きくなったり、契約金額などが高額になったりすることは珍しくありません。

企業側を納得させる理論的な営業が法人営業の要となります。企業の抱える問題や課題は規模が大きいことも珍しくないため、理論的かつ合理的なアプローチが営業時の肝となるでしょう。

根拠のあるアプローチをおこなうためには、リサーチ力やプレゼンスキルが問われるでしょう。もちろんプレゼンなどに関する資料作成も重要な要素となります。マーケティングやデータ収集を丁寧におこない、企業にあった営業活動で、問題解決へのサポートをしていきます。

個人営業(BtoCビジネス)

対個人に営業を行う「個人営業」の場合、営業をおこなう相手が直接購入する相手となります。そのため担当者と決済者が異なるケースの多い対企業よりも、顧客と近い距離でスムーズに営業活動をおこなえるでしょう。うまく行けば、営業に行ったその日に契約が成立することもあるかもしれません。

業務の進め方は、取り扱う製品やサービスによって異なり、法人営業と同じく電話でのアポイント取りや飛び込みの営業で訪問するケースもあります。購買意欲をもって店舗に来店された顧客に対し営業活動をおこなう場合も出てきます。後者は不動産や金融商品などをイメージするといいでしょう。

新規営業

新規営業とは言葉の見た目通り、まったく取引を行ったことがない企業や顧客への営業活動をおこなうスタイルの営業方法です。取引の前例がないため、まずはアポイントを取るところから業務はスタートします。このアポイント取りが、新規営業の第一の難関となるでしょう。

新規営業の多くは、リサーチをした企業へ電話でアポイントを取ったり、直接訪問(飛び込み営業)したりしながら、新規の顧客を開拓していきます。

営業をかける顧客・企業については、事前に入念なリサーチとアプローチに対する会議などをおこなって決定していく場合と、とくに決まりを作らずに決められたエリア内でローラー作戦のように電話や訪問をおこなうなど、営業のやり方はさまざまです。

ルート営業

ルート営業は、すでに顧客との取引実績のあることが前提となります。消耗品のように繰り返し発注されるような製品や、季節で変動するもの、定期的に交換する必要がある製品などを主に取り扱うケースが多いでしょう。

すでに顧客との関係性が確立していることから、新規営業よりも楽なイメージをもつかもしれません。しかしすでに関係性が成立しているからこそ、関係性を維持するための努力も必要です。常に顧客の状態を把握し、何かあれば素早くフォローできる体制を作っておかなくてはなりません。

内勤営業(インサイドセールス)

営業職といえば、自社の製品やサービスを売り込むために企業や顧客のもとへ出向くイメージがあるかもしれません。ですが営業職の中には、「内勤」という言葉のつく営業もあります。

内勤営業は「内勤」という言葉どおりの意味をもっており、社外に出ることはなく社内で営業の仕事をおこないます。架電によるテレアポやメールによるアポイントなどになります。時にはMA(マーケティングオートメーション)の一環として見込み客の育成を行うこともあります。

内勤営業の取り扱う商品や職種をわかりやすく説明すると、不動産業や銀行・証券会社などの金融業がイメージしやすいでしょうか。ブライダル業界や旅行業界なども同じく、社内に居ながら自社の製品やサービスを来店した顧客に売り込むため、内勤営業と呼ばれています。

来店する顧客をカウンター越しに営業活動することから、「カウンターセールス」と呼ばることもあるようです。

外勤営業(アウトサイドセールス)

外勤営業は、自社の製品やサービスを売り込むために企業や顧客のもとへ出向く、いわゆる外回りとも呼ばれています。昔ながらの営業のイメージはこれに当たると思います。

外勤営業は先に述べたルート営業として取引先を回ることもあれば、新規営業として飛び込みのセールスをすることもあります。外回りというくらいですから長距離を移動することもあり、体力が必要になりますが、デスクワークで社内に籠るよりも体を動かす方が好きな人には向いている職種になります。

ちなみに、ローラー作戦といった地域の端から端までをくまなく飛び込みで営業するという会社もあります。一方、SalesforceなどのCRMツールを導入している会社では、顧客の情報をタイムリーに取得できるため、内勤営業と連携して外勤営業にホットな情報を共有し外回りの商談に活かすなど、手当たり次第の飛び込み営業をするよりも効率的に営業活動を行っている会社もあります。

業種別による営業の種類

営業は業種によっても様々な種類があります。その中から4つの業種の営業について簡単に紹介します。

メーカー営業

メーカー営業は自社で作られた製品を売ることが仕事になります。主にBtoBのビジネスであり、得意先も法人が多い傾向にあります。メーカーはBtoCでは?と思う方もいるかもしれませんが、メーカーが直接消費者に販売することは稀で基本はメーカーから小売店や卸問屋に製品を卸すことが主流になります。例えば、食品メーカーがスーパーやコンビニに卸すようなことです。そのため、メーカー営業は新規営業とルート営業を行います。

商社営業

商社営業はメーカーの作った製品を仕入れて販売することが仕事になります。例えば、消費財メーカーが全ての小売店と直接やり取りをして製品を卸していたら手間とコストがとてもかかりますし、新規開拓するのにも膨大な時間と労力をかけることになります。そのため、多くのメーカーは商社に手数料を支払い製品の販売と原材料の調達をお願いしています。商社営業は、様々な製品を扱いますので幅広い販売網や原材料調達のネットワークを持っています。

不動産営業

不動産営業は、一般的なイメージとして、マンション、アパート、戸建てなどの不動産を個人や法人に販売したり賃貸契約をしたりすることが主な仕事になりますが、その内容は様々です。例えば、不動産販売会社の営業では、マンションや戸建てなどの新築物件を販売する仕事になります。不動産賃貸会社の営業では、住宅を貸したい人と借りたい人の仲介をする仕事になります。リフォーム会社の営業では、お住まいの物件の修繕を行う仕事になります。

OEM営業

OEM営業のOEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略称です。馴染みのない言葉ですが、他社のブランド製品を製造することです。例えば、海外ブランドの服やコンビニなどに並ぶプライベートブランド、スマートフォンなどがOEMの代表例になります。そのため、OEM営業は需要のありそうなブランドの会社に営業をし、製造を請負います。時にはクライアントと共にキャラクターデザインやグッズの方向性を考えるなど、クリエイティブな面もあります。

特殊な営業職の種類

営業は製品やサービスを売るために、営業活動を行うイメージが強いですが、そのほかのものを売る営業もありますので、そういった営業の仕事を2つ紹介します。

広告営業

広告営業はアカウントプランナーと名刺に記載されていることもあります。メディア(媒体)の掲載枠を、クライアントに売る仕事になります。そのため、自社のメディア(オウンドメディア)を売るために営業活動をする場合と、代理店として他社のメディアをクライアントに売る場合とがあります。

クライアントの商品やサービス情報をメディアに掲載することで認知度や売上のアップを狙います。広告営業は商品やサービスの魅力を理解し、ターゲットとマッチングさせる「場」としてメディアを選定します。メディアは新聞、雑誌、テレビ、ラジオといったマスメディアやインターネット、SNS、看板、交通機関などが挙げられます。

広告営業は様々なメディアを扱うことになりますので、どのメディアが最適なのか常に時代の流行にアンテナを張る必要があります。また、代理店の場合は様々なメデイア関係者とつながりを持てる社交性も必要です。その上で、クライアントの商品やサービスとターゲットをマッチングできる考察力・分析力も求められます。こういったことをやりがいと感じられる人は向いているかもしれません。

SES営業

SES営業のSESとは「System Engineering Service」の略称です。SES営業は、SE(システムエンジニア)、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアといったインフラエンジニア、WEBエンジニアなどのITエンジニアをクライアントに提供する仕事になります。

SES営業は、クライアントの不足している人材を提供するサービスを営業活動しています。そのため、派遣営業と似ていますがSESは準委任契約という契約形態で成果物ではなく労働時間による報酬になるため厳密には派遣とは異なります。

経済産業省が発表したDXレポートでは、IT関連のエンジニアが大幅に不足すると予想されています。それを裏付けるようにITエンジニア不足に悩む企業は多くあります。そのため、SESの需要は今後もまだまだ伸びていくと予想されます。

SES営業は人材を扱う仕事のため、コミュニケーション能力はもちろん、多少精神的にもタフな人が向いていると思われます。

SES営業の仕事に興味のある方はこちらの社員インタビューも参考にどうぞ。

営業職はきつい?女性も多い?向いている人とは

営業職は「きつい」や「男性が多い」というイメージがありますが、最近では、働き方改革もありワークライフバランスを実現している人もいますし、多くの女性も活躍されています。そんな営業職に向いている人の特徴をまとめます。

コミュニケーション能力

営業職の基本能力として必須なのがコミュニケーション能力です。基本的には営業の仕事は対話がメインになりますので、そこでの会話の内容や対応がその商談の勝敗を左右します。そのため、相手の欲しい情報を把握し、それをわかりやすく、正確に伝え、相手がその情報を正しく認識できるための「伝える力」がコミュニケーション能力になります。

ちなみに、コミュニケーション能力の中には調整力も含まれます。営業は様々なステークホルダーと対話をして仕事を進行していくこともあります。その際に関係各所の調整を行うことも営業の大切な仕事になるからです。

ヒアリング力&分析力

コミュニケーション能力を最大限に伸ばすために必要なのがヒアリング力と分析力です。ヒアリング力はただ聞くだけではなく課題を抽出する又は発見できる力です。そしてその課題を抽出し、解決に至るまでに必要なのが分析力になります。

分析力には、ロジカルシンキングが必須です。定性的な判断だけでなく定量的なデータを元に課題を抽出し、課題解決の道筋又はそのエビデンスとして論述できる必要があるからです。

印象力&信頼力

これまでに述べたコミュニケーション力、ヒアリング力や分析力を持っている方はすでに営業職に向いていると言っても過言ではありません。ただ、よりそれらを活かすためには印象力と信頼力が必要です。極端なことを言うと、コミュニケーション力、ヒアリング力&分析力に自信がない方でもこの印象力と信頼力があればそれだけで営業職に向いていると言えます。

印象力は見た目や動作、言葉遣いなどからの印象になります。第一印象は対話の最初の関門です。第一印象で好感を持たれるとその後の商談成約率もアップしますので、とても大切になります。そして、製品もしくはサービスを購入するには信頼を得ることが重要です。そのため、営業は顧客との対話を重ねる中でこの信頼を高めることが必須になります。

ちなみにこれらはその人の見た目や話し方、所作、性格などからの印象により形成されていくもので「人間力」と称されることもあります。結局営業は対話が基本になりますのでその人の人柄も重要になります。

営業職は複数の種類があり分類の切り口もさまざまであることを見てきました。情報収集をした上で「やっぱり営業職には向いていない」と感じた方はこちらの記事も参考にどうぞ。記事を読むことで営業職からIT業界へのキャリアチェンジを考えてみてはいかがでしょう。

まとめ

営業職といっても、いくつかの種類に分けられており、それぞれに営業スタイルが異なります。根本的なゴールは、「会社に利益をもたらすために営業活動をおこなうこと」に変わりはありません。顧客へのアプローチのやり方や考え方などが異なるだけです。

それぞれの営業種類によって、求められるスキルなども異なります。しかしどの営業分野でも、顧客の話をしっかり聞き、適切な製品やサービスが提供できるよう務めることを怠らなければ、基本的には問題ありません。

未経験者でも経験者でも、経験を積みながら成長できる営業職。もし興味があればこの記事を参考に、転職・就職への選択肢にいれてみてはいかがでしょう。

最後のチェックポイント

  • 営業職にはさまざまな種類がある
  • 顧客の特性や扱う製品などによって営業の形は変化する
  • 営業職と販売職は似ているが、顧客の購買意欲が異なる
  • 製品やサービスを売り込むだけが営業の仕事ではない
  • 顧客の選び方やアプローチの仕方を考えることからスタート
  • 資料作成やプレゼン能力の高さも売上アップにつながる
  • アフターフォローなど納品後の業務も重要
  • 未経験者でも挑戦できる点が営業職の魅力
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ウェブ解析士とは?資格試験の種類やメリットをウェブ解析士マスターが徹底解説 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/web-analytics-consultant/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/web-analytics-consultant/#respond Thu, 20 Aug 2020 04:05:52 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=3658 はじめに

ウェブマーケティングを体系的に学ぶ上で「ウェブ解析士」という資格取得が近道です。本日は「ウェブ解析士」で最も難関な資格、ウェブ解析士マスター保持者でもある河原 光喜が「ウェブ解析士」についてご紹介します。

ウェブ解析士とは

ウェブ解析士とは

ウェブ解析士とは『「ウェブ解析」について、「体系的に学べる環境」「スキルの評価基準」を設け、必要な能力や知識を身につけられる資格』(公式サイトより引用)になります。

具体的には「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3つの資格で構成され、コンピューター試験の他、レポート作成や分析課題など実務課題の評価で合否が決まります。 特徴として、試験課題の中で実際にレポートを作成して評価を受ける点に特徴があると言えます。

ウェブ解析士

ウェブ解析士

ウェブ解析やウェブマーケティングの基礎知識を習得するための資格です。共通の用語認識があることで業務の遂行や効率向上が可能になります。

試験概要

学習内容ウェブ解析に関する基本的な用語と計算方法
アナリティクスツールを使い、報告書が書けるようになる
メイン受講層ウェブのディレクター、マーケター、広告プランナー・セールス
標準勉強時間20時間
テキストを基に勉強を行い、勉強時間は約2週間が目安
受験料試験 17,600円(税込)
講座 11,000円(税込)
取得の流れ
①試験申込後、主催者と連絡をやり取り(入金対応や各種連絡など)
②試験当日、インターネットにつながるPCを用いて受験
③試験合格後2週間以内にGoogle Analyticsを用いた分析レポートを作成・提出
④試験結果および分析レポートの採点結果にて、合否判定
(ウェブ解析士資格取得の流れ)
備考 自習による学習が難しい場合は事前に講座を受講して、講師から教わることも可能
試験はテキストの参照が可能で、自宅でオンライン受験が可能

上級ウェブ解析士

上級ウェブ解析士

ウェブ解析やウェブマーケティングの知識を応用して、施策立案や提案スキル向上を目指します。正しく施策立案や提案が行えることで、事業の成果を上げることができます。

試験概要

学習内容ウェブサイトの全体構成を理解し、基準値と比較しながら課題点を明らかにできる
フレームワークを活用し、施策を立案。KPIの設計ができるようになる
メイン受講層ウェブ解析士の受講層に加え、コンサルタントや経営企画に近い業務を行う方
標準勉強時間40時間
ウェブ解析士の資格を持っていることが受講条件
提供される教材を基に学習を行い、勉強時間は約1.5ヶ月が目安
受講料88,000円(税込)
取得の流れ
①講座申込後、主催者と連絡をやり取り(入金対応や各種連絡など)
②主催者よりオンライン教材の提供・事前学習および事前課題の作成・提出
③講座Day1受講
④中間課題の作成・提出
⑤講座Day2受講
⑥修了課題の作成・提出
(上級ウェブ解析士資格取得の流れ)
備考同じ受講生同士で連携を取り合い、課題に対応することが推奨される
学習内容は事前にオンラインで教材などが共有される
講座では質疑応答や、同じ受講生とのディベート課題などがある

ウェブ解析士マスター

ウェブ解析士マスター

ウェブ解析士講座の講師として、教育や技術の指導を行えることを目指します。マスターからの教育研修を通じて、組織全体の能力底上げが行えるようになります。

試験概要

学習内容各講座の内容を習得し、分かりやすく教えることができる
受講生のお手本となるべき分析対応およびレポーティングができる
メイン受講層インストラクターとして活躍したい方
標準勉強時間100時間
上級ウェブ解析士の資格を持っていることが受講条件になる
提供される教材を基に学習を行い、取得まで約3ヶ月が目安
受講料330,000円(税込)
取得の流れ※課題や流れに都度変更があるため要確認
例としては
・4~5回程度の講座を受講する
・レポート作成の課題
・講座のロールプレイング試験
・オリジナルの有料セミナーを開催
・講座の開催           など
備考 上級試験以上に受講者同士や講師との連携が重要になります。
学習というよりも、与えられた課題に対しての取り組みや対応に重点がおかれ、講師候補生として経験を積むイメージです。

資格に関するTIPS

資格に関するTIPS

資格取得のメリット

ウェブ解析士資格取得のメリットは「総合的な内容が体系的に学べる」、「課題対応により実務に即した体験ができる」の2点が大きく挙げられます。

ウェブマーケティングに関わるスキルは、プログラム言語やサーバー知識と違い、経験的な影響が大きいスキルになります。そのため、自身の経験以外に学ぶ機会が少なく、全体を把握することが中々ありません。ウェブ解析士試験はウェブマーケティングに関わる内容を体系的にまとめられており、全体感を把握することが可能となります。

また、ウェブ解析士試験ではレポート作成などの課題があり、実際のツールやデータに触れることができます。未経験の内容について、実務に近い対応の経験を積むことができ、かつ一定の能力があると認定を受けられます。

全体感を把握して経験を積むことで、施策立案の選択肢を一通り揃えることが可能となり、マーケターとして上流工程に関わりたい方のアピールポイントとなるでしょう。

どこまで取得するのがオススメか

施策立案を行いたい方は上級ウェブ解析士まで取得すると良いでしょう。

上級ウェブ解析士ではコンサルティングスキルの習得・経験がメインとなっています。計画立案や顧客提案といった分野に活用ができるため、売上に直結する重要なスキルとなります。

委員会制度・分科会制度

ウェブ解析士が他の資格と大きく違う点の1つに、会員同士の縦横の繋がりの強さが挙げられます。

上級以上の試験で受講者同士の連携が推奨されているように、主にFacebookやLINEなどを用いて連絡を取り合い課題対応をします。その流れの延長上として、業務上困ったことなどがある場合に連絡を取りあったり、グループに質問を投げてやり取りをしたりする文化があります。そしてそれらは、有料・無料の勉強会やセミナー、マスターが絡むことでカリキュラムの検討やテキストの編纂の委員会・分科会という形になって、組織運用の原動力となっています。

メリットは、多くの実績を挙げてきた方々の経験や、対応時のポイント・コツなどが効率的に学習できる点です。例えば筆者であれば、モール出店時の考え方のレクチャーを受ける、テレビ出演時の公式サイトのリアルタイムアクセス数の変化を見せてもらう、実際にコンサルティングを行う現場に立ち会わせてもらう、などの貴重な経験をさせて頂きました。 所属会社以外の、仕事に関わる仲間作りの場としても役立つでしょう。

企業研修・大学講義としての講座開催

学び方として、個々人で学んで受講するだけではなく、企業研修や大学の講義として講座を開催することが可能です。

価格は通常の定価が標準となりますが、法人会員価格や学割なども存在しており、通常の個人で受講するよりもお得な料金体系となります。講座開催にあたっては、ウェブ解析士マスターの個々人との交渉次第です。協会サイトの解析士名簿からマスターを選択し、個別に連絡を行って開催を検討してもらう流れになります。

まとめ

ウェブマーケティングは非常に変化の早い業界です。自身の経験だけではすぐに時代に追いつけなくなってしまいますので、ウェブ解析士の勉強を通じて体系的に学びつつ、コミュニティーを通じて色んな方の経験を吸収してみてください。

資格取得・企業研修の相談をする

本記事の作成したのは、以下のリンク先のウェブ解析士マスターとなります。

この記事を書きました!
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株式会社セラク 河原 光喜
ウェブ解析士マスター
お問い合わせはこちらから> 「テクテクノート」を添えてご連絡いただくことで、講座内容のカスタムや企業研修などのご相談を受けますのでぜひご連絡ください
プロフィール・経歴

学卒後、信用調査会社に就職。
調査員として約700社の企業様を担当。
マーケティング施策が得意で、担当の広告商品の売上を前年比160%に伸長させた他、データベース商品の売上を前年比1億円以上増加させた。
IT業界に入り、本格的にウェブマーケティングについて学ぶ。体系的に理解することで施策の選択肢の幅が広がり、Web解析士としても講座開催するなど活躍の場を広げている。

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突撃Q&A!現役エンジニアに聞くバックエンドエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/backend-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/backend-engineer-qa/#respond Fri, 29 May 2020 01:42:02 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2734 はじめに

IT企業で働く複数名のバックエンドエンジニアにアンケートを実施しました。これを読めば「バックエンドエンジニアとして働くイメージ」を もっとリアルに想像できるかもしれません。

バックエンドエンジニア社員に聞いてみた!

バックエンドエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

バックエンドエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

PHP Node.js Python Ruby Java フレームワーク SQL Web3層構成

難易度の高いJavaを最初に勉強すると、他の言語の学習がスムーズになっていいですよ!  

サーバへの使用言語のミドルウェアのインストールや、データベースのテーブルのテーブル設計/構築なども業務範囲となる場合も多いので、OSへの開発言語のインストールや設定やwebサーバを立ち上げるための設定方法、データベース操作のSQLなどを勉強しておくと役立つと思います。

Web3層構成など、Webの全体構造の理解をしておかないと、いくらプログラミング言語を学んでもそれが何の意味・役割があるのかイメージがつかない、との声もありました。中~大規模の開発はJavaが使われることが多く、それだけニーズが高いのでバックエンド開発の案件に参画しやすいようです。言語の基本構文を理解した後は、JavaであればSpringFrameworkといったフレームワークも併せて学習するとより理解が深まるそうです。

バックエンドエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

バックエンドエンジニアのキャリアパス
バックエンドエンジニアのキャリアパス

完全に未経験者の場合、システム開発の前段階としてまずは何らかのIT関連業務に携わりながら、資格取得を進めていくパターンが多いです。そしてテストや開発支援業務を経て、バックエンド開発に携わっていきます。

キャリアパスとしては多くの可能性がひらけている職種でもあるので、自分の興味や適性に合わせてスキルを高めていくとよいでしょう。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

基本的には土日は休みです。残業については、私は月平均で12時間ぐらいです。ただし、プロジェクトの時期や状況によって(例えば納期が迫っているのに進捗が進んでいない等)残業が増えたり、土日に出勤する必要があるケースはまれにあります。しかし最近では36協定が遵守されているので、休日出勤した分は必ず代休や振休を取得できています。

休みは問題なくとれます。残業はほとんどなく、あったとしても1~2時間です。ただ、システムが稼働していない夜間や休日にリリース対応を行うこともありますので、その場合は夜勤や休日出勤が発生する事もあります。もちろん代休などの取得が可能です。

基本的に土日休みで残業もほとんどない印象ですね。まれに土日出勤するケースもあるようですが、必ず代休を取得できるので安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

IT未経験だったので、まずは基本となるIT全般の知識の研修を受講しました。
・IT基礎資格の取得
・Office研修
・プログラミング研修
・ソフトウェアテスト研修
・WEBディレクション研修
等幅広い技術領域を学びました。その後も、実務を担当しながら継続教育というかたちでフォローをしていただいています!

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突撃Q&A!現役エンジニアに聞くサーバーエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/server-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/server-engineer-qa/#respond Fri, 29 May 2020 01:40:08 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2740 はじめに

IT企業で働く複数名のサーバーエンジニアにアンケートを実施しました。これを読めば「サーバーエンジニアとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

サーバーエンジニア社員に聞いてみた!

サーバーエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

サーバーエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

LPIC ITパスポート 基本情報処理技術者試験

勉強時間を確保できるなら、資格取得を目標に勉強してみてはいかがでしょうか?推奨資格としてはLPICとITパスポートです。LPICはLinuxの知識を一通り学習することができますし、ITパスポートはITの基礎知識を押さえることができます。

サーバーを実際に組み立ててみるのも勉強になります。サイトで作り方を調べたときに合間の解説が専門用語で分からない場合があります。そういう場面に直面した時、わからない用語を片っ端から調べていくのも立派な勉強になります。

資格取得が出来たら計画性も含めて面接でアピールできますね。自分で調べて実際にサーバーを組み立ててみたら実践的な力が身に付きそうです。

サーバーエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

サーバーエンジニアのキャリアパス
サーバーエンジニアのキャリアパス

全くの未経験者の場合は、サーバーの監視やヘルプデスクといった業務から入る場合がほとんどのようです。そういった現場は、詳しい知識がなくても業務ができるように手順書などマニュアルが整備されていているので安心です。

サーバーエンジニアの業務は、運用→設計・構築→要件定義といったステップを踏んで、徐々にできることを増やしていくのが基本のようです。 

また、業務の中でセキュリティに興味を持ち、現在はセキュリティエンジニアとして活躍されている方も回答者の中にはいらっしゃいました。興味とやる気さえあれば、そういった別のエンジニアへの道も開かれているといえるでしょう。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

官公庁のサーバ運用なので、土日は休みです。月の残業時間は大体15時間くらいです。

私の現場はシフト制で、8日で1サイクル(日勤・日勤・日勤・夜勤・夜勤・夜勤明け・休・休)です。8週間ごとに土日の休みもあります。有給休暇も問題なく取得できています。残業は基本的になく、まれに発生する月でも2-3時間程度です。

土日が休みの現場です。メンテナンス対応で休日出勤となる場合もありますが、この1年で2回だけでした。もちろん代休は取得しています。残業は多い月で2-3時間です。周りも基本的に定時退社していて、残業しない風潮が定着しているいい職場だと思います。

土日休みや、シフト制でも残業はほとんどなく、メンテナンス対応での休日出勤もきちんと代休が取得できるので安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

業種未経験だったので、社会人マナー講習で電話対応、メールマナー、名刺交換や状中先でのふるまい方などを学べたのでよかったです。2日間のIT基礎研修の後、約3週間かけて実機やシミュレーターを使用しながら資格取得に向けた講義を受けます。研修期間中に受験、資格取得までできます。資格取得に向けた学習コンテンツも用意されていますが、 周囲には同期の研修生や、先輩社員の方々もいるので、相談をしながら学習を進めることができます。

資格取得後は実機を使用した研修が用意されていて、自分が参画する案件に関する学習を進めていきます。より実務に近い経験をしてからプロジェクトに参入することができるので安心です。

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https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/server-engineer-qa/feed/ 0
突撃Q&A!現役エンジニアに聞くデータサイエンティストのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data-scientist-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data-scientist-qa/#respond Thu, 28 May 2020 12:04:02 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2755 はじめに

IT企業で働く複数名のデータサイエンティストにアンケートを実施しました。これを読めば「データサイエンティストとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

データサイエンティスト社員に聞いてみた!

データサイエンティストに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

データサイエンティストになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

数学 Excel Python R言語 コーディング

数学の中でも、特に『統計学』についての基礎は重要です。具体的には、統計検定2級レベルが最初の目標としては目安になります。

Excelは、集計やグラフ作成ができるようになっておくと良いです。PythonやR言語を使ったコーディングも出来るとさらに活躍の幅は広がります。

データ活用の事例収集もしておくと良いというお話もありました。課題、目的、手法、効果が何であるのかにも注目して全体像を理解した上でどのようにデータ活用ができるのか知っておくことが役に立つようです。

データサイエンティストのキャリアパスについて教えてください。

データサイエンティストのキャリアパス
データサイエンティストのキャリアパス

 データサイエンティストは「ビジネススキル」「データエンジニアリングスキル」「データサイエンススキル」の3つのスキル領域が定義されていて、そのバランスによって目指すキャリアパスが変わります。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

休みはしっかりと取れています。残業は月20時間以内なので、それ程多くありません。

分析はやろうと思えばいくらでもやれることはあるため、自分の裁量で業務時間を調整可能なケースが多いです。

自分の裁量で業務時間を調整でき、残業も月20時間以内です。お休みもしっかり取得出来るとのことで、安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

基礎スキル(数学/統計、プログラミング、データベース)の実習後、実際のデータを用いた分析研修がありました。分析研修は、データを用いて解決する課題が設定され、自分の手で分析を行い、結果を報告会という形で教育担当へ発表して、教育担当の方がレビューをおこなうという内容でした。実際の分析プロジェクトの流れを体感することで、分析の各工程の意味が理解できました!

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https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data-scientist-qa/feed/ 0
突撃Q&A!現役エンジニアに聞く機械学習エンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/machinelearning-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/machinelearning-engineer-qa/#respond Thu, 28 May 2020 11:57:31 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2757 はじめに

IT企業で働く複数名の機械学習エンジニアにアンケートを実施しました。これを読めば「機械学習エンジニアとして働くイメージ」がよりリアルに想像できるかもしれません。

機械学習エンジニア社員に聞いてみた!

機械学習エンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

機械学習エンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

機械学習モデルの開発工程 Pythonのコーディング技術

機械学習モデルの開発工程の理解は、1冊でも体系だった本を読んでおくとスムーズになります。

kaggleやsignateなどの機械学習コンペへの参加をおすすめします。「GAFAMなどが提供する機械学習系APIの動作原理の理解もしておくと良いですね」

※ GAFAM(ガファム)というのは、『Google』『Apple』『Facebook』『Amazon』『Microsoft』の頭文字を取った、世界のIT市場をけん引する5社のことですね。体系だった本を読んでみたり、機械学習コンペに積極的に参加をし就職前に理解を深めておきましょう。

機械学習エンジニアのキャリアパスについて教えてください。

機械学習エンジニアのキャリアパス
機械学習エンジニアのキャリアパス

まだまだ新しい職種であるため、明確なキャリアパスは確立されていないと言えそうです。 

実装寄りの職種のため、管理職などの役職上のキャリアパス以外には、今後システム開発系職種と同じようなキャリアパスが形成されていくという見方もあるようです。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

月によってバラバラですが、モデル開発段階では稼働が高くなるケースがあります。機械学習モデルの開発は確率的要素を多く含むため、性能を追求するには試行数を増やす必要があるからです。

実装工程では、通常のシステム開発職種と同じくらいで、それ程残業は多くないと思います。ただし、機械学習モデルの開発はアジャイル型で進むケースが多いので、納期間近に毎日長時残業といった状況が起こることはほとんどありません。

その月によってお休みは変則的になりますが、残業は多くないようです。納期間近でも毎日長時間残業の状況はほとんどないとのことで、働きやすいですね。

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突撃Q&A!現役エンジニアに聞くフロントエンドエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/frontend-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/frontend-engineer-qa/#respond Wed, 27 May 2020 02:40:46 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2900 はじめに

IT企業で働く複数名のフロントエンドエンジニアにアンケートを実施しました。これを読めば「フロントエンドエンジニアとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

フロントエンドエンジニア社員に聞いてみた!

フロントエンドエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について 話を聞きました!

フロントエンドエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

HTML CSS JavaScript デザイン UI/UX アクセシビリティ セキュリティ

必須のプログラミング言語としては、HTML、CSS、JavaScriptです。規模の小さな案件ではバックエンドのPHPを組むこともあります。 

HTML・CSS・JavaScriptの知識・技術は必須ですので是非学んでおきましょう。フロントエンドの分野は常に進化を続けており、最新の技術が数年で陳腐化してしまうような世界です。常に新しい技術・手法を学びつづける姿勢が必要です。

フロントエンドはユーザーから直接見える/触れる部分になるので、以下のような知識が求めらることも少なくありません。

デザイン 使いやすさやユーザー体験(UI/UX) アクセシビリティ 国際化対応(i18n) セキュリティ 各種PCブラウザやスマホの特性

さらに下記の様な知識もあれば、仕事の幅は広がるようです。

サーバサイド(バックエンド) SEO アクセス解析 CMS SNS連携 マーケティング データビジュアライゼーション

フロントエンドエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フロントエンドエンジニアのキャリアパス

フロントエンジニアは人や組織によってキャリアパスや業務内容も異なるので、お話を聞く人によっても意見が分かれました。大体大きくは「デザイナー」「コーダー」「プログラマ」からキャリアを始め、「技術」により強い、「デザイン」により強い、「マネジメント」要素により強いの3パターンのキャリアを歩みます。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

基本、土日はお休みです。サイト運用業務では土日にページ更新が必要な場合もありますが、あらかじめ修正したページを作っておいて自動で更新する方法もあります。

残業については、役割や業務フェーズによって様々ですが運用フェーズの場合、比較的少ないです。

制作フェーズでは、納期を厳守する必要があるため終盤(リリース直前)の進捗によっては、多少残業して完成を間に合わせるケースもあります。

日中時間帯は停止できないWebサービスのプロジェクト等ではリリースやメンテナンス作業が深夜になってしまうこともあります。もちろん代休取得や出勤時間調整は可能です。

基本的に土日はお休みです。メンテナンス作業・リリース直前の進歩状況によっては、多少残業になってしまうこともありますが、代休取得や勤務調整がしっかりできるので安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

私は以下のようなWebフロントエンド研修を実施しています。
・HTML/CSS/JavaScriptの基礎知識
・標準コーディングルールやスタイルガイドの確認
・設計思想やデザイン手法
・フレームワークとWeb関連技術
・アニメーションや3D等の新しい表現手法
・バージョン管理手法
そのほか、実際に架空企業のWebサイトを構築し、それを全員でレビューしたり、Webサービスやアプリの企画・設計・構築をして、その成果を発表したりといった内容です。

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突撃Q&A!現役エンジニアに聞くネットワークエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/network-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/network-engineer-qa/#respond Wed, 27 May 2020 02:14:30 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2748 はじめに

IT企業で働く複数名のネットワークエンジニアに聞いた内容をまとめました。これを読めば「ネットワークエンジニアとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

ネットワークエンジニア社員に聞いてみた!

ネットワークエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

ネットワークエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

プロトコル 経路制御 ネットワーク機器 Office teratermマクロ シェルスクリプト VBA

ネットワークエンジニアも、学習すべき範囲の広い職種ですが、「始めはネットワークエンジニアの基本となるTCP/IPのプロトコル群とルーティング・スイッチングに対する知識」を学んでいくことをおすすめします。

ネットワークはルータ、スイッチ、ロードバランサ、ファイアウォールなどな機器で構成されますので、それぞれの機器についての役割、基本的な動作も知ることが重要です。

「なぜ、PCにLANケーブルを挿すと通信ができるようになるのか(DHCP)」や、「PCでWebサイトを閲覧するときにどのような通信をしているのか(HTTP,DNS)」といった、身近な通信の仕組みを調べて掘り下げることも大事です。

ネットワークエンジニアはその名の通り、ネットワークに関係するシステムの深い知識が必要になります。ICP/IPや、DHCPなど、聞きなれない言葉が多いのですが、ネットワークでは基本的な内容なので、一度目を通しておくと良いかもしれません。 ​teraterm、exping、wiresharkなどのツールも使用頻度が高いので、使い方を理解しておくとスムーズに業務に入れそうです。

ネットワークエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

ネットワークエンジニアのキャリアパス
ネットワークエンジニアのキャリアパス

一般的に保守・運用から始まり設計構築を経験後、ITコンサルタント・セキュリティコンサルタント・プロジェクトマネージャー・スペシャリストと別れるようです。 その後は、上記以外にも社内教育のポジションに進まれたという方もいらっしゃいました。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

私は保守・運用の24時間/365日のシフト型勤務なので、休みは不定期になります。しかしシフト勤務のメリットとして、残業はほとんどありません。

設計・構築の業務をおこなっていますが、保守・運用の現場に比べると残業は若干多くなります。また、構築したネットワークの一部のテストや、既存ネットワークとの接続などの作業は  土日や夜間作業となる傾向があります。その場合は出勤時間の調整や、代休取得をおこなっています。

私は現在、設計・構築案件に携わっているので、基本的にはカレンダー通りの土日祝が休みです。ただ、構築したネットワーク機器をお客様先環境に導入する場合は、お客様の業務時間外である平日18時以降や、土日祝に実施することが多いです。もちろん代休の取得などはしています。通常時は残業はあまりありませんが、設計や構築のスケジュールが間に合わなかったり、テスト中にトラブルが起こったり、といった場合は残業が増える傾向にあります。

各業務により、休みも異なりまた多少の残業もありますが、その際は出勤調整や代休取得もきちんと出来るので安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

私が入社したころは、最初の1か月間でCCNAの取得を目指し、CCNA取得後、ビジネスマナー、Windows端末の基本操作、ツール類についてなどの研修がありました。現在のネットワーク上の通信の基礎であるTCP/IPの仕組みや、L2スイッチ、ルータの仕組みや動作を教わったのち、Cisco社のCCNAという資格を取得するという流れの研修でした。入社時期や経験によっては、Windows/Linuxサーバやネットワーク機器の実機を使用した研修を受けることもあります。

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突撃Q&A!現役エンジニアに聞く組み込みエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/embedded-engineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/embedded-engineer-qa/#respond Wed, 27 May 2020 01:54:58 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2750 はじめに

IT企業で働く複数名の組み込みエンジニアに聞きました。これを読めば「組み込みエンジニアとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

組み込みエンジニア社員に聞いてみた!

組み込みエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、その後のキャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

組み込みエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

C言語 Python 電子回路 LinuxOS クラウド

 プログラミング言語は扱う機器によって変わりますが、特徴の異なる言語を2,3個ほど勉強すると、いろいろな言語に対応できるようになります。電子回路は、マイコンとLEDや数個のセンサを繋げるなどの簡単な電子工作がスムーズにできると良いです。

 LinuxOS、クラウドの知識があると便利です。IoTシステムの組み込み機器の場合、従来のようなマイコンにプログラムを書き込むだけでなく、シングルボードコンピュータにLinuxOSを入れ、その上で動作するシステムを作成することもあります。そのため、Linuxのコマンドの使い方などを勉強するのも良いです。

クラウドは、組み込みシステムからクラウドへセンサデータを送信、クラウドからデータや指示を受信することがあるので、AzureやAWSなどについて勉強しておくと、クラウドと連携する部分の開発イメージがしやすいです。

特徴の異なる言語を2~3個学習したり、LinuxOS、クラウドの知識が役立ちます。クラウドサービスの中でも Amazonが展開するAzureや Microsoftが展開するAWSなどについて学んでおくと実際に開発する時にイメージが沸きやすいのでおすすめです。

組み込みエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

組み込みエンジニアのキャリアパス
組み込みエンジニアのキャリアパス

完全未経験の場合、システム開発の前段階としてまずは何らかのIT関連業務に携わりながら、資格取得を進めていくパターンが多いです。そしてテストや開発支援業務を経て、開発に携わっていきます。

キャリアパスとしては多くの可能性がひらけている職種でもあるので、自分の興味や適性に合わせてスキルを高めていくとよいでしょう。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

土日は基本的に休みです。残業は月平均すると10時間前後くらいになります。もちろんプロジェクトの進捗状況によっては残業が多くなる月もあったりしますが、逆にスムーズに進んでいる敵はほとんど残業がありません。なので土日に出勤するケースもないとは言い切れませんが、その場合は必ず代休などが取得できるので安心してください。

私は問題なく取れています。残業も月平均で1~2時間程度なので、非常に働きやすく感じています。

スムーズに作業が進んでいる月はほとんど残業がないそうです。もし土日出勤をしてもきちんと代休が取得ができるので安心ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

初期の研修では、実際に組み込みシステムを作りながら必要な技術や知識を習得していきました。マイコンを使ってのLチカ(LEDをチカチカと光らせる作業)から始まって、センサデータの取得、モータなどの機器の制御のシステムを作成していきます。電子回路の基礎、センサとそのデータの扱い方、機器を制御する技術などを習得することができます。応用研修として、IoTシステムを一通り作る研修があります。センサデータをマイコンで取得し、そのデータをクラウドに送信します。そして、そのデータをクラウドに保存、グラフとして可視化します。クラウド、UIの開発を経験することで、より広い視野を持って組み込みエンジニアとして現場に入ることができます。

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https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/embedded-engineer-qa/feed/ 0
突撃Q&A!現役エンジニアに聞くセキュリティエンジニアのお仕事 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/securityengineer-qa/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/securityengineer-qa/#respond Wed, 27 May 2020 01:34:26 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2753 はじめに

IT企業で働く複数名のセキュリティエンジニアに聞きました。これを読めば「セキュリティエンジニアとして働くイメージ」がもっとリアルに想像できるかもしれません。

セキュリティエンジニア社員に聞いてみた!

セキュリティエンジニアに興味をお持ちの方のために、気になることを聞いてみました。 就職前に学んでおくと良いこと、キャリアについて、働き方、入社後の研修について話を聞きました!

セキュリティエンジニアになるには、どんなことを勉強しておいたら良いですか?

