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超安定職のITインフラエンジニアとは?年収や実態 IT未経験でもなりやすい?【IT就活】

date2024年02月22日
超安定職のITインフラエンジニアとは?年収や実態 IT未経験でもなりやすい?【IT就活】
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今回の出演者

しろ
しろ

新卒ITエンジニア

けい
けい

金融系エンジニア

ゲスト しんちゃん
ゲスト しんちゃん

ITインフラエンジニア

ITサプリについて

この記事は、動画『ITサプリ』で配信している内容をもとにテキスト配信しています。ITサプリは、未経験からIT業界へ転職したい方に向けて情報配信をしているYouTubeチャンネルです。IT業界で働くうえで役立つ知識を発信していますので、動画でもお楽しみください。

しろ

しろ

今回は、ゲストのしんちゃんにお越しいただき『ITインフラエンジニア』をテーマにお話を伺っていきます。

1.ITインフラエンジニアとは?

しろ

しろ

ではまず、ITインフラエンジニアとはどういった職種ですか?

しんちゃん

しんちゃん

ITサービスを成り立たせるために必要な基盤を扱っている人たちのことになります。インフラのことを『基盤』と言いまして、社会インフラでいうと『電気・水道・ガス』になると思います。これをITでいいますと『ネットワーク』や『サーバ』というものになってきます。

サーバエンジニアは、WebサーバやDBサーバ(データベースサーバ)など、さまざまなサーバを設計や構築、運用するといった仕事をしています。ネットワークエンジニアも設計や構築などやることは同じです。扱うものはネットワークになりますので、違いとしては扱うものがサーバなのか、ネットワークなのかというところになってくると思います。

けい

けい

ネットワークの機器には、具体的にどういったものがありますか?

しんちゃん

しんちゃん

代表的なものでいうと、スイッチやルーターといわれるものが挙げられます。他にもファイアウォールなどもありますし、家でインターネットにつなげる時は必ずそういった機械があると思うので、見たことがある人は多いかもしれないですね。

2.ITインフラエンジニアの1日

しろ

しろ

ITインフラエンジニアの1日の流れについて、教えていただけますか?

しんちゃん

しんちゃん

1日の流れは案件や職場によって変わってきますね。そもそもインフラには、勤務体系が『日勤』と『シフト』の2パターンあります。日勤業務は9時から18時、シフト業務は24時間365日なのですが、仕事内容に少し違いがありまして。日勤業務の人は朝9時に出社して、設計や構築などの自分がやっている案件の担当としてミーティングなどを行います。その後は12時頃昼休憩を挟み、午後からお仕事を再開するという感じですね。

シフト業務も、業務時間内に自分の業務を行って、休憩してというところは同じです。しかし24時間365日稼働しているような現場ですので、監視業務が多く、ずっと「モニターを見ながら何か問い合わせがくるのを待っている」といったことが多いかもしれません。

けい

けい

ちなみに、なぜ24時間365日、そうやって「運用していく必要があるのか」ということをご説明していただけると嬉しいです。

しんちゃん

しんちゃん

基盤はITサービスを支えるために必要不可欠なもので、24時間そのサービスを止めることができないので「監視し運用し続ける必要がある」ということですね。

3.やりがいや利点は?

しろ

しろ

次に、やりがいや利点などはありますか?

しんちゃん

しんちゃん

利点はやはり『食いっぱぐれないこと』ですね。ITインフラはITの基盤になるので、まずなくなることは無いと思います。また、範囲がとても広いですので、仕事をしながら自分の技術も勉強して「技術職として少しずつ前進していくことでやりがいを感じる」のだと思います。

4.地獄だった案件は?

しろ

しろ

「地獄だったな……」という案件はありますか?

しんちゃん

しんちゃん

構築とか、納期がある案件はあまりやったことがないので、地獄は経験してないです。ですが『地獄』と言われて思い出すのは、大規模地震があった時のことですね。運用・監視をやっていたのですが、いろいろなお客様先のルーターやサーバが火を噴いて、アラートが鳴り響きました。その時に「記録して報告」という処理を全部する必要があって、対応に追われて帰れず「大変だったな……」というのを思い出しますね。

けい

けい

サーバエンジニアあるあるというか、地震起きると震度1でも2でも、必ずサーバ見に行きますよね。僕は担当が違いますけど、同僚を見ていると1日に2度も3度も地震が起きる時とかは「大変そうだな」って思いますね。

しんちゃん

しんちゃん

ドキドキしながら見に行っているでしょうね。

けい

けい

ちなみに、デメリットを感じたことはありますか?

しんちゃん

しんちゃん

あまり感じたことはないかもしれないですね。

けい

けい

世間では結構「残業が多そう」とか「家に帰りづらそう」とか、そういった印象を持たれていると思いますが、その辺はどうですか?

しんちゃん

しんちゃん

残業は多々ありましたが、エンジニアをやっていて「何かデメリットがあったか」と言われると、あまり感じないですね。

けい

けい

残業の量は「他の業種と同程度」ということですね。

5.20代、30代の平均年収は?

しろ

しろ

20代と30代の平均年収を教えていただけますか?

