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面接で雑談が多いのは落ちた合図?面接官の視点を解説

date2024年02月02日
面接で雑談が多いのは落ちた合図?面接官の視点を解説
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はじめに

面接で雑談をすることは、よくあるシチュエーションです。
雑談で面接官は就活生のどういうポイントをみて採用を見極めているのか、また雑談対策もご紹介しています。本記事を読んで、雑談対策も押さえておきましょう。

面接で雑談する理由とは

そもそもなぜ面接で雑談をするのでしょうか。それは何気ない雑談を振ることであなたの素顔を見抜こうとしているからです。準備していないであろうプライベートな質問を投げかけることであなたがどんな人物なのか探ろうとしています。雑談だとつい本音がでてしまうことがありますが、そういった細かい部分まで面接官はよくチェックしていますので、話す際には注意が必要です。

雑談ばかりは落ちた合図?

雑談ばかりだと、次の面接者までの時間稼ぎをされ落ちる合図だというイメージがありますが、雑談ばかり振られてしまったから落ちたと落ち込む必要はありません。
ですが、雑談でもあなたの素顔やコミュニケーション能力、アドリブ力など仕事をする際に必要なポイントはしっかりと評価されているのです。
雑談ばかりで落ちたと気を抜かず、自分の意見や考えを真摯に伝えここに入社したいという強い気持ちを最後まで伝えることが大切です。

雑談形式の面接もある

雑談のような会話で面接を進める雑談形式の面接を行う企業が増えています。
面接官の雰囲気も変わり質問内容も通常と比べて柔らかい雰囲気になるので、雑談をしているというような錯覚に陥りがちです。リラックスして面接に挑めますが、雑談も評価対象になるので回答内容や態度には注意が必要です。

面接官が雑談で見極めているポイント

雑談で面接官は就活生のどこをみて評価しているのでしょうか。たかが雑談と侮れません。採用に繋がるポイントはどこなのか見ていきましょう。

就活生の素顔

雑談で面接官は就活生の素顔を見極めようとしています。就職活動ではほとんどの就活生が面接対策を練って質疑応答を考えています。雑談は不意の質問や趣味などプライベートに関する質問を振られたりするため、素顔が出てしまいます。

素顔は企業としても把握しておきたい部分です。なぜなら、どのような思いで面接に来て、どのような考えの人物なのか把握しておきたいからです。

コミュニケーション能力

初対面の緊張感のある場でどのくらいスムーズに会話できるのかを見極めています。コミュニケーション能力は業界、企業に関係なく必要なものです。そのため雑談でもっとも重要視されているポイントでもあります。
会話のキャッチボールが出来ないと仕事はおろか、会社の人間関係にまで歪が入ってしまい仕事が円滑に進まない恐れが出てしまいます。このような場面でこそ本来のコミュニケーション能力が見えてくるのです。

臨機応変に対応できるアドリブ力

雑談ではアドリブ力を見極められているともいえるでしょう。臨機応変に対応できる人材は、企業にとって非常に好印象です。雑談で聞かれる内容もさまざまでその場で回答を考えて答えなければいけません。社会人になると臨機応変にトラブル対応する場面が多く、それに真摯に向き合えるかどうかを企業側は判断していると言えます。

面接での雑談対策をしよう

通常の面接対策はもちろんですが、雑談の対策も徹底的にして挑みましょう。
これからご紹介する3つのポイントをしっかり押さえれば雑談を振られてもスムーズに受け答え出来るはずです。

就活自体を見直し自分なりの意見を持つ

就職活動全体を見直してみることは、自分の意見や考えをまとめるのに非常に有効です。
取り組み方を見直せば就職活動に対する意識も変わり、自分なりの意見を持つことにも繋がるため、細かい所まで見直して、本当に目指したいところはどこなのか方向性や目的意識を明らかにしておきましょう。そして自分なりの意見を雑談の回答に絡めて答えられるようにもしておくと良いでしょう。

自分の強みをしっかり把握しておく

自分の強みをすぐに答えられるようにしておきましょう。
自分の強みをきちんと把握しておくことで、雑談の際にアピールすることができます。履歴書では、文字数や記入できる項目に制限があるため、自分の強みや魅力をすべて伝えられません。面接官に自分を深くまで知ってもらうことが非常に大切です。
強みをしっかりとアピールすることで、面接官も自社ときちんとマッチしているのか、どの業務に適性があるのか見極めています。
雑談では通常の面接よりも高い自由度でアピールすることができるため、積極的に自分を売り込んでみましょう。

時事問題を調べておく

テレビのニュースや新聞は日頃チェックしていますでしょうか。雑談では、何気ない話題や時事問題までさまざまな質問が振られます。時事問題を振って就活生の回答を聞くことでどれだけ社会問題に対して敏感にアンテナを張っているのか見極めているのです。
日本また世界では日々めまぐるしく変化し、まいにちなにかしらの出来事が起こっています。今や手元のスマホで簡単にニュースのチェックができるため、今何が流行っているのか何の事件が大きく取り上げられているのかなど確認しておいて損はありません。そしてそのニュースらに対して自分なりの意見、感想を持っておくと雑談で質問を振られた際にとても役立つでしょう。

まとめ

面接で雑談を振られた際、面接官が見極めているポイントはご理解できたでしょうか。
雑談では就活生の素顔、コミュニケーション能力や素早いアドリブ力を見られています。そしてどれも対策が可能なものばかりです。通常の面接対策とプラスして雑談の対策もしておくと尚安心して挑めるでしょう。自分の素顔や強みをしっかり伝えて内定をもらえたなら、実際に働く際も自然体で仕事に挑めることにつながることでしょう。

最後のチェックポイント

  • 面接で雑談を振られても不合格の合図ではない
  • 雑談形式の面接は応答内容や態度に注意が必要
  • 雑談時は素顔とコミュニケーション能力とアドリブ力が見られている
  • 通常の面接対策のように雑談にも対策法がある
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