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ブランディングとは?企業での意味や効果、戦略と使い方をわかりやすく解説!

2021年03月16日
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はじめに

良い商品・サービスを作るだけでは成功が難しい時代において、企業のブランディングは事業の成長や発展のために欠かせません。企業の規模を問わず、近年ますますその重要性が注目されています。

そこでこの記事では、ブランディングの概要について分かりやすくまとめます。意味やその目的、具体的な効果や戦略的な使い方を解説するのでぜひ参考にしてください。

ブランディングとは何か?意味や目的を解説

ブランディングとは何か?意味や目的を解説

ブランディングとは、企業や商品又はサービスそのものの価値を高め、他社とは違う独自の魅力や立ち位置を確立することです。

一般にブランディングといえば、特定の商品やサービスの認知度を上げたり、デザインを統一したりすることを思い浮かべるかもしれません。しかし最近では企業全体としてのメッセージを発信し、価値やイメージを高めていくための取り組みも行われています。ちなみにそれを企業ブランディングと呼びます。

また、消費者だけではなく幅広い対象(株主、従業員、行政、取引先、地域社会など)に向けたアプローチであることも特徴と言えるでしょう。

ブランディングの意味と目的

ブランディングは英語で「branding」と表記され、企業のブランドをステークホルダーに記憶(想起)させる活動を意味しています。例えば「洗剤といえばこのメーカー」「このブランドのスニーカーなら安心」といったように、企業の価値や信頼性などが伝わっている状態を構築するのがブランディングの目的です。

具体的には、スニーカーが必要(又は欲しい)と思った時にいくつかのブランドが選択肢として浮かびます。まずはその一つになること、そしてその中から選ばれることがブランディングの重要な役割になるのです。

そのために、受動的に何らかのイメージを持たれるのではなく、必要な(欲しい)時にブランド想起してもらうために、そして選んでもらうためにブランドの浸透(記憶)させたいポジティブなイメージを戦略的に伝えることが重要です。

情報社会と言われる今、企業の発信する機会が増え、消費者は幅広い選択肢から選べるようになりました。そのため、これまで以上に他社との明確な差別化や魅力的な訴求が求められる時代です。逆に言えば、どんな小さな企業でもブランディングがうまくいけば、規模や資金面に関係なく事業を成功させるチャンスを掴めます。

また、時代の変化は加速する一方で、世の中のニーズや考え方もどんどん変わっていきます。企業ブランディングは一度取り組めば終わるというものではなく、そうした変化を汲み取りつつ、時折見直していくことが非常に重要です。

ブランディングの効果とメリット

ブランディングを実施すると多岐にわたって効果やメリットが得られます。その一部を紹介します。

①売上がアップする

売上のアップは、ブランディングによるメリット(効果)として最も大きな利点だと言えます。ブランディングに成功した企業は信頼性や好感度が高くなり、消費者から選ばれやすくなるため、商品やサービスの売上につながります。
ブランディングの効果として最も重要視することは、今この時に必要(欲しい)という欲求がなかったとしても将来の欲求に対しての購入意思決定に作用することです。必要(欲しい)と感じた時にブランドを想起してもらうために、ブランドをポジティブに記憶してもらうことが重要になります。

②採用が有利になる

人材採用の際にも企業のブランディングによる好影響は大きいです。社会的な信頼や認知度があり、目指すビジョンが明確な企業に人は集まります。したがって優秀な人材を集めやすいと言えるでしょう。

③資金調達がしやすくなる

社会的に向けたメッセージを発信していくため、例えば、SDGsやESGの視点でポジティブなイメージを持たれれば資金調達がしやすくなるメリットもあります。投資家にとって企業の信用度や将来性は重要な指標ですので、そういった面でも企業のブランディング効果は期待できるのです。

このように企業のブランディングが成功すれば大きなメリットを得られますが、それも全ては「ブランディング力」にかかっています。実績を積み上げて信頼を築き、認知度を上げ、差別化を図るというステップを経て、ブランディング力を高めることが大切です。

例えば注目されてきている「社会に対するメッセージ」の一つにSDGsがあります。SDGsを簡単に解説!17の目標や企業が取り組む理由と個人で出来ることの記事で解説していますので差別化の一つのアイディアとしてご紹介します。

