業界/資格

フリーランスになれる職種や仕事内容とは?仕事の探し方やお仕事テクニックからワーキングスペースまで全て教えます

2020年01月30日
タグ:

はじめに

フリーランスに最も必要なものは「時間」でも「ハイスペックPC」でもありません。スキルがあることは勿論ですが、自分を売り込む「営業力」とクライアントを納得させ満足させられる「交渉力」が求められます。

フリーランスになりたい!でもフリーランスって実際どんな働き方!?

フリーランスになりたい!でもフリーランスって実際どんな働き方!?

ここでは、「フリーランス」の働き方の実態について、詳しく説明していきます。フリーランスは、基本的に仕事を探して契約し、完了するところまで自分一人で行います。そのため好きな時間に好きな場所で「自分の都合に合わせて自由な働き方ができる」イメージを抱いている方が多いのではないでしょうか。しかし、このイメージはどれほど正しいのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。

フリーランスとは

フリーランスとは、「特定の企業や組織に所属せず、プロとして自身のスキルを提供しお金をもらう」働き方のことを指します。企業に雇用された状態で仕事を行う場合と異なり、「案件ごとに契約し、業務を遂行する」という働き方の形態となります。

個人事業主とフリーランスの違いは何かと疑問に持つ人もいるかもしれません。「案件ごとに契約し、業務を遂行する」という形態であれば、自身で会社を設立して同様の働き方をしている場合もフリーランスに含まれます。
フリーランスのうち、法人を設立している人以外は個人事業主となります。個人事業主とは税務上の所得区分です。株式会社や合同会社として法人設立をしないで、個人で事業を行っている人のことです。最初は個人事業主で事業を始めて、売り上げが多くなってきた際に法人化する人もいます。

また、働き方を「フリーランス」と呼び、フリーランスで働く人のことを「フリーランサー」と呼んで区別するケースもあるようです。

フリーランスのお仕事の流れ

  1. 仕事を探す/依頼を受ける
    まずは仕事を探すところから始まります。仕事を見つける方法としては、公募されている案件に応募するケースや紹介サービスを利用するケースなどが考えられます。ある程度の実績を積んでいれば、個人のHPやSNSを通して直接クライアントから依頼がくるケースも存在します。

  2. クライアントに実績を提出する(必要に応じて)
    相手から依頼がきた場合は、実績の提出を求められることはあまりありません。一方、こちらから応募する場合は、自身のスキルや経験について実績を元にアピールしなければなりません。ここでうまく自身の能力を伝えられるかどうかが、案件獲得を握るカギとなります。

  3. 細かい内容や条件などについてクライアントと打ち合わせをする
    仕事内容について、自身のスキルと相手のニーズが本当にマッチしているか、また報酬や納期など具体的な面について、メールや電話を介してしっかりと打ち合わせをします。クリエイティブ系の職種の場合はポートフォリオの提出をするとスキルイメージを具体的に伝えることができます。

  4. 業務委託契約を結ぶ
    自身とクライアントの両者が合意できれば、業務委託契約を結びます。契約を結ぶ際に条件の見落としやクライアントとの齟齬がないように、契約書を入念に確認する必要があります。紹介サービスを利用する場合は、サポートを受けることができます。

  5. 仕事に取り掛かる
    契約で取り決めた日から仕事を開始します。そして、指示された日までに仕事を完了し、クライアントに納品します。もし修正の依頼があれば、再度仕上げます。クライアントの信用に関わってくるので、締め切りは厳守です。

  6. クライアントからの完了報告をもらう
    クライアントが納得して完了報告をしてくれれば、無事に案件は終了となります。

  7. 期日までに請求書を送付する
    案件が終了したからといって安心していると、うっかり報酬を受け取り損なうなんてことも起こりかねません。報酬の振り込み日を確認し、期日までに請求書を送付しましょう。クライアントが請求書に記載する金額を伝えてくれる場合もありますが、会社によって異なるので、自分から作成する習慣をつけておくと良いでしょう。

会社員を辞めたいからフリーランスは間違い?フリーランスの現実

上記の通り、フリーランスの仕事の流れ自体はシンプルです。案件をこなしていくうちに、一人でもスムーズに進められるようになるでしょう。けれども、フリーランスで働くときに良いことばかりではないことも知っておきましょう。

  1. 仕事がない
    まずフリーランスが直面する現実の厳しさが自分で営業しない限り「仕事がない」ということです。どれだけスキルがあっても、実績に対する信用や人脈がないうちはすぐに仕事を得ることは難しいでしょう。しかも、一度お仕事をもらえても、継続的に依頼がくるかどうかはわかりません。フリーランスには、自分を売り込む「営業」スキルと継続的に仕事を依頼される「信用力」が極めて重要になってきます。

