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会社説明会ではどんな服装が適切?(スーツ・服装自由・記載なし・指定なしの場合)

date2025年07月28日
会社説明会ではどんな服装が適切?(スーツ・服装自由・記載なし・指定なしの場合)
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はじめに

  • 会社説明会の服装ではスーツスタイルが無難
  • スーツ以外の服装ではオフィスカジュアルに留める
  • だらしなく見えないよう自分の体型に合ったサイズを選ぶ
  • 身だしなみとともに服の汚れやシワにも注意する
  • どのような服装でも最も重要となるのは清潔感

会社説明会といえばリクルートスーツというイメージが根強い一方で、アパレルなど一部の企業では、個性を尊重した服装が評価されることも考えられます。但し、周囲との違いが目立つ服装は避けた方が無難です。そこで本稿では、会社説明会の服装について深掘りして解説します。

会社説明会での服装は?

大きく分けて次の3パターンがあります。

  • スーツ着用の場合
  • 服装自由の場合
  • 指定なし/記載なしの場合

以下の項目では、この3パターンについてポイントとともに、より詳しく解説します。

スーツ着用の場合

会社説明会で最も多い服装は、やはりスーツスタイルです。昨今はクールビズスタイルでお客様に対応することも多くなりましたが、会社説明会や面接では清潔感とフォーマルさが重視されますので、スーツスタイルが最も無難な服装と言えるでしょう。以下の項目ではさらに、男女別スーツのポイントを解説します。

メンズスーツのポイント

スーツを選ぶ際には、濃紺無地のリクルートスーツがおすすめです。無個性で画一的と感じるかもしれませんが、会社説明会では最もオーソドックスな選択肢と言えます。

清潔感を保つコツ

高いスーツを買う必要はありませんが、大きすぎるとだらしなく見えてしまいますので、自分のサイズにあったものを選びましょう。シャツは白か、薄いブルーなどがおすすめです。襟の形は開き具合が狭くも広くもない、レギュラーカラーが無難です。帰宅後はハンガーにかけ、必要によりアイロンをかけるなど、シワや汚れに注意しましょう。

レディススーツのポイント

女性の場合も、濃紺無地のリクルートスーツがおすすめです。2つボタンのスーツスタイルが最もオーソドックスと言えるでしょう。

ボトムの選択で印象が変わる

ボトムをスカートにするか、パンツスタイルにするかの選択は好みでよいと考えますが、パンツスーツの方が活動的な印象につながります。一方でスカートはフレッシュで女性らしく、やわらかい印象につながります。どちらかが有利、不利といったことはありませんので、自分らしさを優先して選ぶとよいでしょう。

清潔感を保つコツ

スカート・パンツいずれの場合も丈の長さに気を付けましょう。長すぎるとルーズな、短すぎると露出が多い印象につながります。パンツ丈はパンプスのヒールが少し隠れるくらい、スカート丈は立ったとき膝が半分隠れるくらいが目安になります。インナーは白シャツが定番です。帰宅したら、汚れがないかを確認し、アイロンをかけ、ハンガーにかけるなどして、シワにならないように取り扱いましょう。

サマースーツのポイント

夏場のスーツ姿は普段以上に汗をかきます。薄く・軽い生地の背中に裏地のないサマースーツを用意しましょう。最近は、通気性や吸汗性に優れた素材を使ったスーツが、各社から販売されていますので、そういった機能性の高いスーツを選ぶとよいでしょう。高機能だからと言って、値段が格段に高くなることはありませんので、最低2着購入し、連続で同じスーツを着用しないように、ローテーションさせて使うのがおすすめです。

クールビズスタイルは要確認

夏場はノージャケット・ノーネクタイのクールビズスタイルが主流になってきました。とはいえ会社説明会では就活の基本に倣ったスタイルの方が無難と言えます。クールビズスタイルが認められる場合以外は、自身の判断だけでクールビズスタイルを選択するのは避けましょう。確認してもわからない場合や時期的に不安がある場合は、担当者に質問するとよいでしょう。

ジャケットとネクタイについての補足

クールビズだからといってジャケットとネクタイの着用がNGというわけではありません。会場によっては冷房の効き具合が強く、ジャケットがあった方が安心かもしれませんし、説明会の形態によってはフォーマルさを演出したい場面も考えられます。不安があれば荷物として、ジャケットとネクタイを持参しましょう。

服装自由の場合

服装自由という指定は、実は一番判断が難しいものです。カジュアルな服装が多い中でスーツスタイルとなることに問題はありませんが、スーツスタイルが多数の中で自分だけカジュアルな服装となるのは避けたいものです。服装自由とある場合もスーツは無難な選択肢と留意し、カジュアルな服装についても、いわゆる普段着は避け、オフィスカジュアルに留めるように心がけましょう。

