ChatGPT

ChatGPTとは?日本語での始め方と使い方を解説

date2024年02月08日
ChatGPTとは?日本語での始め方と使い方を解説
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はじめに

  • ChatGPTは、人工知能が生成する自然な会話を可能にするツール
  • ChatGPTはビジネスや学習の場で多くの利点を提供する一方、適切な使い方が必要である
  • ChatGPTには無料版と有料版の2つのバージョンがあり、それぞれに特徴と利用シーンがある
  • ChatGPTはWeb版とスマホ版の2つの形式で提供されており、それぞれの利用方法や特性にほぼ違いはない
  • ChatGPTを安全に使用するための注意点と対策について説明されている

AI(人工知能)の進化は私たちの日常生活に大きな変化をもたらしています。特に、言語を理解し、自然な会話を生成できるAIの進化は目覚ましいものがあります。この記事では、そんなAIの一つである「ChatGPT」について、わかりやすく解説します。

ChatGPTとは?

ChatGPTは、人工知能が生成する自然な会話を可能にするツールです。これは、大量のテキストデータから学習し、人間のような会話を生成することができます。例えば、質問に対する答えを考えたり、新しいアイデアを提案したりすることが可能です。これはビジネスの現場で、情報収集やアイデア出しの手助けとなります。また、学生にとっては、学習の助けになることでしょう。

ChatGPTの利点と注意点

ChatGPTは、人間のような会話を生成するAIツールとして、ビジネスや学習の場で多くの利点を提供します。しかし、その一方で、適切な使い方をしなければならない点にも注意が必要です。ここでは、ChatGPTの利点と注意点について、解説します。

ChatGPTの利点

ChatGPTの最大の利点は、人間のような自然な会話が可能であることです。これは、複雑な質問に対しても適切な返答ができるという意味です。また、大量のテキストデータから学習しているため、さまざまなトピックについての知識を持つことができます。ビジネスの現場では、情報収集やアイデア出しの助けになります。このように、業務の手助けや新しい知識の習得に役立ちます。

ChatGPTの注意点

ChatGPTを使う上での注意点もあります。ChatGPTは学習データに基づいて会話を作るため、そのデータには偏りがある可能性があります。また、具体的な指示に対しては適切に反応しますが、あいまいな指示に対する反応は必ずしも期待通りではないかもしれません。これらの点を理解し、ChatGPTを適切に使うことが大切です。

ChatGPT:無料版と有料版の違い

ChatGPTはAIの一種で、自然な会話を生成することができます。これは、無料版と有料版の2つのバージョンがあります。どちらも便利な機能を提供していますが、それぞれに特徴と利用シーンがあります。ここでは、わかりやすく違いについて説明します。

無料版

無料版のChatGPTは、誰でも自由に利用できます。無料版でも基本的な会話機能をフルに使うことが可能です。これは、新しいアイデアを考えるのに役立つだけでなく、情報を集める際の手助けにもなります。

有料版

有料版のChatGPTは、無料版以上の機能を持っています。有料版では、対話の品質が向上して、サーバーに負荷がかかっているときでも優先的に利用できます。また、新機能が追加される際には、最優先で利用することができます。これは、より深く情報を知りたいときや高度なタスクをこなす際に役立ちます。ただし、有料版を使う前には、その費用と利益をきちんと考えることが重要です。

ChatGPTの導入方法:Web版とスマホ版の違い

ChatGPTは、Web版とスマホ版の2つの形式で提供されていますが、それぞれの利用方法や特性にほぼ違いがありません。ここでは、ChatGPTの導入方法と、Web版とスマホ版の違いについて説明します。

アカウント作成手順

ChatGPTを利用するには、まずアカウントを作成する必要があります。Web版では、公式サイトにアクセスし、必要な情報を入力してアカウントを作成します。スマホ版では、アプリストアからアプリをダウンロードし、同様にアカウントを作成します。アカウント作成後、無料版の利用を開始することができます。有料版を利用する場合は、さらにプランを選択して、支払い方法を登録する必要があります。

手順はどちらも同じですので、以下から具体的に解説します。
1.公式サイト、もしくはアプリにアクセスして「Try ChatGPT」を選択する。「Log in」と「Sign up」のボタンがあらわれるので、「Sign up」を選択する
※アカウント登録後は「Log in」を選択

公式サイト、もしくはアプリにアクセスして「Sign up」を選択する場面のスクリーンショット

2.メールアドレスとパスワードを入力する(Googleアカウント・Microsoftアカウント・AppleIDでもはじめられる)
※パスワードは12文字以上必要

メールアドレスとパスワードを入力する画面のスクリーンショット
入力パスワードが12文字以下でNGになる場合の画面

NG:入力パスワードが12文字以下の画面

入力パスワードが12文字以上でOKになる場合の画面

OK:入力パスワードが12文字以上の画面

3.入力したメールアドレス宛にメールが届く。「OpenAI – Verify your email」という件名のメールを開き、「Verify email address」をクリックする

OpenAIからの自動返信メールを開いた状態のスクリーンショット

4.氏名と誕生日(日付/月/生年の順で記入)を入力して「Agree」をクリックする

氏名と誕生日の入力画面のスクリーンショット

日本語へは設定を切り替えられる?

