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社会人一年目を知る!知っておきたいこと・やっておきたいこと・年収や悩み「あるある」をみてみよう

2021年04月16日
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はじめに

社会人一年目を迎える人たちは、今までの生活との違いや、思い描いていた日常とのギャップなどで、不安や戸惑いが隠せないことでしょう。そのような不安を払拭するにはどうすればいいのでしょうか。今後の生活を豊かにする知識やすごし方へのアドバイスをさまざまな角度から紹介します。

社会人一年目のお金

社会人一年目のお金

社会人になると学生の頃とは生活が一変し、わからないことも多いことでしょう。とくにお金に関することで知りたいことはありませんか? 働いてお金を稼ぐ大変さや、収入を得られることのありがたさを実感できる社会人一年目だからこそ、お金の管理をしっかり身につけるチャンスです。

  • 給料の手取りとボーナス
  • 給料から控除されるもの
  • 年収と貯金

社会人一年目で知っておきたい上記3つのお金事情についてお話していきましょう。

給料の手取りとボーナス

大卒の社会人一年目の平均初任給は以下のようになります。

  • 男性 21万2,800円
  • 女性 20万6,900円

上記の金額は「額面(基本給)」から算出した平均金額のため、実際に手元へ入る金額は額面の金額とは異なります。支払われる総支給額となる額面から、さまざまな控除額を差し引いた金額が支払われ、差し引かれた金額を「手取り」と呼びます。額面の8割程度が手元に入ると考えておくといいでしょう。

最初のボーナスについては、入社後2~3カ月での支給となるため正式な査定ができません。そのためボーナスと言っても寸志程度の少なめの支給額になることも珍しくはないようです。なかには支給されないケースもありますので注意が必要です。このようなことから、ボーナス払いでの買い物などは極力避けるようにしたほうがいいでしょう。

参考:厚生労働省|令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給

給料から控除されるもの

給料から引かれる控除は、大きく分けると「社会保険料」と「税金」の2種類です。

1つめは4種類の「社会保険料」です。

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料
  • 介護保険料

介護保険料は年齢によって適用されるため、すべての人が控除されるわけではありません。社会人一年目の場合、「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」の3つの社会保険料が控除されると覚えておくといいでしょう。

2つめは2種類の「税金」です。

  • 所得税
  • 住民税

住民税に関しては、社会人二年目となる翌年から引かれるようになりますので、給与が減ったと勘違いするケースもあります。二年目以降の給与明細では住民税についての項目をチェックしておくといいでしょう。他に税金に関して押さえておくべきポイントは「年末調整」についてです。

本来であれば所得税は「年末調整」で確定します。しかし会社員の場合は毎月支払われる給料の額面を元に会社がおおよその税額を算出。毎月の給料から天引きし、会社が国へ納税します。毎月控除されている税額と確定した税額に差異がある場合、年末の給料に追加で天引きされたり、返金されたりします。

年収と貯金

年収とは一般的に税金や保険料などの控除が差し引かれる前の年間総支給額を指します。年収を12カ月で割ると算出される平均金額は月収と呼ばれますので、合わせて覚えておくといいでしょう。

社会人一年目の貯金事情はなにかと苦戦を強いられることが多いようです。

ボーナスが少なかったり、会社用の服装や靴・小物、女性の場合は化粧品など何かと出費がかさんだりするため、貯金に回せる予算が捻出できないのでしょう。また実家暮らしや会社の寮に住んでいるか一人暮らしかで、支出に差が出るため貯金額にも影響が出るようです。

貯金を行うコツは最初に目標の貯金額を明確にすることです。目標貯金額の達成までに毎月いくら貯金をすればいいか、明確な数字を算出しましょう。目標貯金額は毎月の収支を確認し、ムリのない金額設定にすることがポイントです。

社会人一年目のあるある

社会人一年目のあるある

社会人一年目の人の多くが抱える悩みや問題は、大きく分けて2つにわけられます。

  • 仕事上のつらいこと・きついこと
  • 一人暮らしがつらい

職場や仕事に慣れない社会人一年目は、どうしても些細なことがストレスとなるものです。しかしそのような悩みは誰しもが抱える可能性のある「あるある」な問題ではないでしょうか。仕事上で発生する悩み、一人暮らしをはじめたことから発生する悩み。ひとりで抱え込まずに解決策を参考にしてみてください。