メンズオフィスカジュアルのポイント

男性のオフィスカジュアルでは、崩し過ぎないように注意し、以下のスタイルを選択しましょう。

ジャケパンスタイル

ジャケパンスタイルはスーツと似たスタイルですが、上着がブレザーやジャケット、ボトムが色違いのスラックスという服装です。上着は濃紺、スラックスはグレーという組み合わせが最もオーソドックスです。上着については濃紺でも、ボタンに特徴のあるブレザーなどはやめておきましょう。

ジャケットにチノパンスタイル

上着がジャケット、ボトムがチノ・パンツというスタイルです。カジュアルさは上がりますが、スーツのカチッとした堅苦しさが薄れ、柔らかで動きやすく、おしゃれな印象につながります。アパレル系やIT系といった個性を尊重する企業では、このようなスタイルもよいでしょう。だらしなく見えないよう、シワなどには十分注意しましょう。

レディスオフィスカジュアルのポイント

女性のオフィスカジュアルでは、上着に膝丈のスカートかパンツスタイルを選択しましょう。スカートの場合、ストッキングは肌色になじむベージュ系のものから選ぶとよいでしょう。薄手のストッキングは伝線や、冷房などで寒さを感じることもありますので、注意して選んでください。

指定なし/記載なしの場合

会社説明会での服装について、服装自由と記載がある場合と、記載がない場合では判断が異なるため注意が必要です。不安がある場合は担当者に質問するとよいでしょう。特に記載がない場合も、スーツスタイルかオフィスカジュアルが選択肢になります。どちらか迷ったときはスーツスタイルの方が無難です。

オンライン会社説明会の場合

遠隔地やベンチャー系の企業では説明会にオンラインを取り入れる場合もあります。オンラインであっても対面の場合と同様に、服装への注意が不可欠です。画面越しでも身だしなみが評価されますので、スーツまたはオフィスカジュアルを選びましょう。

カメラ映りのポイント

オンラインではカメラ映りも重要なポイントです。ちらつきを防ぐために、服装と背景のコントラストに注意してください。カメラテストを行い、ちらつきが気になる場合は設定調整だけでなく、服装や背景も調整してカバーしましょう。映り込みが気になるものは事前に掃除してください。

身だしなみのポイント

オンラインでは顔がアップになることもありますので、男女とも本番前の身だしなみに、しっかり取り組む必要があります。男性であればヒゲや髪の毛のケアが、女性であれば血色よく映るようなメイクへの取り組みが、これに当たります。

服装における注意点

この項目では、スーツスタイルとオフィスカジュアル以外にも、服装を選ぶ上での注意点を挙げました。以下でより詳しく見ていきましょう。

カジュアルすぎる服装

会社説明会も就活の一部です。襟なしのシャツやスニーカー、サンダルといった装いはNGです。これらは就活に対する真剣さが欠けるように見えてしまいます。直接的にお客様と接しないバックオフィス系の現場では、そういった服装で働く例もありますが、会社説明会にふさわしい服装とは言えませんので注意してください。

露出の多い服装

露出の多い服装もNGです。これから初めて一歩を踏み出すビジネスの世界を、軽んじているような印象を与えてしまいます。特に女性の場合は、胸元が開きすぎたインナーなどに注意してください。短すぎるスカートも同様の理由でNGです。

清潔感を損なう服装

スーツスタイル・オフィスカジュアル・そのほか、どのような服装の場合も清潔感が一番大切ですので、清潔感を損なう服装はNGです。服のシワや汚れ、アイテム類の扱いがだらしないと、マイナスの印象を与えてしまいます。シャツの襟元、ネクタイ、パンツに入れたシャツの裾など、みだしなみにも気を配りましょう。

かばんと靴のバランス

相手に与える印象を考えると、かばんと靴の選択も重要です。これらのバランスにも気を配りましょう。

かばん選びのポイント

スーツ姿に対してカジュアルなかばんは、アンバランスな印象を与えてしまいます。オフィスカジュアルの場合でも、キャラクターや大きなロゴが入ったものや、カラフルすぎるデザインは避けましょう。

靴選びのポイント

個別の面談などでは足元も注目されるポイントです。サイズが合っておらず、ぶかぶかな靴を履いていたり、傷が目立つ靴を履いていたりすると、それだけでだらしなく見えてしまいますので注意しましょう。また靴底の減りは、姿勢や歩き方の悪さを連想させます。ダメージがあれば早めにメンテナンスをするか買い替えてください。女性の場合、ヒールは高すぎず低すぎない3~5cmのものを選ぶのがよいでしょう。色は黒が無難です。

まとめ

会社説明会は企業の方と初めて顔を合わせる、いわば初対面の場です。初めて会った人の第一印象は最初の数秒で決まると言われています。清潔感を演出できるよう、サイズやバランスを考えた服装を選択してください。

会社説明会はインターンを初めとした、その後のステップにもつながり得る重要なイベントです。企業側の指定をきちんと確認し、好ましい印象につながる服装で臨んでください。本稿が成功の一助となることを願っています。

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