ITパスポート セキュリティ プロトコル 経路制御 ネットワーク機器 Office teratermマクロ シェルスクリプト VBA

セキュリティエンジニアも、学習すべき範囲の広い職種ですが、「始めはネットワークエンジニアの基本となるTCP/IPのプロトコル群とルーティング・スイッチングに対する知識」を学んでいくことをおすすめします。

「なぜ、PCにLANケーブルを挿すと通信ができるようになるのか(DHCP)」や、「PCでWebサイトを閲覧するときにどのような通信をしているのか(HTTP,DNS)」といった、身近な通信の仕組みを調べて掘り下げることも大事です。

セキュリティを守るうえで、基礎知識は大切です。そして身近な通信の仕組みを調べて掘り下げてみることも学習に繋がります。

セキュリティエンジニアのキャリアパスについて教えてください。

セキュリティエンジニアのキャリアパス
セキュリティエンジニアのキャリアパス

セキュリティエンジニアにはそれ程段階といったものはあまりなく、1人前としての動きを求められます。マネージャーなどの管理職以外の道では、セキュリティーアナリストを経てコンサルや上級アナリストになる方がいらっしゃるようです。

土日休みは取れますか?残業時間はどれくらいありますか?

セキュリティエンジニアの特性上、基本的に24時間365日の対応が必要です。そのため、土日に休みが取れない事もあります。

すべての土日が出勤ということではないので安心してください。シフトを組み残業は少ないので働きやすいですよ!

セキュリティエンジニアの仕事内容の特性上、シフト勤務となる職場も多く、全ての土日がお休みになるとは限りませんが、残業は少なくて働きやすい印象ですね。

入社後の研修内容について教えてください。

企業によって研修内容は様々ですが、一例としてどのような研修内容を行っているか聞きました。

TCP/IPの基礎、セキュリティ基礎、インシデントレスポンス基礎などの基礎知識から始まって、実機オペレーションまでしっかりと研修があったので安心できました!

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https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/securityengineer-qa/feed/ 0
機械学習エンジニアとは(仕事内容、未経験からのなり方、必要スキルの習得方法、将来性、転職方法などこれさえ読めば全網羅) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/machinelearning-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/machinelearning-engineer/#respond Mon, 27 Apr 2020 08:03:42 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2610 はじめに

機械学習エンジニアとは、どのような仕事をするのか。働くためにはどのようなスキルや資格が必要なのか。年収や将来性についてなどを、エンジニア系の職種を目指す未経験者の人にもわかりやすいように解説します。

機械学習エンジニアとは

機械学習エンジニアとは

AIに関わるエンジニアのなかで、その名のとおり、機械学習(マシンラーニング)に携わる職種になります。機械学習とはコンピュータに命令やデータを与えて学習させ、知能を向上させる技術です。その機械学習に関わるあらゆる仕事を開発、統括するのが、機械学習エンジニアの仕事です。

仕事内容とは

売上予測やレコメンドなど、AIは現在、金融・流通/小売、医療、製造業など様々な業界で利用が始まっています。機械学習エンジニアは、AI開発のスペシャリストとして、AIが解析や予測するための基礎的なデータを用意し、コンピュータに学習させ、アルゴリズム(問題を解決するための方法や手順)を作り出します。

機械学習エンジニアの仕事は、次の5つのステップに分けられます。

  1. 解析や予測の必要性を明確化
  2. データを入手・蓄積
  3. 学習に適した形に加工
  4. 複数のモデルを試す
  5. 最良のモデルの精度を高める

まず、どのような問題のために、機械学習による解析や予測等が必要か、把握し、必要なデータを入手します。一般的にデータは1箇所に全て集まっていることは稀ですので、必要によりSQL(データの取得や登録、更新、削除したり、データを定義するプログラミング言語)によるデータ結合等を行います。データを収集・蓄積したあとは、機械学習に適した形に加工します。

データが揃ったら、複数のモデルを試していきます。モデルとは、入力データをもとに、①データが属するグループを予測する、②データをもとに目的とする他の値を予測する、③データをなんらかの規則に則って分ける といった方法や手順です。

複数のモデルを試し、最良と思われるモデルを選んだら、それをブラッシュアップさせていきます。パラメーター(変数)の調整を行う作業を地道に繰り返し、より最良のモデルを作り上げていきます。

年収はどれくらい

複数の就職サイトに掲載されている、機械学習エンジニアの平均収入はおおよそ600万円を超えており、一般的なエンジニアよりも相応に高い収入が期待できます。

上記の通り、さまざまな業界・分野でAIの活用が進むなか、機械学習エンジニアの需要は高まっています。その一方で人材は恒常的に不足していることから、平均収入も上昇傾向にあります。経験や能力にもよりますが、1,000万円以上の求人も珍しくありません。

将来性とキャリアパスについて

将来性のとても高い機械学習エンジニアですが、現在では多くの機械学習アルゴリズムが、ライブラリとして誰でも容易に使えたり、GoogleのAutoMLという機械学習モデルの構築を自動的に行ってくれるような仕組みも登場しています。

機械エンジニアとして活躍しつづけるために、モデル構築の基礎を習得したらより業務の範囲を広げていきましょう。

AIから導き出された結果から、データを分析し、顧客の課題解決のための提案を行うデータサイエンティストは1つの選択肢です。

一方、リサーチャーという職種も良いでしょう。機械学習の世界は、極めてオープンなため、ハーバードやスタンフォード等で発表された最新のソースコードの利用が可能です。最新の論文を探し出し、読み込み、モデルに利用できそうかどうか判断・試行を行うのがリサーチャーの業務です。

なお、企業の求人では、機械学習エンジニアの業務内容の線引きがあやふやなケースがあります。機械学習エンジニアとあっても、リサーチャーやデータサイエンティスト寄りの業務内容であったり、スキルを求められるケースもありますので、応募に際しては、十分な確認が必要です。

機械学習エンジニアに必要な資格

機械学習エンジニアに数学、特に統計学の知識は必須です。必ず取得しておくべき資格はとくにありませんが、統計学に関する資格の取得をしておけば就職や転職の際に役立つでしょう。

統計検定2級
統計学をどう学べばよいか悩む人は多いでしょう。そこで役立つのが「統計検定」です。基礎から学ぶ4級から実務レベルの1級まであります。基礎レベルの資格取得に向けて順番に学習していくことで、統計学の知識が身につきます。まずは2級の取得を目指しましょう。

統計検定2級
運営会社名一般財団法人統計質保証推進協会
受験料5,000円(税込)
受験資格とくになし
受験時期年2回実施(6月の第3日曜日・11月の第4日曜日)
※2020年6月21日(日)は試験中止
出題数35問程度/90分
回答形式4~5肢選択問題(マークシート)
合格率非公開(40~45%前後)
取得レベル大学基礎課程(1・2年次学部共通)程度の統計学の力が求められます。

G検定(ジェネラリスト検定)
ディープラーニング(深層学習)に関する知識に関する試験としては、エンジニア向けのE資格がありますが、まずはジェネラリスト向けのG検定からチャレンジしてみましょう。

G検定(ジェネラリスト検定)
運営会社名一般社団法人日本ディープラーニング協会
受験料一般:12,000円(税抜)
学生:5,000円(税抜)
2020年7月4日(土)のみ、半額の一般:6,000円(税抜)学生:2,500 円(税抜)
受験資格制限なし
受験時期年3回実施
出題数・回答形式試験時間:120分
知識問題(多肢選択式・220問程度)
オンライン実施(自宅受験)
合格率約70%(2019年)
※合格ライン得点率は非公表
取得レベルディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを問われます。

基本情報処理技術者試験
エンジニアとして最低限のITに関する知識を保有していることの証明として、国家資格である基本情報処理技術者は合格しておくことをおすすめします。

基本情報技術者試験
運営会社名IPA独立行政法人情報処理推進機構
受験料5,700円(税込)
受験資格制限なし
受験時期年2回実施(4月の第3日曜日・10月の第3日曜日)
出題数・回答形式試験時間:300分
多肢選択式
合格率約25%(2019年)
取得レベル高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けているかどうかを問われます。

未経験から機械学習エンジニアになるには

未経験から機械学習エンジニアになるには

全くの未経験から機械学習エンジニアエンジニアになるには、まず当然のことですが、ITに関する基本的な知識は前提として必須です。国家資格である基本情報処理技術者や応用情報処理技術者のレベルの知識はまず持っておくようにしましょう。

また全くのプログラミング未経験者であれば、JavaScriptなどから学習を始め、プログラミングに関する基本的な考え方や、変数など、どの言語にも共通する概念について理解しておくことが重要です。その上で機械学習では必須のPythonでのプログラミングを学んでいくと良いでしょう。

これらは独学で学ぶこともできますが、自分で勉強するのが難しい人はITスクールで学ぶのが結果的に遠回りにならず、機械学習エンジニアへの近道となるでしょう。

機械学習アエンジニアにはどんな人が向いている?

機械学習エンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

データ分析が好きな人

様々なデータ分析を行うことが、機械学習エンジニアの根幹ですので、世の中の様々な事象が生み出すデータに日頃から興味を惹かれる人には、適性のある職種といえるでしょう。また、エンジニアといっても、理系出身者ばかりでなく、文系出身者でも、統計学などを学んでいた人は比較的馴染みやすい世界ですので、十分活躍することができるでしょう。

数学的・論理的思考が好きな人

微分、行列、ベクトルなど、エンジニアの中でも機械学習エンジニアには、数学的な知識が求められます。学生時代に数学が苦手だったとしてもあらためて学習し、機械学習エンジニアになれる可能性は十分あります。また、モデルの作成や選択・調整などを行うにあたっては、論理的なアプローチも必要になりますので、そういった思考が得意な人も機械学習エンジニアに向いているといえます。

根気よく地道に取り組むことが苦でない人

機械学習エンジニアはコツコツと、根気よく取り組みことが必要な仕事です。より精緻な結果を導き出すために行うモデルの調整は、本当に地道な作業です。こうした作業が苦でなく、むしろ面白味を感じて作業に取り組める人は、機械学習エンジニアの適性を持っているといるでしょう。

機械学習エンジニアになるために必要なスキルと習得方法

未経験から機械学習エンジニアに転職したい人や、機械学習エンジニアとしてステップアップしたい人が持っておく必要があるスキルについて次の3つについて解説します。

  • プログラミング言語に関する知識
  • 機械学習ライブラリに関する知識
  • ネットワーク、セキュリティに関する知識

プログラミング言語に関する知識

機械学習と言えば、Python一択と言っても過言ではない言語です。少ないコード量で簡単にプログラムがかける、コードが読みやすいといったメリットのある言語です。

Anaocondaという、機械学習等の開発で便利なツールが数多くまとめられたもの(ディストリビューションといいます)をインストールしてしまえば、Python本体のみなならず、Pythonで必要な開発環境が一通り揃います。

機械学習エンジニアに求められる、基本的なプログラミング言語として、まずは押さえておきましょう。

機械学習ライブラリに関する知識

機械学習ライブラリとしては、scikit-learn(サイキット・ラーン)、TensorFlow(テンソルフロー)が大変メジャーです。

scikit-learnは、オープンソースで公開されている、個人/商用問わず、誰でも無料で利用できるPythonの機械学習ライブラリです。またTensorFlowは、Googleが開発しオープンソースで公開している高速数値解析用のPythonライブラリになります。

ライブラリは、同じ処理を1からコーディングすれば数十行のコードになるところをほんの数行で記述できる点にあります。Python同様に、これらのツールは一通り使いこなせる必要があります。

ネットワーク、セキュリティ関する知識

実際にサービス化する場合を考えると、ネットワークやセキュリティなどの基礎知識も持ち合わせていた方がより望ましいでしょう。

また機械学習自体にクラウド環境を使う場合もあります。

細かな知識まで覚える必要はありませんが、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)/Azure(アジュール)などのクラウドの知識や、TCP/IP、各種認証機能などセキュリティ面の知識も持ち合わせていると、実務面で重宝されます。

機械学習エンジニアへの就職、転職方法

機械学習エンジニアは現在大変需要がある職種です。とはいえ、高いスキルを求められることも多く、未経験での転職は相応に厳しい業種です。まずはITエンジニアとして実務経験を積み、IT業界で開発工程や仕事の流れを理解してから機械学習エンジニアへの転職を目指すことも視野にいれるとよいでしょう。

転職に際しては、AIが実際に活用される業界での経験も重宝されますので、機械学習エンジニアとしての経験が浅い場合は、自身が歩んできた業界での経験などをアピールしカバーしましょう。

転職支援サービスのエージェントや転職サイトはそれぞれのメリットを知り使い分けましょう。

転職エージェントに登録しておく最大のメリットは、転職サイトには掲載されていない非公開求人の紹介を受けることができる点にあります。大手の総合型エージェントは大手ならではの非公開求人を多く抱えています。一方、業界特化型転職エージェントは、個々の領域に特化した企業の非公開求人情報を数多く持っています。

Twitter、LinkedIn、WantedlyなどのSNSを利用するのもおすすめです。

機械学習エンジニアのフリーランス

機械学習エンジニアのフリーランス

AI関連の職種は常に人材不足のため、当然、ある程度の実績は必要ですが、フリーランスの機械学習エンジニアとしての道に進むことも可能です。

まずは、企業に属しながら実績・経験を重ね、人的ネットワークも広げていき、最終的に独立するのが、もっとも理想的な形といえるでしょう。

まったくの初級者の場合は、1つでも実績をこなすことが大切ですので、「Lancers」や「CrowdWorks」などのクラウドソーシングサイトを利用したり、エンジニア、データサイエンティスト、マーケターの案件が豊富にある「BIGDATA NAVI」などにも登録してみるといいでしょう。

まとめ

機械学習エンジニアは、エンジニアのなかでも現在最も注目度が高く、ニーズも高い職種といえます。相応のスキルが必要にはなってきますが、さまざまな業界でAI化が進むなか、非常に将来を嘱望される仕事といえるでしょう。

未経験からエンジニアを目指すなら、まずはITの知見を深め、社員の教育体制が充実した企業に就職し、実務経験を積みながら徐々にステップアップを図りましょう。今後益々活躍の場の広がる機械学習エンジニアを目指してみるのはいかがでしょうか?

チェックリスト

  • 統計学や数学、AIの知識を武器に、データの解析のためのマシンラーニングの工程を担う仕事
  • 取得しておくべき資格はないが、統計学関連の資格取得をしておくと仕事に有利になる
  • 数字や論理的思考が好きで、コツコツと繰り返される作業にも根気よく地道に取り組める人は向いている
  • 常に人材不足が叫ばれているため、将来性もあり、努力次第では高年収も期待できる
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サーバーエンジニアとは(将来性、仕事内容、年収、資格、未経験からの転職)を紹介 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/server-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/server-engineer/#respond Thu, 23 Apr 2020 07:27:20 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2573 はじめに

サーバーエンジニアとは、どのような仕事をするのか。働くためにはどのようなスキルや資格が必要なのか。年収や将来性についてなど、エンジニア系の職種を目指す未経験の人にもわかりやすいように解説します。

サーバーエンジニアとは

サーバーエンジニアとは

「サーバー」とは、メールやファイルの共有・保管などをはじめとする、さまざまなWebサービスの提供を行う側のコンピューターのことを指します。サーバーエンジニアは、これらサーバーに関するさまざまな業務をおこないます。

仕事内容とは

サーバーエンジニアは、企業が使用しているサーバーをユーザーが便利に使えるように設計や構築をおこなったり、メールサーバーやWebサーバーなどの運用や保守の仕事をおこなったりすることが主な仕事です。
サーバーエンジニアが請け負う業務は幅広く、さまざまなサーバーに対応できる知識やスキル、障害発生時の応急的な対処法や、障害を起こさせないための予防対策やセキュリティ対策なども一手に請け負います。

サーバーエンジニアの仕事内容を簡単に説明すると、以下の2つにわかれます。

  • サーバーの設計と構築
  • サーバーの運用と保守

「ネットワークエンジニア」と同じ職種として考えられることもありますが、2つの業務には大きな違いがあります。サーバーエンジニアはあくまでもサーバーを動かすことがメインで、サーバーの構築・運用・保守がメインの仕事です。ネットワークエンジニアは、サーバーではなくネットワークの構築・運用・保守がメインの仕事となります。

年収はどれくらい

サーバーエンジニアの年収を世代別に見ると、20代では300万円後半から400万円程度、30代になると500万円に手が届くレベルにまで達します。40代にもなると500万円台後半、人によっては600万円を超える人も出てきます。

将来性とキャリアパスについて

サーバーエンジニアの仕事は分野が幅広く、仕事量が多いことから業務は常に複数人数で行われます。常に人材不足ではありますが、ネット上にサーバーを置く「クラウド化」も進みはじめていることから、必ずしも将来安泰とはいい切れません。専門性を高めスペシャリストとしての立ち位置を目指すか、チームリーダーなどの管理職ポジションをめざしてもいいでしょう。豊富な実績と知識、専門性の高いスキルなどがあれば、ITコンサルタントという道もあります。

サーバーエンジニアに必要な資格

サーバーエンジニアとして働く上で必須となる資格はありません。ですが先々を見据えて資格取得をしておけば、就職や転職の際の大きなアピールポイントにもなるでしょう。資格ごとに得られる知識が異なりますので、1つの資格取得だけを目指すのではなく、複数の資格取得を目指しましょう。

LinuCレベル1(Linux技術者認定)
Linuxサーバーの運用や保守を行なっているのであれば、「LinuCレベル1」の取得をすることでその業務に必要なスキルを保有していることの証明となるでしょう。
LinuCレベル1の認定取得を目指した学習を通じて、手元にサーバーがあるようなオンプレミスの環境だけでなく、クラウド環境のサーバーの運用や保守に必要な技術が身につく様になります。

LinuCレベル1(Linux技術者認定)
運営会社名NPO法人LPI-Japan(エルピーアイジャパン)
受験料16,500円(税込)
受験資格特になし
受験時期いつでも可(予約可能な日時であれば)
受験場所試験センター(試験会場での受験)
自宅、または職場(オンライン受験)
出題数約60問(90分)
回答形式CBT方式(マウス選択問題、キーボード入力問題)
合格率非公開(65%〜75%程度)
確認できるスキルレベル以下のLinux操作においての技術的なスキル指標を確認できます
●Linuxシステムの構築・運用・保守をするために必要な基本操作ができる。
●Linuxディストリビューションを利用するために必要な知識がある。
●Linuxシステムの構築・運用・保守に必要なネットワーク、セキュリティの基本設定ができる。
●クラウド構成技術である仮想化とコンテナの基礎知識がある。
●オープンソースの文化を理解し、エコシステムに貢献できる。

LinuCレベル2(Linux技術者認定)
Linuxサーバーの運用や保守から一歩技術レベルを進めたLinuxサーバーの設計と構築であれば、「LinuCレベル2」の取得をすることでそのために必要な技術を備えていることの証明となるでしょう。LinuCレベル2の認定の取得ができれば、仮想マシン・コンテナを含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築において、頼られる存在となることでしょう。

LinuCレベル2(Linux技術者認定)
運営会社名NPO法人LPI-Japan(エルピーアイジャパン)
受験料16,500円(税込)
受験資格特になし(ただしLinuCレベル2の認定を取得するためには、有意性の期限内のLinuCレベル1の認定を持っておく必要があります)
受験時期いつでも可(予約可能な日時であれば)
受験場所試験センター(試験会場での受験)
自宅、または職場(オンライン受験)
出題数約60問(90分)
回答形式CBT方式(マウス選択問題、キーボード入力問題)
合格率非公開(65%〜75%程度)
確認できるスキルレベルクラウド環境やオンプレミス環境におけるLinuxによるシステム構築やネットワーク構築を行い、Linuxの応用的なシステム管理やサーバー構築ができるために必要な知識を幅広く問います。
●小規模から中規模までのサイトを管理する。
●仮想マシンやコンテナを含む複数システムを統合管理する。
●次のような異種OS(Linux, Windows)混在環境ネットワークの計画、実装、保守、一貫性の維持、セキュリティ設定、トラブルシューティングを行う。
●LANサーバー (Samba, NFS, DNS, DHCP, クライアントの設定)
●インターネットサーバー (HTTP サーバーとリバースプロキシ)
●システム導入、案件の発注内容、予算等についてプロジェクトマネージャーに助言やサポートをする。
●代表的な非機能要件である可用性とスケーラビリティを考慮したシステムアーキテクチャの基本パターンを理解し、実際のシステム構成に応用できる。