ChatGPTは日本語での質疑応答に対応していますが、現在のところ、チャット以外はすべて英語表記です。しかし、将来的には日本語にも対応する可能性がありますのでその際は、設定画面から言語を選択し、日本語に切り替えることができるでしょう。

ChatGPT使い方

ChatGPTに搭載されている、人工知能の能力を最大限に活用するためには、使い方を理解することが重要です。ここでは、ChatGPTの基本的な操作方法と、プロンプトの活用方法について解説します。

基本的な操作方法

ChatGPTの操作は非常にシンプルです。まずは、ChatGPTのウェブサイトまたはアプリを開き、ログインします。その後、画面に表示されるテキストボックスに質問やコメントを入力し、送信ボタンをクリックまたはタップします。すると、ChatGPTはあなたの入力に対する応答を生成します。これは、あなたが新しいアイデアを考えたり情報収集したりするのに役立ちます。

プロンプトを活用しよう

ChatGPTは、特定の「プロンプト」、つまり指示に対して、特定の応答を生成します。たとえば、「新しいスマートフォンのアイデアを考えてください」と入力すれば、ChatGPTはその要求に基づいて新しいスマートフォンのアイデアを生成します。このように、プロンプトをうまく活用することで、ChatGPTの能力を最大限に引き出すことが可能です。また、質問を具体的にするほど、より適切な応答を得ることができます。

ChatGPTを使ってみた

ChatGPTに搭載されている人工知能の能力を活用することで、さまざまな形で利用できます。ここでは、ChatGPTを実際に使ってみた際の体験談を紹介します。

雑談・相談する

ChatGPTは、日常的な雑談から専門的な相談まで、さまざまなトピックについて対話することができます。私が試してみたところ、自然な会話が楽しめました。また、自分一人では思いつかない新たな視点を提供してくれるため、アイデア出しの際にも役立ちました。

ChatGPTとの雑談の一例

わからないことを尋ねる

ChatGPTには大量の情報が学習されているため、様々な質問に対して答えることができます。特定のトピックについて深く学びたいときや、何かわからないことがあるときは、ChatGPTに尋ねてみると良いです。

ChatGPTへの質問の一例

文章の要約を頼む

ChatGPTには、長い文章を短く要約する能力もあります。これは、情報を素早く把握する必要があるときや、あるトピックについて基本的な理解を得たいときに役立ちます。

ChatGPTに要約を依頼するプロンプト
プロンプトに対してChatGPTが出力した要約のスクリーンショット

プログラミングコードを作成してもらう

ChatGPTはプログラミングコードの生成も可能です。具体的な要求を提示すれば、それに基づくコードを作成してくれます。初心者がプログラミングを学ぶ助けにもなりますし、経験者が新たなアイデアを試す際の助けにもなります。

プログラミングコードの作成を依頼するプロンプトと回答の一例

創作してもらう

さらに、ChatGPTは創作の助けにもなります。物語のアイデアを考える際や、詩を書く際など、クリエイティブな作業にChatGPTを活用することが可能です。これは、新たな視点やアイデアを得るのに役立ちます。

ChatGPTに短編小説を創作してもらった場合の一例

ChatGPTから情報を漏洩させないために

ChatGPTは非常に便利なツールですが、その一方で、情報漏洩のリスクも考慮する必要があります。ここでは、ChatGPTを安全に使用するための注意点と対策について説明します。

機密情報は入力しない

まず重要点は、ChatGPTに機密情報を入力しないことです。これには、個人情報や企業秘密などが含まれます。ChatGPTは情報を記憶する能力がありますので、機密情報の取り扱いには十分注意が必要です。

チャット履歴をオフにする方法

次に、ChatGPTのチャット履歴をオフにする方法です。これにより、過去のチャット内容が保存されず、第三者に見られるリスクを軽減できます。設定画面から、チャット履歴の保存をオフにすることができます。
具体的には下記の手順通りです。

1.自分のアイコンをクリックして「Settings」をタップする

自分のアイコンをクリックして「Settings」をタップする場面のスクリーンショット

2.「Data Controls」をクリックして「Chat history & training」をオフにする

「Data Controls」をクリックして「Chat history & training」をオフにする場面のスクリーンショット

API経由で利用する

最後に、API経由でChatGPTを利用する方法です。APIとは、一言でいうと「ユーザとAPI提供者をつなぐ接続口」のことです。APIを使用すると、自分のアプリケーションから直接ChatGPTを実行できます。これにより、第三者にデータがアクセスされるリスクを最小限に抑えることができます。ただし、APIの使用は一定の技術的な知識を必要としますので、その点は注意が必要です。

まとめ

この記事では、AIチャットボットChatGPTの基本的な使い方から応用までを解説しました。ChatGPTは、人間のような自然な会話を生成し、情報収集やアイデア出しの手助けとなります。また、無料版と有料版、Web版とスマホ版の違いについても説明しました。さらに、実際にChatGPTを使用してみた体験談を提供し、安全に使用するための注意点と対策についても触れました。これらの情報が、あなたがChatGPTを上手に活用する一助となることを願っています。

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