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社会人が働きながら資格を取るには?資格取得のメリットやおすすめ資格も紹介

2021年03月31日
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はじめに

社会人が働きながら取得できる資格にはどのようなものがあるのでしょう。またなかなか時間の取れない社会人が働きながら資格取得をするメリットはあるのでしょうか。

この記事では社会人の資格取得に関するメリットや資格取得に向けた勉強方法、そしてさまざまな角度から見た、仕事に生かせる資格や趣味が役立つ資格を紹介します。仕事に役立つ資格を探している、資格取得を前向きに検討している人はぜひ参考にしてください。

社会人が資格を取るメリットは?

社会人が資格を取るメリットは?

社会人が資格取得を目指し行動することにはどのようなメリットがあるのでしょう。主なメリットと言われていることには以下の3つがあげられます。

  • 自己成長につながる
  • 昇給につながる
  • 転職の武器になる

忙しい仕事の合間を縫っておこなう資格取得に向けた学習も、今後に生かせなければムダになってしまう可能性があります。そこでここでは社会人が資格取得をする上で得られる3つのメリットについて詳しく紹介します。資格取得を目指している人はぜひ押さえておきましょう。

自己成長につながる

資格取得を目指し学習するだけでも、自分自身の成長につながります。また資格取得を実現したことで得た知識やスキルアップは、自信へとつながり、ひいては自己肯定感を高める効果もあるでしょう。

資格取得によって身についた知識やスキルがあれば、漠然とこなしていた日々の業務にも新たな発見が生まれるかもしれません。その結果新たな気持ちで仕事に取り組むこともできますので、自己の成長にもつながっていくでしょう。

仕事への向き合い方や考え方が変わることで、ご自身の視野も広がっていきます。そのような変化から職場内でのキャリアアップも期待できるかもしれません。

昇給につながることも

仕事に生かせる資格取得を実現した場合、職場内でのよい評価に直結することも珍しくありません。仕事に対する知識やスキルアップが実現されることで、給与や賞与のベースアップも期待できる可能性が出てきます。また会社側が求める資格を取得した場合、資格手当が支給され、収入がアップすることもあるようです。

資格取得をしたことで、昇給だけではなく希望する仕事をやらせてもらえるようになったり、希望の部署へ転属させてもらえたり資格取得を目指し前向きに努力したことも、よい評価につながるかもしれませんので、働きながらの資格取得は大きなメリットと言えそうです。

転職の武器に

今後転職を考えている人には、働きながら資格取得を目指すことは大変オススメです。転職先で有利になる資格をもっていることで、転職活動中でも「即戦力」として評価され、転職をする際の大きな強み・武器となってくれるでしょう。

求人によっては資格がなければ応募すらできないケースもありますし、資格がある人を歓迎している企業もあります。つまり資格を持っているというだけで転職が有利に働く可能性があるのです。同じ実務未経験者であっても、資格があるかないかは大きな差につながりますので、取れる資格は事前に取得しておきましょう。

【仕事編・趣味編】社会人におすすめの資格は?

【仕事編・趣味編】社会人におすすめの資格は?

社会人の資格取得のメリットがわかったところで、今度はどのような資格を取得すればいいかについてお話していきましょう。

資格取得にもさまざまな分野がありますので、ここでは仕事編と趣味編とにわけ、それぞれ3つずつオススメの資格を紹介します。何の資格を取ればいいか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

仕事編

仕事をする上で社会人がもっていると役立つオススメの資格として

  • 日商簿記検定2級
  • FP(ファイナンシャルプランナー)
  • 医療事務管理士

これら3つがあげられます。職歴や職種に問わず取得しやすいものばかりですので持っていて損はないでしょう。

日商簿記検定2級

日商簿記は3級が入門者レベルの内容となるため、仕事で生かすには2級以上の取得を目指しましょう。2級では高度な「商業簿記」と「工業簿記」に関する問題が出題されます。

日商簿記の2級を取得しているということは、中小企業から大企業までの財務状況や経営成績が理解できていることを意味します。つまり2級を取得していれば、経理や財務に関する業務だけではなく、管理職や独立など、幅広いシーンで資格を生かせるでしょう。

