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履歴書と職務経歴書、違いは? 書き方は?

2022年02月17日
履歴書と職務経歴書の違いと書き方
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はじめに

就職活動をはじめた人が最初につき当たる難関のひとつ、それが履歴書と職務経歴書の作成ではないでしょうか。履歴書と職務経歴書の違いは何? 書き方はどうしたらいい? とわからないことだらけの方も多いことでしょう。

この記事では、履歴書と職務経歴書の役割、書く項目、書き方のコツ、そして送り方までご紹介します。履歴書と職務経歴書は就職活動をするうえでとても重要なツールです。応募先企業の担当者にあなたという人間を十分にアピールできるよう、適切で効果的な履歴書と職務経歴書を作成しましょう。

履歴書と職務経歴書との違いとは?

履歴書と職務経歴書との違いとは?

応募書類を初めて書く人にとって一番わからないのは履歴書と職務経歴書の違いかもしれません。履歴書と職務経歴書とはそれぞれ役割も違えば書き方も違います。まずはその違いを確認して、書くときに迷わないようにしましょう。

履歴書の役割

履歴書は、応募者のプロフィールを説明するためのものです。学歴や職歴、資格などをフォーマットに沿ってまとめます。どんな学校に行きどんな職業についてきたか、そしてどんな資格をもっているかがひと目でわかるようにします。また、志望動機を伝えるのも履歴書の大切な役割です。いずれの項目もルールを守って正確に書かれていることがポイントになります。

職務経歴書の役割

職務経歴書は、これまでに経験した職務を詳細に説明するためのものです。会社ごとに基本情報や担当職務、成果などをまとめます。

同じ会社にいても営業職だったのか事務職だったのかで身についたスキルは変わってきます。職務経歴書では「〇〇をしてきたからこんなことができる」を具体的にアピールしましょう。また、履歴書に比べフォーマットの自由度が高いぶん、書き方の工夫も必要です。

履歴書と職務経歴書の項目を比較

履歴書と職務経歴書の項目を比較

履歴書と職務経歴書の違いを知るために、それぞれの必要な項目を見てみましょう。履歴書はその人のプロフィールが中心なのに比べ、職務経歴書はこれまでしてきた仕事の内容を伝えるものになっているのがわかります。

履歴書職務経歴書
  • 日付
  • 写真
  • 氏名
  • 生年月日
  • 現住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 連絡先(現住所以外に連絡希望の場合)
  • 学歴
  • 職歴
  • 免許・資格
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 通勤時間
  • 本人希望(給与・職種・勤務地など)
  • 日付
  • 氏名
  • 職務要約
  • 職務経歴(在籍期間、会社名、事業内容、資本金、従業員数、業務内容などを企業ごとに記載)
  • 活かせる経験・スキル
  • 免許・資格・語学力
  • 自己PR

履歴書に書く主な項目

履歴書は、ご自身の経歴や持っている資格など、基本的なプロフィールを説明する書類です。履歴書はある程度定型化されています(JIS規格)。履歴書に書く項目のうち、代表的なものを紹介します。自分に合ったフォーマットを選んでもいいでしょう。

学歴・職歴

学歴は学歴、職歴は職歴で別にまとめます。元号でも西暦でもどちらでもかまいませんが、履歴書と職務経歴書のなかでどちらかに統一しましょう。学歴は高校から書くのが一般的です。特に指定がなければ、義務教育は書かなくても問題ないでしょう。

職歴ではこれまで勤務してきた企業名を書きます。株式会社を(株)と略したりせず正式名称を書きます。会社内で異動があったらそれも書きましょう。職歴で長期のブランクがある場合は「通信教育で〇〇を勉強」等、していたことを簡潔に書くとプラスのイメージになるでしょう。

免許・資格

免許・資格は取得順に書きましょう。資格名は略さずに正式名称で。「合格」と「取得」の区別(「取得」は免許が交付されるものに使う)もつけ、適切に記入します。また、応募職種にまったく関係のない資格や趣味の資格などは「趣味・特技」の欄に記入するといいでしょう。免許や資格をまったく持っていない場合は「特になし」でかまいません。嘘の記載があると経歴詐称になってしまうので注意しましょう。