LPIC(LINUX技術者認定資格)
Linux(WindowsやMacのようなOS)に対する技術力を認定するIT資格「LPIC(LINUX技術者認定資格)」は、Linuxのスキルをどの程度持っているかを測るための民間の認定試験です。取得しておくことでLinuxについての知識やスキルがあることを裏付けできることから、さまざまなエンジニアが取得を目指します。

LPIC(LINUX技術者認定資格)
運営会社名NPO法人Linux技術者認定機関「LPI(エルピーアイ)」日本支部
受験料15,000円
受験資格とくになし(LPIC-2認定を受けるにはLPIC-1認定を取得が必須)
受験時期祝日を除く、月~土曜日に随時実施
出題数約60問(90分)
回答形式CBT方式(マウス選択問題、キーボード入力問題)
合格率65~75%程度
取得レベル基本となる初級者向けのグレード「LPIC-1」は、Linuxの基本操作やシステムの管理をおこなえるレベルが求められます。ただし未経験・初心者でも「LPIC-1」から取得する必要はなく、Linuxのシステムデザインやネットワーク構築における企画・導入・維持、トラブルシューティングやキャパシティプランニングができるレベルの求められる「LPIC-2」からいきなり挑戦しても構いません。

MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)
OS「Windows」で認知度の高いマイクロソフト社が実施している「MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)は、マイクロソフト社の製品に関する知識と技能をレベルごとにわけて認定します。未経験者が取得していると学習意欲の高さを評価されますので、就職・転職の際に強い味方となるPRポイントとなるでしょう。

MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)
運営会社名日本法人・日本マイクロソフト社
受験料1科目につき21,103円(学生は割引あり 12,075円)
受験資格とくになし
受験時期随時実施(選択した試験会場による)
出題数グレードによって異なるがおおよそ40~60問
回答形式CBT(選択問題)
合格率非公開(各1000点満点中、約700点以上で合格)
取得レベル最初に挑戦するのであれば、一番難易度が低い「MTA(Microsoft Technology Associate)」がオススメです。「ネットワークの基礎(試験98-366)」などは、数冊の問題集をやりこめばクリアできますので、基礎をしっかりとマスターしてから挑むとよさそうです。

基本情報技術者試験
IT関連のエンジニアとして働く上で、ぜひ取得しておきたい国家資格「基本情報技術者試験」。難易度は高めで、しっかりとしたITに関する知識をもっていなければ合格への道は険しいと言われています。ただし情報処理技術者試験のなかでは、一番基礎的なレベルとなりますので、しっかり対策をして挑めば合格までの道のりはそう遠くないでしょう。

基本情報技術者試験
運営会社名IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
受験料5,700 円
受験資格とくになし
受験時期年2回(春と秋)に全国で一斉実施
出題数午前80問・午後11問(うち5問に解答)、ともに150分間(合計300分)
回答形式午前 小問形式/午後 大問形式
合格率非公開(およそ20%前後・目安は午前・午後ともに60点以上)
取得レベル情報処理技術者試験のなかでは、もっとも難易度が低く基礎的な知識に関する問題が多いものの、合格率からみても難易度は高めです。プログラミングに関する問題なども盛り込まれるため、事前にしっかりと対策をおこなってから挑戦することをオススメします。

未経験からサーバーエンジニアになるには

未経験からサーバーエンジニアになるには

未経験でも一定の知識があれば、サーバーの監視や運用などの業務からスタートを切ることが可能です。上流工程の業務を任されるようになるためには、知識量や実務経験、資格の有無などが大きく影響してくるので、まずは「OS(アプリやパソコンやスマホなどを動かす基本になるソフトウエア」の知識をしっかりと学び、合わせてセキュリティに関する知識を豊富に携えておきましょう。OSの知識とセキュリティの知識があれば就職や転職の際のアピールポイントとなります。

サーバーエンジニアにはどのような人が向いている?

サーバーエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

パソコンや機械いじりが好きで、計画通りやり遂げる責任感のある人

サーバーエンジニアの仕事は自作パソコンを組み立てることと大変似ています。綿密に計画を立て、自作のパソコンを組み立てるように、サーバーの設計や構築をおこないます。趣味で触ってきたパソコンがサーバーに変わるだけで、違和感なく仕事に打ち込めそうです。また最後まで諦めずトラブルに対応できる責任感の強い人にも素質があるでしょう。

業務に対しストイックに取り組めるタイプの人

緻密な計画のもとおこなわれる業務があってこそ、サーバーは安定して稼働します。安定した稼働をおこなうためには、いかに業務に対しストイックであるかも重要な要素となってくるでしょう。些細なことにも妥協を許さず、完璧主義者であればあるほどサーバーエンジニアとしての評価もアップするはずです。サーバーエンジニアの仕事には正確性が求められます。小さなミスを見逃さず、最後まで計画通りに進められるストイックさは、サーバーエンジニアとしての評価に値するでしょう。

コミュニケーション能力が高くチームで仕事をすることが好きな人

サーバーエンジニアの仕事は複数人のチーム体制で業務を行うことが多くなります。サーバーを使用する人たちの声からやるべきことを汲み取り、チームに指示を出すためには、コミュニケーション能力は必須となるでしょう。クライアントとも仕事仲間とも確かな意思疎通があってこそ、質の高いサーバーの構築へと繋がり、ムダのない仕事ができるでしょう。

未経験からサーバーエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

未経験からでもサーバーエンジニアになることは可能ですが、以下の3つの知識を習得しておくほうが、仕事についてからスムーズに業務を進められるでしょう。未経験者が最初に任される業務に関連するものもありますので、しっかりと身に着けておきましょう。

  • サーバーOSに関する知識
  • サーバー運用・保守に関する知識
  • セキュリティに関する知識

サーバーOSに関する知識

WindowsやMacなどのOSとは異なる「サーバーOS」に関する知識は、就職・転職活動を行う以前にきちんと身に着けておくことをオススメします。サーバーOSとはサーバー専用に開発されたOSで、Windows系とUNIX・Linux系の2種類にわかれます。サーバーの構築や運用のときに必ずサーバーOSを使います。業務内容によって使われるOSが異なるため、まずは国内シェアNo.1の「Windows Server」から勉強するのも良いですし、一方ではLinuxもクラウドの普及にともなって高い成長率が続いています。どういう業種・業界に進むのかを考えた上で、学習するOSを選ぶといいでしょう。

サーバー運用・保守に関する知識

サーバーエンジニアの最初の仕事といえば、サーバーの運用や保守に関する業務がメインです。OSの知識をきちんと身に着けていれば、何か起こった際のサーバーの設定変更などは問題なく行えるでしょう。サーバーの監視をおこなうツールは専用のものを使用しますので、監視ツールがどのようなものかを事前に知っておく必要があります。「JP1」や、「Tivoli」などは国内で広く普及されていますので、即戦力として働きたいのであればこの2つのツールへの知見を深めておきましょう。

セキュリティに関する知識

サーバーには多くの個人情報や顧客情報なども含まれています。企業などの信頼性を損なわないために、サーバー内に収められた情報は外部に漏洩してはいけません。大事な情報を管理し、守ることもサーバーエンジニアに課せられた大切な仕事です。「セキュリティマネジメント」や「ファイヤウォール」、「セキュリティソフト」などをはじめとする、幅広いセキュリティに関する知識を有しておきましょう。Linuxサーバーにおけるセキュリティについて身につける場合は、LinuCレベル3 303 Securityについて学習するのも一つの方法です。

必要スキルの習得方法

必要なスキルを習得するためには、専門的な学びができるスクールに通うか、オンライン上の学習サイトを利用するといいでしょう。専門のスクールに通えば、実際に仕事で使用するサーバーを使った授業などもおこなわれますので、実践的な学びを得ることが可能になります。オンラインの学習サイトや書籍などを活用して独学で学ぶ人も少なくはないようです。オンライン上では「ネットワークエンジニアとして」や、サーバーエンジニアに限らずエンジニアとしての学びが受けられる「Progate」などもオススメです。もっと手軽な方法として、Youtube上の動画を使って学ぶ、という方法もあります。特にLPI-JapanのYoutubeチャンネルは技術テーマごとにまとまっているので、自己学習の中でわからないところを確認するのにも役立てることができます。まずは基礎的な部分と資格取得を目指すといいでしょう。

サーバーエンジニアへの就職、転職方法

スクールに通いながら就職・転職活動を行うのであれば、スクールからの斡旋で仕事を探す方法もあります。就職・転職サイトやエージェントを利用してサーバーエンジニアとしての求人を探す人もいます。未経験の場合、サーバーの運用や保守の業務の募集に的を絞って探してみてもいいでしょう。エンジニアは常に人手不足ですので、希望する企業などのサイトをチェックする方法もあります。サーバーエンジニアの募集があれば、そのままエントリーすることも可能です。

サーバーエンジニアのフリーランス

サーバーエンジニアのフリーランス

チームで動くサーバーエンジニアは、企業に属している社員の人ばかりではなく、外注としてフリーランスのエンジニアが関わっているケースも珍しくはありません。まったくの初心者、未経験の場合は厳しいかもしれませんが、実務経験が2~3年もあればフリーランスとして働くことも選択肢としてみえてくるでしょう。スキルや知識によって収入や仕事量は大きく変化しますし、会社員の頃と比べると責任の比重も変化します。地道に実績を積みながらステップアップしていけば、フリーランスでも安定して収入を得ることはできるでしょう。

まとめ

専門的な知識は必要ですが、未経験の人でも保守や運用などで働ける可能性があるサーバーエンジニア。未経験でも努力次第で仕事につくことは可能ですし、努力次第では高収入も見込めます。まずはITについての情報収集をし、未経験者を多く受け入れている企業に就職し、実務経験を積んでいくということも可能です。サーバーエンジニアとしてのスキルアップを目指しましょう。

チェックリスト

  • サーバーエンジニアはサーバーに関する専門家である
  • ネットワークエンジニアと同じ扱いを受けやすいが、サーバーエンジニアはあくまでも「サーバー」に特化した知識やスキル、技術が必要とされる
  • 一定以上の知識やスキルがあれば、未経験でも「保守・運用」などの仕事で採用される可能性が高くなる
  • 複数人で業務を遂行するため、チームでの関わりが重要となり、コミュニケーション能力が重視される
  • 実務経験と十分な知識・スキルを兼ね備えれば高年収も期待できる、フリーランスとしても活躍の場がある
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データサイエンティストとは(仕事内容、年収、必要な、資格や転職方法などを紹介) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data-scientist/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/data-scientist/#respond Wed, 15 Apr 2020 08:02:28 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2467 はじめに

データサイエンティストとは、どのような仕事をするのか。働くためにはどのようなスキルや資格が必要なのか。年収や将来性についてなど、エンジニア系の職種を目指す未経験者の人にもわかりやすいように解説します。

データサイエンティストとは

データサイエンティストとは

データサイエンティストの「データサイエンス」とは、統計学や数学、AIなどを駆使し、膨大なデータの分析を行うことを指しています。データサイエンティストは、その膨大なデータを意味あるものに変換し、予測や有益な発見を行う「データ分析の専門家」です。

仕事内容とは

データサイエンティストは、さまざまな手法やツール、数式を駆使し、与えられたデータの分析を行います。分析結果に基づき、コスト削減や売上向上などの具体的なアドバイスをおこない、事業の利益に貢献することがデータサイエンティストに与えられた使命といえるでしょう。どんな業界でも活躍の場があり分析結果が課題解決に直接的に結びつくこともあるためやり甲斐のある仕事です。

データサイエンティストの仕事内容を簡単に説明すると、以下の4つにわかれます。

  • データ収集
  • 集めたデータの整理
  • 整理された膨大なデータの分析
  • クライアントや企業への報告やアドバイス

データサイエンティストがおこなう仕事の流れは、一般的に上記の4つのようになります。

例えばショッピングサイトの場合、データのなかからどのような人がどんな商品を見て、購入するまでにどのようなプロセスを踏むのかなどを分析します。その結果から有効な広告宣伝の打ち方や、商品の販売戦略などを導き出して提案することもあります。

分析結果から見えてきた予測や知見をただ報告するだけではなく、企業が次に行うべき一手についてアドバイスをすることもあるので、経営や戦略の知識ももっていると、先々で有利になり仕事の幅も広がるでしょう。同じようにAIのシステムに携わる、データを取り扱う仕事として、「機械学習エンジニア」と似ているといわれますが、実際は全く異なる存在です。どちらもデータを扱うことから、同列に扱われることが多いようです。

年収はどれくらい

データサイエンティストの一般的な目安となる年収は、300万からスタートし、平均は500万円程度と言われています。早い段階で900万円程度の年収を得る人もおり、なかには1,000~1,200万円程度の年収の人もいると言われています。スキルや実務経験などを加味し、ステップアップしていけば高額年収も期待できる職種です。

将来性とキャリアパスについて

本格的に人材不足が懸念されており、今後も人材が不足し続けるのではないかと業界内で囁かれているデータサイエンティスト。このような点から、今後も需要のある職種だと考えられそうです。ですがデータサイエンティストの仕事は、AIに取って代わられるのではないかという懸念もあります。そうならないためには、常に情報や知識、スキルのアップデートを正しく行い続ける必要があります。正確さや素早さだけではなく、人の手が介入するからこそ見つけられる分析結果、結果から見えてくる次の一手などを考え、提案できるスキルが求められるでしょう。データの世界だけに固執せず、会社の経営や戦略についても勉強することで仕事の幅は広がっていくでしょう。

データサイエンティストに必要な資格

データサイエンティストになるために、必ず取得しておくべき資格はとくにありません。特別に必須な資格はありませんが、統計学に関する資格の取得をしておけば就職や転職の際にアピールできるポイントとなります。以下の3つの資格は、データサイエンティストとして働いていく上で、もっているととても有利な資格ばかりです。難易度はさほど高くありませんので、ぜひ資格取得を目指しましょう。

統計検定2級
データサイエンティストを目指す上で、最も重要となる知識は「統計学」です。統計学のスキルの基礎から応用までのスキルを身に着けていることを証明できる「統計検定」は、できるだけ早い段階で取得できるよう目指しておくといいでしょう。初心者の人はとくに資格取得しておくことで、就職・転職の際に強い味方となるPRポイントとなってくれます。

統計検定2級
運営会社名一般財団法人統計質保証推進協会
受験料一般7,000円(税込)、学割5,000円(税込)
受験資格とくになし
受験時期随時
出題数35問程度/90分
回答形式4~5肢選択問題(マークシート)
合格率非公開(40~45%前後)
取得レベル2級は大学基礎課程レベルの統計学の知識を身につけられます。2級以下の資格を取得していなくても、努力すれば合格できるラインの試験のため、中学生から大人まで幅広い年代の人が挑んでいます。

ビジネス統計スペシャリスト
ビジネス統計スペシャリストは、データ分析における「実践」的な部分に重点を置いた資格です。統計学の理論や知識よりも、Excel分析ツールをどの程度使いこなせるかを見極める資格と考えておくといいでしょう。基礎レベルの「エクセル分析ベーシック」、上位レベルの「エクセル分析スペシャリスト」と、2つの科目の試験があります。

ビジネス統計スペシャリスト
運営会社名株式会社オデッセイコミュニケーションズ
受験料エクセル分析ベーシック 6,600円(税込・一般)
エクセル分析スペシャリスト  10,780円(税込・一般)
受験資格とくになし
受験時期随時実施
出題数エクセル分析ベーシック 40問前後/60分
エクセル分析スペシャリスト  30問/60分
回答形式択一問題、穴埋め問題
合格率非公開(1000点満点中700点以上で合格)
取得レベル義務教育で習得できる算数や数学のレベルをクリアしていれば、十分合格を狙える初心者向けの資格です。上位資格となるエクセル分析スペシャリストは、取得レベルだけで考えると「統計検定2級」と同等と考えておいてください。

Oracel Master Bronze Oracle Database 12C
Oracle=データベースともいわれるほど、データベースとの関係性が強く、エンジニアのなかでも人気の高い資格となるデータベースの認定資格、「Oracel Master」。まずは最初のステップとしてもっとも難易度が低いBronzeをクリアするといいでしょう。

Oracel Master Bronze Oracle Database 12C
運営会社名日本オラクル株式会社
受験料Bronze DBA 12c:26,600円/Bronze SQL基礎I・Oracle Database SQL:29,400円
受験資格とくになし
受験時期随時実施
出題数Bronze DBA 12c 73問(120分)正解率70%以上で合格
Bronze SQL基礎I 40問(90分)正解率70%以上で合格
Oracle Database SQL 78問(120分)正解率63%以上で合格
回答形式選択形式
合格率非公開
取得レベル資格取得にはSQLとDBA、2つの資格を取得する必要があります。2つとも業務未経験の人でも独学での試験対策に取り組むことで資格取得が可能なレベルです。

未経験からデータサイエンティストになるには

未経験からデータサイエンティストになるには

ある一定のスキルや資格や知識があれば、業務未経験であってもデータサイエンティストとして採用されるケースもあります。まったく知識や経験のない人が、いきなり仕事をすることは厳しい部分が出てくるかもしれません。

そのため、独学や専門のスクールなどで勉強をしてから、就職・転職活動することをオススメします。意欲的な部分をアピールすることで、知識やスキルがまだ未熟でも、採用される確率は格段にアップします。意欲的に働ける姿勢をアピールできれば、企業側も前向きに検討してくれることでしょう。

データサイエンティストにどんな人が向いている?