  2. オーバーワークになりやすい
    フリーランスとして軌道に乗り仕事がもらえるようになってもオーバーワークになる可能性があるので体調管理に気を付けましょう。一人で仕事をするため時間も労力も限られますが、仕事がなくなる不安があるため、仕事を断ることに心理的ハードルが高くなりがちです。結果として依頼を受けた分だけ抱え込んでしまうため過剰労働につながりやすいのです。

  3. トラブルがあっても後ろ盾がない
    会社という後ろ盾がないため、フリーランスは「クライアントから報酬が払われない」などのトラブルに見舞われた場合、自分自身で対処する必要があります。そのようなトラブルは滅多に起こらないようにも思えますが、中には「一個人に過ぎないフリーランスは立場が下だ」と見下すクライアントがいるのも否定はできません。フリーランスとして働く方が組織の一員としてやり取りをする場合より、そうしたトラブルに遭遇する可能性は高まるでしょう。

「会社員を辞めたい」というだけで安易にフリーランスになるのは危険です。もっとも、自己責任と自由は表裏一体であり、全ての業務を自分一人で行えることこそが、フリーランスの魅力でもあります。自分の頑張り次第で会社員では叶えられない月収を得ることができる点や、プライベートに合わせて仕事量を調節できるという点など、フリーランスになることで受けられるメリットもあります。

こんなにある、フリーランスの職種・お仕事内容

ここからは、フリーランスで働きやすい職種やその仕事内容について説明していきます。ITエンジニアやWEB関連の仕事、デザイナーなどあなたに合った仕事があるか確認していきましょう。

フリーランスITエンジニア

WEBサービスの開発などを行うITエンジニアは、会社員とフリーランスで仕事内容に大きな違いはありません。ただし、フリーランスの方が自由に請け負う案件を選ぶことができます。契約単位で仕事を受注するので、作業場所や時間を自分で決められるほか、スキルが上がれば会社員よりも年収が高くなる場合があります。仕事の獲得方法は、フリーランスのエンジニアを対象としたエージェントや、会社員時代のコネクションを介するものが多いようです。

WEBの仕事

企業や自治体などのウェブサイトを、エンジニアと連携しつつデザインするのが主な仕事です。ビジュアル的なセンスも重要で、クライアントと話し合いながら修正を重ねていくことが多いようです。労働時間が長くなりがちなため、フリーランスで働く場合はオーバーワークにならないよう時間管理に注意してください。フリーランス向けの仲介サービスやHP、SNSなどから仕事を受注することが多いようです。

デザイナー

WEBやフライヤー(チラシ)といった様々なジャンルのデザイナーも、多くの方がフリーランスとして活動しています。商品やWEBサービスなどのデザインを、案件ごとに請け負います。駆け出しのころは、フリーランス向けの仲介サービスでの受注が中心になります。実績を積んでいく中で、作品を気に入ったクライアントからデザイナーとして認められれば、依頼が増えていきます。

看護師

国家資格を所有している看護師もフリーランスとして働けます。求人サイトに登録し、高齢者などの自宅で行う訪問介護や、学校や会社で行われる定期検診での医師の補助などの業務に当たります。病院勤務より時間などの融通がききやすく、時給あたりの報酬はフリーランスの方が高い傾向にあるようです。看護師向けの求人サイトで仕事を探すことができます。

管理栄養士

同じく管理栄養士も国家資格なので、フリーランスで活動することができます。病院や老人ホームでの栄養指導のほかに、自分で料理教室や食育イベントを開催するなどの活動が考えられます。仕事を獲得する手段は、求人サイトの利用のほかにSNSなども大きな割合を占めます。

カメラマン

副業としてカメラマンをしている時期を経てから、専業のフリーランスカメラマンになる人が多いようです。学校のイベントや結婚式の記念写真から、出版物・WEBメディアの掲載写真まで様々な仕事があります。副業をしていた時のコネクションを利用したり、幼稚園や学校、写真館など施設の募集に応募したりというのが仕事探しの基本になります。実績豊富なカメラマンは、出版社やWEBメディアに直接営業することもあるようです。

翻訳者

英語が得意な方が経歴問わず自宅で活躍できるということで、人気が高まっているのがフリーランスの翻訳者です。本の翻訳のほかに、HPやWEB上の記事の翻訳、動画の字幕作成などの案件があります。仕事を探す際は、クラウドソーシングサイトや案件マッチングサイトで「未経験OK」の案件を探すところから始まります。コツコツと実績を重ね、経験を積むことで単価の高い仕事やSNSなどを介した直接依頼も受注できるようになります。また、翻訳会社に登録して仕事をもらうケースもあります。

