特集

未経験からのキャリアチェンジにおすすめ!ワークライフバランスがとれ安定して働けるIT業界の職種とは!?

date2024年01月19日
未経験からのキャリアチェンジにおすすめ!ワークライフバランスがとれ安定して働けるIT業界の職種とは!?
タグ:

現在の仕事でこんなことに悩んでいませんか?

  • 売上やノルマに悩まされている
  • 景気の波に左右される雇用体制が不安
  • サービス残業が多い
  • せっかく取得した資格やスキルが活かされない
  • 業界自体の将来が見えない

売上達成できるかどうか常に頭の中をつきまとい、落ち着かないことはないでしょうか。特に月半ばになっても目標達成の目処が立てられないと、四六時中それを考えることとなり、夜も眠れないというときもあると思います。景気が悪くなると人員削減を余儀なくされ、その上、人手不足で日々サービス残業をしている方も少なくないと思います。また、取得した資格や対人スキルも非対面営業など、働き方が変わる中でうまく活かされていない。そもそもせっかく入った業界もコロナ渦で明るい未来が見えなくなってしまった。などなど。

この先もこれらの悩みと付き合っていけますか?

もしつらいと感じる場合は、その原因が職種によるものなのか、業界によるものなのかを考えてみましょう。「未経験で他業種には転職できない」と思っている方もいるかもしれません。実はIT業界には、未経験の方におすすめの職種があります。

まずは安定安心の成長ができるIT業界を知ろう

まずは安定安心の成長ができるIT業界を知ろう

IT業界は日本のみならず世界的に伸びている成長市場です。今後もITテクノロジーは進んでいくことが予想され、仕事の幅も広がっていくため、長期的に安定した成長が見込めます。また、経済産業省の調査結果を見ると、IT人材は2030年には最大で79万人不足する可能性があると試算されています。今後も継続してIT人材のニーズは高まっていくことが予想されます。知識や技術力を身に付けることができれば仕事がなくなるということはなさそうです。テレワークやDX化が進むことで、今までITに関係がなかった業界にもIT化は加速しています。

参考:みずほ情報総研株式会社|IT人材需給に関する調査
参考:経済産業省 商務情報政策局|IT人材育成の状況等について

テレワークでワークライフバランスがとりやすく無駄な残業も少ない

IT企業はTeamsやZoomといったWeb会議ツールやSlackなどタスク共有やチャットがスムーズにできるツールを導入している企業も多くあります。企業文化や考え方によって出社が必須となる会社もありますが、リモートワークが可能な求人を出している企業も多く存在しています。また昨今では、仕事よりもプライベートを重要視する人が増えてきていることを受けてON/OFFのメリハリを付けて働ける会社が増えてきています。先に記載したリモートワークが可能な会社ではワークライフバランスがとりやすいと言えます。さらに、業務管理をしっかり行っている会社も多く、常に一人に業務が集中することもなく、バランスよく配分されますので残業も少ない傾向にあります。

新しい技術に触れる機会があり努力次第で成長できる

IT業界は常に技術開発が進んでいて、今までできなかったことがITの力で実現できるようになってきています。VRを使ってゲームをしたり、会議を行ったり、スマホアプリを通じて実際に会わなくても簡単に連絡を取り意思疎通ができるようになっています。技術革新のスピードや便利さを実感している人も多いと思います。不可能だったことが可能となる瞬間に立ち会えたり、社会の広範囲に役に立つ新しい価値をユーザーに提供することができます。技術開発を通じて開発依頼者の課題解決を行うことで感謝されたりやり甲斐を実感しながら業務を行い事ができます

IT業界の良いところの一つには自分の努力次第で、どんどん新しい知識を習得し、携わる仕事の規模を大きくしていくことが挙げられます。

未経験でも活躍できるITエンジニアは?

未経験でも活躍できるITエンジニアは?

IT業界で未経験の方でも募集をしている職種として初級ITエンジニアがあります。初級ITエンジニアとは、読んで字の如くITエンジニアとして歩みはじめの初級の段階になります。IT業界には、WEBエンジニア、プログラマー、システムエンジニア、インフラエンジニアといった様々な職種があります。その中で比較的短期間で基礎的な技術を習得して活躍できるのがITインフラエンジニアです。

ITインフラエンジニアとは?

ITインフラエンジニアとは?

