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履歴書の送付状・添え状は手書き?例文で書き方を解説【テンプレート付き】

date2024年01月12日
履歴書の送付状・添え状は手書き?例文で書き方を解説【テンプレート付き】
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はじめに

就職、転職活動(ハローワークでの応募も含む)をする際に履歴書と一緒に「送付状(添え状)」の同封が必要になるのをご存知でしょうか?この送付状(添え状)とは、「誰が」「何を」「どれだけ」送ったのかを採用担当者に正確に伝えるためのものです。

採用担当者に社会人としてのビジネスマナーもチェックされますので正しい書き方を知っておくと良いと思います。ここでは送付状(添え状)の書き方から郵送方法までを詳しく解説していきますので参考にしてください。

職務経歴書の書き方について悩んでいる方はこちらの記事をご覧ください。書き方のコツや職種別の書き方例、チェックポイント、送り方まで解説しています。

送付状(添え状)は本当に必要?手書きが良い?

送付状(添え状)は本当に必要?手書きが良い?

送付状(添え状)は必要ですが、忘れたからといって採用に直接関係することは多くはないです。しかし、書類選考において数少ない判断材料のひとつとしてチェックされることもあります。また採用担当者への気配りやビジネスマナーのアピールにもなりますので送付状(添え状)は同封するのが好ましいです。

手書きorパソコンどちらが良い?

送付状(添え状)を作成する場合、手書きで作成するのが良いか、パソコンで作成するか迷われる人も多いかと思われます。

送付状(添え状)の役割として必要事項の記載漏れがなく基本的な書式が守られていれば、パソコンか手書きかで選考が左右されることはほぼないと言って良いでしょう。

そのため手書きの作成でもパソコンの作成でもどちらでも問題はありません。文字の筆跡に自信がない方はパソコンで、反対にパソコンを持っていない方や奇麗な文字でかける方はアピールになるので手書きでも良いでしょう。

縦書きor横書きどちらが良い?

パソコンで送付状(添え状)を作成する場合、縦書き、横書きどちらでも問題はありませんが、一般的には横書きになります。手書きで書く場合も縦書きでも横書きでもどちらでも問題はありませんが、縦書きが一般的です。

用紙サイズは?

送付状の用紙サイズは、基本的には履歴書など、他の同封書類とサイズを合わせましょう。B5の書類を送るのであればB5サイズ、A4の場合はA4サイズで作成するのが一般的です。用紙は縦向きで使用しましょう。

送付状(添え状)の書き方

送付状(添え状)は以下の書き方を参考にしましょう。記載内容はもちろん、書く位置と順序にも注意が必要です。ビジネス文書の作成ルールをおさえた上で作りましょう。

送付状(添え状)の書き方

送付年月

書類を作成した日付を右上に記載します。西暦、和暦、どちらでも構いませんが、必ず履歴書や職務経歴書などの応募書類と記載を統一するようにしましょう。

宛先

日付から一段下げ、左寄せで記載しましょう。株式会社を(株)と省略せず企業や部署宛であれば「御中」、担当者宛であれば「様」をつけ、担当者の氏名がわからない場合は「採用担当者様」と書きましょう。

宛先が病院の場合

病院へ応募する場合は、相手の会社を指す「貴社」を「貴院」にします。介護施設なら「貴施設」、医療法人や社会福祉法人は「貴法人」になります。また、資格証明書の提出が応募条件になっている場合は、忘れずに記載・同封しましょう。

自身の連絡先、氏名

自身の連絡先は企業名の下に左寄せして書くようにしましょう。現在の住所を郵便番号から書き、電話番号、氏名をフルネームで記載しましょう。

頭語と時候のあいさつ、相手企業の発展を喜ぶ文章

本文に入る前置きとして入れる文章です。頭語としては「拝啓」が基本です。「前略」は時候のあいさつを省略する際に使う言葉なので使用しないようにしましょう。

時候のあいさつは入れなくても問題はありませんが、時候の言葉を入れる際は月によって言葉が変わりますので以下を参考に履歴書を提出する月に合わせて利用しましょう。

例文:拝啓 初春の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申しあげます。

1月初春の候/厳冬の候
2月立春の候/晩冬の候
3月春分の候/早春の候
4月春暖の候/陽春の候
5月新緑の候/立夏の候
6月初夏の候/梅雨の候
7月盛夏の候/猛暑の候
8月残暑の候/立秋の候
9月初秋の候/秋冷の候
10月仲秋の候/秋涼の候
11月晩秋の候/向寒の候
12月師走の候/初冬の候

本文:応募の経緯

求人の募集を知った媒体の名前(ハローワークも含む)を記載し、採用への応募書類であることを記載する一文を書き記しましょう。

本文:志望動機・自己PR

求人に応募する旨と、簡単な自己PRを書きましょう。あなたの経験やスキル、強みなどを応募先の仕事内容とつなげて、端的にまとめましょう。担当者の共感・納得が得られるようにまとまっているのがベストです。3~4行を目安に書くと良いでしょう。