リブランディングやマーケティングなどの関連用語

ブランディングという言葉は最近ではよく聞くようになりましたが、それに関連する言葉もいくつか存在します。混同して使ってしまわないよう、それぞれ正しい意味を理解しておきましょう。以下に4つの言葉を紹介しますので参考にしてください。

ブランドとは

ブランドとは、他社との「識別」の役割を果たすものです。必ずしも高級なアパレルショップや自動車メーカーだけを指す言葉ではありません。名称、ロゴなどのデザイン、キャッチコピー、メッセージなどから成り立ち、それらをブランド要素と呼びます。

自社の商品やサービスを他社と識別させ、消費者との関係ができて初めてブランドになる、とも言うことができます。上手にコミュニケーションを図り、一人でも多くのファンを増やしていくことが企業にとっては大切です。ちなみにブランディングはこのブランドを構築するための戦略的な活動になります。

マーケティングとは

マーケティングとは、企業の商品やサービスが消費者に認知され、売れる仕組みを作り出すためのプロセス・活動を指します。例えば、WEBマーケティングやSNSマーケティング、動画マーケティングなど、様々な〇〇マーケティングと呼ばれるものが存在します。それらはWEBやSNS、動画領域での売れる仕組み作りを意味します。マーケティングは、その様々な領域で活動します。

活動範囲としては非常に広く、商品開発から市場調査や分析、広告宣伝、各種web運用、流通、営業活動まで、企業の活動すべてに関わるものと言っても良いでしょう。

企業のブランディングは「他社との差別化」を意識した取り組みにより、選ばれるという効果があり、マーケティングは自社の商品やサービスを「求める消費者に届ける」仕組みを作ることで接点を増やす効果があるため、相乗効果による売上アップや企業や事業の成長へとつなげられます。ちなみに、ブランディングはこのマーケティング活動の一つとして捉えられることになります。

企業のマーケティングで売れる仕組みを作るのはとても大変なことですが、ツールを使って効率的に行うこともできます。IT業界では、SFAやCRMをSaaSのクラウドサービスを活用して成功させている企業もあります。
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リブランディングとは

リブランディングとは、既存のブランドを時代や消費者のニーズに合わせてより良いものに再構築することです。ブランディングに「再び」を意味する「リ(re)」がついた言葉であり、ブランド再生と呼ばれることもあります。例えば、企業ロゴやコーポレートカラー、スローガンなどの再構築がそれにあたります。

企業の維持や継続的な成長のためにも、リブランディングは欠かせません。消費者の声に応え、時代に合った姿に生まれ変わることが大切です。「古い」「市場価値が下がった」「新たな顧客層や市場を開拓したい」といった時には、リブランディングすべきタイミングかもしれません。

デブランディングとは

「分離」を意味する「デ(de)」がついた、デブランディングという言葉もあります。デブランディングとは、あえてブランド名を隠すなど、ブランド名を使わない手法を意味します。

企業のカラーを前面に打ち出さずあえて控えめにすることで、現代的でスマートな印象になり、消費者の生活の中に溶け込みやすくなる効果があります。例えば、ナイキとスターバックスがロゴからブランド名を取り除いた取り組みが有名です。あるいは、既存のイメージから脱却したい場合などにもデブランディングが行われます。

企業のブランディング戦略と使い方(手法)

企業のブランディング戦略と使い方(手法)

企業ブランディングを実施するにはどのような戦略的な使い方があるのでしょうか。

具体的には、自社でブランディングを行う場合と他社に依頼する場合が考えられます。以下では自社でブランディングする際の考え方や、基本的な手法について順に解説します。概要を理解し、まずは全体の流れを掴みましょう。

フレームワーク(戦略設計)

企業のブランディングにおいて最も重要なのは、何よりも「設計」の段階にあります。最初の設計がきちんとできなければ、成功は難しいといっても過言ではありません。

そこでまずは、企業ブランディングの設計を効率化する重要なフレームワークを紹介します。フレームワークとは、必要なポイントをパターン化した、誰でも応用できる枠組み・考え方のことです。3C分析、PEST分析、ポジショニングマップ作成、SWOT分析の4つを紹介しますのでぜひ覚えておきましょう。

