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IT業界で元営業職が活躍できるおすすめの職種を紹介

date2024年02月21日
IT業界で元営業職が活躍できるおすすめの職種を紹介
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はじめに

IT業界には、未経験でも前職の経験を活かせる職種が数多くあります。特に元営業職の場合、営業活動を通じて培ったスキルが、さまざまな場面で活用できる可能性が高いため、活躍の場が広がります。

本記事では営業職からIT業界に転職した事例と、元営業職が活躍できるおすすめの職種を紹介します。

営業職からのIT業界への転職事例

営業職が、どのようにIT業界への転職を成功させたのか、IT業界の中でもどのような職種で活躍しているのか、実際にIT業界に転職した元営業職の3名の事例を紹介します。

製薬会社営業職からITコンサルタント職への転職

前職の経験

新卒で中堅の製薬会社に入社し、MR(自社の薬品を扱う医療従事者向けの営業職)として主に開業医向け製品の担当エリアでのシェア拡大を担っていました。医師からの信頼も高く、営業成績も良かったため、社内でも高い評価をいただいていました。

私自身も、医院の先生方と綿密なコミュニケーションを図り、自社の製品を提案していくという仕事に魅力を感じ、多忙ながらも満足な日々を過ごしていました。

転職のきっかけ

IT技術の発展に伴ってMRの活躍の場が狭まって来ているように感じたのが大きな理由です。オンラインの医療情報提供システムの登場により、医師はMRを介さず、情報へ直接アクセスできる機会が増えました。

それ以前から、医薬品のプロモーションコードが厳しくなり、信用できるデータや論文以外に基づく営業ができなくなっていたこともあり、MRという仕事への先行きの不安から転職を考え始めました。

IT業界を選んだのは、医療の現場のようなITによる変革が、この先さまざまな分野で進むだろうと考え、現職より将来性に魅力を感じたからです。

現在の業務内容 ITコンサルタント職

ITコンサルタント職は、顧客へのヒアリングを通じ、経営課題を抽出し、適切な助言、ソリューションの提供を行う職種です。

提案するものは異なりますが、MR時代に培った顧客との日々のコミュニケーションや、提案などの経験が業務システムの導入・運用コンサルティングの場面で大きく役立っています。

不動産会社営業職からSalesforceの導入活用支援職への転職

前職の経験

不動産業で主に新築マンションの営業を担当していました。住宅という一生のうちで一番大きな買い物となる商品を取り扱うことに魅力を感じたのがこの仕事を選んだ一番の理由でした。

フィナンシャル・プランナーの資格も取得し、ライフプランニングなど、一歩踏み込んだ応対を行うことにより、購入者からたくさん感謝の声をいただきました。

転職のきっかけ

昨今、住宅価格の高騰が続いています。そのため、顧客が望む物件と、無理なく購入できる物件が、どうしても乖離してしまう状況が起こっています。営業職として数字は追いたいものの、果たしてこの物件を売ることが購入者の幸せにつながるのか、そんな葛藤がありました。

そうしたなか、顧客の業務効率・売上のアップにつながる、業務システムの導入・支援という仕事に、自身の営業に対する想いとマッチする部分を感じ、転職活動をスタートしました。もともとパソコン操作などは得意であったことも後押しになりました。

現在の業務内容 Salesforceの導入活用支援職

導入活用支援は、さまざまな業種の企業に対して、営業活動を行う上での課題を発見するところから始まります。Salesforceを使用することで、どのように問題解決につながるか、施策の提案から活用支援までを行います。

個人のライフプランと企業の営業戦略という違いはありますが、いずれも顧客視点である点は共通しています。情報の可視化、営業活動の効率化により業績アップに寄与できる現在の仕事にとても満足しています。

企業向け基幹システムの営業職からRPAエンジニア職への転職

前職の経験

前職では、企業向け基幹システムの営業を経験しました。当初はSE(システムエンジニア)として従事していましたが、その後、物腰の柔らかさやコミュニケーション能力を買われ営業職に転属しました。

技術的な知識を背景にした、具体的でわかりやすい提案が、顧客ならびに社内からも評価をしてもらえていました。

転職のきっかけ

営業職として評価を得ていたものの、数字を追うことに意欲を掻き立てられることがないなか、もう一度エンジニア寄りの仕事に就きたいという思いがありました。

その思いが強くなったのは、たまたまインターネットで見たAI領域の話題でした。そしてエンジニアとして何かしらAIと関わる仕事をと考えているなかで、行き着いたのがRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)エンジニアという職種でした。

現在の仕事内容 RPAエンジニア職

「UiPath」「WinActer」などのRPAツールを用いた業務コンサルティング・提案、自動化シナリオ・手順書等の作成、ユーザートレーニング、運用・保守を担当しています。

コンサルティングでは営業で培ったスキルが大変役立っています。また自動化にあたっては、AIによる分析などを駆使した提案が行えていることから、エンジニアという側面からも満足できる転職だったと感じています。

元営業職が活躍できるおすすめの職種

IT業界には多くの職種がありますが、特におすすめしたい職種は業務システムの導入・運用コンサルティング職です。例えば、COMPANYという人事管理システムがあります。

業界シェアが高く、顧客満足度も高いため、多くの企業が導入を検討しているシステムです。このようなシステムを使ったコンサルティング職はIT業界の入口としておすすめの職種です。

人事管理システム(COMPANY)の導入・運用コンサルタントの業務内容

大手企業向け統合人事システムであるCOMPANYを、既に導入している企業に対して、同システムの専門家としてコンサルティング・テクニカルサポート等を行うのが主な業務です。具体的には、新規導入、制度改定時の対応、外部ツールとの連携などのコンサルティングです。

導入・改善支援後も、COMPANYの保守・運用に関わる業務をしっかりとサポートして行きます。

営業経験が活かせるスキル

人事管理システム(COMPANY)の導入・運用コンサルタントでは、営業職で培った次のスキルが活かせます。

・ヒアリング能力
現状の業務課題や要望を聞き出すスキル

・提案力/プレゼンテーション能力
課題を解決するための最適な設計・他のサービスとの連携等を具体的かつ論理的に提案し、顧客の意思決定を促すスキル

・顧客折衝能力
顧客の細かな要望、時にはクレームなどに対して、適切に対応し、顧客との話し合いを通して双方が納得のいく合意点に導くスキル

まとめ

今回は営業職からIT業界に転職した事例と、元営業職が活躍できるおすすめの職種を紹介しました。どの事例も営業職からIT業界に転職し、営業として培った経験・スキルを活かして活躍しています。

また、セラクの人事管理システム(COMPANY)の導入・運用コンサルタント職は年齢・性別問わず、未経験からでも活躍されている方が数多くいます。

教育制度などフォロー体制も充実しているので、安心して働くことができます。あなたの挑戦を後押しする環境がセラクにはあります。

「話を聞いてみたい」「他にも元営業職が活躍している職種を知りたい」など、少しでもご興味のある方はぜひお気軽にご応募ください。心よりお待ちしています。

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