例文(転職の場合):私は現在〇〇株式会社webマーケティング部に所属し広報から宣伝、各種キャンペーンに関するwebサイトの作成などweb制作に関する業務に携わっております。以前から関心のありました貴社でこれまでの実務経験を活かし貢献していきたいと考えております。

新卒の自己PR例

新卒の場合、応募の経緯を「応募選考書類のご送付につきまして」に変更しまししょう。
本文では学生の頃学んだ知識やこれまでの経験をアピールすると良いでしょう。

例文:大学では経営学部に所属し、マーケティングやweb制作について学んできました。この経験を貴社の業務で活かしたいと考えております。

アルバイトの自己PR例

バイト募集の場合、応募の経緯を「バイト求人の募集につきまして」へ変更しましょう。自己PRはバイトの経験がない場合自分の特徴や得意なことをアピールし、応募先の企業がこれまでのバイト経験を活かせるような業種であれば、アピール材料として活用しましょう。

例文1:学生の頃より野球部に所属しており、体力には自信がありますので、シフトに多く入り貢献をしたいと思います。

例文2:私は人と接する仕事が好きでこれまでに大手レストランチェーン店で3年間ホール業務をしてきました。接客のスキルは身についていますので、今までの経験を活かし活躍したいと思っています。

パートの自己PR例

パート募集の場合も応募の経緯を「パート求人の募集につきまして」へ変更しパート求人への応募という点を明確に記載しましょう。バイト同様自己PRを簡潔にまとめ、経験を活かせる業種であれば積極的にアピールしましょう。

例文:私は不動産会社の事務、経理の経験があります。子育てが落ち着き時間に余裕がもてましたので、以前の経験を活かした業務で貴社に貢献したいと思います。

本文:面接の申し込み

文章の結びにあなたが書類選考を受け面接の機会をいただきたい旨を伝えましょう。ビジネスマナーとして「何卒よろしくお願い申し上げます。」と締めくくりましょう。

例文:つきましては、履歴書と職務経歴書を同封いたしますので、ぜひ一度ご確認いただき、面談の機会をいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

結語

頭語を拝啓とした場合は敬具で締めくくり、位置は右揃えで書きましょう。

同封書類一覧

履歴書 1通、職務経歴書 1通と段落を変えて記載し同封書類の内容と枚数を書きましょう。

以下では送付状(添え状)のサンプルをダウンロードできます。こちらを参考に活用してください。ただし、サンプルをそのまま活用するのは採用担当者に悪い印象を持たれる可能性がありますので、こちらをベースにしてご自身の言葉で作成することをおすすめします。

手書きで作成する場合(例文あり)

手書きで送付状を作成する場合は、縦書きで記載するのが基本です。ビジネス文書として用いるものなので、用紙はシンプルな便箋を選びましょう。罫線が入っているものであれば、より書きやすくなります。

手書きで作成する場合(例文あり)

頭語と時候のあいさつ、相手企業の発展を喜ぶ文章

縦書きの場合は、頭語と時候の挨拶から書き出します。頭語は一般的には「拝啓」を使います。「拝啓」の後には1文字スペースを空けてから、先述した時候の挨拶を書きましょう。

本文:応募の経緯

2行目から本文を書いていきます。求人応募する旨を簡潔に書きましょう。

同封書類一覧

1行空けてから、同封書類の一覧を記載します。「一」のように、漢数字を使って表記しましょう。

本文:志望動機・自己PR

同封書類からさらに1行空けて、志望動機や自己PRを簡潔に書きます。

本文:面接の申し込み

面接の機会をいただきたい旨を結びの挨拶として伝えましょう。「何卒よろしくお願い申し上げます。」で締めくくります。

結語

最後に結語「敬具」を下に寄せて記載します。

送付年月

結語の1行あとに、送付年月日を書きます。西暦・和暦の表記は応募書類に合わせましょう。どちらの場合でも、縦書きでは漢数字を用いるのが一般的です。西暦を使う場合は、「二〇二二年」と表記します。「二千二十二年」などにならないように注意しましょう。

自身の氏名

送付年月の1行あとに、氏名をフルネームで下に寄せて記載しましょう。

宛先

最後の行に宛先を書きます。会社名は省略しないようにしましょう。

送付状(添え状)でやってはいけない例

送付状・添え状の文面においては、採用担当者が読んだ時に、悪い印象を与えかねないNG例がいくつかあります。以下4つの注意点を確認し、送付状の役割に沿った文章が書けているか、改めて注意しながら作成しましょう。

例文をそのまま提出する

インターネットで「送付状」と検索すれば、たくさんの例文が出てきます。しかし、そういったテンプレートをそのまま使うと、誰にでも言えるような定型文だけの送付状になってしまう可能性があります。

送付状はあくまで書類送付の旨を伝えるためのビジネス文書ですが、志望動機や自己PRをまじえて、少しでも企業へのアピールにつながるようにしましょう。

志望動機や自己PRを長々と書く

志望動機や自己PRを送付状に書くことは大切ですが、だからといってあまりにも長々と書いてしまうと、読み手に「送付状の役割を理解していないのでは」と受け取られかねません。