データサイエンティストに向いている人の特徴は次の3つです。

情報収集や分析に興味がある人

データサイエンティストの仕事の軸となるのは、情報収集や集めた情報(データ)の分析です。ただ単純にものごとについて情報収集をするのではなく、さまざまな角度から1つの情報について深堀りしていける好奇心の強さは、立派な武器となるでしょう。集めたデータを効率的に分析していく能力も重要です。目の前にあるデータに秘められた意味とは、ビジネスの課題解決のために、データをどう扱うかなど、疑問に感じたことをそのままにせず、どんどん深堀りしていくことが苦にならない性格の人にはとても向いている仕事です。

同じことの繰り返しが続いても苦にならない、地道な努力ができる人

データサイエンティストの業務は、集めた膨大なデータの分析をし、予測をおこない、さらにまた分析して予測する……。このようにひたすら同じ作業を繰り返すような、地道な作業が多々あります。下手をすると根気と努力を要する作業ばかりになる可能性も考えられます。単調な作業の繰り返しにもへこたれず、コツコツと地道な努力が得意な人にも向いている職種です。

数字やプログラムを扱うことが得意、論理的思考力がある

データサイエンティストにとって切っても切れない存在は、数字やプログラム言語です。しかし必ずしも理系出身の人だけが向いている職種というわけではありません。数字やプログラミングが好きで、向き合うことが苦ではないだけでも十分素質はあります。

未経験からデータサイエンティストになるために必要なスキルと習得方法

未経験からでもデータサイエンティストになることは可能ですが、以下の3つの知識を習得しておくほうが、仕事についてからスムーズに業務を進められるでしょう。

  • 統計学に関する知識
  • データベースに関する知識
  • プログラミング言語に関する知識(PythonやR言語など)

統計学に関する知識

データサイエンティストにとって、統計と分析は切っても切り離せないものです。だからこそできるだけ早い段階での「統計検定」や「ビジネス統計スペシャリスト」の資格取得をオススメしています。統計学の習得には数学の要素も必要不可欠となり、高校3年生レベルの数学はきちんと理解できている状態にしておくと、統計学の勉強もやりやすくなるでしょう。数学から関連する科目は「確率・統計」「微分積分」となり、復習してから統計学の勉強や、資格取得の勉強に挑戦してみてください。

データベースに関する知識

データサイエンティストの仕事では、データベースに関する豊富な知識も必要になります。データベースの初級となる「SQL(データの取得や登録、更新や削除がおこなえたり、データを特定するための条件検索をしたりできるプログラミング言語)」をマスターしておけば、ビッグデータを扱う際も有利に働くでしょう。

プログラミング言語に関する知識

Python(パイソン)やR言語などは、データサイエンティストの仕事にも関係するプログラミング言語です。さきほど登場したSQLや、Rubyなども知識としてもっていると役立つ機会もありそうです。初心者の場合は、AIの知識にも精通できる「Python」の知識の取得を優先するといいでしょう。Pythonとは統計に特化したプログラミングとしても有名で、通常では膨大になってしまうコードをコンパクトに収められる言語です。AI(人工知能)やWeb開発、さらには教育の分野など、幅広い分野で使われていることもあり、学ぶ人口が多いことから独学でも勉強しやすいところもオススメのポイントです。専門の書籍やオンラインの学習サイトを利用すれば、基礎的な部分は簡単に習得できるでしょう。

データサイエンティストへの就職、転職方法

ビッグデータに対するビジネスが加速していることから、データサイエンティストの需要は高い傾向にあります。未経験でも独学や専門のスクールなどで、統計やデータベースに関する知識をしっかりと身に付けておけば、その努力をアピールし就職・転職に活かすことは可能です。「Kaggle(カグル)」という、企業が分析してもらいたい課題を投稿しているコンテストに参加してみることもオススメです。勉強になる上に、最も優れた予測結果を出せれば報酬がもらえるこのコンテストは、独学で学んできた人も参加できますので、就職・転職の際に実力をわかりやすく伝えられそうです。

データサイエンティストのフリーランス

データサイエンティストのフリーランス

人材不足が大いに懸念されていることを考えると、フリーランスでもスキル・実績次第では、十分戦力として重宝されるでしょう。データサイエンティストの求人を見ると、正社員などの募集案件がまだ少ない傾向にあるため、フリーランスのほうが仕事を獲得しやすいという話もあります。まったくの初級者の場合は、1つでも実績をこなすことが大切ですので、「Lancers」や「CrowdWorks」などのクラウドソーシングサイトを利用したり、エンジニア、データサイエンティスト、マーケターの案件が豊富にある「BIGDATA NAVI」などにも登録してみるといいでしょう。

まとめ

今後の将来性が期待できるデータサイエンティストは、未経験からでも努力次第で挑戦できる職種です。データサイエンティストとして、さらなる高みを目指してスクールに行くもよし、ネットやテキストを駆使して独学で学ぶもよし。教育体制が整った、未経験者を多く受け入れている会社へ就職し、実務を通して経験を積むのも手です。

チェックリスト

  • 統計学や数学、AIの知識を武器に、データの収集や分析をおこなう仕事
  • 取得しておくべき資格はないが、統計学関連の資格取得をしておくと仕事に有利になる
  • 数字やプログラムが好きで、コツコツと繰り返される作業にも真摯に向き合える人は向いている
  • とにかく人材不足が懸念されているので、将来性があり努力次第では高年収も期待できる
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コーダー/マークアップエンジニアとは(仕事、年収、将来性、資格、スキルの習得方法、未経験からの転職方法など紹介) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/coder-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/coder-engineer/#respond Fri, 03 Apr 2020 08:20:05 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=1950 はじめに

コーダー(マークアップエンジニア)とは、Webサイトを実際に作り上げていくエンジニアです。仕事内容や将来性、年収、やりがいなどついて詳しく解説します。コーダー(マークアップエンジニア)になる方法やどのような資格が役立つかなどについてもご紹介します。

コーダー(マークアップエンジニア)とは

コーダー(マークアップエンジニア)とは

コーダー(マークアップエンジニア)とは、Webサイトを主にHTML(Webページを作成する基本的な言語)やCSS(Webページの文字の色や大きさを指定する言語)を使って実際に作り上げるエンジニアです。一般的にコーディング、マークアップとよばれる作業を担います。サイトを検索した際に上位に表示されるよう対策ができているか(SEOと呼ばれます)など総合的に考えて最適なコーディングを行います。

仕事内容とは

コーダー(マークアップエンジニア)は、Webサイトの目に見える部分を作り上げることが仕事の目的となります。そのため、SEOに配慮した内部リンクの貼り方やサイトのデザインの根幹となるHTML・CSSについて対応する他、最近はアプリケーションを動かすJavaScriptやその他の言語を駆使してコーディングを行います。

コーダー(マークアップエンジニア)は、HTML、CSSのマークアップのプロフェッショナルとして、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、デザイナーなどと協力しながら、見やすくて使いやすいサイトを作る作業を進めていきます。

やりがいとは

コーダー(マークアップエンジニア)の仕事のやりがいは、新しいサイトを実際に生み出せることです。自分でコーディングしたサイトを使ってもらえる喜びがあります。また、SEOに配慮した無駄のないコーディングを速く正確に行うことで、周りから評価されます。

タグの選び方や構文の選び方によってサイトの表示スピードや検索順位などに影響があるため、知識を習得しサイト設計に生かすことで周りから評価してもらえることもコーダー(マークアップエンジニア)のやりがいといえるでしょう。

年収はどれくらい

コーダー(マークアップエンジニア)の平均年収は350万円ほどです。IT通信業界の平均年収が600万円となっていることから、差が見られます。しかし、実際にはキャリアや所属する会社によって年収は大きく分かれるといえるでしょう。コーダー(マークアップエンジニア)の役割は、専門性が高ければ高いほど高額な年収となる可能性があります。

例えば、SEOに強い・プログラミングの対応領域が広い・対応スピードが速くて正確などの強みがあると高額な年収につながりやすくなるといえるでしょう。自分の専門的スキルを底上げするため、常に情報収集やコーティング手法を勉強することが重要になります。

出典:平成30年 生活基礎調査の概況-厚生労働省

将来性とキャリアパスについて

コーダー(マークアップエンジニア)の将来性に関しては、非常に高いといえます。ほとんどの企業は、独自のWebサイトを運用しているため、Webサイトを情報や仕様を新たに更新していく必要があります。そのため、コーディング業務の需要があるといえるでしょう。特に、SEOに評価されるためにも最新のプログラム言語やリンク、アプリの配置などを戦略的に行う必要があります。コーダー(マークアップエンジニア)からのキャリアパスとして3つの選択肢が考えられます。

  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • フロントエンドエンジニア

会社によっては、Webデザイナーがコーダー(マークアップエンジニア)を兼務したり、コーダー(マークアップエンジニア)とフロントエンドエンジニアが同等の業務をおこなっている場合もあります。コーダー(マークアップエンジニア)は様々なビジョンをきづける職種です。プログラマー、Webデザイナー、フロントエンジニアとして転職した場合、年収アップできる可能性があります。

コーダー(マークアップエンジニア)に必要な資格

コーダー(マークアップエンジニア)になるために必要な資格はありません。しかし、未経験から転職する場合、知識を取得している目安として評価される資格があり、自己学習を行ううえで網羅的に学ぶために資格取得を目指す方は少なくありません。

Webクリエイター能力認定試験スタンダード
HTML5をマークアップできることを証明するための資格です。資格を保有することで、CSSを操作しつつ、Webページにおけるデザインやレイアウトを表現することが可能なことをアピールできます。

Webクリエイター能力認定試験スタンダード
運営団体サーティファイ Web利用・技術認定委員会
受験料5,900円(税込み)
受験資格特になし
受験時期月~金 10:00~21:00 土、祝 10:00~17:00 ※日曜定休
出題数実技のみ(テキストエディタ70分:Webページソフト作成60分)
回答形式CBT形式
合格率65%程度
取得レベル未経験者・初級エンジニア

Webクリエイター能力認定試験エキスパート
Webページにおけるレイアウトや色彩設計などを含めて、デザイン面を技術的に仕様変更できるかどうかを問われる資格です。そして、アニメーションなどの動きのあるページやレイアウト表示なども含めた能力があることを証明できます。

Webクリエイター能力認定試験エキスパート
運営団体サーティファイ Web利用・技術認定委員会
受験料7,500円
受験資格特になし
受験時期月~金 10:00~21:00 土、祝 10:00~17:00 ※日曜定休
出題数筆記(20分)・実技(テキストエディタ110分:Webページソフト作成90分)
回答形式CBT形式
合格率筆記・実技どちらも65%程度
取得レベル実務経験あり・中級以上のエンジニア

Webクリエイター能力認定試験はどちらもWebクリエイターとして基礎的な知識があることをアピールすることが可能です。

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1
HTML5を使用して、Webコンテンツを作成できることを証明するための資格です。HTML5を使用したうえで、デバイスへの対応や設計だけでなく製作、基礎知識などを有していることが評価されやすい資格となっています。また、資格の有効範囲は5年間です。

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1
運営団体情報処理推進機構(IPA)
受験料15,000円(税込)
受験資格HTMLコーダー(マークアップエンジニア)、デザイナー、ディレクターなど
受験時期いつでも
出題数90問(解答数は85問)
回答形式マウス操作、キーボード入力
合格率非公開(レベル1なら初級者向け)
取得レベル未経験者・初級エンジニア

Webクリエイター能力認定試験とHTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1は HTML 5を使用して適正にサイトをつくれるかどうか、デザインとして各種ブラウザに対応できるかなどを証明するための資格です。どちらも基礎的な知識からCSS3などHTML以外の知識も必要となります。

また、HTML5プロフェッショナル認定試験には、さらに上の段階としてレベル2があるため、よりコーダー(マークアップエンジニア)として専門性が高いことをアピールすることも可能です。資格の取得を目指していきましょう。

未経験からコーダー(マークアップエンジニア)になるには

未経験からコーダー(マークアップエンジニア)になるには

コーダー(マークアップエンジニア)に関しては資格者でなくても転職することができる、といわれています。では、未経験からコーダー(マークアップエンジニア)になるためにはどうすればいいのか。就職方法や、必要なスキルの習得について解説します。

コーダー(マークアップエンジニア)にはどんな人が向いている?

コーダー(マークアップエンジニア)に向いている人の特徴は次の3つです。

業務に集中して取り組める人

コーダー(マークアップエンジニア)は、サイト設計に基づいて、構造や機能を正確に作り込むことや、コーディングのスピードも求められます。また、一日中PCと向き合い、人と会話する日が極端に少ない場合も少なくありません。そのため、業務に対して集中して取り組める人は向いているといえます。コーダー(マークアップエンジニア)の業務は正確性を求められ、繊細な作業が多いです。ちょっとしたミスでサイトが表示できなくなることもあります。一定時間集中力を保てるかどうかを考慮してみましょう。

常に学び続ける姿勢を持てる人

Webの世界は日々変化し続けています。SEOに評価されるサイト作りやデザインなども次々に変わっていくのが現状です。そのため、コーダー(マークアップエンジニア)としてもそういった世の中の流れを勉強しつつ、スキルを上げていくことができる人は資質があるといえるでしょう。

トラブルに臨機応変に対応できる

コーダー(マークアップエンジニア)は予期しないバグやエラーなどと、日々向き合う必要があります。そうした結果に対して、常に改善点を考えることができる人はコーダー(マークアップエンジニア)に向いているといえるでしょう。

未経験からコーダー(マークアップエンジニア)になるために必要なスキルと習得方法

IT系のスキルは、独学だけでなくオンラインスクールなど非常に様々な場所から学ぶことが可能です。コーダー(マークアップエンジニア)になりたい場合、HTMLを理解したうえで、CSS、JavaScriptなどの知識も必要になります。また、未経験から自社で一人前に育てあげたいという企業もあります。こういった企業の場合は人物を重視した採用となる傾向があります。

HTMLの知識

HTMLは、Webページを構成する基本的な言語です。多くのサイトはHTMLに対応しています。Webページの見た目などの設定はほぼHTMLとCSSでできています。現在はHTML5というHTMLのバージョンでつくられているWebページが多いのでまずはHTML5を勉強しましょう。HTML5だけであれば本を1冊購入して独学することもできます。

CSSの知識

CSSはサイトのデザインを決めるものです。文字の色や大きさ、アニメーションを作ることも可能です。加えて、CSSとHTMLは組み合わせて使うことがほとんどであるため、両方の知識を合わせることでより優れたWebサイトを作成することができます。

JavaScript系の知識

JavaScriptなどを駆使した動きのあるページが一般的になっているため、基礎的なプログラミング言語の知識も必要です。検索機能やポップアップ、スライドの表示などHTML,CSSだけでは表現できない動作を実装できるようになっておくと良いでしょう。まずはJavaScriptやPHPの基本的な知識を習得しましょう。

スキルの習得方法

コーダー(マークアップエンジニア)に必要なスキルを習得する場合は、独学で実際にサイトを作ってみる、プログラミングスクールを利用するなどの方法があります。未経験でも、参考書や関連サイトで情報収集をして内サイトの基礎を学習できます。また、プログラミングスクールは実際に通うパターンとオンラインで学ぶ方法があります。実際に通うパターンであれば、講師にわからないことを聞きやすいといったメリットがあります。

オンラインは自分の時間を活用して学習を重ねていくことが可能です。自分に合った学習方法を選択することでスキルを習得することができるでしょう。

コーダー(マークアップエンジニア)への就職、転職方法

コーダー(マークアップエンジニア)は、Webサイトを制作する企業にとっては必要な職種です。また、全くの未経験であったとしてもコーダー(マークアップエンジニア)として採用する企業も増加しつつあります。これは、ニーズに対する需要が追い付いていないことなどが影響しているといえるでしょう。

転職サイト、転職支援エージェントなどいろいろなサービスを利用して探してみましょう。コーダー(マークアップエンジニア)に関する資格を持っていたり、自分のブログ運営の運営経験があれば評価されることもあります。

コーダー(マークアップエンジニア)のフリーランス

コーダー(マークアップエンジニア)のフリーランス

コーダー(マークアップエンジニア)でフリーランスとして生きていくためには、高度なスキルだけではなく、コミュニケション能力、マネジメント能力も問われます。企業によってはこれまでとは異なるマークアップの知識が必要となることも。フリーランスであれば必要なスキルは自分で学習を進めていく必要があるといえます。

また、クラウドソーシングであれば、コーダー(マークアップエンジニア)のみという形は非常に珍しいといえるでしょう。そのため、今後コーダー(マークアップエンジニア)から、「なにになりたいのか」を常に考え、そこに向かってスキルアップをしていく必要があります。

まとめ

コーダー(マークアップエンジニア)は、意欲があれば、初心者や未経験者でも挑戦しやすい職種です。自主学習を重ねることによって、最新のWebサイトに必要なスキルを習得することが可能です。また、経験や知識が少なくても人物を評価して採用する企業があるため、コーダー(マークアップエンジニア)になりたい方は積極的に挑戦してみましょう。

チェックリスト

  • コーダー(マークアップエンジニア)は未経験から挑戦できる職種
  • SEOに強くプログラミングの対応領域が広いと年収アップが期待できる
  • 必要な資格はないが、目安として評価されやすい資格などは活用できる
  • フリーランスの場合は、コーダー(マークアップエンジニア)の先を見据えた動きが必要
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組み込みエンジニアとは(仕事内容、年収、将来性、資格、未経験からの転職方法など紹介) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/embedded-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/embedded-engineer/#respond Tue, 31 Mar 2020 07:59:18 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2082 はじめに

エンジニア系の職種はWebエンジニアやセキュリティエンジニアなど、名前から業務内容がすぐわかりやすいものもあれば、「組み込みエンジニア」のような名前からではわかりにくいものもあります。エンジニア系の職種を目指す未経験者の人にもわかりやすいように、組み込みエンジニアとはどのような仕事をするのか、働くためにはどのようなスキルや資格が必要か、年収や将来性についてもあわせて解説します。

組み込みエンジニアとは

組み込みエンジニアとは

組み込みエンジニアとはまさにその名の通り、パソコンやスマートフォン、家電や自動車など、多くの製品に組み込まれている「ソフトウエア」を開発する役割がメインの業務です。

仕事内容とは

私たちの生活のなかで身近に存在する多くの製品は、ソフトウエアがあることでいろいろな機能を制御し、滞りなく使用することが可能です。ソフトウエアがあることで製品をより便利に、より快適にするシステムを開発し、製品に組み込んでいくエンジニアが「組み込みエンジニア」です。

組み込みエンジニアの仕事内容を簡単に説明すると、以下の5つにわかれます。

  • 電子機器に搭載するスペック(機能)の検討
  • システム設計
  • ハードウェアやソフトウェアの設計
  • ハードウエアへの実装
  • クロスデバッグ(実際に使用する環境とは別の環境でバグやエラーを取り除いて修正を行う作業)やプログラミング、テスト

組み込みエンジニアは大きく分けると3つの分野にわかれます。私たちの身の回りにある家電製品やスマートフォンなどのシステム開発を行う「小型機器型組み込み系」、家のなかや会社、街のなかなどの公共施設でのネットワーク通信のシステム開発を行う「通信型組み込み系」、工場や発電所のような工業地帯でのシステム開発などを行う「プラント型組み込み系」。それぞれに特徴はありますが、どれも仕事内容の工程は上記の5つと同じ流れとなります。

年収はどれくらい

企業に勤めている組み込みエンジニアの年収は、一般的に20代で400万円前後、30代で500万円前後。40代になると600万円台を上回る人も出てきます。エンジニア職としてみると高額というわけではありませんが、一般的な会社員の平均年収よりは高くなります。専門知識や高い技術力が必要となるエンジニアですので、実力次第で年収アップは期待できるでしょう。

将来性とキャリアパスについて

家庭用・業務用を問わず、デジタル機器の普及は目覚ましく、組み込みエンジニアの仕事は増加する傾向にあります。並み居るエンジニア職のなかでも、組み込みエンジニアは慢性的な人材不足が叫ばれ、人材の確保に国や業界・団体などが動き出しているようです。それだけ必要性の高い職種であることがわかるでしょう。

企業や、関わっているプロジェクトによって年収や仕事内容にも大きな差があります。取得しているプログラム言語によっても左右される部分も大きいので、年収アップ・キャリアアップを目指すのであれば、C言語(プログラムを機械が理解できる言葉に置き換える「コンパイル」という行為をおこなうプログラミング言語)は確実にマスターしておきたいところです。同じような働きをする「アセンブラ」もマスターしておけばステップアップの基盤となるでしょう。

組み込みエンジニアに必要な資格

組み込みエンジニアには、必要となる資格はとくにありません。しかし資格があることで就職・転職時に、スキルや必要なプログラミング言語に対する習熟度をアピールすることも可能になります。就職してから資格取得を目指しても遅くはありませんので、将来のことを考えて資格取得を目指しておくといいでしょう。

ETEC
ETEC(組込み技術者試験制度)は組み込みエンジニアとして働く上で、どれだけの技術や知識を有しているかを評価する検定試験です。

ETEC
運営会社名一般社団法人組込みシステム技術協会
受験料クラス2(エントリレベル)15,000円/クラス1(ミドルレベル)20,000円
受験資格クラス2 とくになし/クラス1 クラス2試験で500点以上を取得していること
受験時期随時実施
出題数クラス2 120問(90分)/クラス1 90問(120分)
回答形式CBT(Computer Based Testing)/四肢択一
合格率非公開
取得レベルクラス2は大学や専門学校卒業レベル・もしくは同程度の知識や技術のレベル。クラス1はクラス2で500点以上を取得していることが受験資格となる上位資格のため、中級以上のスキルがあると有利になるでしょう。

LPIC(Linux技術者認定試験)
LPICはLinux(WindowsやMacのようなOSのひとつ)の技術をどの程度習得しているかを測るための民間の認定試験です。Linuxのスキルがどれほどあるかの認定基準を測るもので、国際的にも認められている試験です。世界200カ国以上のエンジニアが受験するほど認知度が高いことでも有名です。

LPIC(Linux技術者認定試験)
運営会社名NPO法人Linux技術者認定機関「LPI(エルピーアイ)」日本支部
受験料15,000円
受験資格とくになし(LPIC-2認定を受けるにはLPIC-1認定を取得が必須)
受験時期祝日を除く、月~土曜日に随時実施
出題数約60問(90分)
回答形式CBT方式(マウス選択問題、キーボード入力問題)
合格率65~75%程度
取得レベル試験のグレードはLPIC-1~3の三段階にわかれており、それぞれに取得レベルは異なります。基本となる初級者向けのグレード「LPIC-1」は、Linuxの基本操作やシステムの管理がおこなえるレベルが求められます。Linuxディストリビューションの基本知識も必要となるでしょう。ただし必ずしも「LPIC-1」から取得する必要はなく、Linuxのシステムデザインやネットワーク構築における企画・導入・維持。トラブルシューティングやキャパシティプランニングができるレベルの求められる「LPIC-2」からいきなり挑戦しても構いません。ご自身の知識やスキルのレベルに応じて挑戦するランクを決めるといいでしょう。

基本情報技術者試験
エンジニア職を志す人の登竜門とも言われている国家資格、「基本情報技術者試験」。サーバーやプログラミング・ハードウェアなど、エンジニアが関わることになるIT知識を幅広くもっていることが問われる資格試験です。組み込みエンジニアにも活かせる資格ですので、できるだけ早い段階で取得することをオススメします。

基本情報技術者試験
運営会社名IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
受験料5,700 円
受験資格とくになし
受験時期年2回(春と秋)に全国で一斉実施
出題数午前80問・午後11問(うち5問に解答)、ともに150分間(合計300分)
回答形式午前 小問形式/午後 大問形式
合格率非公開(およそ20%前後・目安は午前・午後ともに60点以上)
取得レベル基本的な知識を有するレベルが必要となりますが、合格率からみても難易度は高め。しっかりと事前に対策と勉強をおこない挑戦してみてください。

未経験から組み込みエンジニアになるには

未経験から組み込みエンジニアになるには

組み込みエンジニアとして働きたい場合、未経験からでも就職や転職することは可能です。とくに「テスト業務」は未経験でも任されることが多い業務のため、テスト業務でコツコツと実務経験を積んでステップアップすることも珍しくありません。

また独学やスクールなどで知識を蓄えていたり、先に紹介した資格取得をしていたりなど、アピールできることが多ければ多いほど採用される確率は高くなります。慢性的な人材不足もありますが、意欲があり努力できる人は重宝される存在となるでしょう。

組み込みエンジニアにはどんな人が向いている?