様々な職種のフリーランスのなかで、一部フリーランスのエンジニアについても詳細を確認できます。ご自分の実力やスキルを最大限に活かせるかについて再確認する意味合いでもこちらのフリーランスエンジニアになるには?年収や案件獲得の現実をメリット/デメリットも交えて解説についての記事を参考にしてみてください。

フリーランスのお仕事の探し方

フリーランスのお仕事の探し方

では、フリーランスで仕事を探すにはどうすれば良いのでしょうか?マッチングサイトやアプリなど、以下で3つの方法に分けて説明していきます。

お仕事マッチングサイトで探す

フリーランス向けに仕事をマッチングしてくれるサイトを、「クラウドソーシングサイト」と呼びます。マッチングサイトは、初心者からベテランの方まで気軽に使うことができ、数多くの案件が掲載されています。そのため、実際にマッチングサイトを活用して仕事を得ているフリーランスの方もたくさんいるようです。
数あるクラウドソーシングサイトの中でも特に利用者が多いのが、「クラウドワークス」と「ランサーズ」という2つの大手サイトです。ほかのクラウドソーシングサイトと比べて、こちらの2サイトは掲載されている仕事のジャンルや種類、件数などがかなり豊富です。フリーランスとして活動をすることになった場合にも、重宝するサイトなので覚えておきましょう。
こうしたサイトでは、手数料が発生するものの、様々な案件をサイト上で一気に見ることができ、仕事の受注から完了まで全てネット上で行うことができます。

お仕事マッチングアプリで探す

サイトよりもさらに手軽に、スマホのアプリでお仕事を探すこともできます。上記で紹介した「クラウドワークス」「ランサーズ」はアプリでも利用できますし、デザイン関連のスキルの売買をマッチングしてくれる「ココナラ」や、30分単位で自分の作業を売ることができる「タイムチケット」といったアプリもあります。
フリーランス特有のフットワークの軽さを効果的に生かすには、こうしたアプリの活用がカギを握りそうですね。

紹介でお仕事をもらう

着実に実績を積んでいけば、一度契約したクライアントから継続して仕事を依頼してもらえたり、ほかのクライアントを紹介してもらえたりする機会も得られるでしょう。こうした形で獲得したお仕事は、マッチングサイトなどで獲得したお仕事よりも高単価なものが多くなりがちです。誠実な対応や仕事を心掛けることで信頼の獲得を目指しましょう。

フリーランスの効率的なお仕事テクニック

フリーランスの効率的なお仕事テクニック

ここからは、実際にフリーランスでお仕事を行っていく上で効率を高めるためのテクニックを紹介していきます。

受けたいけど受けられない!次につながる断り方テクニック

フリーランスでは、「状況に応じてお仕事の依頼をきちんと断れるか」が重要になってきます。
すでに手一杯なのについ仕事を引き受けてしまいオーバーワークになると、自身の心身の健康を損なったり、仕事のクオリティが下がったり、期日に間に合わず迷惑をかけたりといった事態になってしまいます。仕事を断る時は、「感謝する→断る→理由を伝える→提案する」という流れを押さえましょう。

誠実で丁寧な対応を徹底していれば、相手を不快にすることはまずありません。より具体的には、以下のような断り方を意識しましょう。

  1. 仕事の依頼をしてくれたことに対する感謝や喜びを伝える
  2. 相手に敬意を払いつつ、仕事を受けられないという旨を伝える
  3. なぜ仕事を受けられないのか、自分の状況や思いを素直に伝える
  4. 仕事を受けられそうな時期や、自分の代わりにその仕事をできそうな人など、代替案を提示する

こうした対応ができれば、依頼相手に「また機会があれば依頼してみよう」と思ってもらえるでしょう。

以下で実際に断りを入れる際に送るメール例文を紹介するので、参考にしてください。

【お断りの例】

株式会社○○
△△様
 
平素大変お世話になっております。
ライターの□□です。

追加でのご依頼、誠にありがとうございます。
ぜひ受注させていただきたいところなのですが、
不本意ながら今回の案件は見送らせていただきたく存じます。
 
現在、引き受けている仕事と納期が重なっており、
このまま受注すると、御社にもご迷惑をかけかねません。
 
納期について来週の○月○日(月)15時以降でしたら対応可能です。
折角お話をいただいたところ大変恐縮ですが、
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
 
ライター・□□

また、「引き受ける余裕がないわけではないけれど、受けたくない依頼」をされた場合もあると思います。クライアントと相性が合わない、条件が悪い、などのケースです。そのような場合は、思い切って高額な報酬を提案してみるのも手です。そうすれば大体は先方から断ってくれますし、引き続き依頼される場合も相応の報酬が得られることで状況も変わってくるでしょう。

