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【履歴書の書き方】本人希望欄|正しい書き方は?特になしはNG?

2022年02月28日
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はじめに

履歴書には必ず、本人希望欄があります。「本人希望欄なのだから希望条件をなんでも書いておこう」……実はこれ、NGです。基本的に本人希望欄には「貴社の規定に従います」と記入するのが一般的です。では書くべきことがあるとしたらどんな内容なのか、どのように書いたらいいのか、または書くことがないときはどうしたらいいのかについて見ていきましょう。

本人希望欄とは?

本人希望欄とは?

本人希望欄とは、入社する上でその条件でなければ勤務できない特別な事情がある場合に記入する項目です。「希望」という言葉から「できれば……がいい」程度の軽い要望を連想する人もいるかもしれませんが、面接官や採用担当者には「譲れない条件」と判断されることが多いです。そのため、内容や書き方によっては書類選考を通過できない場合もあります。十分、書き方には注意を払いましょう。

採用担当者が確認しているポイント

求職者には働くうえで百人百様の事情があります。採用担当者は求職者が抱えている事情に対して何を配慮しなければならないか把握するために本人希望欄を確認することがあります。その内容をもとに自社が条件を満たせるか、本人の希望を用意した求人要件でかなえることができるのかについて検討します。どうしても難しいと判断した場合は「ご縁がなかった」という結論になるでしょう。ですから、本人希望欄には最低限どうしても必要な条件だけを書きましょう。「こうだったらいいな」というノリで希望する条件を安易に、自由に書いてしまったらせっかくの門戸が狭くなってしまうかもしれません。

本人希望欄の基本的な書き方・コツ

本人希望欄の基本的な書き方・コツ

ここまで採用担当者が確認しているポイントについて話しましたが、選考段階で「条件がない場合」や「募集要項に複数の職種がある場合」など、希望欄に書く時は謙虚さが伝わるようにていねいに書くと良いでしょう。派遣社員、新卒、パートなど雇用形態が違っていても同様です。では、本人希望欄の基本的な書き方やコツについてどのようにしたらいいかみていきましょう。

本人希望記入欄は以下画像のように履歴書の下部に配置されていることが多いです。

「特になし」はNG

特に希望する条件などがない場合でも「特になし」と書くことはやめましょう。「貴社の規定に従います」または「貴社規定に準じます」と書くのがマナーです。また書くことがないからといって空欄のままにしておくと、記載ミスや記載漏れと判断される可能性もあります。履歴書を漏れなく書くことは、社会人としての基本的な能力の確認という意味合いがあります。誤解を招かないように空欄は避けましょう。

待遇や勤務条件の希望は記載しないほうが良い

給与や待遇については通常面接時に直接顔を合わせた状態で面接官や採用担当者から確認されるものなので、履歴書には書かないのがマナーです。まだ面接にも進んでいないのに本人希望欄に年収はどれくらい欲しいなどと書いてあると要求の高い人だと思われ、ネガティブな印象がつきかねません。

絶対条件を記入し、それ以外は面接ですり合わせを

本人希望欄は「この条件でなければ働けない」という絶対条件を書くにとどめます。給与や待遇をはじめ、細かい条件については面接が進んでいけば自然と話題になる場面が多くなるので、その機会に話したほうがよいでしょう。話題にのぼらなかった場合は最後の質問時間に聞きましょう。ただ、そのような場であっても「会社や仕事の中身よりも条件ばかり気にする人だ」というような印象を面接官に与えないよう注意する必要があります。謙虚な姿勢を崩さず、上手に交渉しましょう。

簡潔に書く

絶対条件であっても採用担当者にマイナスイメージを与えないよう、内容はできるだけ簡潔に、押しつけがましくならないように注意して書く必要があります。「こんな事情を抱えて自分はこんなに不幸で大変だ」といった情報は相手にネガティブな印象を与えてしまいます。また長々と書かず、箇条書きにして文章量が8割以下であることを意識し、事実だけをシンプルに書きましょう。

書くべき内容・書かないほうが良い内容

書くべき内容・書かないほうが良い内容

基本的な書き方やコツを掴んできたところでより注意しておくべきポイントとして、本人希望欄に書いたほうがいい内容と書かないほうがいい内容があります。採用担当者にマイナスイメージの印象を持たれないために、書くべき内容、書くべきではない内容それぞれについて書き方とともに具体的に見ていきましょう。

書くべき内容

ここでは本人希望欄に書いたほうがいい事がらについて例文を見ながら説明します。どのような書き方についても、重要なポイントになりますのでぜひ参考にしてください。

複数の職種で募集されており、希望職種がある場合

企業の募集要項に複数の職種が載っている場合は、自分がどの職種を希望しているのか明らかにしましょう。そのとき、職種の名称を略したり自分勝手に解釈したものを書いたりしてはいけません。募集要項に書かれている正式な職種名を書きましょう。例えば、募集要項に「システムエンジニア」と書いてあるのに「SEを希望します」と書くのはNGです。