志望動機

志望動機の欄は、重要度が高いうえに書き方が決まっていないため、書くのを身構えてしまう人も多いことでしょう。
志望動機の書き方にはコツがあります。まず字数は300字程度を目安にしましょう。そして「自分はこういう理由でこの仕事を希望している」という結論から書き始めます。読む人への強い印象付けがポイントになります。その他具体的な書き方は履歴書の志望動機・理由の書き方・まとめ方【例文10選】を参考にするといいでしょう。

職務経歴書に書く主な項目

職務経歴書は、一般的な形式はありますが、履歴書ほど定型化されていません。一般的な職務経歴書の例はこのようになります。

例を参考に、ご自身でワードやエクセルで作成してみてください。

職務要約

これまでのすべての職歴を要約して書きます。字数は100字~200字程度を目安に。あなたがこれまでどんな仕事をしてきたかを採用担当者がイメージしやすいように書いてみましょう。

職務要約から先の経歴の記述は細かく、字数も多くなりますが、それを読みたいと相手に思わせるのがポイントです。それにはその体験が応募先の職場で活かせる内容であることが重要になってきます。自分の経験のなかから適したものをピックアップしましょう。

職務経歴

所属していた会社別に、企業の規模(従業員数など)や業務内容、担当職務などを詳しく記入しましょう。履歴書の職歴欄とは違い、所属部署や職務内容など、より詳細に書きます。その業務をいつおこなったかもきちんと記入しましょう。また、その業務をおこなった際に心がけたポイントも書くと読む人へのアピールになります。

退職理由を書くときは「給料が安い」といった前職の批判にならないように。「身につけたスキルを活かして新しい職種にチャレンジしようと考えた」等のポジティブな書き方にしましょう。

仕事の成果

担当していた職務で上げた成果があれば具体的に書きましょう。特に数字で表せられるものがあれば忘れずに記入を。数字で表せられるような成果がない場合でも「業界全体が不況で売上が伸びず大変な苦労をしたが忍耐力が培われた」など、マイナス要素をプラスに転じた経験としてアピールするといいでしょう。また周りからの評価も成果のひとつです。高く評価されたことがあったら書いておきましょう。

培ったスキル

職務で培ったスキルや、自主的に学んだ資格などを記載しましょう。実際に資格は取っていなくても「エクセルを使って〇〇ができる」といったスキルがあれば具体的に記入するといいでしょう。この点が履歴書の資格欄とは大きく違うところです。資格やスキルが多い人は応募先の職種に関係ないものを省略するなど、ポイントを絞って読みやすく書くことも大事です。

自己PR

自分の長所だと思うところをただ並べるのは避けましょう。応募先企業が求めている人物像に沿ったかたちであなたの能力やこれまでの成果、仕事に取り組む姿勢や意欲をアピールします。また、なぜその仕事をしたいと思ったのかについて魅力を感じたところ、自分のスキルが活かせると思ったポイントなどを具体的に書きましょう。

履歴書と職務経歴書を書くときの注意点

履歴書と職務経歴書を書くときの注意点

履歴書と職務経歴書を書いて提出するにあたってはさまざまな注意点があります。せっかく高い能力と意欲があっても履歴書と職務経歴書のせいであなたが正しく評価されなければ面接にたどりつけません。くわしく見ていきましょう。

履歴書と職務経歴書は両方作成しましょう

就職活動をするとき履歴書は必ず出します。履歴書はあなたの自己紹介です。これまでの経歴を簡潔に説明します。
職歴がある人は職務経歴書も必ず提出しましょう。あなたが仕事を通して経験したことや身につけたことをわかりやすく記載して履歴書を補足しましょう。

