【ITエンジニア志望必見】これだけはやっちゃダメ！面接でのNG回答例５選！

1つ目は「新しいことを始める時に取り組んだことは？」と面接で聞いた際に、よくあるのが「〇〇をやろうと思っていました」「今準備しています」といった、口だけで終わってしまうような答え方ですね。これはNGです。

そうですね。行動が伴っているかどうかは面接官としても見たいですし、受け入れる会社としても「どれぐらい準備しているのかな？」というのは一番気になるところですから。

それはもちろん、何をやっているのかは聞きますよね。

それは言ってもらえた方が良いですね。
前に僕が面接した子で、結構面白い子がいましたよ。「ITパスポートを勉強した」と言うので「何をどこまで、どのように勉強しましたか？」と聞いた訳です。そうしたら、かなり最近買ったらしい本を取り出して、10ページ目ぐらいを開いて「ここまで勉強しています！」と。

好感は持てましたけど「10ページか……」とも思いましたね(笑)

2つ目は「あなたが会社に求めることは何ですか？」という質問に、受け身の姿勢で「充実した研修制度」とか「研修を受けたい・学びたい」などの答え方をすることです。特に未経験の方に多いですね。
この質問の意図は入社希望先の会社が「何をやっているのか」「どういうサポート体制があるのか」といったことを学んできたのか、知ることにあります。なので「学びたい」とか、受け身の部分だけだと少し厳しいですね。

最初は受け身でも良いと思いますよ。ですが、社会人になると受け身ではなく、自分から取り組んで「どうなりたいか、どうしたいか」ということも必要になってきます。ですので、最初はそういった話をしたとしても、それまでに学んで受け取ったものを上手くアレンジして「この会社に貢献したい」と言えると良いでしょうね。

今回NG例としていますが、実際のところはどう発信するかだと思っていますね。「学ぶ環境がある」というのを「使えるものを使い倒してやろう！」というような表現の仕方にしたら、同じ言葉だとしても捉え方が変わるかな、と思います。

3つ目は「今までの人生で上手くいかなかったことは何ですか？」という質問に対し「他の人のせい」とした答え方をすることです。
人によると思いますが、上手くいかなかったことを「自分の責任」という形で話すのか「他人のせい」にするのか。後者だとNGですね。

よくいますよ(笑)
面接の時に「あの会社の、あの上司の下についたからダメだった」とか「このプロジェクトが失敗したのは○○のせいだ」みたいなことを、平然と言ってくる子は多いです。多分本音なのでしょうが、それを面接の時に言うのは、あまりよろしくないと思います。

そうですね。

上手くいかなかったことには原因がありますよね。「その原因を次に活かすためにどう自分を振り返ったか」という表現の仕方ができれば良いと思います。

4つ目は「仕事をするうえで重視することは？」という質問に対して、最近流行りの「ライフワークバランスを重視したいです」と答えるケースです。
このケースは、NGというより少し採用を見送りたくなってしまうものですね。

それもありますが、今回の例は『未経験という形でエンジニアになりたい』場合です。未経験者が最初からライフワークバランスを重要視してしまうと「学ばないといけないことや、仕事以外にも何かする必要が発生した時はどうするの？」という疑問が出てきます。ITは自分が目指すところ以外にも必要となるものが増えてくるので、それをやらないとなると「本当にその業界で働けますか？」と面接官としては思うところですね。

積極性やモチベーションの高さが窺えない、ということですよね。

ライフワークバランスは確かに大事ですけど、それ以上に何かにチャレンジする上で必要になってくるものとか、そういったことに貪欲な方が良いということですね。

確かに、その答え方だと「勉強が目的なの？」という感じに聞こえますね。

別のNG例でもお話がありましたが『学びたいから・学べるから・研修があるから』ということが頭にあっても、それだけしか言わないと「じゃあどうしたいの？」という話になってくる訳ですよね。そこも貪欲になっていく必要があると思います。ここまでNG例が5つ出てくるということは、逆にこの質問にきちんと答えられる人は好印象になりますか？

今回ご紹介いただいた『未経験エンジニアがやりがちな面接のNG回答5選』の回答例はこちらになります。