仕事上のつらいこと・きついこと

仕事をしていると「つらいな」とか「きついな」などと感じることは誰しも必ずあるものです。そのようなつらい・きついと感じるポイントには以下の4つがあげられます。

  • 仕事ができない
  • 残業が多い
  • 有給休暇がとりづらい
  • 人間関係がうまくいかない

どれか1つが当てはまるかもしれませんし、いくつか当てはまるかもしれません。それだけ社会人一年目の人が同じように悩んでいるのでしょう。

どれだけ考えてもつらかったりきつかったりして辞めたいと感じるのであれば、選択肢として今の仕事を辞めて転職してもいいかもしれませんが、その前に4つのポイントに対する打開策や対処法を紹介していきますので、できることはないか、今一度一緒に考えてみましょう。

仕事ができない

社会人として働きはじめると、誰しも一度は自分の仕事のできなさに落ち込むものです。はじめて仕事に携わるのですからミスをするのは当然のことです。仕事に慣れるまではさまざまなミスをしてしまい、上司や先輩などから怒られて自信をなくしてしまう人も多いでしょう。

怒り方が常軌を逸しているなどであれば話は別ですが、社会人一年目の人が仕事のミスなどで怒られることは仕方のないことではないでしょうか。知らないことが多い上に、効率よく仕事をする方法がまだ身についていないので、仕事に慣れるまで誰でも時間がかかります。

何事にもミスはつきものです。大切なことは自分なりの方法でミスを繰り返さないようにするためにはどうするかを考え、行動することではないでしょうか。与えられたことをしっかりとこなしていれば、自然と信頼されるようになり、怒られることも減っていくはずです。

残業が多い

残業が多いことでプライベートな時間を削られたり、きちんと体を休めたりできないと悩む人もいるようです。しかし必ずしも残業が悪いことではなく、残業をすることで今日やるべきことが片付き、翌日に仕事を持ち越さないで済む可能性もあるのです。

また残業をすることで仕事を早く覚えられるという点については、メリットとして受け取ってもいいかもしれません。日中よりも電話対応や来客などが減るため、集中して仕事ができるからです。他にも残業をすることで社風に馴染み、周囲の仕事のやり方を吸収できることもメリットとしてあげられます。

しかし残業代が支給されるかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。残業をすること・させることが当たり前になっているような会社は要注意です。そのような場合は転職を視野に入れてもいいかもしれません。

有給休暇がとりづらい

社会人一年目の新入社員には有給休暇が発生していませんので、すぐに有給を取得することはできません。社会人一年目の人に有給休暇が発生する条件は下記の2点です。

  • 入社後6カ月間、継続して勤務をしている
  • 全労働日の8割以上を出勤している

これらをクリアした時点で10日の有給休暇が発生します。

年間10日以上の有給休暇が取得できる人を対象に、2019年4月から年5日の年次有給休暇の取得を厚生労働省が義務づけました。法律上では有給休暇が発生すれば自由に有給休暇を取得することは可能になります。

しかし実際は、体調不良や冠婚葬祭・通院などを含む、「やむを得ない理由」以外での取得は周囲や仕事への配慮が求められるでしょう。もし他の理由で有給を取りたい場合は、職場の人に迷惑がかからないように普段から細心の注意を払っておくことが大切です。

参考:厚生労働省|有給休暇ハンドブック「年次休暇とは」1付与日数
参考:厚生労働省|年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説「2.年5日の年次有給休暇の確実な取得」

人間関係がうまくいかない

上司や先輩、同僚を選ぶことはできませんので、気持ちに折り合いがつけられず、人間関係がうまくいかなくてつらいと感じてしまうこともあるでしょう。まずは相手となぜうまくいかないのか、理由を考えてみてください。単純に相性が悪いのか、コミュニケーション不足なのか。理由がわからなければ対処のしようもありません。

相性の悪さしか原因が考えられないのであれば、ムリに仲良しになろうと思わず、やるべきことをしっかりこなし、必要以上に近寄らないことが重要です。コミュニケーション不足が理由だと感じる場合、自分自身がもつ、相手に伝える力や相手を理解するための聞く力、「ほうれんそう」と呼ばれる報告・連絡・相談ができる力について見直してみましょう。

積極的に喋りかけたり、笑顔を絶やさないようにしたりするなど、自分から歩み寄ってみることも大切です。

一人暮らしがつらい

就職したことをきっかけに一人暮らしをはじめる人も多いようですが、環境が大きく変化する社会人一年目の場合、仕事と生活のバランスがうまくとれず、一人暮らしをすることに対して悩みを抱えるケースもあります。

