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空白期間のある履歴書の書き方/理由ごとに解説

2022年02月22日
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はじめに

転職活動の長期化や病気療養などで職務経歴に空白期間(ブランク)が出来てしまうこともあるでしょう。そういった場合の就職活動では、履歴書の職歴欄はどう書けばよいのでしょうか。この記事では具体的な記載例を交えつつ、履歴書に空白期間を記入するポイントを解説します。

履歴書に空白期間ができてしまい不安……

履歴書に空白期間ができてしまい不安……

留学などの勉強や家族の介護にあたっていた、ひきこもりやニートだった……など、ブランクはさまざまな事情から発生します。いざ履歴書を書こうとしても職歴欄の空白期間をどう書くか、不安を抱いている方も少なくないのではないでしょうか。

ニートをやめて就職したい! という方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
ニートから就職するためには?年代別に就職前にするべきことと仕事探しのコツ

書くかどうか実は自由!?

実は自身の職歴をすべて書くかどうかは本人の自由です。ウソを書いてしまうならともかく、あえて「書かない」こと自体には特になんの問題もありません。とはいえ、職歴に長い空白期間があると面接の際に理由を問われる可能性が高いので、基本的にはすべて記載するのが望ましいです。

例えば、育児や介護を経て40代から再就職、などという場合は育児・介護をしていた期間をそのまま書きましょう。水商売の経験があるが志望企業側の印象が不安、といった場合は「飲食業」や「接客業」「サービス業」などと記載するのもひとつの方法です。

採用担当はこう考える

空白期間の有無は、選考自体にはそこまで大きな影響はありません。しかし、空白が長ければ長いほど企業側は少なからず気になってしまいます。面接の際に「なぜブランクがあるのか」「何をしていたのか」といった質問をされる可能性が高いです。

大切なのは、自分自身が空白期間をネガティブにとらえないことです。空白期間にまったく何もしなかったという人はそういないはずです。期間中の経験や得られたものを思い出して整理し前向きに記載しましょう。企業側にも空白期間が有意義なものであったと考えてもらえるはずです。

履歴書の空白期間を書く時の注意点

履歴書の空白期間を書く時の注意点

空白期間を実際に履歴書に書く際、注意すべき点について解説します。先述の通り、空白期間があるからといって、必要以上にネガティブにならないことが大切です。自信をもって、前向きな姿勢をアピールしましょう。注意するポイントは以下の4点です。

  • 空白期間の理由は簡潔に書く
  • 空白期間中に行ったことをアピールする
  • スキルや意欲をしっかりアピールする
  • ウソはNG

それぞれ解説していきましょう。

空白期間の理由は簡潔に書く

空白期間の理由がなんであっても、まずは簡潔かつ率直に記載しましょう。空白の理由が書いていないと、企業側は懸念を抱いてしまいますし、だからといって不要な情報まで詳細に説明されていても、逆に空白期間だけ目立ってしまいます。

記載のポイントは、分かりやすく簡潔に書くことです。職歴欄の余白に1~2行ほどで書き入れましょう。

空白期間中に行ったことをアピールする

まずは空白期間中に行ってきたことを棚卸します(「資格を取るための勉強を行い、効率的なスケジュール管理が身についた」とか「ボランティア活動に参加し視野が広がった」など)。それから、応募企業にマッチしそう・応募業種や職種に活かせそうなものを選んで記載してください。
空白期間中のことを記載する時は、「何を学び、何を得られたか」が大切です。

スキルや意欲をしっかりアピールする

前職でのパソコン経験など、自分が持っているスキルを自己PR欄に書くのもおすすめです。空白期間中に取得した資格や習得した語学などがあればそれらも記載しましょう。

もし空白期間の理由が、学び直しなどキャリアアップやスキルアップを見据えてのことであればアピールのチャンスです。習得したスキルが応募企業で活かせるようなものであれば「入社意欲が高い」と見なされ、より良い評価を受けられます。

ウソはNG

企業側から良く見られたいと考えるあまり虚偽の記載をしてしまう事があるかもしれません。しかし、仮に採用されたとしても入社後に年金の手続きなどで発覚してしまうこともあります。タイミングによっては「内定取り消し」や「解雇」、最悪の場合「経歴詐称」に問われることもありえます。履歴書や職務経歴書にウソを書くのはNGです。

