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【2024年度最新版】IT業界のトレンド30を紹介!

date2024年02月01日
【2024年度最新版】IT業界のトレンド30を紹介!
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はじめに

IT業界は非常に幅が広い業界です。どの分野に興味があるのかを突き詰めるためにも、さまざまな分野のトレンドを知ることが大切です。わたしたちの生活に関わっているトレンドからIT業界の業務において、使用されているトレンドまで30紹介していきます。どのトレンドに興味があり、突き詰めていきたいのか考えてみましょう。

ITの仕事やトレンドにはさまざまな分野がある

IT業界とひとことで表しても、そのなかには多くの分野があります。IT業界の職種として思い浮かべやすいのは、開発・インフラ・保守・運用でしょう。しかし、そのほかの職業も数多く存在します。どの職業においても作業工程での役割や何を目的に作業を行うか仕事内容が異なり、各分野や時代においてもトレンドは異なるでしょう。

ITトレンド用語30選

わたしたちの生活に浸透しているITトレンドやIT業界にて、使用されているトレンドの技術まで30紹介します。最初はわかりにくくても、生活に身近なトレンドから押さえていきITトレンド用語に強くなっていきましょう。

IoT

アイオーティーと読みます。「Internet of Things」の略称で、訳をすると「モノのインターネット」です。インターネットを介してセンサーや通信機器を持ったモノの通信を行います。スマート家電やシェアサイクルに取り入れられています。

RPA

アールピーエーと読みます。「Robotic Process Automation」の略称で、訳をすると「定型業務のロボットによる業務自動効率化」です。これまで人間が行っていた決まった工程のある業務をロボットが自動で行うようにします。

ERP

イーアールピーと読みます。「Enterprise Resources Planning」の略称で、訳をすると「企業 資源 計画」です。企業経営を行ううえで企業の資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を管理し、有効活用していく考えです。ERPを行うためのシステムはERPソフトと呼ばれます。

ドローン

正式名称は「無人航空機」です。200g以上の重量かつ人が搭乗できないつくりのもので、自動操縦か遠隔飛行を行えるものの総称です。趣味での利用や農薬散布への使用、荷物配送用のドローンの開発が行われています。

認識系AI

聴覚や視覚という認識可能なデータを大量に吸収させ、学習を行わせることで情報の識別や認識を行います。聴覚の分野では「音声認識」による言語のテキスト化、視覚の分野では「画像認識」による防犯カメラが身近にあります。

生成系AI

別名「Generative AI」です。認識系AIはデータをもとに識別・認識を行うのが主流です。生成系AIは学習したデータをもとに新しいコンテンツを作成ができます。社会現象を巻き起こしたChatGPTがあります。音楽や映像を生成も可能です。

NFT

エヌエフティーと読みます。「Non-Fungible Token」の略称で、訳をすると「非代替性トークン」です。デジタルデータにオリジナルの番号をつけ、ブロックチェーンの技術を利用することで、データに固有の価値が発生します。

ブロックチェーン

情報を記録する技術のひとつです。ブロックという単位でデータを管理し、鎖のように連結してデータを保存します。やりとりがブロック内に記録され、データの改ざんや消去を行うことが難しく信頼性の高さに注目を浴びています。

メタバース

インターネット上に構築された仮想空間です。多様なプラットフォームがあり、アバターと呼ばれる分身を操ります。買い物・ゲームや他者とのコミュニケーションを楽しむことが可能です。リモートワーク導入もされています。

VR

ブイアールと読みます。「Virtual Reality」の略称で、訳をすると「仮想現実」です。メタバースの空間を利用するために必要なデバイスを指します。近年普及しているのは、ヘッドマウントディスプレイ型のデバイスです。

AR

エーアールと読みます。「Augmented Reality」の略称で、訳をすると「拡張現実」です。現実世界に仮想空間情報やコンテンツを重ね合わせて表示させる技術のことです。スマートフォンの位置情報を読み取るゲームが身近にあります。

Web3.0

ブロックチェーン技術の発達により実現可能な分散型インターネットです。Web2.0まで必要だった管理者や仲介サーバが不必要になりました。個々でのやり取りがスムーズになり、国や人種を超えた活動が行いやすくなるでしょう。

5G

ファイブジーと読みます。「5th Generation」の略称で、訳をすると「第5世代移動通信システム」です。「高速大容量」「多数同時接続」「超低遅延」が特徴の通信規格です。この特徴から高画質配信やIoT技術の躍進が起きました。

クラウドサービス

インターネットを経由したソフトウェアやアプリを通じたサービスです。無料のサービスや有料のサービス、サブスクリプションといった料金形態があります。SNSやWebメール、チャットアプリが身近にあります。

クラウド管理

クラウドサービスで動作する製品・サービスの管理です。ユーザ情報からデータ・アクセスやサービスの制御を行います。クラウド管理を行うツールには、タスク管理・会計ソフト・画像やデータのファイル管理をするものがあります。