しんちゃん

しんちゃん

みなさん年収は気になりますよね。国税庁が過去に発表している数字では、20代で『一般:312万円』『インフラエンジニア:352万円』という数字が出ています。30代でも『一般:425万円』『インフラエンジニア:459万円』という数字が出ていますので、どちらの年代もインフラエンジニアの方が数字的に少し高くなるようですね。

しろ

しろ

やはり需要があるのですね。

けい

けい

我々もインフラエンジニアだけど、一般より高いという実感あります?

しろ

しろ

まあまあ「貰っているかな」みたいな実感はあります。

けい

けい

そうなの? 案件によるとは思うけど、僕は実感が湧かない(笑)

6.キャリアパスは?

しろ

しろ

ITインフラエンジニアのキャリアパスについて教えていただけますか?

しんちゃん

しんちゃん

サーバエンジニアやネットワークエンジニアといった専門のエンジニアの場合、キャリアパスを考えていくには『業務の段階を一つ一つ踏む流れ』が王道かと思います。具体的な流れでいえば、ヘルプデスクから始まり、まずは保守・運用・監視の段階。それを経て、設計・構築や要件定義といったキャリアパスを動いていくものになりますね。

「運用・監視」や「ヘルプデスク」などのインフラ業務で経験を積んでいく中で、やっていきたい分野というのが見つかった場合は、そのスペシャリストになるための方向性で走っていけばいいのかなと思います。

けい

けい

ヘルプデスクか監視か、必ずどちらかで始まると思います。監視はみなさん想像しやすいかと思うのですが、ヘルプデスクというのはどんなお仕事ですか?

しんちゃん

しんちゃん

要は『問い合わせ窓口』ですね。いろいろなサービスを利用した時に「問い合わせがある方はこちらへ」というものがあると思いますが、そういったところで対応してくれる人たちになります。その人たちがシステムを理解していて、いろいろアドバイスをして、問い合わせを処理してくれます。

けい

けい

例えばインフラで入ってきた場合、キャリアパスはどんな分野が見られますか?

しんちゃん

しんちゃん

分野でいうとWebやインフラ系、セキュリティ、IoTなど、さまざまあると思います。そもそもITのサービスを支えるのがITインフラなので、進めるキャリアパスは、サービス自体に無限に広がっていくと思っています。

いろいろな分野がある中で、どこでもネットワークの知識は必要になるでしょうし、セキュリティも必要です。知識と技術を身に付けておくと「どこに行きたい」というのが見つかった時に、進みやすくなると思います。

けい

けい

ITインフラエンジニアをやっていて、自分のやりたいことが見つかれば、その先のキャリアも思い描きやすいということですね。ちなみに未経験で入社した場合、インフラエンジニアとして一人前になるまで、どれぐらいの時間がかかりますか?

しんちゃん

しんちゃん

なかなか難しい質問ですね。最初「3年で一人前になるよ」と言われても、エンジニアとして全てが一人前という訳ではないと思います。自分が担当していることだけではなく、その段階で動いているものが、3年あれば覚えて『一人前になっていける』のかなと思います。

けい

けい

まずは「3年頑張ってやってみる」というのが1つの目安ですね。

7.将来性をふまえたおすすめポイント

しろ

しろ

将来性をふまえた、おすすめポイントはありますか?

しんちゃん

しんちゃん

将来性を考えた時に1番気になるのは、やはり仕事の安定性なのかなと思います。その点インフラは基盤でもあり、サービスを提供するうえで必要不可欠というところもあって、安定していますね。

けい

けい

太鼓判が押せるほど、安定性があるということですか?

しんちゃん

しんちゃん

そうですね、仕事として無くなっていく心配もないと思います。今まさに『エンジニアが不足している』ということも問題になっていますので、将来おすすめのポイントになるかと思います。

けい

けい

ITのエンジニアは、家に帰っても勉強して新しい技術入れないといけないイメージというか、業界の風潮みたいなものがあると思います。ITインフラエンジニアに関してはどうですか?

しんちゃん

しんちゃん

ITインフラの仕事としても勉強が必要な技術分野というのは、範囲が広いので大変ではありますね。けれど、常に新しいものが増えていっても、大本の基盤で使っている技術自体が、一気にゴロっと変わるということはありません。ですから最初に基礎として身に付けた知識というのは、その他のキャリアパスに行っても通用していくものになっていくと思います。

けい

けい

ということは、他のエンジニアみたいに「明日からこの言語は使わず、この言語になるので勉強してきてください」みたいなことは起こりづらいということですね?

しんちゃん

しんちゃん

そうですね。もし起きたら、頭パンクしちゃいますね(笑)

まとめ

ITインフラエンジニアは、全てのITの基盤であるネットワークやサーバを取り扱う仕事をしています。主な業務は運用・監視、設計・構築などがあり、未経験者はヘルプデスクや監視からスタートします。ITの基盤を扱っているため仕事に安定性があり、一般的な会社員より年収も高めになるようです。また全ての基盤のITインフラを取り扱っているため、その後のキャリアパスを思い描き易いのも特徴です。
仕事の安定性・将来性を考えたら、迷わずITインフラエンジニアを選択すると、幅が広がりますね。

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