日商簿記2級の詳細
受験料:4,720円(税込)
目安勉強時間:100~200時間

FP(ファイナンシャルプランナー)

日商簿記と同じく、仕事でのキャリアアップや転職に生かすためには最低でも2級取得を目指すといいでしょう。

FPは税金や年金、保険などのお金に関する幅広い知識が求められます。FPの資格を持っているということは、経済の動向をいち早く知っていて、金融についての深い知識があることを証明してくれるでしょう。

FP資格をもっていると金融業界や保険・不動産などで歓迎されるだけではなく、一般企業の経理や営業部などでも知識を役立てられますので歓迎される傾向にあるようです。

FP2級の詳細
受験料:8,700円(学科4,200円/実技4,500円)
目安勉強時間:150~300時間

医療事務管理士

女性からの人気が高い資格として常に上位に名を連ねる「医療事務管理士」。結婚・出産などのライフステージに変動があっても医療事務管理士の資格があれば働きやすいことでも人気を博しています。医療事務管理士資格があると、ライフスタイルに合わせた職探しができることも魅力ではないでしょうか。

医療事務管理士の資格取得試験はオンラインでもおこなわれていることから、試験会場に足を運ぶ時間的余裕がない人にもオススメです。また学歴や実務経験の有無など関係なく受験できることも人気の秘密かもしれません。

医療事務管理士の詳細
受験料:学科・実技 7,500円(税込)
目安勉強時間:100~150時間

趣味編

趣味に役立ちそうな資格のなかには、仕事で使える実益的な資格もあります。せっかくですから趣味を生かした資格取得を目指してみてはいかがでしょう。

  • 世界遺産検定
  • 色彩検定
  • TOEIC

世界遺産検定

2006年にスタートした民間資格「世界遺産検定」。観光業界での就職活動で生かすためには2級以上の取得を目指しておきましょう。また大学入試の際に世界遺産検定をもっていると優遇措置が受けられるケースもあります。

世界遺産検定をもっていると、観光業界での仕事に役立てるだけではなく、国際的な教養を身につけられるため、外国の人との親睦を深めやすくなるでしょう。世界遺産を通じて得た知識は、コミュニケーションを深めるための話のネタにもなりそうです。

世界遺産検定2級の詳細
受験料:公開会場試験 5,900円/CBT試験 6,900円(税込)
目安勉強時間:30~60時間

色彩検定

色の使い方の基礎をはじめ、色の組み合わせ方法までを専門的に学習する民間資格「色彩検定」。3級からスタートしますが、実用性を考えると最低でも2級以上は取得しておきたい所です。

あくまでも仕事の補助的な役割を果たす資格ですが、アパレル関連やインテリア関連の仕事で生かせるでしょう。2級では商品デザインやインテリアへの応用に役立つ知識も盛り込まれ、色だけではなく光に関する知識も養えます。

色彩検定2級の詳細
受験料:10,000円(税込)
目安勉強時間:30~60時間

TOEIC

日常生活での使える英語スキルを測る民間資格「TOEIC」。世界で約600万人が受験するほどの人気資格です。最も受験者が多い「TOEIC® Listening & Reading Test」の場合、ビジネスシーンで役立てるためには750~800点程度を目指すといいでしょう。

企業や業種によってはTOEICのスコア次第で、昇進や昇格に影響を与えるケースもあります。努力して高スコアを維持し続けられれば、間違いなくご自身のキャリアアップにもつながるでしょう。

TOEIC® Listening & Reading Testの詳細
受験料:6,490円(税込)
目安勉強時間:450~500時間

社会人が資格取得に向けての勉強のコツ

社会人が資格取得に向けての勉強のコツ

学生時代などと比較すると、格段に勉強をするためのまとまった時間の確保が難しい社会人。思うように勉強が進まなくて焦る人もいることでしょう。そこで以下の4つの勉強方法をご紹介します。

  • スキマ時間を見つける
  • 生活を見直してみる
  • 過去問題をひたすら解く
  • 通信講座を受けてみる

現状を見直し、これら4つの方法で取り入れられることがないかを確認してみてください。どれかひとつでも複数でもかまいませんので、ご自身にあった方法で資格取得を目指しましょう。

