フリーランス・業務委託

フリーランスエージェントとは?デメリットや向いてる人をわかりやすく解説

date2026年03月13日
フリーランスエージェントとは?デメリットや向いてる人をわかりやすく解説
タグ:

はじめに

  • フリーランスエージェントとは、クライアントとフリーランスを仲介する業者
  • フリーランスエージェントは安定した収入を得たい人にオススメ
  • ユーザ登録・案件紹介・面談などは基本的に無料で利用できる
  • 営業代行・条件交渉・事務作業・入金作業などを代行してもらえる
  • 中間マージンが発生することもある

フリーランスエージェントとは

フリーランスエンジニアとして働きたくても、営業が辛い・条件交渉が怖いと二の足を踏んでいませんか。
そういった方が、スキルや経験を上手く活かすには、フリーランスエージェントを選択することも1つの方法です。

フリーランスエージェントは、案件を依頼したい企業・個人(クライアント)と案件を受注したいフリーランスの、仲介サービス業者です。主に、当事者間での取り決めを代行してくれます。

具体的な仕組みは、両者の間に立ち、希望や条件等のヒアリング・案件探し・契約の交渉・営業活動・事務作業などをサポートしてくれます。
また、転職エージェントと異なり、業務委託の案件が中心です。
なお、エージェント経由の案件は通年ありますが、とくに募集が増えやすい時期は以下の通りです。

案件が多い時期
  1. 募集:2~3月(開始:4月)
  2. 募集:9月(開始:10月)

転職エージェントとの違い

転職エージェントは主に、転職者(フルタイムの仕事)を支援するサービスです。
フリーランスエージェントと比べて、斡旋できる仕事の内容や役割などが異なります。また、両者は契約形態と収入の仕組みに大きな違いがあります。

フリーランスエージェントと転職エージェントの違いを以下の表にまとめました。

役割斡旋できる
仕事内容
特徴利用料金
フリーランス
エージェント
フリーランスとクライアントを仲介する請負自由度が高め基本的にはフリーランス側の費用は無料(ただし報酬の一部が手数料として引かれる場合もある)
転職
エージェント
転職者と求人募集している企業を仲介する主に正社員ポジション安定性が高め基本的に転職者側は無料

エージェントの仕組みと手数料

上記画像は、フリーランスエージェントの商流(取引の流れ)を表したものです。仕組みとしては、クライアント(発注元)がエージェントへ支払った単価のうち、エージェントの取り分を除外して、残りをフリーランスに支払います。

上記画像のように中間手数料(中間マージン)を設けるフリーランスエージェントは多いです。
また、後ほどご紹介する無料と言われる理由や、中間マージンの相場なども知っておくと安心です。

無料と言われる理由

フリーランスエージェントを利用する前に、なぜ無料で利用できるのか、仕組みを理解しておきましょう。
まず、ユーザ登録・案件紹介・面談などは基本的に無料で利用できます。

また、フリーランスエージェントのなかには、フリーランス側に手数料を請求しない企業もあります。
無料で利用できることに怪しさや疑惑を持たれるかもしれませんが、大抵の場合はクライアント側から支払われる紹介料や報酬だけで、エージェントのサービスが成り立つためです。そういった事情から、あえてフリーランス側には手数料を請求しないエージェントもあります。

マージン相場の考え方

一般的に、フリーランスエージェントへ支払うマージン率の相場は20%から30%とされています。ただし、マージンを非公開としているエージェントがほとんどですので、あくまでも目安と捉えておきましょう。
マージンの体系は大きく4パターンに分類されます。

フリーランスエージェントの代表的なマージン体系
種類特徴メリットデメリット
一律固定されている契約回数や報酬金額に関係なく、適用されるマージンは全て一律とされるマージンを把握しやすい高額案件ほどマージンも高額になりやすい
報酬金額ごとに異なる一般的には、報酬額が高くなるほど、マージン率が低くなる高額案件ほど収入が増えやすい報酬が低い案件ではあまりメリットがない
契約回ごとに異なる契約を重ねるごとに段階的にマージンも下がる長期的にエージェントを活用する場合はオススメエージェントと長期契約しない場合は、マージンが高くなりがち
案件・企業ごとに異なる案件内容や企業ごとに、マージンが変動するエージェントと交渉することにより、マージンを調整できる可能性がある大手クライアントや案件ではマージンが高く設定されがち

商流が浅い案件と商流が深い案件では、業務内容が同じでも、引かれるマージンが変わることがあります。
商流が浅い案件とは発注者に近いところで受ける案件のことです(上記画像のピラミッドでは上位に位置します)。一方で、商流が深い案件とは発注者から遠いところで受ける案件のことです(上記画像のピラミッドでは下位に位置します)。

商流が深くなるほど案件を受注しやすくなりますが、中間マージンも増えるため、単価が低くなりがちです。

エージェントを使うメリットとデメリット

フリーランスエージェントを使う前に、メリット・デメリットを知っておきましょう。
以下で、解説します。

メリット

フリーランスエージェントを使うメリットは下記の通りです。
フリーランスエージェントに頼る前に、メリットがご自身の希望する働き方や性格などと合うかどうかを確認しておきましょう。

  1. 営業代行・条件交渉・事務作業・入金作業などを代行してもらえる
  2. 案件が途切れにくく、収入も安定しやすい
  3. 契約・支払い時に発生するトラブルのリスクが減る
  4. 価格交渉をする必要がない
  5. 豊富な案件のなかから、スキルや能力に合ったものを受注できる
  6. 非公開案件が多く、単価の高い案件を受注しやすい
  7. キャリアプランを相談できる

