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【2027卒対応】1dayインターンとは?内容、メリット・デメリットを解説

date2025年12月26日
【2027卒対応】1dayインターンとは?内容、メリット・デメリットを解説
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はじめに

  • インターンシップの考え方が変わり、1dayインターンはオープンカンパニーと称される
  • 変更内容は、学生情報の採用活動への利用の可否や就業体験の有無がある
  • オープンカンパニーは1日で完了する説明会やセミナー形式・ワークショップ形式・職場見学形式がある
  • オープンカンパニーのメリットは、職種選択や業界・企業研究のための情報収集ができる
  • オープンカンパニーのデメリットは、就業体験がなく内定にも直結しないことにある

以前の1dayインターンはオープンカンパニーと呼ばれるようになりました。変更点や採用への影響など疑問を感じる方も多いでしょう。変わった内容から実施項目や何が得られるのかを詳しく解説します。就活を有利に進めるため、ぜひこの記事を活用してください。

25卒からインターンシップの考え方が変わりました!

25卒からインターンシップの考え方や名称が変わりました。変更された内容について確認しましょう。

1dayインターンは「オープンカンパニー」に変更

インターンシップというと、採用に直結する企業での就業体験というイメージがありました。ところが、学業を優先すべき学生が、インターンシップに多くの時間を費やす状況が生じたため、インターンシップの考え方が変更されました。

以下の表では、これまでインターンシップと称していた内容を、4つのキャリア形成プランに分類し、1dayインターンはプラン1のオープンカンパニーに相当します。

表1 【変更されたインターンシップの概要】

引用:厚労省・経産省・文部科学省共同|インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方 2022改訂

1dayインターンシップとオープンカンパニーの違い

オープンカンパニーは、期間が1日程度、就業体験はなく全大学年が対象です。業界・企業・職業への理解を深めるためのイベントや説明会を想定し、大学1年生から就職活動の一貫として参加が可能です。企業は参加学生の情報を採用活動に利用できないため、1dayインターンのようにインターンシップとして扱われないと認識しましよう。

他のインターンシップとの違い

表1のタイプ1やタイプ2は、インターンシップと呼ばず、説明会やキャリア形成のための教育となります。表1のタイプ3とタイプ4からインターンシップとして扱われ就業体験が必須です。5dayインターンと呼ばれるものがタイプ3になり、参加対象も大学3・4年生以上です。企業も参加学生の情報を、採用活動開始以降に活用できるようになります。

オープンカンパニー(1dayインターン)とは

ここからは、オープンカンパニー(旧1dayインターン)について詳しく解説します。学生が参加する意味や企業が開催する目的から見ていきましょう。

企業が1dayインターンを開催する目的

企業にとってオープンカンパニーは、1日だけの開催ということで経費もかからず、多くの学生と接点をもてるメリットがあります。工夫を凝らして自社や関連業界・関連職種などに興味をもってもらい、表1のタイプ3やタイプ4への参加および本選考への参加を促す目的があります。優秀な学生と、早い段階から縁をもちたいと考えるのは必定です。

学生は採用活動ではなく情報収集の場と考えよう

オープンカンパニーに参加する最も重要な目的は、情報収集です。学生からすると、たった1日で何が得られるのか、意味がないのではと考える方もいるでしょう。しかし、就きたい職業が決まっていないときは、さまざまな業界のオープンカンパニーに参加して業界研究が可能です。さらに、志望職種が決まっている場合は、企業研究の場として情報収集に活用しましょう。

オープンカンパニー(1dayインターン)の内容

ここからは、オープンカンパニーで実施される内容について詳しく見ていきます。

業界や企業説明会・セミナー

最も多いのは、説明会やセミナー形式の座学です。半日程度で終了する場合も多く、業界や企業のさまざまな情報を提供してくれます。さらに、自社に興味をもってもらえるような企画を用意している場合もあります。たとえば、座談会を開催し社員と学生が自由に質疑応答できる機会を設けているなどです。