IT分野におけるインフラを設計、構築、運用・保守を行う技術者です。インフラとは、インフラストラクチャー(Infrastructure)の略で、人々の生活を支える基盤を意味し、IT分野ではシステムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークを指します。そのため、ITインフラエンジニアはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアといったいくつかの種類があります。

DX化により高まるITニーズに安定した職種

先にも述べたようにIT業界は日本のみならず世界的に伸びている成長市場で人材も不足すると予想されています。さらにメタバース、NFT、キャッシュレスサービスなどなど、IT技術の進歩とともにITサービスやシステムも益々増えていくと予想されます。そして、それらの基盤を支えるのはITインフラエンジニアです。これらのことから、将来性も高く安定した仕事を得られるため景気に左右される可能性も低いと言えます。

日々数字に追われず技術力で評価される

営業や販売スタッフのように数字で評価されるのではなく、お客様の課題を解決できるかどうかによる案件ベースで評価されます。すなわち、ITインフラエンジニアとしてどのくらいの知識と技術力を要しているかが評価基準となります。お客様の役に立ちたい、貢献したいという思いから努力できる人にとっては満足感を得ながら働くことができます。

努力次第で稼ぐことができる

スキルアップに時間を割いた分だけ知識と技術力を身に付けることができます。先に述べた通り、評価基準は知識と技術力です。そのため、努力した分だけ報酬につながりやすいと言えます。時には大きな壁が立ちはだかることもありますが、努力することで解決にたどり着けます。そうした苦難を乗り越えることで大きな仕事に携わる力がつきますので、努力を続け経験を積むことで稼げるITインフラエンジニアに成長できます。

習得したスキルを活かしてお客様に感謝される

ITインフラはIT分野でのシステムやサービスの基盤になります。日常生活における電気やガス、水道と同じようになくてはならない公共性の高い社会インフラの一つです。そのため非常に重要性が高く、安定的に供給できることを求められます。障害が起こった際に原因究明と対応をいかに早く行い、サービス停止をできる限り少なく食い止められるかはインフラエンジニアの仕事の大変なところでもあり、やり甲斐を感じるところでもあります。そういった世の中になくてはならないシステムの構築や、運用保守を行うことでお客様から高い信用をいただき感謝され、社会的貢献を実感できる仕事です。

基本的にはワークライフバランスをとって働ける

プロジェクトマネジメント能力を身に付けることで長時間労働から解放されます。工数の見積や管理精度を上げることで余計な工数を削り、効率的に仕事ができるようになります。その結果としてON/OFFのメリハリを付けて働くことが可能になります。

ITインフラエンジニアになるために必要なこと

ITインフラエンジニアになるために必要なこと

ITインフラエンジニアになるために必要な3つの要素についてみていきましょう。

ITインフラの知識とスキルの習得

ITインフラエンジニアになるためには、サーバー及びネットワーク、クラウドやセキュリティーの知識や技術を身に着ける必要があります。また、お客様のニーズを正確にヒアリングする能力やイレギュラー対応が発生した際も速やかに報告できるコミュニケーションスキルなどが重要となります。未経験者の場合、独学やスクールで学ぶ人もいますが、知識が無くとも入社後に研修で身につけられる会社もあります。ご自身の都合に合わせて学ぶ環境を選択できます。また、ITインフラの知識や技術力を証明するためにも資格の取得がおすすめです。

取得すると良い主な資格

お客様からの信頼を獲得するために資格取得は重要です。特に未経験者の場合はこれまでの職務経歴からご自身の技量を示すことができないため、資格による知識と技術力の提示が必須と言えます。

以下、ITインフラエンジニアとして取得すると良い主な資格をご紹介します。

・基本情報技術者試験/応用情報技術者試験 ITエンジニアの登竜門!
情報処理に関する国家資格です。基本情報技術者試験はITエンジニアとして基礎的な知識を身につけることを目的とし、コンピュータやシステムが動作する基本的なしくみから、データベース、ネットワーク、セキュリティなどの基礎知識だけでなく、システムやソフトウェアを開発する流れやその中で検討すべき点についても理解することができます。さらに企業経営やプロジェクトマネジメントまで出題範囲は多岐に渡ります。
基本情報技術者試験に合格した人が、次に目指す試験として位置づけられているのが応用情報技術者試験です。こちらも技術からプロジェクトマネジメント、経営まで出題範囲は幅広く、合格するにはより深い知識が必要となります。

・CCNA/CCNP ネットワークエンジニアは必見!
コンピュータネットワーク機器の大手、Cisco(シスコ)社による認定資格であり、CCNA(Cisco Certified Network Associate)はネットワークエンジニアの入門資格にあたります。CCNPはCCNAより難易度が高く、上位資格に位置付けられています。両者とも世界共通基準の資格であり、取得すればネットワークエンジニアとしての基本スキルが備わっている証明になります。

・LPIC/LinuC インフラエンジニアに人気!
どちらもLinux技術者としての技術力を認定する民間資格です。LPICは以前から運用されているLinuxの国際資格となっており、LinuCは2018年から始まった日本市場に最適化したLinuxの資格です。取得すればLinuxシステムの構築や運用だけでなく、クラウドシステムやアプリケーション開発に携わるために、必要なスキルを有した技術者であることの証明ができます。

・AWS 認定資格 クラウドサーバーの王道!
Amazonが提供するAWS(Amazon Web Service)というクラウドサーバーの認定資格です。基礎レベル、アソシエイト、プロフェッショナルの3段階に分かれています。この資格を持っていればAWSの専門知識を持っていることを証明できます。