ケース別の書き方

ケース別の書き方

ここからは、ケース別にどう記載していけばよいかの具体例を解説します。

  • 通学・留学・資格取得・アルバイト・家業手伝いなど
  • 病気療養・介護など
  • 転職活動の長期化など、特別な理由がない

もし長いブランクがあっても、空白期間の理由に合わせて書き方を工夫し熱意を伝えるようにしましょう。

通学・留学・資格取得・アルバイト・家業手伝いなど

これから応募する業種や職種に関係のある活動を行っていた場合(予備校への通学や資格取得のための勉強、本格的な仕事に備えてのアルバイトなど)には、職歴欄にその内容を簡単に記載したあと「学んだこと」と「どう仕事に活かせるか」を自己PR欄に書くのが有効です。

職歴欄の記載例

平成〇年 〇月 株式会社××× 入社
平成〇年 〇月 一身上の都合により退職
平成〇年〇月より、英語学習のためカナダに1年間留学していました。

自己PR欄の記載例

前職の接客業において、外国人スタッフや海外からのお客様とのコミュニケーション力向上の必要性を痛感し、1年間カナダに留学して英語を学びました。この経験で培った語学力を活かして、貴社の海外向け店舗の運営に貢献していきたいと考えております。

病気療養・介護など

うつ病などの病気やケガの療養の場合は「現在は回復し問題なく働ける」ことなどがわかるように記載しましょう。家族などの介護の場合は「介護の必要がなくなり仕事に影響はない」ことがわかるように記載しましょう。
そのうえで仕事復帰のために空白期間中に行っていた活動があれば、それも職歴欄や自己PR欄に書いておくとアピールにつながります。

職歴欄の記載例

平成〇年 〇月 株式会社××× 入社
平成〇年 〇月 父の介護に専念するため退職
現在は父の療養先が見つかったため、業務に影響はありません。

自己PR欄の記載例

このたびの父の介護経験を通し、自分が周囲の方々に支えられていたことを強く自覚しました。父や自分のように大変な思いをしている人の力になりたいと考え、幅広い年代に福祉サービスを提供している貴社への入社を志望いたしました。

転職活動の長期化など、特別な理由がない

転職活動が長引いた場合など、空白期間が1ヶ月から3ヶ月ほどであれば無理に理由を書く必要はありません。職歴欄に「一身上の都合により退職」と記載しましょう。
特に理由がなくブランクが半年を越える場合は、その期間で学んだこと(何らかの勉強を行ったり、フリーターとしてアルバイトをしたりする中で得た経験など)を自己PR欄でアピールすることをおすすめします。

職歴欄の記載例

平成〇年 〇月 株式会社××× 入社
平成〇年 〇月 一身上の都合により退職

自己PR欄の記載例

前職では事務を経験し、書類作成をはじめとした周囲へのサポート力が強みです。退職後は会計の仕事をするという目標に向け、通信講座で勉強を行ってきました。これまでに培った観察力と習得したスキルをもって、貴社の業務に携わりたいと考えております。

フリーターについての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
フリーターについて(定義や一人暮らしはできるかずっとフリーターでいた場合の末路と正社員に就職するには)

まとめ

空白期間ができた理由にはさまざまな事情があるとは思いますが、その間にも「学んだこと・頑張ったこと・手に入れたもの」が必ず何かあるはずです。どんなささいなことでも構いませんので、それらをポジティブにとらえ、自信をもって履歴書に書いてください。前向きにアピールすれば、志望企業にもきっと熱意が伝わるはずです。

最後のチェックポイント

  • 履歴書の職歴は隠さずすべて記載するのが望ましい
  • 空白期間は長くなるほど採用選考の懸念材料になる
  • 空白期間の理由は1~2行にまとめて簡潔に書く
  • 空白期間中に学んだことや仕事への意欲は自己PR欄でアピール
  • 選考にマイナスと思っても履歴書や職務経歴書にウソはNG
  • 空白期間を前向きにとらえ自信をもつ
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