ワークショップ

午前に座学、午後にワークショップを行うパターンが多いです。ワークショップでは、その企業に関連のある課題を提示され、学生は数人のグループに分かれて協議検討します。プレゼン資料を作成しプレゼンを行い、社員によるフィードバックがあります。実際の業務ではなく模擬体験になりますが、業務の一端を身近に体験することができるでしょう。

職場見学・体験ツアー

オフィスや店舗・製造工場など実際の職場を見学できます。社内の雰囲気を見聞きできるため、その職場で働くイメージをもちやすいでしょう。この業務は自分の望む職業か、この職場は自分にあっているのかなどの判断材料にできます。

オープンカンパニー(1dayインターン)に参加するメリット・デメリット

オープンカンパニーに参加するメリットやデメリットを紹介します。どのようにオープンカンパニーを活用できるかを考えましょう。

メリット

はじめにメリットから見ていきましょう。1日ならではのメリットもあります。

1日だけなので気軽に何社でも参加できる

1日だけなので、スケジュールも立てやすく気軽に何社でも参加できるのは大きなメリットです。さらに、大学1年生から参加できるので、早い段階から職業選びのネタ探しができます。「百聞は一見に如かず」といわれる通り、ネット情報では入手できない実体験や、雰囲気のような感覚的な情報の入手もできます。

業界・企業研究に役立つ情報を入手できる

オープンカンパニーでは、ネットで検索できるような一般的な内容だけでなく、企業や業界の現状や動向・今後の展望など、実際にその現場にいるからわかる情報の提供もあります。あまり知られていない業界の裏話や、目立たない企業活動の一端も入手できるかもしれません、自分で業界や企業研究をするよりも、詳しい内容も入手可能です。

参加企業の社員と会話の機会がある

座談会を企画している企業もありますし、ワークショップや職場見学でも、参加企業の社員の方と会話できる機会は多いです。面接や大勢の人の前では聞きにくい内容を、質問してみるのもよいでしょう。業務以外にも、福利厚生や1日のスケジュールなど、疑問に思うことを聞ける貴重な時間といえます。

他の就活生と交流できる

同じ業界・同じ業種を目指す、他の就活生との交流も貴重です。情報交換だけでなく、先に続く縁があるかもしれません。また、交流する中で、自分が参加していない他企業の情報を共有しあうことで、より多くの情報の入手にもつながります。

デメリット

デメリットについては対策が必要です。どのようなデメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

実際の職場体験はできない

オープンカンパニーでは、実際の就労体験はできません。業務スキルをあげることが目的ではないためです。また、1日だけでは疑似体験を行うのが限界です。より詳しく就業体験をしたい場合は、上記表1のレベル3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ(5dayインターン)」に参加する必要があります。専門分野の高度技術を体験したいなら、レベル4への参加の検討が必要です。

内定には直結しない

オープンカンパニーに参加したからといって、早期選考につながることはありません。しかし、人事担当や採用担当者によい印象を与えることで、本選考で優遇される可能性はあります。人とのつながりはどこにあるかわかりません。どのような機会も無駄にせず活用することが内定獲得の可能性を高めます。

人気企業では「選考あり」の場合も

人気の企業では、オープンカンパニーへの参加希望者も多く選考が行われる場合があります。エントリーシートの提出が求められることもあり、自己PRや志望動機の準備が必要です。また最終選考へのエントリー条件に、オープンカンパニー参加が必須の企業もあり、参加した学生情報を選考への活用不可とはいえ、影響がないとはいえない場合があります。

オープンカンパニー(1dayインターン)を有効活用するために気をつけること

短い時間のオープンカンパニーを有効活用するためには前準備が重要です。気をつけること・注意点も合わせて見ていきましょう。

【参加目的】参加する目的を明確にする

「業界情報が欲しい」や「社内の雰囲気や社員の働き方を知りたい」など、参加する目的を明確にすることが必要です。イベント形式によって得られる情報が異なるため、どのオープンカンパニーに参加するのが有効か判断できます。