3C分析

3C分析とは、以下の3つの「C」について分析する手法です。

  • Customer(市場・顧客)
  • Competitor(競合)
  • Company(自社)

立場の異なるこの3つの視点で外部環境・内部環境の分析を行い、企業のブランディング戦略を決定します。

初めに行うのは市場・顧客の分析です。次に競合他社の状況を分析し、最後に自社の分析に進みます。このステップを踏むことで自社の強みや弱みが浮き彫りとなり、差別化すべきポイントと方向性が見えてきます。そうして導き出された成功要因(KSF)が、企業ブランディングの成功のカギを握ります。

PEST分析

PEST分析とは、以下の4つの頭文字を取った、外部環境を分析する手法です。マーケティング分野の第一人者、フィリップ・コトラー氏が提唱したことでも知られます。

  • Politics(政治的要因)
  • Economy(経済的要因)
  • Society(社会的要因)
  • Technology(技術的要因)

PEST分析では世の中の流れをこの4つの要因から捉え、外部環境の変化や影響を把握します。企業を取り巻く環境を中長期的に分析できるため、企業ブランディングを考える上では重要な役割を果たします。また、世の中の変化やトレンドを確実に捉えるため、一度ではなく都度実施していくべきでしょう。

ポジショニングマップ作成

市場における企業の立ち位置を把握するのに役立つのが、ポジショニングマップの作成です。競合との差別化を明確にし、消費者に対してどう訴求すべきかを捉えることができます。

例えば「安い⇔高い」「カジュアル⇔フォーマル」「革新的⇔伝統的」など、対になる要素を縦軸と横軸に選び、自社および競合他社の位置を記入していきます。視覚的に競合優位性が把握でき、また市場の中でどれだけ差別化できているかが分かります。

ポジショニングマップを作成する際には軸の選び方が重要ですので、消費者や社会が求めている要素、独自性の生きる要素を考慮して分析します。

SWOT分析

SWOT分析とは、以下の4つのカテゴリーから要因分析を行う手法です。

  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

縦軸(内部環境/外部環境)と横軸(プラス要因/マイナス要因)という2つの軸で4つのカテゴリーに分析します。内部環境にあたる「強み」「弱み」は企業努力によってコントロール可能です。一方、外部環境に当たる「機会」「脅威」は政治や景気、社会動向、技術革新などコントロールできない要因です。

それぞれの項目を把握することで現状を理解し、戦略的な企業のブランディングにつなげることができるでしょう。

ブランドコンセプトの設定

自社及び、商品やサービスにおける環境分析やポジショニングを明確にしたら、ブランドコンセプトを設定します。それは、自社及び商品やサービスの強み(魅力)とターゲットのニーズや課題(悩み)をマッチングさせることを考慮して設定することです。

例えば、サービスの魅力が「楽しい時間」を提供するものならターゲットは「楽しい時間」を求めている人になります。さらにシニア層に絞るなら「上質な楽しい時間」とより明確にすることでそのターゲットとのマッチング度合いの向上を図ります。
コンセプトが設定できたらターゲットに向けたアウトプットをしていきます。例えば、コーポレートスローガンやロゴなどが代表的なアウトプットになります。そして、様々な領域、例えば、WEBやSNSなどの施策(コミュニケーション)を重ねることでブランドをポジティブに浸透(記憶)させて「選ばれるブランド」を構築していくのです。

ブランディングの効果測定(PDCAサイクル)

ブランディングの施策から効果測定を行うために業務改善の手法として有名な「PDCAサイクル」を活用することができます。PDCAサイクルとは、以下の4つの流れを繰り返すことで目指す状態に近づいていくための考え方です。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

よく知られた手法でもあり、ビジネスにおいては馴染みのある人も多いでしょう。以下では企業のブランディングにおいて各プロセスで具体的に考えるべきことを解説します。

Plan:計画

PDCAサイクルは、最初は「Plan:計画」から始まります。つまり、企業のブランディングを実施する目的と達成したいゴールを設定し、そのための戦略を立案するということです。先述した4つのフレームワークを活用し、自社と競合他社の状況、取り巻く環境などをしっかり把握した上で、どう差別化していくのかを決定します。

ここで大切なのが、一番初めの段階でブランドのコンセプトをきちんと明文化しておくことです。以降のプロセスにおいて途中でぶれずに立ち返ることができるよう、言語化して共有しておきましょう。