仕事場は重要!オススメのワーキングスペース

フリーランスの仕事場は、自宅やカフェなどのワーキングスペースのどちらかになることがほとんどです。より快適な環境を選ぶことで仕事の効率を高めることができます。

  1. 自宅で作業をする場合
    フリーランスとして仕事を始めるにあたって、少しでもお金を節約したいという方もいるかもしれませんが、デスクとチェアは思い切って良いものを購入しましょう。これだけで作業効率が圧倒的に上がります。具体的には、デスクは広めでぐらつかないものを、チェアは肘掛け・ヘッドレスト付きで体の大きさに合ったものを購入することをオススメします。

  2. 自宅外のカフェなどで作業する場合
    自宅では集中できないという方も多いと思うので、自宅外の作業スペースとしてオススメな場所を紹介していきます。

    (1)チェーン店のカフェ
    多くの店舗でWi-Fiと電源が自由に利用できるのが最大の魅力です。ただし店舗によっては混雑し過ぎてうるさかったり、席がなかったり、あるいは席と席の距離が狭過ぎて落ち着かなかったりするので、お気に入りの店舗を探しましょう。

    (2)ファミリーレストラン(ファミレス)
    混み合う時間帯を避ければ、広めのテーブルでゆったりと仕事ができます。夜間に営業している店舗も多く、ドリンクバーなどを頼めば安価に長時間滞在できるのも魅力です。Wi-Fiや電源が設置されているかどうかは店舗によりますので、これも各自でチェックするようにしてください。

    (3)カラオケ
    作業スペースとして利用している人は意外と少ないかもしれません。実は、個室なので騒音を気にする必要なく電話や語学学習ができたり、息抜きに歌を歌うことも可能だったりと、作業に向いているスペースでもあるのです。唯一の懸念点は料金が割高なことでしょうか。平日の昼間だと安い価格設定になっていることもありますので、うまく利用してみてください。

    (4)コワーキングスペース
    飲食店やカラオケと違って作業専用のスペースなので、快適性は段違いです。Wi-Fi、電源はもちろん、プリンターなど周辺設備も豊富に揃っています。最近は都市部を中心に施設数が増えており、料金も長期間の契約を結べば安くなることが多いです。自宅外で本格的に作業をしたいのであれば断然オススメです。

フリーランスにお仕事を依頼したい人必見!良いフリーランスの探し方・頼み方

フリーランスにお仕事を依頼したい人必見!良いフリーランスの探し方・頼み方

フリーランスに仕事を依頼したいと考えている人向けに、良いフリーランスの探し方・頼み方についても簡単に解説したいと思います。フリーランスを探す時は、スキルを重視するのが大切です。フリーランスに仕事を頼もうとする人の多くは、少しでも外注費用を安くしたいという気持ちから、「価格」を最優先にしてしまいがちです。

しかし、低価格で仕事を引き受けてくれるフリーランスは、スキルや経験不足の場合が多くあります。安く請け負ってくれるからと飛びつくと、「安物買いの銭失い」という結果になってしまうことも少なくありません。そのため、ある程度スキルを重視して選んだ方が、コストパフォーマンスは高くなることの方が多いのです。

ちなみに、スキルが高いフリーランスを見つけるために一番信頼できる情報は、「口コミ」です。特に知り合いの口コミ情報は参考にしましょう。同業の方が依頼しているフリーランスを紹介してもらうのも確実性の高い方法です。

まとめ

フリーランスで働く上での仕事の流れや注意事項、実際にフリーランスで働ける職種など、一挙に説明しました。フリーランスは全てを自分で行わなければならないためリスクは多くなりますが、その分自由ややりがいを感じられる働き方だと言えるでしょう。フリーランスで働くことを考えている人にとって、この記事が何かのきっかけになれば幸いです。

最後のチェックポイント

  • フリーランスは高スキルが前提
  • 営業力、交渉力、信用力が重要
  • スケジュールと体調の管理に注意が必要
  • アプリや紹介など複数の仕事獲得方法を知ろう
  • 自分に合った作業スペースを見つけよう
  • フリーランスを探す際は口コミも有益
【会社選びは、仲間探しだ】IT業界に挑戦したい23年卒の方、私たちの仲間になりませんか?
株式会社セラク 開く
update2025
何が起こるかわからない。
あらゆる予測は覆る。
私たちはそれを思い知った。
じゃあこれからどう生きるか。
セラクは、チャレンジを選ぶ。
まず見据えるのは5年後。
見えないからこそ、
自ら突き進む強さを。
読めないからこそ、
荒波を超える柔軟さを。
未来を変えられるのは
今の自分だけだから。
2025年を、アップデートしよう。
ここから。