【質問】質問したい内容はメモしておく。情報収集が重要

オープンカンパニーで情報収集できるからと、何もしないのはもったいないです。基本情報は仕入れておきましょう。その上で質問したい内容をメモしておき、当日の短い時間を有効利用しましょう。

【心構え】積極的な行動と発言を心がける

挨拶をはじめ積極的な行動や発言、さらに、周囲や同席者への気遣いなども大切です。企業側は、参加する大勢の学生の中から、有望な人材を探しています。積極的に目立つことも重要ですが、小さなことの積み重ねが人となりを表すポイントになります。

【自己紹介】自己紹介を考えておく

ワークショップ形式のオープンカンパニーに参加する場合、簡潔な自己紹介を準備しておくと便利です。グループ分けしたメンバーに、自分の氏名と学部や学科を伝えることで、得意分野を理解してもらい協力しやすくなります。

【持ち物】前日までに準備しておく

持ち物リストを参考に、前日までに準備しましょう。

持ち物リスト
  • 【基本的な持ち物】
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 学生証
  • 腕時計
  • スケジュール帳
  • 現金
  • ハンカチ
  • 【必要に応じた持ち物】
  • 課題(事前に課題があった場合)
  • 交通機関の領収書(交通費支給がある場合)
  • 印鑑(交通費支給がある場合)
  • 指定されたもの(企業から指定があったもの)

オープンカンパニーは基本無給ですが、交通費が支給されることもあります。領収書や印鑑が必要な場合もあるので、確認しましょう。

【服装】服装自由といわれたとしても社会人としての自覚が必要

服装についての記載がない場合も含め、基本的には男女共にスーツが適切です。服装自由と指定されていても、ラフすぎる服装やリュックは避け、ビジネスカジュアルを意識しましよう。

【時間厳守】イベントスケジュールも確認しておく

イベントスケジュールは前もって確認しておきましょう。開始時間に遅れないように、交通情報や駅からの道順などを確認しておくと安心です。さらに、当日は不測の事態も考慮して、余裕のある行動を心がけましょう。

【ビジネスマナー】基本は抑えておこう

学生であっても、就活はビジネスの世界への第一歩です。基本的な立ち居振る舞いや言葉遣いを習得しておく必要があります。就活で大切な第一印象をよくするため、早い時期から準備を始めましょう。

【お礼メール】お礼メールは必要?

大勢の学生が参加するオープンカンパニーでは、お礼メールはいらないという意見もありますが、感謝の気持ちを伝えることは大切です。ただし、多数のお礼メールが届くので、簡潔で見やすい内容に留めましょう。

お礼メールの例文

以下はお礼メールの例文です。参考にしてください。

件名:
【X月XX日オープンカンパニーのお礼】○○大学□□学部▲△学科の静楽太郎です
本文:
株式会社○□○
人事部 ○○様

謹啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

X月XX日のオープンカンパニーに参加いたしました、
○○大学の静楽太郎と申します。
先日はお忙しい中、丁寧なご指導をいただきまして誠にありがとうございました。

今回のオープンカンパニーを通じて、○○業界で働くことの魅力や、
○○という職業のやりがいについて実感いたしました。
今回の貴重なプログラムを通じて、貴社で働く魅力を強く感じました。

また、オープンカンパニーにて学んだことを糧に、
これからの就職活動に励んでいきたいと思っております。

○○様をはじめ多くの社員の方にお世話になり、大変感謝しております。
ご多用の折、丁寧にご指導いただいたこと、心より感謝申し上げます。

末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

謹白

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○○大学□□学部▲△学科
静楽 太郎(セラク タロウ)
TEL:090-0000-0000
Email:xxxxx@xxxxx.jp

まとめ

曖昧なところが多かったインターンシップの内容が明確になりました。1dayインターンは、オープンカンパニーと称され、インターンシップとは異なる扱いになります。学生の本分である学業への影響を減らし、人材確保に苦慮する企業との出会いの場を増やしたといえます。

就活は、自分が何をしたいのか、どこへ進みたいのかを明確にすることがはじまりです。オープンカンパニーなら、1日だけで多くの情報を得られるので、有効活用しましょう。

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