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履歴書の健康状態欄の書き方【選考への影響や注意点】

2022年01月31日
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はじめに

履歴書を書く際に、健康状態はどこまで書けばいいのか、どこまで正直に書く必要があるかなど、判断に困る方も多いのではないでしょうか。
本記事では健康状態が判断材料にされる理由や、既往歴があって不安な場合など、健康状態欄の書き方を例文とともに紹介・解説していきます。

健康状態欄は選考の判断材料になります

健康状態欄は選考の判断材料になります

履歴書の健康状態欄は、採用担当者が「業務に支障が出る病気や不調などはないか」を確認している項目です。病気やケガの状態によっては業務内容が負担となり、早期退職につながってしまう場合があります。そういった問題が起こらないよう採用担当者は事前に応募者の健康状態を確認し判断する必要があるのです。
もし現在の健康状態に不安があったとしても、業務に支障がないと判断されれば採用されることもあります。加えて、理解のある会社では業務に影響の少ない部署への配属など、健康状態に合わせて調整を検討してもらえる場合もあります。

業務に支障がない場合は病気の申告義務はありません

業務に支障がない場合は病気の申告義務はありません

たとえ既往歴があったとしても、業務に支障がない場合は病名や病歴などの申告義務はありません。頭痛や花粉症、月経痛など、薬を飲むことで抑えられる症状も、書かなくても問題ありません。
しかし、持病などにより業務に支障が出る場合はその旨を申告しましょう。
定期的な通院があることや、どのような作業ができないのかを事前に伝えておくことで、配属先や業務の調整を検討してもらえる場合があります。
どうしても健康状態を伝えたくない場合は、健康状態欄のない履歴書もありますので、そちらを利用するのもよいでしょう。

履歴書にはどう書けばいいの?

履歴書にはどう書けばいいの?

では実際に、履歴書の健康状態欄にはどのように記入すればいいのでしょうか。
8つのパターンに分けて、それぞれに記入例を紹介していきます。

大きな病気やケガをしたことがない場合

自覚症状も特になく、現在の健康状態にまったく問題がない場合は「良好」と記載しましょう。
また、大きな病気やケガをしたことがない場合、遅刻や欠勤がないことをカッコ書きの補足説明でアピールしても良いでしょう。

【例】

「良好」
「極めて良好(これまで○年間、無遅刻・無欠勤です)」

既往歴があるが完治している場合

既往歴があっても完治している場合は、上記の例と同様に「良好」と記載して構いません。ただし、前職の退職理由が病気やケガなどであった場合は、正直に説明すると良いでしょう。

【例】

「良好」
「良好(以前に○○を患いましたが、現在は完治しており、業務に支障はございません)」

一時的なケガや風邪などの不調がある場合

履歴書を書く時に一時的なケガや体調不良がある場合でも、入社時までに完治するのであれば、「良好」と書いて問題ありません。面接時に目に見えてわかるような不調の場合は、カッコ書きでの補足説明を記載しましょう。
また、風邪や片頭痛・生理痛・腰痛・花粉症など、薬の服用で抑えられる場合も「良好」で構いません。マスクの着用が必須や薬の副作用がある場合など、業種によっては影響があると思われる場合、カッコ書きで補足説明をつけると良いでしょう。

【例】

「良好(現在○○の治療中ですが、入社時には完治しており、業務に支障はありません)」
「良好(花粉症があり、春先に強い薬を服用するため、その時期は運転ができません)」

定期的な通院が必要な場合

長期的なケガや持病の治療で通院が必要な場合は、通院による休みや早退が発生することを記載しましょう。通院のペースを伝えることで、入社後に業務の調整をしてもらえる可能性があります。

【例】

「良好(業務に支障はありませんが、月に○度通院しています)」
「業務に支障はありませんが、持病の定期健診で3ヶ月に一度、通院の必要があります」

持病や後遺症により業務に制限が出る場合

持病や既往歴があり、後遺症などで業務に支障・制限が出る場合は、できない作業を説明することが大切です。前述の通院ペースと合わせ、どのような作業が不可能であるかをわかりやすく記載しましょう。どのような配慮が必要になるのかを事前に伝えておくことで、配属先や業務内容の調整を行ってもらえる可能性があります。

【例】

「通常業務であれば問題ありませんが、□□(病名またはケガの部位・状態)のため○○ができません」
「通常業務に支障はありませんが、□□(病名またはケガの部位・状態)のため、長時間の○○は△△といった症状が出ることがあります」