Do:実行

次の段階は「Do:実行」です。Planで決定したブランドコンセプトをもとに、実際に開発、制作、発信をしていきます。企業ブランディングの成果に直結するとても重要な段階です。

まずは企業ロゴやイメージカラーといった基本的なブランドデザインの決定が必要です。そこから自社サイトや名刺、商品やサービスの広告、パッケージ、SNSなどに発展させ、ブランドとしてのメッセージを多角的に伝えていきます。

そして上記に挙げたようなアウターブランディング(社外向け)とは別に、インナーブランディング(社内向け)も非常に重要です。ブランドコンセプトや目指す方針を社員と共有し、意識を統一していくことが成否を分けるとも言えます。

Check:評価

Doの次は「Check:評価」に移ります。達成したいブランドの姿に対し、Doの取り組みを通じてどれだけ達成できているかを振り返るステップです。

例えばブランドの認知度や好感度などを調査したり、インタビューなどでリアルな声を聞いたりすることも有用です。発信してきたブランドイメージがどれだけ伝わっているかを確認し、理想と実態のギャップを掴むことが、次に活かすための手がかりとなります。

企業として発信しているブランドの姿と、世の中から見えているブランドの姿には必ず差があるものです。これを常に意識し、定期的にチェックすることが大切です。

Action:改善

最後の段階は「Action:改善」です。Checkで見えた課題に対し、具体的な対応をして改善につなげていきます。デザインや広告の一部修正で済むケースから、戦略やブランドコンセプトそのものを根本的に見直すケースまで、課題によって講じる対策も異なります。

そしてP・D・C・Aのステップを一通り終えたら、また元に戻って「Plan:計画」から繰り返していきます。そしてスパイラル上に改善を繰り返していくことで、企業のブランディングを着実に前進させることができるのです。

ブランディングコンサルタント

ブランディングコンサルタント

前述では、自社でブランディングに取り組む場合の具体的な手法を解説しました。しかし、企業のブランディングは非常に奥が深く難しいものです。適した人材や時間の確保も簡単ではありません。

そこで外部に依頼するという方法もあります。ここではブランディングコンサルタントに依頼する場合について見ていきましょう。

外部に依頼するメリット

外部のコンサルタントに企業のブランディングを依頼するメリットはいくつか挙げられます。

まずは外から見た客観的な立場で意見を聞くことができる点です。自社内でブランディングを実施すると、どうしても視野が狭くなり自社の立場から物事を考えてしまうため、世の中のニーズとずれてしまうリスクがあります。コンサルタントという第三者の視点があれば、新しい発想につながることもあるでしょう。

また、コンサルタントはブランディングのプロです。豊富な知識と経験から、無駄のない効率的なブランディングを行うことが可能です。自社で取り組むことも可能ですが、手探りで進めるよりもずっとスピーディーに成果を出すことが期待できます。

コンサルタントを選ぶ方法

企業のブランディングは、企業の命運をかけた重大な取り組みです。コンサルタントを選ぶ際には、慎重に見極めることが求められます。

ポイントとしては、自社の業界や重視するテーマ(経営課題)について専門性の高いコンサルタントを選ぶことが第一です。コンサルタントは非常に多く存在していますが、自社の現状に最も適した相手に依頼しましょう。また、コンサルティングの経験数、成功事例、対象企業の規模なども判断材料となります。

そして重要なミッションを任せる相手だからこそ、相性もやはり大切です。色々なやり取りを通じて本当に信頼できるか、誠実に寄り添ってくれる姿勢があるか、ツールやノウハウだけに頼っていないかなど、実績以外の面からの判断も必要と言えるでしょう。

ブランディング以外にも企業の経営課題を解決するコンサルタントは存在します。I T業界では、SFAやCRM、ERPパッケージをSaaSのクラウドサービスを活用して成功させている企業もあります。
そういったITコンサルタントのSFAやCRMに興味がある方は、こちらを
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ブランディング戦略の成功事例

ブランディング戦略の成功事例

ブランディングを成功させるために、企業は様々な戦略を立てることになります。そしてブランディングには様々な視点での戦略があります。以下では、ブランディングの戦略における成功事例の一部を紹介します。