組み込みエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

ものづくりが好きな人

プラモデルや雑誌の付録など小さい頃からモノを作ることが好きだった人や、目の前にあるものがどのように作られどのようにして動いているのかなどに興味が強い人には、組み込みエンジニアという職はとても向いているでしょう。モノを作ることに直接的に関わっていける組み込みエンジニアは、まさに「モノづくり」の職人と言っても過言ではないからです。

影でみんなを支える「縁の下の力持ち」的存在が好きな人

モノを作って機械を動かす。これぞまさに組み込みエンジニア業務の本髄です。機械や家電など、人にとって大切な役割を果たすモノが、きちんと動くようにするという大事な業務を担うポジションにいながらも、表立った業務は一切ありません。組み込みエンジニアとは、まさに縁の下の力持ちな存在です。組み込みエンジニアがいるからこそ、私たちの生活は便利で豊かになっています。誰かを支える力強い存在になることを望む・好きな人にはうってつけの職種です。

几帳面な人、集中力が高い人

組み込みエンジニアの仕事は集中力を要する作業が多く、根気よく集中が途切れないようにおこなう作業がたくさんあります。また細かな部分に気がつく几帳面な人材も重宝されるでしょう。綿密な仕様書を作成するときも、几帳面に丁寧に、ムダなく正確な作業をおこなえる力は、組み込みエンジニアとして何より大事なスキルとなってくるかもしれません。

未経験から組み込みエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

組み込みエンジニアになるためには、以下の3つに対するスキルを学んでおくと業務をスムーズにこなせるでしょう。

  • C言語系に関する知識
  • アセンブラに関する知識
  • JAVA言語に関する知識

C言語系に関する知識

プログラミング言語のなかではメジャーで古くから存在するC言語。組み込みエンジニアではC系のプログラミング言語として、「C言語」と「C++言語」の2つが必須となります。いくつかあるプログラミング言語の基礎とも言われている言語ですので、ぜひ早い段階でマスターしておきましょう。C言語はさまざまなプログラミングのなかで使われる多様性を持ち、処理速度の速さが魅力です。

環境に依存しない「移植性」が高く、さまざまなハードウェアの動作環境に合わせて記述することもできます。「C++言語」はC言語を拡張したものです。「オブジェクト指向」と呼ばれるプログラミング言語で、モノとモノを組み合わせてプログラムを動かすときに用いられます。互換性が高いこともあり、C言語・JAVAとセットで使用することも多くなります。

アセンブラに関する知識

アセンブラもプログラミング用語のひとつです。組み込みエンジニアだけではなく、エンジニア職全般でC言語・JAVAとともによく使用される言語ですので、押さえておきたいですね。アセンブラをわかりやすく説明すると、プログラムした言語を機械などのモノが理解できるように翻訳する役割を担います。

機械を動かす言語は、「0」や「1」の羅列で組まれたパターンとなり、このままでは他のプログラミング言語では読み取れません。そのような場合に別のプログラミング言語に翻訳してくれます。機械語から別の言語に変換することはよくある工程のため、アセンブラ言語はぜひ身に付けておきたい知識といえるのです。

JAVA言語に関する知識

JAVAもプログラミング言語のひとつで、C言語に続いて世界中に利用者の多いメジャーなプログラミング言語です。過去にはあまり開発系のエンジニアが使用することは少なかったようですが、昨今事情が変化しており、ハードウェアの進化に伴って組み込み系のエンジニアが開発の際に使用することも増えています。

Webとの相性がいいJAVAは、スマートフォンのアプリやパソコンのゲーム・アプリなどの開発に重宝されています。JAVAはOS(AndroidやiOS、Macやウィンドウズなど)に依存しないため、1つのモノを作ると異なるOSでも同じように動作させることが可能な言語です。モノを作る・動かす組み込みエンジニアにとって、この汎用性・移植性の高さは必要不可欠な存在と言えるでしょう。

必要なスキルの習得方法

プログラミング言語の多くは、書籍やオンラインのサービスを利用し、独学でスキルを身につけることが可能です。ご自宅にパソコンがあれば、テキストやオンラインで提供されている問題を説いたり、実際に動作・テストを繰り返したりしていくうちに一定ラインの知識やスキルを取得することは可能です。専門のスクールなどで学ぶことでも新たな発見とも出会えるでしょう。

必須となる3つのプログラミング言語はメジャーな言語のため学びやすく、学ぶためのサービスも充実しています。ですので働きながら、就職・転職活動をしながらでも並行して習得することも可能です。

組み込みエンジニアへの就職、転職方法

未経験でも、スクールや独学で組み込みエンジニアとしてのスキルや知識を有していれば、その努力をアピールして就職・転職に活かすことは可能です。とくに習得しておきたい「C系言語」「アセンブラ言語」「JAVA言語」の資格をもっているなども強みとなるでしょう。その知識を武器に転職エージェントや、スクールなどの就職・転職のサポートを最大限に活用してみてください。慢性的な人材不足なこともあり、やる気と意欲が認められれば、未経験でも採用される可能性は高い職種です。

組み込みエンジニアのフリーランス

組み込みエンジニアのフリーランス

組み込みエンジニアとしてフリーランスで働く場合、どれほどのスキルと知識、実績をもっているかが大きく影響します。最初のうちは安価でもいいので、どんどん仕事を受けていきましょう。フリーで活動している実績がついていけば、年収1,000万円超えも夢ではありません。ただ最低でも実務経験3~5年は欲しいところです。「Lancers」や「CrowdWorks」などのクラウドソーシングサイトを利用したり、エンジニアがフリーランスへの転向を支援するサイト「Midworks」などを利用したりして、地道に案件獲得を目指していきましょう。

まとめ

モノづくりで私たちの生活を便利に、豊かにしてくれる縁の下の力持ち、「組み込みエンジニア」。モノづくりのプロとして威力を発揮できる組み込みエンジニアは、未経験からでも努力次第で挑戦できる職種です。さらなる高みを目指してスクールに行くもよし、ネット上でエンジニアの交流・学習ができるサイトや、未経験者を多く受け入れている教育体制のしっかりした企業に就職しOJTで学ぶという手もあります。

チェックリスト

  • 組み込みエンジニアはモノを作ることに直接的に関わる「モノづくり」の職人
  • 組み込みエンジニアになるにはC言語・アセンブラ・JAVAの3つの言語を身に付けよう
  • 未経験者はテスト業務をおこないながらスキルアップを目指す
  • 必要な資格はないが、資格があることでもっているスキルを判断してもらいやすい
  • 必要なスキルはメジャーなものが多いので学びやすい
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セキュリティエンジニアとは(仕事、研修、将来性、転職方法など紹介) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/security-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/security-engineer/#respond Tue, 31 Mar 2020 07:26:46 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2065 はじめに

企業の大切な財産となる「個人情報」をはじめとする、「情報」を守る役割を担う「セキュリティエンジニア」。セキュリティエンジニアとして働くためには、どのようなスキルが必要か。年収や将来性を含め、就職・転職を考える方のために解説します。

セキュリティエンジニアとは

セキュリティエンジニアとは

個人情報保護の意識が高まるなか、企業はセキュリティに対し高い意識をもちはじめています。企業が保有する大切な情報を守る大事な役割を引き受けるのは「セキュリティエンジニア」です。サーバーを監視し、サーバーへの不正アクセスやサーバーに仕込まれるスパイウエアにウイルス、さらには内部の人間による個人情報漏えいなど、多くの脅威や脆弱性(ぜいじゃくせい。安全上の弱点を意味する)と日々戦っています。

仕事内容とは

セキュリティエンジニアは、企業などのネットワークやさまざまなシステムを外部の攻撃から守ったり、ネットワークやシステムのありとあらゆる角度から脆弱性を探し当てたりするなど、セキュリティシステムの弱い部分を補うための提案などをおこないます。

セキュリティエンジニアの仕事内容を簡単に説明すると、以下の5つにわかれます。

  • 要望に応じたセキュリティの企画・提案
  • システムの設計
  • サーバやネットワーク機器などへの実装
  • セキュリティの脆弱性や不具合がないかを確認するテスト
  • 実装したシステムの運用、保守

エンジニア職全般でおこなわれる段階と同じ流れで仕事を進めていくセキュリティエンジニア。名前にもあるように「セキュリティ」の部分に配慮・特化した対策を考えることが求められることも多いでしょう。脆弱性を抑えるためにセキュリティ機器の導入を提案し、サーバーやコンピューターへの不正アクセス、サイバー攻撃やウイルス感染を防ぐためには何をすべきか、提案・調査をしながら問題点の改善に務めることが主な業務となります。

年収はどれくらい

セキュリティエンジニアは、就職先や働き方・スキルによって年収に差があります。30代のセキュリティエンジニアの平均年収は600万円程度。未経験・初級者となると年収300万ほどからのスタートとなることもあります。他のエンジニア職と比べると若干低い平均金額となるようですが、高度な技術を身につけられれば、年収1,000万円代に乗せることもそう遠い夢ではなさそうです。また国内企業よりも外資系企業に高い需要があり、外資系企業で働くほうが年収もアップする傾向にあるようです。

将来性とキャリアパスについて

セキュリティに対する企業の意識は高まる傾向にあり、仕事内容も細分化されていく傾向にあります。そうなると圧倒的な人材不足に陥る可能性が懸念されているため、高いスキルをもつセキュリティエンジニアは、希少価値のある存在になる可能性を秘めていそうです。情報化がますます進んでいく将来を考えると、セキュリティの脅威は増加していくことが考えられます。

そうなるとセキュリティ面で強み型となるセキュリティエンジニアは、ホワイトハッカー(セキュリティ対策を施したり、悪意ある攻撃からの攻撃を防いだりする”健全なハッカー”)として引く手あまた、人気の職業となるでしょう。

セキュリティエンジニアのキャリアパスは、積み重ねた経験と豊富な知識を武器に、どのような企業で働くかが大きく影響するでしょう。IT系のコンサルティング会社や監査法人などで働くことになれば、全体的な進行管理や、予算・品質・納期・成果物のクオリティなど、プロジェクトに関するすべての責任をもつ役職「プロジェクトマネージャー」のような、マネジメント系の資格を取得してキャリアアップするケースもあります。さらにセキュリティのスペシャリストを目指し、ログ解析や分析のスキルを極めていく道もあります。

セキュリティエンジニアに必要な資格

セキュリティエンジニアに関する専門的な資格はかなり多いため、何から取得すればいいか迷う方も多いかもしれません。さらには資格を持っているかいないかで、セキュリティエンジニアとしてのスキルを判断されてしまうケースも珍しくないようです。知識や実務的なスキルだけではなく、資格取得のために時間を割くこともキャリアアップを目指す上では必要不可欠となるでしょう。

シスコ技術者認定(Cisco Career Certifications)
アメリカに本社を置く世界最大といわれるコンピュータネットワーク機器開発会社、「Cisco System社」がおこなう認定資格のなかにある、5つのグレードにわかれたセキュリティ分野の認定制度が「シスコ技術者認定」です。認知度も高く、シスコ技術者認定の資格を取得していると、セキュリティ分野におけるスペシャリストであることを証明してくれるでしょう。ここでは一番基礎となるグレードの「CCENT(エントリー)」で紹介します。

シスコ技術者認定 CCENT(エントリー)
運営会社シスコ・システムズ社
受験料各コース・分野により異る。「CCENT(エントリー)」は19,800円
受験資格とくになし
受験時期随時実施
出題数各コース・分野により異る。「CCENT(エントリー)」は45~55問/90分
回答形式複数または単一選択
合格率非公開
取得レベルセキュリティエンジニア業務の基礎レベルのグレード。初級者・未経験でも押さえておきたいネットワークセキュリティの本的な知識が必要となる試験内容

CompTIA Security+
世界的に知名度が高く、世界中の企業やセキュリティプロフェッショナルが活用できる認定資格です。セキュリティエンジニアとして高いスキルと知識をもつことが証明されるこの資格では、業務を滞りなく遂行できるクオリティのセキュリティスキルや知識が求められます。

CompTIA Security+
運営会社CompTIA Security
受験料43,732円
受験資格とくになし
受験時期随時実施
出題数最大90問/90分
回答形式複数または単一選択、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)
合格率非公開(合格の目安は100~900点中、750スコア以上)
取得レベル難易度は高くないものの、初級者・未経験者には難易度が高め。
業務経験が最低2年以上ある程度のレベルが求められます。

CompTIA CySA+
CompTIAがおこなう認定資格のひとつで、さきほど紹介した「Security+」の上位資格となります。「CySA」とは「CyberSecurity Analyst」の略称です。ITセキュリティの分析や、セキュリティ全体の改善業務をおこなえるレベルの知識をもっている証となる資格です。

CompTIA CySA+
運営会社CompTIA Security
受験料45,071円
受験資格とくになし
受験時期随時実施
出題数最大85問/165分
回答形式複数または単一選択、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)
合格率非公開(合格の目安は100~900点中、750スコア以上)
取得レベルNetwork+、Security+合格者などの上位資格となるため、中~上級向け。セキュリティ実務者として3〜4年の経験程度のレベルが求められます。

CISSP
セキュリティを扱う人がもつ資格の中では、最高峰ともいわれている、セキュリティのプロのための認定資格です。資格試験では「概念と設計、計画」・「実装と技術」・「運用と評価」の3つの分野から問題が出題され、3年ごとに認定を受け直す必要があります。

CISSP
運営会社ISC2
受験料699米ドル(75,000円前後)
受験資格セキュリティ関連企業で4年以上の業務経験がある、または大卒
受験時期随時実施
出題数250問(日本語・英語併記)/360分
回答形式複数選択
合格率非公開
取得レベルISC2がおこなう認定資格のなかでは最も高難易度を誇るレベル。実務経験を持ち、上級レベルに近い知識やスキルが必要とされる。

未経験からセキュリティエンジニアになるには

未経験からセキュリティエンジニアになるには

スキルや知識、資格などが有利になるセキュリティエンジニアですが、「運用と保守」業務などは未経験からでも可能な分野です。セキュリティシステムのアップデート作業や、不具合がないかチェックする役割を果たす「運用と保守」の業務。まずは運用と保守でおこなう業務を先輩などから学び、経験を積んでいきましょう。そうすることで自ずと次のステップとなる「企画」や「設計」などへの知識が自然と備わっていき、仕事の幅を広げることも可能になるでしょう。専門のスクールや独学で知識を蓄えておくことで、その努力や熱意を汲んでもらい未経験でも採用されるケースもあります。現場に飛び込み働くことでスキルアップ・ステップアップが望める仕事です。

セキュリティエンジニアにはどのような人が向いている?

セキュリティエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

細かな点を見逃さない根気強い人

セキュリティ攻撃を受けるなどした場合、何がおかしいのか、欠点はどこにあるのか。問題点を根気強く探せる人は、セキュリティエンジニアの仕事に向いています。攻撃してくる見えない敵との戦いは、長期戦になるケースも珍しくはありません。細かな点を見逃さないよう、コツコツと問題点を潰していく根気の良さと、細かなことを見逃さない繊細さや注意力がある人にはうってつけの仕事です。

自学自習が得意で、学ぶことに意欲的な人

エンジニアの仕事は、日々情報がアップグレードしていきます。誰かに勉強するようにいわれてからとか、なにかトラブルが起こってから学んでいては間に合いません。学びが足りず業務を遂行できないと、セキュリティエンジニアとしての信頼にも影響を及ぼします。学ぶこと・調べることが好きで、情報収集が得意。これらの人はセキュリティエンジニアとしてキャリアップしていける人材となれそうです。

コミュニケーション能力とモラルが高い人

業務の性質上、個人情報や企業内の機密情報などを取り扱うセキュリティエンジニアには、高いモラルと信頼性が求められます。自身のモラルの高さや信頼性を伝えるためには、コミュニケーション能力の高さも必須となってきます。信頼関係が成り立ってこそ、仕事ができると考えておくほうがいいでしょう。

未経験からセキュリティエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

セキュリティエンジニアになるためには、以下の3つに対するスキルと知識が必要不可欠となります。

  • インフラに関する知識
  • ネットワークに関する知識
  • クラウドに関する知識

インフラに関する知識

インフラとは「インフラストラクチャー」の略称で、「下支えするもの」「下部構造」のなどの意味合いで使われる言葉です。さまざまな産業や、私たちの生活を支え、成り立たせるために必要となる施設やサービスのことをイメージするとわかりやすいでしょう。道路や鉄道に空港、通信施設などがそうです。生活に根付く電気やガス、水道などもライフラインと呼ばれており、インフラのひとつです。

自由度の高い言葉のため、セキュリティエンジニアの場合、サーバーやソフトウエア、アプリケーション。パソコンやタブレットなどの端末などもインフラとして扱われます。情報システムのセキュリティを支えるセキュリティエンジニアは、システムやソフトウエアに加え、サーバーなど幅広くチェックする業務をおこないます。どれかひとつのインフラに長けるのではなく、大きな目で全体を見渡し、判断できる力が必要となっていくでしょう。

ネットワークに関する知識

インフラの知識に加え、重要になるのはネットワークに関する知識です。前述したように、ソフトウエアやアプリケーションだけを管理するわけではないので、サーバーやインフラのチェックをできるレベルのスキルを取得しておかなければ業務に支障をきたします。インフラとネットワークの知識やスキルは、同時に取得していくことを心がけてください。

クラウドに関する知識

クラウドとは、ユーザーがインフラ(サーバーやデータを保存する倉庫のようなストレージ、ネットワークなど)を所有していなくても、インターネット上で利用したいときにだけ利用できるサービスのことを指します。クラウドを利用することで、社内のどこからでも同じデータにアクセスし共有できたり、メールを会社と出先の両方でチェックできたりするなど、クラウドでできることは私たちの生活に根付きはじめています。

大きなデータのソフトをいちいちインストールしなくても、クラウド上で処理し共通することも可能です。クラウドを取り入れる企業も増えてきているので、クラウドのセキュリティを確かなものにし、どのように保守・運用するかの提案もしていく必要があります。

必要なスキルの習得方法

セキュリティエンジニアに必要なスキルや知識は、難しいものが多いイメージもあるかもしれませんが、ある程度のラインまではネット上の学習ツールや、書籍などを使った独学で身につけることが可能です。しかし将来的に早めのキャリアアップを視野に入れているのであれば、最初から専門のスクールや、大学などで専門的な学習を受けることもオススメです。可能であればできるだけ最先端の技術に触れる・学べるスクールや大学選びをするといいでしょう。

セキュリティエンジニアへの就職、転職方法

未経験でも独学やスクールなどで一定ラインのスキルや知識を有していれば、その努力や意欲を評価してもらいやすくなるセキュリティエンジニア。そうなれば未経験での就職・転職の難易度はぐんと下がります。しかし専門職の色が濃い業務内容のため、求人情報を眺めているだけではなかなか次のステップに進むのは難しいかもしれません。

