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画像生成AI「SeaArt」とは?~使い方の基礎と商用利用

date2024年02月28日
画像生成AI「SeaArt」とは?~使い方の基礎と商用利用
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はじめに

  • 画像生成AIはプロンプトにより写真やイラストを生成してくれる
  • SeaArtはダウンロードが不要で日本語対応をしている画像生成AI
  • SeaArtは優れたUIをもち多様な機能を備え、高品質な作品が作成できる
  • 「SeaArt」で生成した画像は商用利用が可能
  • 生成画像自体が著作権侵害をしている場合があり要注意

この記事では画像生成AI「SeaArt」について解説していきます。新しい技術ですが、使いこなせれば公私ともに力強いツールです。思い通りの画像生成をするための方法を知り、有効活用していきましょう。

画像生成AIとは

画像生成AIとは単語や文章の入力により、そのイメージに合致する写真やイラストを生成してくれるAIです。データベースには有名な絵画・写真・イラストなどの素材データを蓄積しています。近年とくに目立っており、世間にはそれを使ったサービスが複数存在します。
たとえば「コップ」のイメージを学習させた AI は、プロンプトとして「小さくて透明なコップ」との文章を与えてやれば、文章通りの特徴をもったコップ画像を生成してくれることでしょう。

SeaArtとは

画像生成AIには多くの種類がありますが、今回はSeaArtの特徴や機能について説明します。

「SeaArt」はシンガポールに本社を構える「STAR CLUSTER PTE. LTD.」が運営する画像生成AIです。多数ある画像生成AIの中でもSeaArtで生成されるコンテンツは品質が高く、重要なユーザインターフェース(UI)もよくできていて、ハイレベルなサービスと評価されています。

SeaArtの特徴

「SeaArt」の特徴は、「ダウンロード不要」「日本語対応」の2点になります。自分のパソコンHD容量やマシンパワーを考慮する必要も少なく、利用する言語についての心配がない、ということです。また実際に利用する際には、多くの料金プランが用意されています。期間についても最低1日からの契約があり、スポット的な利用も可能という柔軟性があります。

SeaArtの機能

画像生成AIを使ったサービスは多くあり、あるサービスでは使えた機能が、こちらのサービスでは使用できないといったことも少なくありません。それでは「SeaArt」では、どのような機能を利用できるのでしょうか? 以下に示す5要素を利用できますので確認しておきましょう。

1 モデル

第1要素は「モデル」です。画像生成AIは多くのデータを学習し、それらの訓練データと似ている新しいデータを生成します。モデルとは、生成する画像の大まかなスタイルを決めるもので、SeaArtでは写真のような人物・風景や○○風イラストなどといった、多くのモデルが用意されています。作成したい画像に合ったモデルを選びましょう。

2 LoRA

第2要素は「LoRA(ローラ:Low-Rank Adaptation)」で、生成する画像の細かい調整をするためのものです。モデルに追加で学習させることで、生成結果を変化させます。LoRAの特徴は以下です。

  • 生成した画像の画風調整ができる
  • 特定の人物やキャラクターを指定して画像を生成できる
  • 画像を好きな服装、髪型、ポーズ、背景などに指定できる

3 プロンプト

第3要素としては「プロンプト」です。プロンプトとは、生成する画像の具体的な内容をAIに向けて指示するものです。言葉や文章で表現するといった具合で、画像生成AI操作にとって、基本的に必要なものです。

プロンプト記入例:高層ビル夜景、ネオンライト、空には飛行車、サイバーパンク風

4 img2img

4 img2img

第4要素は「img2img」です。これは「Image to Image」の略で「画像から画像への変換」という意味で、元々ある画像をベースに画像生成することを意味しています。
たとえば既成の画像を別のモデルやプロンプトで再変換する、というものです。またimg2imgをする際にその画像のプロンプトへ追加・書き換えをすると、画像生成の結果を意図的に変更することができます。

5 コントロールネット

第5の要素としては「コントロールネット」です。コントロールネットを使うとプロンプト以外の方法で、生成される画像を制御することができます。
用意した参照画像と同じポーズで画像生成させたり、参照画像から線画を抽出して塗り方を変えた画像生成をしたり、低画質を高画質に変えてクオリティ向上をしたりすることができます。