新卒の場合は履歴書のみで構いません。履歴書の職歴欄には「職歴なし」と記入します。もし職務経歴書も送るように指定されていたら人事担当者に確認してみましょう。

履歴書と職務経歴書を一体化する方法もあります

職務経歴書に書くことが少ない場合は、履歴書の職歴欄に職務経歴を書いて一体型にすることもできます。職務経歴書の空白があまりに多い場合はこの方法を取るのもいいかもしれません。ただし、転職回数が多い場合には見づらくなりますので職務経歴書に分けたほうがよいでしょう。いずれの場合も応募の規定をよく読み、指定されたフォーマットに沿って書類を作成しましょう。

履歴書と職務経歴書の内容が重複する場合

履歴書の職歴欄と職務経歴書について、履歴書は概要、職務経歴書は詳細という使い分けをしましょう。例えば履歴書には会社名と入退社年月日だけにして職務経歴書で所属部署や業務内容を書きます。ただし自己PRや志望動機については、両方に書く場合は同じ内容になるよう気を付けましょう。読み手が混乱しないよう常にこころがけながら書類を作成するのが大切です。

履歴書と職務経歴書には正しいことを書きましょう

履歴書や職務経歴書には嘘を書いてはいけません。履歴書に嘘を書くのは経歴詐称にあたります。経歴詐称が採用後に発覚すると懲戒解雇になる可能性もあります。就業期間があまりに短い場合やブランクが長い場合、どうしてもごまかしたくなるかもしれません。しかし過去の入退社年月日というのは雇用保険や年金の加入歴ですぐに嘘だと発覚してしまいます。そういうときは無職の期間に家族の介護をしていた、語学の勉強をしていた等ポジティブな要素で埋めるようにしましょう。

履歴書と職務経歴書は手書き? それともパソコン?

履歴書や職務経歴書は手書きでもパソコンで書いても構いません。パソコンで作成すると次回以降日付を直すだけでよいというメリットがありますが、パソコンスキルを試されるという側面もあります。手書きのほうが良い場合、パソコンのほうが良い場合は応募する企業などにより違ってきますので適切なほうを選びましょう。企業から指定がある場合には、指定の通りに作成しましょう。詳しくは、職務経歴書は手書きでも大丈夫|書き方の注意点と用紙の入手方法は?の記事をご覧ください。

履歴書と職務経歴書の封筒の書き方

履歴書や職務経歴書を入れる封筒の書き方や送り方次第では一般常識やビジネスマナーが問われることになるので正しい方法をおさえておきましょう。書き方ひとつとっても、表書きには応募先の会社名、部署名、担当者名、「応募書類一式在中」を赤字で記載する、裏書きにはご自身の住所と氏名、学生の場合は大学名を記載するといった具合にルールがあります。詳しくは、履歴書の封筒の書き方・書類の入れ方・郵送/手渡しまでの記事をご覧ください。

郵送の場合は送り状も用意しましょう

履歴書と職務経歴書を郵送するときには送り状も同封しましょう。送り状とは時候のあいさつとともに「誰が」「いつ」「何を」送ったかを確認できるようにしたものです。大きさは履歴書や職務経歴書が折った状態でA4サイズならA4にそろえましょう。そして応募の動機や自己㏚、面接を希望していることを簡潔にまとめます。履歴書や職務経歴書では書ききれなかったことを追加するのもいいですがいずれも長くなりすぎないように気を付けましょう。

まとめ

「履歴書と職務経歴書の違いはわかったけれど、書き方のルールがたくさんあって面倒くさいなあ」と思った方もいるかもしれません。ですがルールがまったくなくて自由に書いてくださいと言われたらそれも困るのではないでしょうか。フォーマットがあることで必要なことを書きそびれることなく先方に伝えることができると考え方を転換しましょう。決まった枠組みのなかで工夫をし、しっかりと自分という人間をアピールしてみましょう。

最後のチェックポイント

  • 履歴書と職務経歴書の違いを把握して適切に作成しよう
  • 履歴書は基本的なプロフィールを記載するもの
  • 職務経歴書はこれまでの仕事内容を具体的に記載するもの
  • マイナスのイメージがある経歴はポジティブな内容に言い換えよう
  • 書類を入れる封筒の書き方や送り状にも気を配ろう
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