・Microsoft Azure認定資格 注目のクラウドサーバー!
マイクロソフト社の認定資格であるMCP(Microsoft Certification Program)のひとつであり、Azureに関する知識やスキルを認定する資格です。そのうちAzure Fundamentalsは、クラウドサービスの基礎知識や概念、Azureのサービスに関する一般的なテクノロジーの概念についての知識・スキルを有することを証明する資格です。ほぼすべてのAzure認定資格の基礎となる資格となっています。

コミュニケーション能力や調整力

ITインフラエンジニアの仕事は、チームで進行するためチームワークがとても大切です。プロジェクトや作業を進める過程では、クライアント、上司や同僚、社内外の関連部署など、さまざまな立場や職種の人たちとの連携が発生するため、関わる人たちと円滑なコミュニケーションをとれることが重要になります。また、スケジュールや見積、工数などの調整を行う場面も出てきますので、そういった調整力も身につける必要があります。

未経験でもITインフラエンジニアになるには?

ITインフラエンジニアになるには、サーバーやネットワークの知識や技術力を身につけないといけません。特に未経験者の場合は、自身の技量を証明するために資格取得が必須です。そのために、独学やスクールにて学ぶ選択肢もありますが、資格取得ができる研修制度のある会社に転職することをおすすめします。独学では時間がかかり、スクールではお金がかかります。未経験でも募集している会社はありますのでその中で研修がしっかりしている会社を選び、ITインフラエンジニアになることを推奨します。

実際はどうなの?キャリアコンサルタントインタビュー

顔アイコン

キャリアコンサルタント:くに

保有資格
  • 国家資格 キャリアコンサルタント
所属団体
  • 日本キャリア開発協会

20年以上のキャリアを持つ。通信機器メーカー、CADベンダー、自動車部品メーカーにてプロセス革新コンサルタントとして数多くの顧客の課題解決に取り組む。現在はエンジニアとしての知見と厚みのある経験を活かしIT技術者採用、新入社員のキャリア形成支援などを中心に活躍。アドバイスには定評がある。

未経験からITインフラエンジニアへの転職は可能でしょうか

はい、可能です。必要な専門知識は研修にてしっかり学んでいただき、その中でCCNAなどの技術資格の取得もしていただきます。プロジェクトメンバーとしてお客様とのやりとりも多く発生しますのでコミュケーション能力とIT業界で活躍したいというやる気があれば活躍できるようになります。実際に店舗スタッフや販売員などの接客をご経験の方でITインフラエンジニアとして、ご活躍されている人は多くいます。

どんな人がセラクのITインフラエンジニアとして活躍していますか?

主体的な行動、傾聴力、チームで協力して働いていける力、課題の発見と解決力の要素が重要になります。特にその中でも主体性が大切です。自分自身が1人前のエンジニアになると決意し、自分の中でスケジュールを立て計画的に学習をしていくことが大切です。主体的に動けるかどうかが、エンジニアとしての実行力や課題解決力の素養につながります。

知識はどうやって身に付けられるの?内容は?期間は?

IT業界未経験者の独学での知識習得は難しく、情報系の専門学校やWEBスクールにて学習される方もおります。私が所属している株式会社セラクでITインフラエンジニアを目指していただく場合は、入社後に約1.5か月の研修期間が設けられていて、研修が終わって実業務が始まってからも継続学習ができる仕組みになっています。サーバーやネットワークの知識や技術の習得のために資格取得が必須となっており、専任講師からの講義、解説、項目別対策テストや模擬試験を受けることができ、短期間でインフラエンジニアに必要なスキルを身に着けていただく事が可能です。

また、資格取得後の応用研修では実際のサーバーを使った実機研修もありますので、実業務に近い状態で専門スキルを習得できるようになっています。ちなみに当社では、1,000人を超えるITエンジニアを研修で育成した実績がございます。また、CCNAの資格試験では合格率が約90%になります。

※常に最良の研修内容に改良されるため、入社のタイミングによって研修内容は異なる場合があります。

キャリアチェンジを成功させるコツを教えてください

自分自身の業務の棚卸をして、強みや職業適性や行動特性を振り返りましょう。異業種にチャレンジする際は、業界自体の情報収集をして職業理解を深めることが大切です。主観で想像した内容のままですと、入社してからのギャップも生じやすいので、志望する業界や職種で既に働いている人に話を聞いたり、会社説明会に参加したりするなどしっかり情報収集をして、働くイメージを具体化することが重要です。自身の棚卸や企業や業界の情報収集をすることは職務経歴書や面接で、キャリアチェンジをする理由を説明する際にも必要です。しっかりと時間を取って取り組むことをおすすめします。

IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
【会社選びは、仲間探しだ】IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
株式会社セラク 開く