DX

ディーエックスと読みます。「Digital Transformation」の略称で、訳をすると「デジタルの変化」です。企業がIoTやAIというデジタルの技術を導入して業務プロセスを効率化させます。生活スタイルや社会をデジタル化で変化させていくことも指します。

サイバー攻撃

スマートフォンやパソコンといった情報端末へネットワークを介して情報の破壊や改ざん、窃盗を行います。リモートワークが進み、個人の持つセキュリティ対策が弱い企業の情報も狙われやすくなりました。

サイバーセキュリティ

スマートフォンやパソコンといった情報端末がサイバー攻撃を受けないように対策をすることです。サイトやソフトウェアへの不正アクセス禁止、二段階認証を設ける、突破されても情報流出を防止させることがあげられます。

デジタル免疫システム

ITシステムが外部からのサイバー攻撃やウィルス感染により、システムエラーの起きる可能性やソフト・端末の故障につながる危険性があります。これらの脅威に直面した際、回復させシステムやデータの保護をするシステムです。

ローコード開発

できるだけプログラムのソースコードを書かずに、開発を行う手法やツールです。GUIによる視覚重視のプラットフォームを利用することで、部品画面や工程ブロックを用いて開発を行います。従来の工程より短期間で作業が可能です。

ノーコード開発

プログラムのソースコードを書かずに開発を行うツールです。ローコード開発では多少コードを書く作業が必要になりますが、ノーコード開発では視覚的操作のみ存在するツールを扱います。プログラミングの知識がゼロでも開発が可能です。

量子コンピュータ

量子力学の性質を利用して処理を行うコンピュータです。量子重ね合わせという2つの状態のどちらかに存在が確定しない現象にも対応しています。データ検索、金融工学といった分野で活躍が期待されています。

構造化データ

ExcelやCSVのように「行」や「列」の概念があるデータです。事前に定められた構造でデータが整理されています。構造化されているため、データの検索や更新が行いやすいです。配列やツリー構造をはじめ多様な構造があります。

非構造化データ

構造化されていないデータです。用途が異なり量も多く、使用頻度が高いです。構造化にして定められないものを扱います。身近にあるデータではメール、音声、画像、動画といったものがあります。

LPWA

エルピーダブリューエーと読みます。「Low Power Wide Area」の略称で、訳をすると「省電力広域」です。省電力で遠距離の無線通信が可能になる技術です。この特徴から海上や郊外・へき地での利用に期待されています。

HAPS

ハップスと読みます。「High Altitude Platform Station」の略称で、訳をすると「成層圏プラットフォーム」です。成層圏の位置に飛行している無人機体で、通信基地局の役割を果たしています。通信ネットワークが届いていない場所へも届けることが可能です。

UI

ユーアイと読みます。「User Interface」の略称で、訳をすると「顧客 接点」です。顧客が製品と接点がある部分の見た目や使いやすさを指します。機器では性能や見た目、Webサイトでは目に見える部分、ボタンやメニュー操作性のことです。

UX

ユーエックスと読みます。「User Experience」の略称で、訳をすると「顧客 経験」です。顧客が1つの製品やサービスを利用して、得る経験や体験を指します。見やすい・使いやすい・快適といったことがキーワードでしょう。

MFA

エムエフエーと読みます。「Multi-Factor Authentication」の略称で、訳をすると「多要素認証」です。アプリやソフトウェアアクセス許可に関して、IDとパスワードに加え1つ以上追加利用し、セキュリティ強化させることです。

ビッグデータ

日々増え続ける全体を把握することが難しいさまざまなデータです。種類・量・利用される発生速度や頻度の高く処理スピードが必要という3つの条件があります。身近には気象情報、位置情報といったものがあります。

興味を持つことの大切さ

IT業界の技術やトレンドは今後も発展し、常に増えていく世界です。各分野で必要とされる技術や知識は異なります。自分がどの分野に興味があるか知り、最新のニュースを追っていく必要があるでしょう。

まとめ

IT業界は興味さえあればいつでも飛び込める世界です。さまざまな業種や分野があるため、自分が極めたいと思ったものを研究・勉強し続けることが大切です。身近なトレンド用語からでも知っていくことが、勉強をはじめる一歩になるでしょう。極めようと努力すれば企業から必要とされ、大きなキャリアアップにつながります。

最後のチェックポイント

  • IT業界のトレンドにはさまざまな分野や業界があり、日常生活にも存在している
  • 身近にある機器には、IoT機器においてはスマート家電という生活に密着するものも増えている
  • 5GやWeb3.0により日常生活で利用する通信技術が上がり、インターネット利用が便利になった
  • AIやUX・UIの技術向上により、身近なものが使いやすくなったり体験の質があがったりしている
  • サイバーセキュリティやMFAの普及で、わたしたちの個人情報やデータが強固に守られるようになった
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