 SeaArtの使い方

ここからは実際の流れにそって「SeaArtの使い方」について解説していきます。いろいろと難しいことはありますが、基本的な動作をシミュレーションしてみましょう。

まずは登録

まずは登録

画像生成AI「SeaArt」のサイトを利用するには、まずあなた自身を登録してアカウントを作成することからはじめる必要があります。といってもまったく難しいことはありません。

  1. まずはSeaArtへ接続します。検索をして公式HPへアクセスして右上のログインボタンをクリックします。
  2. Google・Discord・Facebookのアカウントをもっているなら選択してSeaArtアカウントを作成できます。上記3つのうちどれかのアカウントをもっていなくても携帯番号かemailアドレスがあれば大丈夫です。
  3. 以上でSeaArtアカウントが登録できました。すぐに画像生成をすることができます。以降は、作成したアカウントを利用してSeaArtへログインします。

step1 モデルを選択

step1 モデルを選択

「SeaArt」にログインしたら「創作」をクリックして画像生成を開始しましょう。まずはモデルを選択してください。いくつかのモデルが表示されていますので自分の好きなものを選んでみましょう。モデル名やサムネイルから内容がわかります。しかし、その中で気に入ったものがなかった場合は検索をする必要があります。単語だけでもいいのでどんどん検索してみましょう。

step2ー1 プロンプト入力

step2ー1 プロンプト入力

モデル選択をしたら、次は表示されているテキストボックスにプロンプトを入力しましょう。上記「3 プロンプト」でいったように言葉や文章で表現します。以下の点に注意して、できるだけ簡潔・具体的に書くようにしましょう。

  • 画像の特徴や要素を明確に指定する
  • 既存の画像やアートワークを参照として提供する
  • 画像がもつべき感情や雰囲気を強調する

プロンプト入力後、「生成」ボタンをクリックして、しばらく待つと生成された画像が表示されます。

step2-2 生成された画像を変更したい場合

step2-2 生成された画像を変更したい場合

生成した画像に満足できない場合はリトライしてみましょう。とはいえ、何もいじらないでクリックしても意味がありません。プロンプトを変更したり、LoRAを追加してみたり、コントロールネットをいじってみたり・img2imgを使ってみたりするのも有効な手段です。「SeaArt」には多くの機能がありますのでいろいろ試してみてください。

step3 画像を保存する

生成した画像に満足できたら画像の上にマウスポインタを移動して右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選択して画像を保存しましょう。
ダウンロード後は、たとえば生成された画像デザインの一部をトリミングし、アイコンとして利用することもできます。手で作業するよりも段違いのスピードで出力される画像を有効に活用していきましょう。

SeaArtの商用利用について

公式で商用利用は禁止されていません。

Q:SeaArtで作成した自分の画像や、SeaArtの他ユーザ作品を商業目的で使用することはできますか?

A:公式に商用利用は禁止されていませんが、それに伴うリスクは利用者自身で負う必要があります。

ただし、使用する際には最新情報に注意する必要があります。今までのルールを変更されている恐れがあるので再確認したうえで「SeaArt」を利用するようにしてください。

商用利用の注意点

上記のように「SeaArt」で生成された画像の商用利用は可能ですが、著作権侵害は、「類似性」と「依拠性」の2点で判断され、商用利用OKでも著作権侵害になる可能性はあります。「SeaArt」AIに生成された画像が著作権の侵害をしている場合があるということです。もしもの時には利用者自身が責任を負う必要があります。

SeaArt自体の商用利用は可能ですが、生成された画像の著作権侵害リスクに注意が必要です。

まとめ

新しく出てきた画像生成AIとは、単語や文章の入力(プロンプト)によりそのイメージに合致する写真やイラストを生成してくれるものです。
この記事では数多くの画像生成AIの中から「SeaArt」というAI・サービスについてとりあげています。特徴は2点ありました。

  • ダウンロードが不要
  • 日本語へ対応

機能としては以下の5つが利用可能です。思い切りいじりたおして、どんどん画像生成をおこなっていきましょう。

  • モデル
  • LoRA
  • プロンプト
  • Img2img
  • コントロールネット

「SeaArt」生成画像の商用利用については「禁止はされていない」わけですが、知らないうちに変更されている恐れがあるのであらためての最新情報確認をしてください。
また、たしかに生成された画像の商用利用は禁止されてはいませんが、生成された画像が著作権の侵害をしている場合があり、その際には利用者自身が責任を負う必要がある点には注意が必要です。

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