スキマ時間を見つける

勉強しようと考えると、まとまった時間を確保し、集中して勉強したほうが効率がよいと考えるかもしれません。しかし何かと忙しい社会人の場合は、通勤時間や休憩時間などのほんの少しのスキマ時間をうまく利用して学習する方法がオススメです。

人間が集中できる時間は長くて30分と言われています。体調や状況によっては15分程度が限界という人もいるでしょう。このことを逆手に取って、15分以内の学習を1日に何回か繰り返す学習方法を取り入れてみてください。

短期集中でのスキマ学習の場合は、問題を解く学習法よりも、テキストを読んだり音声学習を聞くなどの「暗記系」がオススメです。スキマ学習で時間をムダなく効率よく使いましょう。

参考:京都工芸繊維大学 情報科学センター|人間の集中力の限界はどれくらいか?

生活を見直してみる

勉強をするためにまとまった時間を作るためには、現在の生活習慣を一度見なおす必要があるかもしれません。1日の生活サイクルを正しく把握することで、どこに時間のムダがあるかが見えてきて、学習計画を立てやすくなるでしょう。

やみくもに夜遅くまで勉強して、翌日の朝起きることがツラかったり、日中に眠気が抜けなかったりでは、脳も体も休まらず学習効率が落ちてしまいかねません。

人によってどの時間帯に集中がしやすいかは異なるかもしれませんが、可能であれば夜は早めに切り上げてみてはいかがでしょう。朝早めに起きて勉強をするスタイルに切り替えることで生活習慣も整い、学習効果が向上するだけではなく、健康にもつながるでしょう。

過去問題をひたすら解く

資格試験の勉強では、過去問を使った学習は必須となるでしょう。過去問を多く解くことで、試験の雰囲気や問題の傾向などが見えてきます。出題される問題の傾向が理解できていれば、苦手な部分を潰していく学習方法も適用できるはずです。

過去問を使った学習を行う場合は、5年以内の過去問をひたすら解いていきましょう。1周目が終わったら2周・3周と繰り返していくことで定着を図ります。

2周目以降は、間違った問題の確認作業も怠らないようにしてください。周回しているときに2回繰り返して間違えているようであれば、苦手分野かもしくはミスを起こしやすい分野だと考えられますので、別のノートなどに書き出し重点的に復習をおこなうといいでしょう。

通信講座を受けてみる

勉強方法にはいくつかのスタイルがあり、自分自身にあった勉強法を取り入れることも重要です。独学で学ぶことが苦手だという人や、独学となると何をどう勉強していいかわからず立ち止まってしまうような人には、通信講座がオススメです。

通信講座では決められたカリキュラムにもとづいて学習を進めていくため、問題集や参考書を自分で選ぶ手間や時間が省けるでしょう。その分費用はかさみますが、学習に関して悩む時間が抑えられます。

通信講座でも独学と同じく自分一人で学習をおこなうため、計画性や続ける根気が求められます。しかし講座の場合は、わからない問題などが出てきたら質問できるため、安心して学習を進められるでしょう。

まとめ

社会人が働きながらでも資格取得を目指すメリットや、実用的かつ趣味にも生かせる資格、そして資格取得を目指す学習方法を紹介しました。

社会人の場合は時間のやりくりが一番の課題となると思いますので、受けたい試験の日程を確認し、そこから逆算して1日あたりの勉強時間を算出していきましょう。あとはいかにモチベーションを維持できるかが勝負です。

時間的な制約などを考えて、最初から高難易度の資格取得を目指してもいいのですが、まずは頑張れば資格取得に手が届く難易度ものから挑戦してみてもいいかもしれません。ステップアップしながら資格取得の学習を進め、キャリアアップを目指しましょう。

最後のチェックポイント

  • 社会人の資格取得は大変だがメリットも多い
  • 資格は自己成長や昇給、転職の際の武器にもなる
  • 趣味を生かせる資格にもビジネスで生かせる実用性が高いのものがある
  • 社会人が資格取得をするには時間の使い方がポイント
  • 移動中や休み時間などのスキマ時間をうまく活用する
  • 勉強をスムーズに行えるよう生活改善をおこなうことも大事
  • 学ぶ方法は独学以外にもネットや通信の講座もある
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