送付状に記載する志望動機・自己PRは長くても3、4行程度で簡潔にまとめ、詳細な内容は履歴書や職務経歴書を使って書くようにしましょう。

条件面など不要なことまで書いてしまう

給与や年収、休暇や勤務時間の希望などを、送付状に書くのはNGです。送付状はあくまで「誰が」「何を」「どれだけ」送ったのかを伝えるための文書なので、勤務する上での条件については記載する必要はありません。

条件面についてどうしても希望していることがある、という場合は、履歴書の「本人希望欄」に記載しましょう。

言い訳や自慢話を書く

送付状は採用担当者が最初に目を通す文書ですが、ここぞとばかりにアピールをしすぎるのは良くありません。履歴書や職務経歴書の自己PRと同様、自慢話にならないように気を付けましょう。

また、自分の経歴などでネガティブに感じていることがあったとしても、言い訳になるようなことを書いてしまうのもNGです。

送付状(添え状)の封筒への入れ方

送付状(添え状)の封筒への入れ方

送付状(添え状)を封筒に入れる順番は、上から送付状(添え状)、履歴書、職務経歴書、その他の書類になります。書類が折れ曲がったり雨に濡れたりしないようまとめてクリアファイルに入れると良いでしょう。また、書類を入れる向きや封筒の書き方にも注意を払いましょう。

送付状(添え状)が入った封筒の郵送方法

送付状(添え状)が入った封筒の郵送方法

送付状(添え状)の郵送は郵便局の窓口から送るのがベストでしょう。これはポスト投函(とうかん)の際に切手料金の不足で返送されるなど、思いがけないトラブルを避けるためです。

郵便局の窓口では切手の代わりにその場で重さを測り、料金分の郵便証紙を貼ってもらえます。窓口であればいつ頃届くのか聞くことができるので安心です。

郵便局が閉まっている時間や夜遅くにしか時間がない方はポスト投函で対応しましょう。その際は切手を利用しますが、切手料金の不足による不達が起こらないように注意しましょう。

料金と対応する重さは下記の通りになっていますので、参考にしましょう。

50グラム以内(クリアファイル+A4コピー用紙2枚)・・・120円
100グラム以内(クリアファイル+A4コピー用紙14枚)・・・140円
150グラム以内(クリアファイル+A4コピー用紙27枚)・・・205円
またA4サイズに対応している角形2号の封筒は定形外郵便物ですので、ポスト投函の際は定形外郵便物の方へ投函しましょう。

送付状(添え状)なしのケース

送付状(添え状)なしのケース

基本的には送付状(添え状)の同封をおすすめします。しかし企業によっては「送付状、添え状は不要」と募集要項に記載されていることがまれにあります。これは採用担当者が添え状と履歴書を分ける手間をなくしたいという思惑があるためです。送付状(添え状)は不要と指定されている場合、封筒に同封しないように注意してください。

履歴書を手渡しする場合

履歴書を手渡しする場合

履歴書を持参し手渡しで受け渡しをする際、送付状(添え状)は必要ありません。

送付状(添え状)の本来の役割として郵送で送る場合や人を介して届けるなど、対面で履歴書を渡すことができない場合に用いるものです。すでに面接が決まっている場合は送付状(添え状)を用意しなくても良いでしょう。

面接官に直接渡す際に、「必要応募書類を提出させていただきます。」や「こちら履歴書、職務経歴書です。ご確認のほどよろしくお願いいたします。」などと伝えるとより丁寧な印象を与えることができます。

まとめ

就職、転職活動をする際にはまず、履歴書の作成ばかりに目がいってしまいますが、送付状(添え状)にもさまざまな役割やルールがあることをおわかりいただけたでしょうか。

基本的には履歴書の内容や面接での対応が重要視されますが、送付状(添え状)でビジネスマナーのポイントを押さえた対応をすることで、応募先会社への就業意欲をより確かなものとして伝えることができます。働くイメージをより強いものにする効果も期待できるでしょう。送付状(添え状)は履歴書などとは異なり記載内容にそれほど個人差が出にくいものになりますので、確実に正しい情報で作成することを心がけましょう。

最後のチェックポイント

  • 送付状(添え状)は必須ではないが、ビジネスマナーアピールのため同封しよう。
  • 企業の指定により「送付状(添え状)は不要」と記載がある場合は不要。
  • サイズは履歴書、職務経歴書と同じB5もしくはA4サイズで。
  • 手書きか、パソコンかで迷ったらパソコンで作成しよう。ただし、奇麗な字でかける人は手書きがアピールになることも。
  • パソコンで作成する場合は横書きで。手書きの場合は縦書きで。
  • テンプレートを参考に本文は自分の思いをアピールしよう。
  • 不要なことまで書かず、送付状の役割に沿って簡潔にまとめよう。
  • 履歴書を手渡しする場合、送付状(添え状)は不要!渡す際にはビジネスマナーを心がけよう。
  • 封筒に入れる際はクリアファイルに入れ折れ曲がりや、雨などに注意しよう。
  • 発送の際はできるだけ郵便窓口から。無理な場合は切手の料金不足に気をつけよう。
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