ブランディングデザインで成功した事例

ブランディングデザインで成功した事例の一つとしてユニクロが挙げられます。かつてはチェーンストア戦略によって安売りの量販店のイメージがありましたが、2000年以降の低迷期にブランディングデザインの戦略によりイメージを180度転換させました。

まずは、ロゴを人入りのマークからシンプルな赤背景に白文字の「ユニクロ」と「UNIQLO」に一新したのです。まさに、ユニクロの特徴であるシンプルで機能的かつスタイリッシュさを表現しています。このロゴデザインと服のデザイン、店舗デザインによる見た目の印象を統一することでブランディングをデザインから成功させています。

他にもシンプルなロゴ化させた事例で海外のスポーツクラブチームでユベントスというサッカーチームがあります。ユベントスでは、クラブの歴史やアイデンティティの象徴であるエンブレムをJuventus(ユベントス)の「J」を打ち出したロゴへと再構築しました。それにより、魅力あるアイコンとして人々に親しまれ浸透(記憶)された結果、グッズの売上も大幅にアップしました。ちなみに、このアイコン化を参考にしたのが野球のメジャーリーグチームのニューヨークヤンキースの「NY」ロゴです。「NY」は、ファッションアイコンとして野球ファンではない若者たちにも親しまれ、帽子やリュックなどのグッズが世界的に売れています。こういった効果をユベントスも目指しています。

イメージ戦略で成功した事例

イメージ戦略で成功した事例の一つとしてコカ・コーラが挙げられます。クリスマスのサンタクロースの服のイメージはコカ・コーラです。かつてのテレビコマーシャルでは、友人や恋人、家族との楽しいひとときの中にコカ・コーラがありました。そんなコミュニケーションを通して、日常も特別な日も“コカ・コーラのある時間は楽しい“というイメージを持っている人は少なくないと思います。まさにイメージ戦略で成功している事例と言えるのではないでしょうか。

ブランドコンセプトで成功した事例

ブランドコンセプトで成功した事例の一つとして星野リゾートが挙げられます。星野リゾートは、「リゾート運営の達人」をコンセプトに掲げ、「星のや」、「界(かい)」、「リゾナーレ」というブランドを全国展開しています。

「星のや」は、圧倒的な非日常感を演出するラグジュアリーな和の体験を。「界」では、地域の魅力を再発見できる和にこだわった上質な温泉旅館を。「リゾナーレ」は、洗練されたデザインと豊富なアクティビティを提供するリゾートホテルと、それぞれのブランドコンセプトは徹底されています。そのため、ターゲットが明確になり、コンセプトに共感してくれる人が利用するため、顧客満足度も高く、選ばれるブランドになっています。

まとめ

商品やサービスが溢れる時代において、企業のブランディングはどんな企業にも求められています。自社のブランドを上手に育成することができれば、長期的な収益につながり、さらなる発展を生み出す好循環が生まれます。

自社で企業のブランディングを実施する場合は、今回紹介したようなフレームワーク、PDCAサイクルなどを活用し進めていくことが大切です。もしくは信頼できる外部のコンサルタントに依頼するのも良いでしょう。社会に求められる企業でありつづけるために、企業のブランディングの重要性は今後も増していくと考えられます。

最後のチェックポイント

  • ブランディングとは、企業そのものの価値を高め他社とは違う独自の魅力や立ち位置を確立すること
  • 他社との明確な差別化が求められる時代であり時折見直すことも重要
  • ブランディングが成功すれば、商品やサービスの売上拡大に直結し人材採用や資金調達などの面でも大きなメリットがある
  • 自社でブランディングを行う場合は、3C分析、PEST分析、ポジショニングマップ作成、SWOT分析などのフレームワークが活用できる
  • 企業のブランディングにおいてもPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)は有効
  • 外部のブランディングコンサルタントに依頼する場合は、専門性や実績、相性などから慎重に見極めることが大切
【会社選びは、仲間探しだ】IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
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update2025
何が起こるかわからない。
あらゆる予測は覆る。
私たちはそれを思い知った。
じゃあこれからどう生きるか。
セラクは、チャレンジを選ぶ。
まず見据えるのは5年後。
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自ら突き進む強さを。
読めないからこそ、
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2025年を、アップデートしよう。
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