うつ病や他精神疾患がある場合

うつ病と以前に診断されたことがあったとしても、完治しているのであれば、「良好」と記載して問題ありません。また、経過観察中であり「薬を飲むことで症状が抑えられる」といった場合でも、定期的な通院をしている際はその旨を記載しましょう。
精神疾患の病名を記載するかどうかは、個人の判断によります。記載しづらいのであれば、健康状態の記入欄がない履歴書を利用するのも良いでしょう。

【例】

「良好(業務に支障はありませんが、通院のため、月に○回の午前休を希望します)」
「良好(業務に支障はありませんが、持病のため1ヶ月に○回通院の必要があります)」

アトピーなどの皮膚病がある場合

塗り薬や飲み薬で治まるのであれば、書かなくても問題ありません。外からでも症状がわかるような場合は、あらかじめ補足説明をつけると良いでしょう。企業側の「重い皮膚病なのでは?」という疑念・不安を取り去ることができます。
また、通院が就業時間とどうしても重なる場合は、その旨を記載しましょう。

【例】

「アトピー(通常業務に支障はありませんが、アトピー性皮膚炎の検診のため、月に1度午前休をいただけますと幸いです)」

病気療養などで空白期間がある場合

病気またはケガの療養で、履歴に空白期間がある場合、応募先の企業が知りたい情報は、「長期療養の理由」「現在の状況と業務への支障の有無」です。
現在は病気・ケガが完治しており、業務にまったく支障がないのであれば、その旨を記載しましょう。また、通院が必要となる場合は、上記で紹介した例同様に通院ペースを補足説明する必要があります。

【例】

「良好(現在は完治しており、業務に支障はありません)」
「病気療養のため○年間自宅療養しておりましたが、現在は完治しており、業務に支障はありません」

健康状態を記載する時の注意点

健康状態を記載する時の注意点

履歴書の健康状態欄は、採用担当側だけでなく応募する側にとっても重要な項目です。通院などの必要な情報を過不足なく記載するために、抑えておくべき点を3つご紹介します。

履歴書に嘘を書くのはNG!

健康状態欄も履歴書の一部です。嘘を書くのは絶対にやめましょう。とはいえ、健康状態という極めてプライベートなことを、すべて書いて伝える必要もありません。
伝える必要があるのは、持病やケガが業務に影響を与える可能性がある時です。もし、どうしても健康状態について書きたくないのであれば、健康状態欄のない履歴書を利用すると良いでしょう。
ただし、そういった履歴書を使用しても、面接では健康状態に関する質問をされる場合があります。落ち着いて回答できるよう、準備しておくと良いでしょう。

業務に支障がない場合は「良好」でOK

過去に大病を患っていたとしても、現在完治して仕事に支障がない場合は「良好」で構いません。
例えば骨折などの大ケガをした場合も同様です。「後遺症などで動きに制限があるけれど体調には問題がない」といった場合は、その旨をカッコ書きで補足説明すると良いでしょう。その際は過度な表現をしないよう注意が必要です。必要以上の表現は採用担当者に余計な懸念を与えるおそれがあります。記載する情報は必要最低限にとどめましょう。
また、履歴書を空欄にするのはマナー違反になりますので、健康上まったく不安を持っていなくても「良好」の記載を忘れないようにしましょう。

通院中の場合はその旨を記載する

定期的な通院が必要であればその事を記載しましょう。通院が必要な旨を伝えずにいた場合、病気やケガの内容によっては入社後トラブルになりかねません。どのような配慮が必要なのかを簡潔に伝えることで、入社後に業務の調整をしてもらえる可能性があります。
具体的な傷病名は書かなくても問題ありませんが、通院が必要ならば、その旨をしっかりと記載しましょう。

まとめ

ここまで、健康状態欄が判断材料になる理由、既往歴の申告が必要ない場合、パターン別の記入例、記載するときの注意点などを紹介・解説してきました。
健康状態に多少の不安があったとしても、それだけで不採用になるわけではありません。具体的な傷病名を申告する必要はありませんが、配慮を必要とする点はしっかりと申告すると良いでしょう。
また、健康状態欄も履歴書の一部です。具体的に書かないことと、まったく書かないことは別ですので、虚偽申告とならないよう気をつけて記載しましょう。

最後のチェックポイント

  • 業務に支障のない病名や病歴の申告義務はない
  • どうしても書きたくない時は健康状態欄のない履歴書を使う
  • 薬を飲めば治まる場合も「良好」でOK
  • 通院の必要があるなら通院ペースの申告を忘れずに
  • 健康状態欄も履歴書の一部なので嘘を書くのはNG
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