もしまだ勉強中であればスクールや大学の就職や転職のサポートを利用してみるといいでしょう。派遣に登録して少しでも経験を積みながら更に学習することもオススメです。転職エージェントなども上手に利用することで、未経験でも就職・転職の道が見えてくるはずです。

セキュリティエンジニアのフリーランス

セキュリティエンジニアのフリーランス

セキュリティエンジニアの仕事の分業化は、フリーランスとの連携で進歩しているとも言われています。抱える業務内容の多さもセキュリティエンジニアの特徴のため、できる仕事は外注に出すことも珍しくはないようです。「Lancers」や「CrowdWorks」などのクラウドソーシングサイトを利用して仕事を獲得するか、人と人とのつながりのなかから仕事を獲得することも可能です。ただしまったくの初心者・未経験者の場合、最初は安価な案件しか見つからないかもしれません。しかしそこで経験を積み、高いスキルや豊富な知識を得ていくことで、将来的なキャリアアップを目指していきましょう。フリーのセキュリティエンジニアの需要は高い傾向にあるので、努力次第では高額報酬も夢ではありません。

まとめ

誰かの見ていないところで起こる、不穏な攻撃やシステムの穴を巧妙に突いてくるトラブルに、静かに的確に対応する縁の下の力持ち「セキュリティエンジニア」。難しい知識やスキルが必要な部分もありますが、初心者・未経験の方でも努力次第で、先輩たちに負けない知識やスキルを会得することは可能です。努力を続け、コツコツと地味な仕事でも諦めずやっていければ、セキュリティエンジニアは未経験でも挑戦できる職種です。さらなる高みを目指してスクールに行くもよし、ネット上でエンジニアの交流・学習ができるサイトや、テクトレなどの無料で学べるITスクールをどんどん活用し、セキュリティエンジニアとして確かなステップアップを目指してください。

チェックリスト

  • セキュリティエンジニアになるにはインフラやネットワークの知識が必要不可欠
  • 未経験者はまず運用・保守についてのスキルを身に着ける
  • 必要な資格があるわけではないが、資格の有無でスキルを判断されることもある
  • 業界的にニーズは高まる傾向にあるので、知識と実績を積んだフリーランスの活躍の場は多い
  • 未経験者は、テクトレなどの教育型エージェントを活用することも有効
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バックエンドエンジニアとは(仕事、研修、将来性、転職方法など紹介) https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/backend-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/backend-engineer/#respond Fri, 27 Mar 2020 05:20:27 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=2001 はじめに

Web系の職種のなかでバックエンドエンジニアがどのような存在・役割をにない、どのようなスキルが必要か、年収や将来性を含め、就職・転職を考える方のために解説します。

バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアは、システムやサイトを利用するユーザーの目には見えることのない部分を担当する職種です。サーバーサイド(サーバー側で動いたり処理したりするもの)や、データベースの処理をおこなうなど、影に隠れた部分の処理を担当する役割がメインです。

仕事内容とは

バックエンドエンジニアの仕事内容は、大きく分けて次の3つです。

  • サーバーの構築
  • データベースの構築
  • システムの運用、および開発

この3つにわけられます。これらの3つに分類された仕事をおこなうことで、Webサービスなどでユーザーが見えない部分のシステムを作成します。もちろん3つの仕事以外にもプログラム開発など、Web制作における裏方の仕事を幅広く担当するWebの技術者といえるでしょう。

年収はどれくらい

バックエンドエンジニアの年収は、就職先や働き方やスキルによって平均300~600万円程度と、かなりの開きがあります。システムを動かすプログラミング言語となる「PHP」「Python」「Ruby」などの知識がある、実績や経験が豊富にあるなどによって年収は変動していきます。会社勤めの場合、役職や肩書がつきさらに高額な年収になることもあり、1,000万円近い年収をもらえるケースもあるようです。

将来性とキャリアパスについて

今後もWeb・IT関連の業界はますます発展し盛り上がっていくと予想されるなか、確かな知識と実績をもつバックエンドエンジニアは、引く手あまたになることも考えられます。バックエンドエンジニアとして確かな力を備え、豊富な経験と豊かな知識を習得できればキャリアップも期待できるでしょう。さらにフロントエンドエンジニアの知識なども身に付けていくと、さらなる発展を目指せます。フロントエンドエンジニアに必須なHTML(Webページを作るための基本的な言語)や、CSS(文字の装飾や、背景、画像などの配置を指定するための言語)。JavaScript(動きのあるサイトを作るためのプログラミング言語)などの知識を有していれば、さらなるキャリアアップも狙っていけることでしょう。

バックエンドエンジニアに必要な資格

バックエンドエンジニアとして働く上で必須となるのは、「PHP」「Python」「Ruby」などのプログラミング言語。「ミドルウェア」の知識も必要となっていきます。「OS(オペレーションシステム。WindowsやMac、iOSやAndroidなど)」と「アプリケーション(ソフトと呼ばれるもの全般)」の間に入り処理などをおこなうソフトウェアのひとつです。「フレームワーク」と呼ばれるプログラムを構築する際の枠組み的役割を果たす機能への知識をもっていると、心強い味方となってくれるでしょう。

PHP技術者認定試験
バックエンドエンジニアのみならず、エンジニア全般で必須、もしくは知識があると有効活用できる「PHP」のスキルがどれだけ身についてるかを評価できる資格、「PHP技術者認定試験」です。一般社団法人PHP技術者認定機構が開催している民間資格で、転職や昇進を考える会社員の方や、ビジネスチャンスの拡大を目指すフリーランスの方などにオススメの資格試験です。

PHP技術者認定試験
運営会社名PHP技術者認定機構
受験料初級 12,000円/上級・準上級 15,000円/認定ウィザード 非公開 ※学割あり50%OFF
受験資格初級~上級・準上級 とくになし
認定ウィザード 上級試験で90点もしくは90%以上で合格し、500文字以上所定の文章を提出している方。上級試験に合格してから2年以内であることも必須。
受験時期随時実施
出題数初級 問題数40問60分/上級・準上級 60問120分
回答形式CBT(コンピュータ入力)を使った選択式(複数または単一選択)
合格率初級~上級 70%以上/準上級 50%以上
取得レベル初級 最も簡単なグレードで、学生または社会人1~2年目の受験を想定した試験内容。
上級・準上級 PHPの言語や仕様を理解していて、実用的で高度なプログラミングの知識とテクニックをもつ上級者を想定した試験内容です。上級試験の50%以上70%未満の点数をクリアすると「準上級試験合格」に認定されます。
認定ウィザード 上級試験での合格点次第で取得可の資格を得られるため、かなり高度な知識とスキルを有している必要があります。資格取得可能と認定されたあと、論文審査もありますので、文章を書くスキルも必須となるでしょう。

プログラミング言語系「Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer)」
Oracle社(旧Sun MicroSystems)が主催する、Javaの技術や知識をどれほど有しているのかを認定する資格試験です。試験内容はJavaのバージョンがアップされるごとに改定され、せっかく取った資格もバージョンアップされると過去の資格となってしまいますので、必要に応じてアップデートしていくことが必要となります。

Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer)
運営会社名Oracle社(旧Sun MicroSystems)
受験料Bronze 13,600円/Silver・Gold 26,600円(税抜)
受験資格Bronze・Silver  とくになし Gold Silver SE 11、Silver SE 8、Silver SE 7、Gold SE 8、Gold SE 7 認定資格者
受験時期随時実施
出題数Bronze 選択問題 60問:65分/Silver・Gold 選択問題 80問:180分
回答形式選択問題(Bronzeレベルのみ自宅などからのオンライン受験可)
合格率Bronze:60%/Silver:63%/Gold:新規 63%、移行 61%
取得レベルBronze プログラミング未経験・Javaによるオブジェクト指向プログラミングの知識をもつプログラマ向け
Silver Javaアプリケーションの開発に必要となるプログラミング知識をもっている中級レベルの開発者向け
Gold Javaアプリケーションの開発に必要となるプログラミング知識をもっている、かつ設計者の意図を正しく理解できるなど上級レベルの開発者向け

Linux技術者認定試験(LPIC)
LinuxとはOS(オペレーションシステム。WindowsやMac、iOSやAndroidなど)と同じ扱いをするソフトウエアです。このLinux技術者としての知識や技術力を認定する資格が「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」です。

Linux技術者認定試験(LPIC)
運営会社名NPO法人「The Linux Professional Institute」
受験料15,000円(税別)
受験資格LPIC-1 とくになし/LPIC-2 LPIC-1資格保持者/LPIC-3 LPIC-2資格保持者
受験時期随時実施
出題数60問:90分
回答形式LPIC-1・LPIC-2 4択式・記述式/LPIC-3 複肢選択式・記述式
合格率非公開
取得レベルLPIC-1 初心者レベル。Linuxの基本操作やシステム管理の基本が中心。
LPIC-2 中級者レベル。Linuxの応用となるシステム管理・サーバー構築ができる人向け。
LPIC-3 上級者レベル。300試験、303試験、304試験それぞれ出題傾向が異なる。

未経験からバックエンドエンジニアになるには

未経験からバックエンドエンジニアになるには

一定水準以上のプログラミング言語や、データベース構築の知識などが必要となるバックエンドエンジニアの場合、未経験からの就職は難易度が高そうなイメージもあるかもしれません。しかし人材不足の業界ですので、独学でスキルを身に着けていたりスクールなどで学んだりなどがあれば、その努力ややる気・学びたいという強い意欲を評価してもらえる可能性もありますので、未経験者でも学び・成長しながら働ける仕事です。

バックエンドエンジニアにはどんな人が向いている?

バックエンドエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

自分自身で学ぼうとする意欲のある人

プログラミング畑で働く場合、常に意識しておかなければならないポイントは、常にアップデートされる情報を追い続け、素早く身に付けていけるかどうかです。一つひとつの積み重ねを怠らず、常に学ぶ意欲のある人、自学自習が得意な方にはうってつけの仕事でしょう。

コミュニケーション能力の高い人

バックエンドエンジニアに限らず、フロントエンドエンジニアやWebデザイナーなど、Web制作現場にはさまざまな職種の人達が大勢集まります。そのなかで、相手と適切なコミュニケーションを取っていくことで、ムダのないスムーズな進行をおこなえます。意思の疎通、相手の気持ちを汲み取る能力が高い人は当然のこと、人と話すことが好きな人や、相手の気持を考えて行動できる人にも向いている職種です。

情報に常に敏感であり、自分の中に取り入れることが上手い人

Web関係の世界は常に新しいものへと発展しています。ときにはダウングレードすることもあるので、使いたい知識が適切なのかどうかを的確に知っておく必要があるでしょう。バックエンドエンジニアに必要なプログラミング言語スキルなども、すぐにバージョンが変更されます。アンテナを張って情報収集ができる人も、バックエンドエンジニアに向いている仕事だといえるでしょう。更に手にした情報を、効率的に自分の物にできる力をもっている人は、次のステップへのチャンスを手に入れやすいかもしれません。

未経験からバックエンドエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

バックエンドエンジニアになるためには

  • プログラミング言語の知識
  • サーバ・データベース構築の知識
  • システムの運用、および開発の知識

これらの3つのスキルと知識が必要です。

プログラミング言語の知識

バックエンドエンジニアでは、さまざまなプログラム言語は必要となります。

  • PHP

    SNS、ブログをはじめとするWebサイト全般で、ブラウザーを使って利用できるサービスを作成するための言語。

  • Python

    人工知能(AI)の開発に一番強いと言われている言語。Webのアプリケーションや、パソコンのデスクトップで使用するアプリケーションの開発に多く使用されています。

  • Ruby

    動的なWebサイトを作ることに使われる言語。日本人が開発した言語なので学びやすいことでも有名です。

  • Java

    どのOSにも依存せず動かせる汎用的な言語。SNSやWeb上で動作するアプリケーションやゲームなどにも使用されています。

サーバ・データベース構築の知識

サーバ・データベース構築の知識が必要なバックエンドエンジニアには、「フレームワークスキル」も必要となります。フレームワークとは、さまざまなWebサイトのサーバやデータの構築を開発する上で、作業の効率化を図る機能です。Webフレームワーク、プログラミング言語のフレームワークなど、用途にあったものを使用し、作業の効率化を図ります。また業界では標準のデータベースとして知られている「MySQL(別名:リレーショナルデータベース)」なども習得しておきたいスキルです。

システムの運用、および開発の知識

バックエンドエンジニアの仕事は、プログラムやシステムの開発だけではなく、その後の運用までおこないます。サービスや機能の開発が終了したらそのまま実際に運用してみて、どのような問題や不具合が起こるかなどを洗い出す必要があります。プログラムの構成を改善したり、セキュリティの不具合やエラーが起こらないかの監視、障害対策も運用業務に入りますので、開発と運用に関する知識はセットで習得していくことがオススメです。独学で学ぶこともいいですが、スクールやすでに活躍している先輩などに、実体験などにもとづくアドバイスを受けながら学んで行くほうが学びやすいかもしれません。

バックエンドエンジニアへの就職、転職方法

バックエンドエンジニアの就職や転職は、未経験でもやる気と意欲を評価してもらえればあまり難しくはなさそうです。根気よく求人を探していくと、未経験でもよいという求人は出てくるでしょう。転職支援サービスや、就職・転職エージェント、転職サイトなど、複数のサービスを利用して探してみてください。ネット上のエンジニアやプログラミング学習をおこなうナレッジサイト「Qitta」や「Stackoverflow」などで情報交換をしながら探してみることもオススメです。また、人材育成型のビジネスモデルを持つ企業への転職をすると、働きながら学び経験を積むことができ効率的にスキルを身に付けることが可能です。

バックエンドエンジニアのフリーランス

バックエンドエンジニアのフリーランス

フリーランスでエンジニアを職業としている人は増えてきています。先ほど紹介した「Qitta」や「Stackoverflow」のような、プログラミングを学ぶ人たちのコミュニティが増え、「Lancers」や「CrowdWorks」などのフリーランスが仕事を獲得するためのクラウドソーシングサイトも躍進を遂げていることもあり、フリーランスでも働きやすくなっています。ここで重要となるのは、異業・同業問わず常に人とのコミュニケーションを取り続けることを意識してください。仕事の幅を広げるため、知識を得るため、仕事を獲得するため。すべてにおいて人と人とのコミュニケーションが重要となります。

まとめ

バックエンドエンジニアとして働くことは、学ぶことも知識量も多く、初心者の方にはハードルが高いと感じるかもしれません。しかし独学で学んだりスクールで学ぶことで、知識を蓄積することは可能です。蓄積した豊かなスキルと知識を武器があれば、未経験者の方でも挑戦できる職種ともいえるでしょう。ネット上にある無料でプログラミングを学べるサイトや、Youtubeでの自己学習をすることもおすすめです。バックエンドエンジニアとしての能力を高め、活躍の場を勝ち取ってみてはいかがでしょう。

チェックリスト

  • バックエンドエンジニアになるにはRubyやPHP、Pythonなどのプログラミング言語が必須
  • サーバやデータベースの構築だけでなく開発・運用・保守の知識も求められる職種
  • 特別な資格は必要ないが、資格があることで自分を売り込むアピールポイントになる
  • Web業界のなかでは需要が高い。知識と経験を積めばフリーランスとしても活躍ができる
  • 未経験者は教育型ビジネスモデルの会社へ転職を検討するのも有効
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フロントエンドエンジニアとは?未経験からの転職・年収・資格・今後や将来性とキャリアパスについて https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/frontend-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/frontend-engineer/#respond Mon, 09 Mar 2020 06:01:07 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=1833 はじめに

フロントエンジニアは、Web制作現場で名を連ねる代表的な職種、「Webデザイナー」や「Webディレクター」と肩を並べる、重要な役割を担っています。Web制作の現場でフロントエンジニアはどのような仕事をするのでしょう。仕事内容や年収、将来性やキャリアパスなど、あらゆる角度からご紹介します。

フロントエンドエンジニアとは

フロントエンドエンジニアとは

フロントエンドエンジニアとは、Webの制作に関わる仕事をするエンジニアです。一般的にWebサイトのレイアウトや動作など、視覚的な部分の設計・構築を担当します。Webサイトでユーザーが直接触れる部分を担当し、ユーザーの見やすさや使いやすさを左右する、大事な役割を担っています。デザイン、ディレクションとも密接な関わりをもつ仕事です。

仕事内容とは

フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーが設計したデザインをベースに、下記3つを使用してWebページの作成をします。

  • HTML(Webページを作るための基本的な言語)
  • CSS(文字の装飾や、背景、画像などの配置を指定するための言語)
  • JavaScript(動きのあるサイトを作るためのプログラミング言語)

フロントエンドエンジニアは、HTMLだけではなく、CSSやJavaScriptに対する豊富な知識を求められます。この2つの言語を駆使することで、動きのあるWebサイトを設計・構築していきます。とくにJavaScriptはスマートフォン用のサイト作りにも生かされており、Webサイト制作におけるさまざまな分野で取り入れられています。

とくにJavaScriptはスマートフォン用のサイト作りにも生かされており、Webサイト制作におけるさまざまな分野で取り入れられています。

年収はどれくらい

一般的な求人募集などを参考に、フロントエンドエンジニアの年収を調べてみると、平均年収は500万円程度。詳細な年収から、年代によってかなりばらつきのあることが見えてきます。20代の場合は300万円台、30代になると400万円台、そして40代で平均年収の500万円台になっていきます。一般的な20代の年収と比較すると、フロントエンドエンジニアの年収は少々高くなっています。しかしまったくの未経験の場合は、現場で学びながら専門的な仕事のスキルを習得していく時間がかかるため、300万円台には届かないケースもあります。

最初は年収が低いと感じていても、実力と経験がものをいう職種ですので、HTMLやCSS、JavaScriptの知識を高めていくといいでしょう。スキルを高め、実戦経験を積むことで、1,000万円台を超える年収がもらえる可能性も見えてきます。

将来性とキャリアパスについて

Web業界的に見て、フロントエンドエンジニアの将来性は「ある」と言えるでしょう。現段階ではフロントエンドエンジニアの需要は高く、スマートフォンやタブレットの急速な普及に伴い、小さな画面に生かせるUI(画面上の見た目や使い勝手のこと)設計技術も求められ、そこにフロントエンドエンジニアの力は必要不可欠です。進化し続けるWebの世界で、複雑な知識や技術を習得し、専門性を習得していけばフロントエンドエンジニアとしての将来性は明るくなるでしょう。専門性を高めながらプロジェクトマネジメントスキルを習得することもオススメです。リーダー職へのステップアップを目指せば、年収アップを目指すことも可能です。

フロントエンドエンジニアに必要な資格

フロントエンドエンジニアとして仕事をする上で必須となるのは、HTMLやCSS、JavaScriptです。PHP(SNSや、ブログなどWebサイト全般で利用できるサービスを作成する言語)の設計や実装、CMS(コンテンツマネジメントシステム。HTMLなどの知識がなくても簡単にWebサイトの作成や更新・運営ができるシステム)の構築やカスタマイズもおこなえると、仕事の幅が広がります。フロントエンドエンジニアになるための必須の資格はとくにありませんが、あえて資格取得をしておくことで、自分を売り込むアピールポイントとなるでしょう。

Webクリエイター能力認定試験(HTML5対応版)
サーティファイWeb利用・技術認定委員会が主催する「Webクリエイター能力認定試験」は、フロントエンドエンジニアとして働く上で、真っ先に候補に上がる試験です。フロントエンドエンジニアに必須となるHTMLやCSSに関する基本的な知識をはじめ、Webページの作成能力(デザインや、必要なプログラム言語を記述する「コーディング」)など、必須の技能が身についているかどうかを図る試験です。フロントエンドエンジニアだけではなく、今後Web業界で働くことを考えている方には、基本となるHTMLとCSS、基礎的なWebデザインやレイアウトについて求められる「スタンダード」を取得しましょう。

上級レベルとなる「エキスパート」は、すでにWeb業界で実績を積んでいる方が、今よりさらに発展していくために受験しています。サイトを利用する人のことを考えたユーザビリティーやアクセシビリティーの取り入れ方の検討をおこない、「センセーショナルな動きのあるサイトを作りたい」、「パソコンだけではなくスマホやタブレットのサイトを作りたい」など、さまざまなデバイスに対応したり、クライアントの要望に沿ったサイトを作ったりするための専門知識が問われます。