一人暮らしを楽しいものにするためには、家賃のことを考えることも大切です。

どれだけステキな部屋を見つけても、ご自身の収入に見合っていない家賃な場合、あっという間に生活費が足りなくなることでしょう。生活費にいくらかかるかをよく考えてから、家賃と住みたい部屋への理想をすり合わせることが一人暮らしでの安心を勝ち取るポイントです。

お金と住む場所と安心を勝ち取れれば、あとは生活に慣れる工夫をしてみましょう。好きな色や好きな物を置いて視覚から気分が上がることをしてみるのもいいかもしれません。ムリをせず気楽に構えることが重要です。何かの弾みに一人暮らしがつらいと感じても、考え方を変えられれば何かしら楽しいことが見えてくるはずです。

社会人一年目がやるべきこと

社会人一年目がやるべきこと

社会人一年目の時間はあっという間にすぎてしまいます。だからこそどのように最初の一年をすごすかは大変重要なポイントとなるでしょう。

  • 心がけたいこと
  • 目標を立てる
  • 振り返り

社会人一年目のすごし方として、注目したい3つの行動を紹介します。これら3つの努力を継続していくことにはメリットがたくさんあり、自己の成長にも大きな影響を与えるでしょう。その結果、有意義な最初の社会人一年目となるはずです。

心がけたいこと

社会人一年目の人が心がけて欲しいこととして提案したいことは以下の7つです。

  • 社会人として自覚を持って行動する
  • 何事にも挑戦する
  • 大人としてのマナーを守る
  • 報告・連絡・相談ができるようになる
  • 指示を待たずに自分から行動する
  • 優先順位をつけて仕事をすると効率がよくなる
  • 趣味を持ってプライベートを充実させる

とくに注目したいポイントは、「趣味を持ってプライベートを充実させる」ことです。社会人一年目の生活は、毎日が目まぐるしく、覚えることや気を使うことが山のようにあって、心身ともに満身創痍になっていることでしょう。

趣味をもつことでプライベートが充実し、日々の仕事での疲れを癒せるはずです。些細なことでも構いませんので、好きなことに没頭できる何か(趣味)を見つけてみてください。公私のバランスを取ることでメンタルも安定し、仕事への活力も生まれることでしょう。

目標を立てる

社会人一年目だからこそ明確な目標を立ててください。曖昧な目標ではなく、できるだけ明確な目標にすることがポイントです。

目標を立てる上での大切なポイントは、高すぎる目標を設定しないことです。最初は少し背伸びをすれば手が届くレベルからはじめ、達成できたら次はもう少し難易度をあげてみる。このような作業を繰り返していくことで、最終的には遥か大きな目標を達成できる自分に進化しているはずです。1つの目標達成は自己肯定感を高め、次の目標へのやる気へとつながっていきます。

目標設定に悩んだら周囲の人に相談してみてもいいでしょう。仕事のことなら職場の人に、プライベートなことなら家族や友人に。誰かの意見を聞くことで視野が広がり、新たな視点が得られるでしょう。

振り返り

1日5分でも構いませんので、今日あったよかった所、悪かった所を振り返ってみましょう。振り返ることでよかった所をさらに伸ばす方法が考えられ、悪かったところはどのようにすれば改善できるかを考える時間が得られます。このような毎日の振り返り行為は、自己の成長へとつながるはずです。

何も考えず与えられる仕事を必死にこなすだけではなく、どうすれば効率よくこなせるか、話すときの言葉のチョイスは他になかったのかなど、些細なことでも構いません。毎日の振り返りをおこなうことで、思考停止をする回数が減っていくでしょう。

注意点としては、悪かった部分だけを振り返ることはやめましょう。成功体験やよくできた部分もきちんと振り返ることで、自分の強みを見つけられたり、次の課題を見つけたりができるはずです。

知っておくとよいこと

知っておくとよいこと

社会人一年目を有意義にすごすためには、必要なことや知っておくといいことがいくつかあります。

  • 必要なもの
  • ふるさと納税
  • 車の購入
  • 結婚

上記4つの知っておくといいことや、必要なことについて紹介していきます。他にも知っておくとお得な情報はありますが、この4つを知っているだけでも十分今後の人生を楽しめるでしょう。多くの知識を早い段階で得ることで、社会人生活をさらにグレードアップさせられるはずです。