デメリット

フリーランスエージェントを使うデメリットは下記の通りです。
また、対策方法も併せてご紹介します。

  1. マージンが発生したり不透明だったりする

    対策:複数のエージェントでマージン率を確認・比較する。マージン以外にもサポートや非公開案件があるかまで考慮する

  2. 働き方が限定される

    対策:「リモート可」「週3日稼働」など希望条件にマッチするエージェントを選ぶ

  3. 案件が限定される

    対策:複数のエージェントへ登録して、条件の選択肢を広げる。専門性の高いエージェントを選ぶ

  4. 案件によっては年齢制限がある

    対策:年齢制限のない案件に挑戦する。年齢で判断されないように、スキルを身に付ける

  5. 利用できるエリアが限られている

    対策:地方の案件が豊富なエージェントを利用する

  6. 担当者によっては対応に差が出ることもある

    対策:担当者の変更を申し出たり、エージェント会社を変えたりすることを視野に入れる

向いてる人と向いてない人

フリーランスエージェントは向き不向きがあります。以下では、向いている人と向いていない人の特徴を解説します。

向いている人
  • はじめて案件を受注する人
  • 単価の高い案件を受注したい人
  • 営業が苦手な人
  • 継続的に案件を受注したい人
  • 安定した収入を得たい人
  • フリーランスの働き方やキャリアについて相談できる相手がほしい人
向いていない人
  • 直案件に困らない人
  • クライアントとの交渉が得意な人
  • 中間マージンを抜かれたくない人
  • すぐに稼働したい人(登録や面談に時間をかけたくない人)

失敗しない選び方

フリーランスエージェントの失敗しない選び方をご紹介します。
以下に、各社(10社)の特徴をチェックリストとしてまとめました。こちらの表は、単なる比較表としての活用ではなく、どこが自分に合いそうか・向いてそうかという判断軸としてご活用ください。

企業名向いている人対応地域料金/中間マージン支払い
サイト
フォロー範囲
レバテック
フリーランス
高収入を目指す方東京・大阪・愛知・福岡近辺無料/非公開月末締め翌月15日払い・案件数が多く希望のプロジェクトに参画しやすい ・アドバイザーのサポートから高単価案件へも参画しやすい
ITプロ
パートナーズ
パラレルワークや副業を希望する方全国無料/非公開月末締め翌々月5日払い・面談サポートがある ・エンジニア以外にも、デザイナー向けの案件も取り扱っている
Findy Freelanceモダンな環境で開発したい方全国無料/非公開月末締め、翌月末支払い・自分に合った働き方を選べる ・モダンな環境で開発できる
Midworks高収入を目指す方全国無料/非公開20日サイト・キャリアサポートや福利厚生が充実している
・最短1日で参画先が決定する
TECHBIZ
(旧:テックビズフリーランス)
手厚いサポートを受けたい方全国無料/非公開月末締め・翌月20日払い・IT知識豊富なコンサルタントが豊富
・稼働継続率が97%と高い
geechs job手厚いサポートを受けたい方東京・大阪・名古屋・神奈川・福岡近辺無料/非公開月末締め翌月25日払い・大手企業からスタートアップまで多数の案件を取り扱っている
・福利厚生が充実している
テクフリ高収入を目指す方全国無料/非公開月末締め翌月末払い・案件終了後も継続的に仕事を得やすい
・モダンな環境で開発できる
ランサーズテック
エージェント
(旧:ランサーズエージェント)
高収入を目指す方全国無料/非公開稼働月の当月25日・報酬確定後の即日払い・翌月末払いのいずれか選択可能。早期払い(当月25日・即日払い)を利用する場合は、所定の手数料分が差し引かれる・上場企業が運営している(信頼性が高い)
・リモート案件数85%以上
PE-BANK全国のエンジニアの方全国無料/なし(報酬分配率は85%から90%)月末締め・翌々月10日払い・報酬早払いサービスがある
・開発やデザインやグループウェアなどの各種ソフトウェアのライセンスの割引購入が可能
株式会社
セラク
案件内容だけでなく、働き方も選びたい方札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡無料/非公開月末締め・翌月25日払い・上場企業が運営している(信頼性が高い)
・ITインフラやクラウドサービスなどの知見を活かした上で、案件を提案してくれる
・様々な領域の案件を保有している

登録から参画までの流れ

フリーランスエージェントの登録から参画までの流れをご紹介します。

  1. 経歴書(職務経歴書・スキルシートなど)を用意する

  2. メールアドレス・氏名などを登録する(このフェーズで経歴書のアップロードを行うとスムーズ)

  3. 担当者から連絡が来る。希望条件・スキルのヒアリングなどをされる

  4. Webから応募・もしくは担当者から直接紹介された案件へ応募する(希望条件の登録や、まだの方は経歴書のアップロードを行う)

  5. 書類選考

  6. 書類選考を通過すれば面談

  7. 面談を通過すれば、双方の条件調整・確認・契約
  8. 参画

まとめ

フリーランスエージェントとは、クライアントとフリーランスを仲介するサービスです。基本的に、フリーランス側は無料で利用できますが、なかには中間マージンがかかるエージェントもあります。
ただし、手数料がかかる分、自身で営業をする必要がありません。また、エージェントが保有する案件は、非公開案件や高単価案件が豊富です。継続的に案件を受注したい方にも適しているでしょう。

エージェントを選ぶ際は、単価面だけでなく働きやすさや担当者との相性なども考慮することが大切です。迷っている方は複数のエージェントに登録して、自分にあったものを選びましょう。

IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
【会社選びは、仲間探しだ】IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
株式会社セラク 開く