Webクリエイター能力認定試験(HTML5対応版)
運営会社名 サーティファイWeb利用・技術認定委員会
受験料 「スタンダード」5,900円(税込)
「エキスパート」7,500円(税込)
受験資格 とくになし
受験時期 各試験会場が設定した日程
出題数 「スタンダード」
実技問題・1テーマ
「エキスパート」
知識問題・20問
(デザインカンプによる設問15問、文書による設問5問)
実技問題・1テーマ
回答形式 「スタンダード」
実技問題:配布された問題データおよび素材データに基づき、設問文の指示に従って編集を行い、解答データを提出する
「エキスパート」
知識問題:多肢選択形式(4択)
実技問題:配布された問題データおよび素材データに基づき、設問文の指示に従って編集を行い、解答データを提出する
合格率 「スタンダード」実技問題の得点率65%以上
「エキスパート」知識問題と実技問題の合計得点の得点率65%以上
取得レベル 「スタンダード」未経験者・初級エンジニア
「エキスパート」実務経験あり・中級以上のエンジニア

HTML5プロフェッショナル認定試験
「HTML5プロフェッショナル認定資格」は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が実施する試験です。試験はレベル1とレベル2にわかれており、レベル1ではスマートフォンやマルチデバイスに対応するコンテンツ制作の知識が問われます。実務経験がない初級者でも、きちんと勉強をすれば、取得可能な合格ラインに到達できます。レベル2はレベル1試験を合格していることが前提となり、マルチメディアや動きのあるコンテンツを制作するための専門的な知識が問われます。

「Webクリエイター能力認定試験」よりも格段に難易度が高くなりますので、実務経験を積みながら並行して勉強を行い、試験に挑むといいでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験
運営会社名 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)
受験料 15,000円(税別)
受験資格 レベル1・とくになし
レベル2・「レベル1」資格取得者
受験時期 日時・会場を全国各地から自由に選択
出題数 レベル1 約60問/レベル2 40~45問
回答形式 マウスによる選択方式・キーボード入力
合格率 一般公表なし
取得レベル レベル1・未経験者・初級エンジニア
レベル2・実務経験あり・中級以上のエンジニア

CIW JavaScript Specialist
Webの基礎知識やモバイルデザイン・Webデザイン、開発やセキュリティなど、それぞれのスキルを認定する国際資格「CIW」。Web開発のスキル認定の中にフロントエンドエンジニアに必須となる「CIW JavaScript Specialist」があります。国際資格であるため出題はすべて英語となり、語学力も必要です。

Ruby技術者認定試験
フロントエンドだけではなく、サーバーサイドでも使われる言語「Ruby」の資格試験「Ruby技術者認定試験」。「Ruby」をマスターしていると仕事の幅が広がり、年収アップも期待できそうです。試験は50問の選択式で、正解が75%で合格。比較的難易度が低く気軽に挑戦できる試験としてもオススメです。

フロントエンドエンジニアについてもっと深く掘り下げた内容を知りたいと思う方は、こちらの突撃Q&A!現役エンジニアに聞くフロントエンドエンジニアのお仕事についての記事を参考にし、フロントエンジニアに就くきっかけを掴んでおくと良いでしょう。

未経験からフロントエンドエンジニアになるには

未経験からフロントエンドエンジニアになるには

フロントエンドエンジニアは未経験でも、「やる気」と「学びたい」という意欲を評価されれば、学び・成長しながら働ける職種です。では未経験の方がフロントエンドエンジニアになるためにはどうすればいいのか。就職方法や、必要なスキルの習得について解説します。

フロントエンドエンジニアにはどんな人が向いている?

フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

Webデザインなどに興味がある

フロントエンドエンジニアとWebデザインは異なる職種のようで実は表裏一体。サイトを見る人のためにどうすればいいかをデザインするのが「Webデザイン」。サイトを見る人のためにデザインを現実化させるのが「フロントエンドエンジニア」です。デザインにも精通している、デザインにも興味があるとなれば仕事もやりやすくなるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

フロントエンドエンジニアとして仕事を進める上で、コミュニケーション能力の高さは重要なポイントです。きちんとチーム内で意見交換をし、わからないことを放置せず、自分からもアイデアや意見を発信していく人は重宝されるでしょう。コミュニケーションを取ることが苦と思わない方にはむしろうってつけの仕事です。

最新情報を入手し、取り込むことがうまい

Web制作の世界は、日々めまぐるしく変化し進歩していきます。アップデートしていく情報を、常に感度のよいアンテナでキャッチできる情報収集能力の高さ、手に入れた情報をすぐさま理解・分析し、どのように取り入れていけばいいかを考えられる力。これらはフロントエンドエンジニアだけではなく、Webに携わるエンジニアとして高評価されることでしょう。向上心と貪欲さで、どんどんスキルアップしていってください。

未経験からフロントエンドエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

フロントエンドエンジニアになるためには

  • HTML・CSSの知識
  • JavaScriptの知識
  • その他の技術スキル・知識

これらの3つの知識とスキルが必須です。

HTML・CSSの知識

Webサイトを作る上で必須となる言語のHTML・CSS。現在の標準はHTML5、CSS3となっており、そのときどきに応じたバージョンのHTML・CSSをしっかりと習得しておくことが重要です。作成するWebサイトの制作現場によっては、過去のブラウザーや古いバージョンに対応させるための知識が必要になることもありますので、標準だけでなく幅広く知識を習得しておくと評価にもつながります。

JavaScriptの知識

フロントエンドエンジニアにとって必要不可欠で、仕事における核にもなるプログラミング言語「JavaScript」。動きのあるWebサイトを実現可能にできることから、さまざまなWebサイトで利用されている点でも、必ず習得しておきたいプログラミング言語です。まずは基本から確実に習得し、慣れてくれば少しずつ他の言語にも挑戦していきましょう。使える言語や知識が増えることで、Webサイトの開発効率を高めることもできるようになります。

その他の技術スキル・知識

Webサイトの制作現場によっては、HTMLやCSS、JavaScript以外にも、先に登場したPHPやRubyなどのプログラミング言語や、セキュリティやSEO(インターネットの検索結果のページにWebサイトをできるだけ上位に表示させるための対策)に関する知識などが望まれるケースもあります。また将来的にプロジェクトのマネジメント業務をおこなうためにプロジェクトマネジメントスキルを身に着けておくこともオススメです。

フロントエンドエンジニアとして仕事をしていく上で、必要なスキルを身につける習得方法は以下の3パターンです。

  • 独学で学ぶ
  • 未経験可と募集している企業で働きながら習得していく
  • 専門のスクールに通う

あまりお金をかけずに、時間を効率良く使いたいのであれば、独学でスキルや知識を習得するのもいいでしょう。働きながらスキルを身につけたいのであれば、「未経験可」の求人を探し、給与は低くなるかもしれませんが、仕事をしながらスキルアップしていく方法もあります。早い段階から自分をより高く評価してもらいたい場合は、専門のスクールに通うこともひとつの方法です。しかしスクールは費用がかさみますので、折り合いをどうつけるかがポイントになるでしょう。

フロントエンドエンジニアへの就職、転職方法

常に人材不足のフロントエンドエンジニアの就職や転職は、さほど難しくはないでしょう。未経験でもよいという求人も探せば出てきますので、あとは探し方次第です。転職支援サービスやエージェント、転職サイトなどをはじめ、求人情報ウェブサイトの「Wantedly」や、クラウドソーシング系の「Lancers」、業務委託のマッチングプラットフォーム「SOKUDAN」なども仕事探しの選択肢に入ってきます。

フロントエンドエンジニアのフリーランス

フロントエンドエンジニアのフリーランス

独学でフロントエンドエンジニアに必要な言語を学べる時代が当たり前のようにやってきた昨今、フリーランスでフロントエンドエンジニアの職を選択する方も増えています。先に紹介した「Lancers」や「クラウドワークス」などは、フリーランスで仕事を獲得する際に強い味方となってくれるでしょう。フリーランスの場合は、率先して自分で動くことが成功への鍵になります。積極的に行動し、同業者だけではなく異業種交流をもつなど、とにかく動き続けることがフリーランスで働き続けられるポイントです。人と交流することはフロントエンドエンジニアには必須の特性ですので、日々精進、日々情報収集とコミュニケーションに励みましょう。

まとめ

フロントエンドエンジニアとして働くためには、専門的な知識やスキルが必要ではありますが、やる気と意欲さえあれば、初心者でも未経験者でも挑戦しやすい職種だと言われています。ただ知識やスキルを習得するのではなく、習得したものを別の言語や知識・スキルと掛け合わせ、どのように発展させていけるかを考えてみましょう。未経験からフロントエンドエンジニアを目指すのであれば、無料で学べるITスクールなどをどんどん活用して、フロントエンドエンジニアとしての能力を高めていってはいかがでしょうか。

チェックリスト

  • フロントエンドエンジニアになるにはHTMLやCSS、JavaScriptの知識が必須
  • デザインへの興味やコミュニケーション能力、情報収集能力が求められる職種
  • 特別な資格は必要ないが、資格は自分を売り込むアピールポイントになる
  • Web業界での需要は高い。知識と経験を積めばフリーランスとして活躍できる
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ネットワークエンジニアの仕事内容、やりがい、年収、将来性とキャリアパスについて https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/network-engineer/ https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/network-engineer/#respond Thu, 20 Feb 2020 07:44:47 +0000 https://www.seraku.co.jp/tectec-note/?p=1745 はじめに

ネットワークエンジニアは、システムの根幹に携わり、重要な役割を担っています。仕事の内容、必要なスキルは何か、年収や将来性について、どのような資格があるかなど、就職・転職を考える方のために解説します。

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアとは、企業内で使用するコンピューターや電子機器をつないでネットワーク環境を構築し運用する仕事です。企業に求められる情報セキュリティレベルは年々高くなっており、高度な情報セキュリティ対応ができるネットワークエンジニアの需要が高まっています。

仕事内容とは

ネットワークエンジニアの仕事は、設計、構築、運用・保守の3段階に分かれています。構築の段階では設計書の通りに、ルーターやLANケーブル等の機器を接続し、インフラを完成させます。物理的にネットワークを接続することもありますが、環境設定を行うこともあります。システムを構築したら、ネットワークやサーバーに不備がないかチェックしその動作を報告します。故障やトラブルを発見し、対応するのも運用・保守の仕事です。

やりがいとは

ネットワークはシステムの基盤です。一番根幹となるところに関わることができます。大規模なシステムの設計に携われば、そこに自分が関係していることにやりがいと誇りを感じられる人も多いでしょう。

年収はどれくらい

複数の就職サイトに掲載されている、ネットワークエンジニアの平均収入は450万円程度です。キャリアが評価されれば年収650〜800万円程度になることも珍しくありません。日本人の全年齢の平均年収の中央値は423万円程度ですので、ネットワークエンジニアの年収は比較的恵まれているといえます。

ネットワークエンジニアは安定を求める人に適した職といわれてきましたが、最近は、クラウドの進化や5Gなど通信の進化でどんどんネットワークの世界が広がっています。IoTなどのネットワークは複雑で、そうした新しい技術にも対応できる力が求められるようになってきました。ネットワークエンジニアとして第一線に携わり続けるためには、日頃から最新の技術を学び体力をつけておくことが必要です。

出典:平成30年 生活基礎調査の概況-厚生労働省

将来性とキャリアパスについて

未経験からネットワークエンジニアとして働く場合、最初の1〜2年目に監視・運用業務を通してネットワークに関する知識を身に付けます。その後、資格の取得状況に応じて3年目くらいに構築・保守業務を担当するようになります。現場技術者として経験を積んだ後は、3つのキャリアパスがあります。

  • プロジェクトマネージャーや管理職になる
  • 専門性を持つ技術スペシャリストになる
  • IT基盤コンサルタントになる

ただし、近年のネットワークエンジニアを取り巻く環境は変化しています。新規にシステム構築を行う企業が少なくなるとともに、クラウド型サーバーが普及したことで、自前のサーバーを持つ企業は相対的に減少しています。今後はクラウドが絡む仕事の増加が予想されます。ネットワークエンジニアも、クラウドとの上手な付き合い方を模索していくことが必要です。クラウド化が進んでも設計など上流工程の仕事は残るため、業務で求められるレベルが上がると考えておきましょう。

ネットワークエンジニアに必要な資格

ここでは未経験からネットワークエンジニアに転職したい人や、ネットワークエンジニアとしてステップアップしたい人が持っておくと効果的な資格について解説します。

CCNA
Cisco Systems社のネットワーク機器を使用している企業は非常に多く、ネットワークエンジニアとしてCisco Systems社の提供する認定資格を持っていると就職や転職にとても有利です。CCNAはシスコ技術者認定の資格のエントリーレベルです。なお、資格の有効期限は3年間となっています。

なお、CCNAは2020年2月23日に改訂予定のため、今後内容が変更になる可能性があります。

CCNA
運営会社名Cisco Systems社
受験料1科目:18,480円(税別)
2科目:36,400円(税別)
受験資格特になし
受験時期祝日を除く、月~土曜日。試験の6週間前から当日まで申し込み可能
出題数50〜60問程度
回答形式CBT形式
合格率60%程度
取得レベル未経験者・初級エンジニア

LPIC(Linux技術者認定試験)
ネットワークエンジニアの評価に影響する資格に、LPIC(Linux技術者認定試験)があります。日本だけでなく海外でも広く認知されている試験です。ネットワーク運用においてLinuxサーバーが良く使われる為、Linuxの技能を身に付ける必要があります。LPICには3段階のレベルがありますが、前提条件として下位レベルの資格が必要なため、ここではLPIC-1を紹介します。有効期限は5年間です。

LPIC(Linux技術者認定試験)
運営会社名Linux Professional Institute
受験料15,000円(税込)
受験資格特になし
受験時期祝日を除く、月〜土曜日
出題数90問
回答形式多肢選択式、空欄記入式
合格率合格基準点65〜75%
取得レベル未経験者・初級エンジニア

CCNAとLPICの違いはカバー領域が異なることです。CCNAはネットワーク、LPICはサーバー業務に関わるなら、理解しておくとよいでしょう。各試験にはレベルの異なる複数の資格が存在するため、下位の資格から一つずつ取得していくことをおすすめします。

情報処理技術者試験・基本情報技術者試験
IT人材として活躍するうえで総合的にITの知識を身に付けられるのが情報処理技術者試験・基本情報技術者試験です。ネットワークエンジニアに限らずIT全般の広い知識を得ることができます。

情報処理技術者試験・基本情報技術者試験
運営会社名情報処理推進機構(IPA)
受験料5,700円(税込)
受験資格特になし
受験時期春期:4月第3日曜日、秋期:10月第3日曜日
出題数91問(解答数は85問)
回答形式多肢選択式
合格率25.7%
取得レベル未経験者・初級エンジニア

なお、これらの資格に優劣はありません。どれも入門レベルとして取得を検討したい資格です。より上位を目指す人には、CCNAの上位資格であるCCNPや、情報処理技術者試験の応用情報技術者試験、さらに上のネットワークスペシャリスト試験やCCIE、などがあります。自身のレベルに応じて取得を検討してください。

未経験からネットワークエンジニアになるには

未経験からネットワークエンジニアになるには

未経験からネットワークエンジニアになるための就職方法や、必要なスキルの習得方法などを解説します。

ネットワークエンジニアにはどんな人が向いている?

ネットワークエンジニアに向いている人の特徴は次の3つです。

コンピューターや周辺機器に興味がある

コンピューターに興味がある人でも、コンピューターの内部設計や周辺機器にまで興味を持つ人は多くありません。モデムやルーターなどの周辺機器にまで興味がある人は、ネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。

地道に取り組むのが好きな人

ネットワークエンジニアはコツコツと地道に作業を進めていく仕事です。地道に作業に取り組める人は、ネットワークエンジニアの適性を持っていると言えます。

複数の能力をバランス良く持っている

ネットワークエンジニアには、正確な情報を収集できる能力や分析力のほか、コミュニケーション力や時代の変化をキャッチアップできる柔軟性が必要です。IT業界は変化の激しい業界でもあるため、次々と新しい技術を学び自分のものにしようとする勤勉さ、柔軟性も重要な資質となります。

未経験からネットワークエンジニアになるために必要なスキルと習得方法

ITのスキルや知識は独学で学べることもありますが、自分で勉強するのが難しい人はITスクールで学ぶこともできます。IT業界では、特に20代の未経験者歓迎の会社もたくさんあり、研修内容が充実しているところも多いので、深い事前知識や専門的な資格取得が必ずしも必要というわけではありません。未経験者を採用する場合、その方のポテンシャルや、人間性が社風とマッチするか等を重要視して採用されるケースが多々あります。このように、ネットワークエンジニアに必要なスキルは企業に入ってから習得することが多いのですが、事前に取得していると歓迎されるスキルについて以下に記載します。

WAN系の知識

ADSLやCATV、高速デジタル回線など、主にITU(国際電気通信連合)で規格化された技術となります。

LAN系の知識

TCP/IPや無線LAN、ルーティングなどの主にIEEE(電気・情報工学分野の学術研究団体)で規格化された技術となります。

インターネット系の知識

DNSやメール、WWWサーバー、アプリケーションサーバーなど主にIETF(インターネット技術の標準化を推進する任意団体)から業界標準となった技術となります。

上記の知識を総合的に学ぶには、CCNAの資格取得を目指すことをお勧めします。資格を事前に取得することで、上記の知識が身についていることを証明でき、学習能力や就業意欲を示すことができます。

ネットワークエンジニアへの就職、転職方法

ネットワークエンジニアは需要がある職種なので、未経験でも比較的転職しやすい職種といえます。転職支援サービスのエージェントや転職サイトはそれぞれのメリットを知り使い分けましょう。

転職エージェントに登録しておく最大のメリットは転職サイトには掲載されていない非公開求人がある点です。大手総合型エージェントは大手ならではの非公開求人を多く抱えています。業界特価型転職エージェントは全体の非公開求人数はそれほど多くなくとも、特化した領域の企業の非公開求人情報をたくさん持っています。

また最近ではTwitter、LinkedIn、WantedlyなどのSNSを利用する方法もあります。

変化の激しい業界においてネットワークエンジニアのキャリアパスは幅広く、将来的に安定した仕事だと言われています。現役エンジニアが仕事のあれこれについて解説しています。こちらの突撃Q&A!現役エンジニアに聞くネットワークエンジニアのお仕事についての記事を参考にしてみてください。

ネットワークエンジニアのフリーランス

ネットワークエンジニアのフリーランス

ネットワークエンジニアは、会社員かフリーランスかで求められる能力や資質に違いがあります。クラウドやセキュリティ対策など、ネットワークシステムに求められるレベルは、年々高度なものになっています。IT技術や情報は日進月歩で更新されるため、常に情報をアップデートする向上心も求められるでしょう。

ネットワークエンジニアの仕事は、クラウドソーシングにはほとんど出ていませんが、ネットワークの知識や技術力をベースとしてステップアップしていき、セキュリティエンジニアやITコンサルタントなどへスキルアップしていくことで、フリーランスとして通用する実力を身に付けられます。

例として、セキュリティエンジニアでは、ソフトウェアやウェブサイトの脆弱性を見つけて企業に報告するバグハントの仕事があります。凄腕ハンターは、海外企業から依頼を受け、2時間の作業で200万円ほどの報酬になることもあります。フリーランスは、全てを自分の責任で行う大変さがある一方、高収入を獲得できる可能性もあります。

まとめ

ネットワークエンジニアは特別なスキルや資格を必要としないことから、ITエンジニアの中でも、未経験者が挑戦しやすい職種だといわれてきましたが、ここ数年でネットワークエンジニアを取り巻く環境は変化しています。これからのネットワークエンジニアには、工程の上流から下流まで携わることのできる幅広い視野や知識、経験が求められています。未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、まずは情報収集からはじめ、ITの知見を深めてみてはいかがでしょうか。

チェックリスト

  • ネットワークエンジニアは異業種からの転職が多い職種
  • 日本人の平均年収の中央値よりも高い年収が期待できる
  • 特別な資格やスキルは必要ないが、資格は客観的な評価基準として活用できる
  • クラウドやセキュリティに強くなれば、フリーランスとして活躍することも可能
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