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面接で第一印象をよくする!具体的なポイントやマナーを解説

date2023年04月11日
面接で第一印象をよくする!具体的なポイントやマナーを解説
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はじめに

「人は見た目が9割」などといった言葉がありますが、採用面接の場でも、応募者の第一印象は評価に影響を与えるポイントのひとつです。この記事では面接における第一印象の重要性と、面接官に好印象を与えるコツを紹介します。

面接は第一印象で決まる?

第一印象に関わる心理学の法則として有名な「メラビアンの法則」では、他者とのコミュニケーションにあたり、相手の声やしぐさなどの情報がどう印象に影響を与えるかを数値化しています。それによると、話の内容などの言語情報が7%、声のトーンなどの聴覚情報が38%、そして見た目などの視覚情報が55%でした。

この法則を踏まえると、話の内容がどれだけ優れていても、声や見た目の印象が悪いとうまく相手に伝わらない可能性があることになります。したがって、第一印象を整えることは、その後の面接によい影響を与える意味でも重要と言えるのです。

第一印象をよくするポイント

第一印象は顔を合わせてからわずか6秒程度で決まり、この段階で一度悪いイメージを抱かれてしまうと、あとから覆すのは難しいとされます。ここからは、第一印象を整えるための具体的なポイントを紹介します。

身だしなみ

身だしなみは、面接の前に必ずチェックしておきましょう。前髪で目が隠れていない、長髪ならばひとつにまとめて顔周りをすっきりさせるなど、清潔感のある髪形を心がけます。また、メイクや服装・靴のチョイスがビジネスシーンに適しているかも大切です。香水などは付けてもかまいませんが、匂いが強すぎないかどうかも注意しましょう。

表情・姿勢

緊張するとどうしても表情が硬くなってしまいがちですが、できる限り自信を持って明るい表情を見せることが望ましいです。表情を柔らかくすることで、自然と声も明るく、話しやすくなります。背筋はピンと伸ばし、よい姿勢を保ちましょう。「胸を張る」というより、「頭の上から糸で引っ張られている」ように意識するのがコツです。

視線の位置

視線があちこちに泳いでしまうと落ち着きがない印象になり、うつむいてしまうと暗く自信がない印象を与えてしまいます。相手の目をしっかり見て話すのは案外難しいものですが、対面の面接では面接官の目からあごのあたりまで、リモート面接ではカメラを見るようにすると、相手と自然に目が合う形になります。

話し方・言葉遣い

声の大きさはちょうどよいか、早口になっていないかなどは、事前に練習を行って確認しておきましょう。相手が聞き取りやすいように、はっきり、ゆっくりと話せるように心がけます。また、敬語をはじめとしたビジネスマナーに沿った言葉遣いも、日常会話に取り入れるなどして回答の中で自然に話せるようにしておきましょう。

話の聞き方

自分が話をするだけでなく、面接官の話をしっかり聴くことも大切です。相手の話を聴くときは、適度な相槌を心掛けましょう。何も反応がないと、「こちらの話を聴いていないのでは」と捉えられかねません。ただし、あまりに大げさな相槌や、友達同士のような相槌はNGです。相手のテンポに合わせて適切な相槌が打てるようにしましょう。

面接ではビジネスマナーも大切

面接に限らず、就活では社会人としてのビジネスマナーが問われます。マナーを備えておくことは、よい第一印象を相手に与えるうえでも大きく影響します。以下で紹介する3つのマナーをしっかり押さえておきましょう。

約束の時間を守る

約束の時間を守ることは、社会人としての基本です。遅刻はもちろん、面接会場に早く着きすぎるのも好ましくありません。時間の目安としては、面接会場には面接の15~20分前に到着し、面接開始10分前を切ったタイミングで受付に向かいます。そして、面接開始5分~8分前ごろに受付を済ませるのが理想です。

あいさつを忘れずに

あいさつは円滑なコミュニケーションに欠かせないものです。声が小さいなどであいさつが相手に届かないと、それだけでよくない印象を与えてしまいます。面接会場に入る際の「失礼いたします」や、開始時の「よろしくお願いいたします」、終了時の「ありがとうございました」など、相手に誠意が伝わるようなあいさつを忘れずに行えるようにしましょう。

答え方のポイント

面接官からの質問に回答するときは、結論から先に答えるのが基本です。相手がまず知りたいと考えている「質問の答え」を先に述べ、それからその結論に至った理由や根拠となる過去のエピソードなどを話しましょう。数字を盛り込むなどして具体的に、そして暗記や定型文などではない自分の言葉で述べることで、さらに説得力が増します。

まとめ

第一印象は、面接の合否に大いに影響を与える要素であるとお伝えしてきました。しかし、それだけではなく、今後のビジネスパーソンとしての生活にも少なからず関わってくる大切な要素のひとつでもあります。面接はどれだけ準備をしても緊張してしまうものですが、まずは第一印象を整えることを社会人としての第一歩ととらえ、リラックスして臨みましょう。

最後のチェックポイント

  • 第一印象を整えることは、面接全体によい影響を与えるためにも重要
  • 面接では清潔感のある身だしなみや明るい表情・よい姿勢を心がける
  • 面接官の話は相槌を打ちながら聴き、聞き取りやすい言葉と声で話す
  • 第一印象をよくするためには、基本のビジネスマナーを備えることも大事
  • 時間厳守・あいさつを忘れない、回答は結論から根拠をもって述べる
  • 第一印象を整えることは、社会人としての生活にも大切な要素のひとつ
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