必要なもの

社会人一年目の人が必要になるものは以下のようなものがあげられます。

  • スーツ
  • 時計
  • カバン

これらのビジネスアイテムに加え、男性の場合は「ネクタイ」、女性の場合は化粧品などが必要となるでしょう。「名刺入れ」も職種次第では早めに必要となりますので、事前に用意しておく必要があります。

スケジュール管理をすべてスマートフォンやパソコンでおこなう人もいるかと思いますが、スマホなどを取り出せない状況でスケジュール確認をしたり、メモを取ったりするためにも「手帳」を持っておくといいかもしれません。

社会人になり安定した収入が保証されれば、クレジットカードを作っておくこともオススメです。クレジットカードを上手に利用・管理することで家計簿代わりにも使え、出費の管理が簡単にできます。1枚もっていると生活が便利になりますので検討する余地はありそうです。

ふるさと納税

ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付することで、寄附金額から2,000円差し引いた金額を所得税や住民税から控除してもらえる制度のことです。ふるさと納税の仕組みを理解して特産品や名産品などのお礼の品物を上手に手に入れましょう。ちなみにふるさと納税は社会人一年目でも利用可能です。

ふるさと納税で支払う予定の税金金額を控除するには、確定申告をおこなう必要があります。しかし会社が年末調整をおこなう会社員などの場合は、「ワンストップ特例制度」を利用することで簡単に申請がおこなえるのです。

社会人二年目になると住民税の支払いが発生するため、手取りが減ってしまいます。しかしふるさと納税で「ワンストップ特例制度」を利用すると、住民税から控除がおこなわれます。このように上手にふるさと納税を使うことで節税ができ、その分の余裕が生まれるでしょう。

車の購入

社会人ともなると、マイカーを購入したいと考える人も出てくるでしょう。しかし車を買うとなるとそれなりのまとまったお金が必要となります。車本体の代金に自動車税。各種保険に駐車場代、ガソリン代。車本体の購入価格だけではなく、付随するお金がどれぐらい必要か事前に確認をしておきましょう。

車の車体価格もピンキリなため、予算次第で新車か中古車など検討する必要があるかもしれません。ローンを組んで購入することも可能ですが、社会人一年目の場合はローンの審査が通りにくい可能性も出てくるでしょう。そのような場合はリース契約で車を手に入れる方法もあります。

リース契約は初期費用を抑えられるメリットは大きいですが、残価精算でまとまった金額を請求されたり、契約終了時の違約金などが発生したりすることもありますので、デメリットについてもよく確認しておくことが大切です。

結婚

今後の人生のライフイベントを想定して、「結婚」のための準備をおこなっておくことは想像するより重要なことかもしれません。

しかし社会人一年目からあまり時間が経過していない状況で結婚を考えると、家族や周囲の人たちから理解を得られない可能性が出てきます。そのような状況に陥った場合でも、周囲を説得できるだけの蓄えや自信をつけておくには、早めの行動開始が鍵となるでしょう。

社会人になってから早い段階で結婚をすると、家族を養わないとならないという重圧が、ストレスとなり重くのしかかるかもしれません。しかしその反面、支えてくれる家族がいることで前向きになれるメリットもあるでしょう。

結婚は初期費用が莫大にかかることから、なかなか踏み切れないイベントかもしれません。しかしメリットとデメリットを知ることで、新たな人生の幕開けができるかもしれません。

まとめ

社会人一年目の人は不慣れなことも多く、なかなか人に相談したり教えてもらったりができないことも多いでしょう。だからこそ自分で調べたり勉強したりしておくことが重要となります。悩んだら誰かに相談する、疑問に思ったことはそのままにしないなどを心がけていれば、自ずと道が拓けていくのではないでしょうか。

社会人一年目は学ぶことや身につけることがとにかく多い時期です。ストレスを貯めすぎないよう上手に自分の機嫌を取りながら、さまざまなことを吸収していきましょう。

最後のチェックポイント

  • 学生時代とは異なるお金の大切さを知るには知識が重要
  • 基本給や手取り、額面や年収・ボーナスなどの言葉の違いを理解しておこう
  • 仕事上の悩みは誰でも抱えていることなのでひとりで抱え込まないようにしよう
  • 一人暮らしは快適な反面、金銭面の不安などがデメリットになる
  • ストレスを溜めないよう趣味などでプライベートの充実をおこなおう
  • 目標は簡単なことから少しずつ難易度をあげてステップアップすることが大切
  • いいことと悪いこと、バランスよく1日の振り返りをおこない自己の成長を目指す
update2025
何が起こるかわからない。
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