絶対に譲れない勤務条件や待遇がある場合

家庭の事情などで引っ越しを伴う転勤等が不可能な場合は、理由をそえて希望を記入します。また、同様の理由で特定の曜日は定時に帰る必要がある場合等もそれを記入しておきます。この時、「我が家は共働きで家事子育てを平等に分担しているため」などと細かく説明する必要はありません。「保育園へ子どもを迎えに行く必要があるため」等、簡潔にかつシンプルに書きましょう。

健康上の特記事項がある場合

健康上の理由で会社側に配慮してほしい内容があれば記入します。持病があって定期的な通院のために休みを取る必要がある場合などです。この場合「業務には支障ありませんが〇〇があるため」等、その持病自体は業務の遂行に影響しないことを但し書きするのがよいでしょう。持病があってもコントロールできていれば問題ないと考える企業がほとんどですから隠さずに記入しましょう。履歴書に「健康状態欄」がある場合はそちらに記載します。履歴書の健康状態欄の書き方【選考への影響や注意点】でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

連絡方法や、現在の就業状況により伝えたいことがある場合

転職活動をしている人やまだ前職を退職していない場合、連絡の取れない時間帯があるケースもあるでしょう。転職活動等にかかわる連絡の時間や方法に関して希望がある場合もそれを記入します。ただし、「連絡は午前6時~8時を希望」などと相手の都合を考えない日時の指定は避けましょう。また「月曜日は17時~18時、火曜日は19時~20時……」等、細かすぎる指定も採用担当者の負担を大きくしてしまいます。一般常識の範囲内で、なおかつ可能な限り企業側の都合に合わせたほうがよいでしょう。

書かないほうがいい内容

本人希望記入欄に書くことでマイナス評価をされてしまう可能性が高い内容もあります。ついうっかり書いてしまったせいで面接にたどり着けなくなってしまった、などということがないようにしっかりと確認しましょう。

給与・休みなどの希望

「本人希望欄の基本的な書き方・コツ」の欄でも説明しましたが「要求ばかりでわがままな人だな」という印象にならないよう、給与や休み、そのほかの待遇に関しては履歴書の段階で交渉しないようにしましょう。面接などを繰り返すうちに「こんないい会社ならこの条件はなくても入りたい」と考えるようになる場合もあります。逆に企業のほうから「こんないい人材ならもっと待遇を良くしてでも来てほしい」と交渉してくる可能性もあります。まずは書類選考を通過してからにしましょう。

志望動機など希望欄とは関係のない内容

特に書くことがない場合、空欄を埋めるために何か書かなければ、と思うかもしれませんが、志望動機や自己PRは専用の欄に記入しましょう。履歴書というのは適切な欄に適切な内容をきちんと書けているかについても採用担当者に見られています。自己PRが所定の欄に書ききれないからといってほかの欄にまで書いてしまうと自己主張の強すぎる人だと思われてしまうかもしれないので避けましょう。
趣味・特技についても同様です。本人希望欄ではなく専用の記入欄に書きましょう。趣味・特技の書き方についてはこちらの記事履歴書の「趣味・特技」欄の書き方|企業は何を知りたい?【例文付き】を参考にしてください。

「特になし」「ありません」という表記

「本人希望欄の基本的な書き方・コツ」の欄でも説明しましたが、特に希望する事項がない場合は空欄にしたり「特になし」と書いたりしてはいけません。意欲の感じられない履歴書になってしまい、マイナスイメージを与えます。特に書くべき条件がない場合は必ず「貴社の規定に従います」と書きましょう。

本人希望欄の他に職歴欄の書き方についても紹介していますので、【記載例あり】履歴書職歴欄の書き方と注意点の記事も参考にしてみてください。

まとめ

正しいルールにのっとって本人希望欄を記入することで、就職活動をスムーズに行うことができ、また入社後のトラブルを未然に防ぎます。書いたほうがいいこと、書かないほうがいいこと、そして書く場合の書き方などポイントをきちんと押さえ、マナーを守って書くことで企業に与える印象もよくなります。万全を期した履歴書で書類選考を通過し、面接にのぞみましょう。

最後のチェックポイント

  • 本人希望欄には絶対条件のみを書こう
  • 給与や待遇の希望条件は書かずに面接で交渉しよう
  • 「特になし」や空欄はNG
  • 複数職種が募集されていたら希望職種を書こう
  • 家庭の事情などで勤務地や勤務時間について譲れない条件があれば書こう
  • 健康上の理由で配慮が必要な場合は書こう
  • 就業中などの場合は連絡のつく時間帯を書こう
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